山恋風来坊

生業は植木屋。趣味は山歩き、無農薬有機栽培。この頃は古道を探求し、その道、峠、山を古人に思いをはせながら歩いている。

たかがシャックリ、されどシャックリ

2015-01-31 20:31:18 | Weblog
     いろんな対処法をネットで調べて試してみるが・・・
 
     効果はでるのと、すぐに効かなくなるものとある。

     呼吸法、柿のヘタを煎じるもの、水を飲む法・・・

     そうだ、温泉にでも行って暖めてみるかと、湯船に浸かっても

     胸はヒック、ヒックと湯を揺らす。うーん駄目だと、

     頼みの整体師、筋エ門を訪ねることにした。

     彼の持論は、病気は筋肉の筋が外れることが原因だという。

     山からの下山後に足に違和感のあるときなどはすぐにやって

     筋を元に戻してもらうと快調になる。しかし今回はシャックリ?

     彼が言うには首の左の筋が外れているという、ここがシャックリの筋だという。

     それもかなりひどくて

     一回の施術では元には戻らぬほど外れているという。

     とにかくやってもらっても、まだシャックリは続く・・・

     これでだんだんに消えてゆくだろうというご信託。

     昼間は駄目だったが、夜11時くらいになると、ぴたりと止まった。

     おーさずがにわが師筋エ門と思っていたが、今日は昼くらいからまた始まった。

     さてこれからどうなるやら、風邪の方は熱も下がり問題ないのだが・・・・

移~りました

2015-01-29 20:58:59 | Weblog
   ランプの・・・後は移りました。

  


   今朝もかなりの寒い朝だった。やっと風邪がひける体に変身か

   ランプの宿での「山と温泉」の後月曜日の夜から熱が出始めた。

   無理からぬ、同宿したS教授が夜中ひどい咳で苦しそうにしていたので

   当日は教授は山遊びを断念した経緯があった。単に咳込んでいるなとは思っても

   風邪の症状だと気が廻らぬ私も私だ。

   熱がでた後は、だるい、節々が痛い・・全く風邪。インフルも流行中だが、

   寝るが一番とじっと我慢。

   やはり今回の同宿者のむせいゆ夫人も感染、彼女はインフルB型だと決めつけているようす。

   熱が収まって来たのに、しゃっくりがつづく。

   2日めに入り、3日目に入るとなんだか不安になって来た

   たまたま読んでいた本のそのページには


   「・・8月頃から足が不自由になり、手指の震顫と尿失禁の症状を現わしだし、9月からは

   シャックリがとまらなくなった。10月から嗜眠がちとなり、嘔吐頻発し次第に衰弱した。・・・」

      ―11月に死亡。小沢治三郎 80歳で死んだ人々―人間臨終図巻

   ひいぇー!うそじゃない嘘じゃないと、ネットで調べ、一番の気功師にも電話。

   
   されどいまだに完治せずに生きているのであります。  

ランプの・・・

2015-01-24 19:56:00 | Weblog
   神さんが高校の同窓生と高峰温泉に行くというので

   便乗させてもらい、ランプの宿

   昨日は天気はすぐれなかったが、そんな時はお風呂で

     


   静かに過ごし、快晴の今日はスノーシューで水の塔あたりを遊んで来た

     


   「富士を見る新年会」の後だけに富士山が気がかりだったが、バッチリと・・・

     


   眺められてしあわせでした。

   同窓の彼らにもまた来たいと言われ、この温泉に惚れ直した。

   

富士を堪能

2015-01-19 09:57:19 | Weblog
   山の会の新年会は富士を観る―

   雪山が恒例の新年会、今年は富士山を観る会になった

   雪の舞う上田を出て、河口湖に近づくにつれて快晴に

   初日は道志山塊の山――石割山

  


   400段ほどの石段上りから始まって 石割神社御神体へ

   


   山頂はまずまずの天気だったが、小雪も舞った。富士は一部が見えるだけ

   それにはめげずに明日に期待して新年会、コカリナの演奏に歌と大いに盛り上がり、

   


   
  

   明けて明朝、宿からも影のない富士山が望める

   本栖湖の近くのダイヤモンド富士の竜ヶ岳に移動。

   凍った北東斜面を登りきると一点の雲もなi富士山が――

   


   午後までもデーンとお座りでした。

   参加15名富士に心まで酔って胸どきどきの下山になりました。
    

本番は・・・

2015-01-12 20:42:33 | Weblog
   O さんのサブ山行、天気に恵まれ、人に恵まれ歩いてきました。

  


   参加6名で高見石に登ってきました。

   昨日の雪も入山者に恵まれ(通る人が多く)ラッセルもなし、最高の雪見になりました。

   


   先日の青空も良かったのですが、今日の空は又格別。

   


   ただ天気が良かった分寒さも格別。11時に高見石に登り、すぐ下の小屋で休憩をとお願いするも、

   「今掃除中で中は使えない」と、にべも無い対応。

   冬の山小屋でこんな対応に会うとは・・・

   でもそんなことを忘れさせてくれるほど、胸に迫る雪見山行になりました。

    


    O さんお疲れ様でした。

      

   

   

雪は・・

2015-01-11 20:17:15 | Weblog
     今年の新年黒百合詣、雪を楽しみに出かけて雪に泣いた。

   


     懸命なラッセルは古参のMさん、黙って黙々と・・続ける

     平らな所ほどキツイ。

     この後は凍てつく大地の登りが待っていた・・賽の河原。

   


     雪の兵隊に守られて両天狗が現れた・・・中山。

   


     雪と光と青すぎる空

   


     泣いても泣いても冬の山はやめられません。

   

恒例・・黒百合詣

2015-01-09 20:38:29 | Weblog
    新年恒例の八ヶ岳黒百合詣、今回は8,9日と歩いて来た。

  


    山仲間の下見山行を兼ねて、渋の湯から高見石周りで中山~黒百合へのルート。

    これがとんだ計算違いで、渋の湯から黒百合までトレースなし。

    スノシュー一人と、ワカン二人でラッセル。どうやら6日に新雪が積もったらしい。

  


    雪の量も例年よりはかなり多い。

    綺麗な景色を堪能できるはずが、ラッセルバテで五時前にやっと黒百合ヒュッテに滑り込んだ。

    景色はすばらしいかったが、小屋へ遅刻の電話やら日暮れとの時間の闘いが始まり

    ゆっくり眺める余裕がなくしてしまった。

    冬の雪山は思わぬことが起こる。それでも無事に今日東天狗に登り、ヒュッテを後にした。


    


     ヒュッテの皆さん御世話になりました。

    

白鳥が・・

2015-01-04 20:49:25 | Weblog
    近くのため池に白鳥がやって来た。

  


    子連れの白鳥、さぞ寒かろう氷の張った水面に浮いたり、滑ったり

  


    どこからやってきたのか?どこへ行くのか?この寒空に。

    読書・・・「理不尽な進化」吉川浩満著  朝日出版社

     


    いま理工書でベストセラーという、ミーハーだから早速に手にとってみた。

    やはりこういう本は私の頭にはなじまないようだ。

    どうも科学的な本は主観と客観の空転で終了という感じが多い、魂の話しがない。

    この本は人間と進化のかかわりを理不尽という言葉でつなごうという試みだ。

    「絶滅」というキーワードを用いて詳細に歴史を踏まえて分析している。

    著者の知識にはただただ驚愕するばかりだ。

    どうも難しい話よりも白鳥を眺めている方が自分の体になじむようだ。

     
    

    

読む

2015-01-03 17:42:11 | Weblog
   正月3日、何となく読書。

   昨年神さんが書評を「山の本」に書いた詩人の山紀行

     正津勉 「山に遊ぶ山を思う」茗渓堂

     田中康夫 「33年後のなんとなく、クリスタル」 河出書房新社

  


   詩人の山紀行いわゆる岳人とは全く別の視点からの山歩き、

   詩人が歩くと山もこうなるのかという目から鱗の山岳文学、一部を読んだだけだが、ここに出て来た山に

   今年はいくつか歩いてみようと思う。山の魅力を別の視点から教わった。


   「・・・・・・、クリスタル」

   彼の「脱ダム宣言」を聞いたときの感動がよみがえった。何が彼を挫折させたのか、日本に未来はあるのか。

   3.11の原発事故、秘密保護法、集団的自衛権、憲法の見直し・・・我々ははどう生きたら良いのか?

   ・・・希望の持てる本だった。

   

    

2015年は・・・

2015-01-02 17:03:55 | Weblog
    例年のような忙しさで年も暮れて2015年はじめ。

   


    初日は近くの池生神社から眺めた、うーん劇的な幕開け。

    お日様はこの後すぐにお姿をお隠しになり、里でも雪が舞い始めた。

    元日登山は黒斑山なのだが、今年は天気が悪くあっさりと中止に。

    あまりにあっさりと中止したので同伴する予定のMさんが拍子抜けだったと言っていた。

    うーん、やはり年で訓練山行は卒業したくなったせいか?

    記録をめくると、この15年間で登らなかったのは、2005、2010年の二度だけ

    今年で3回目になった。元日に山へが習慣だったのにそのこだわりも年には勝てないらしい。

    その代わりに神さんと近くの山寺に初詣に出かけて来た。
 
    


    雪の山寺といえば、森敦の「月山」のイメージ、一時間あまり田舎道を歩き寺の参道に入る

     


    雪がはらはらと舞い落ちて頭の帽子の脇から眼に入る、どきっとして歩みを止め

    ふと、何を祈念と、頭が熱くなった・・・家族円満

     


    明けて今日は山の会の定例新年山行で上田市民の山・・太郎山へ


    


    10名の参加で快晴の山歩いてきました。

    展望は北方面はすべて白。南は仙丈岳から富士山までばっちり。