山恋風来坊

生業は植木屋。趣味は山歩き、無農薬有機栽培。この頃は古道を探求し、その道、峠、山を古人に思いをはせながら歩いている。

ユウスゲ

2020-07-12 20:41:55 | Weblog

  雨が多い、梅雨末期、今年も異常で雨ばかりが降り続く

  命が先か、お米が先かの、大奮闘が続く。

  初期除草に失敗した。すでに田んぼはコナギとホタルイの中に稲が・・

  の状態で、機械のころばしを押したが、まだまだ株の間には稲を挟んで草が繁る。

  気持ちが稲に取られて、ブログどころではなかった。

  原因を追究していても、草は勢いを増すばかり、一番初歩の手による除草を進めている。

  夕方家に帰ると、ユウスゲが咲いていた。

     

  この季節、何とも言えずに」心が休まる花だ。

  夕方に咲き朝にはしおれてしまう。

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いよいよです・・・ 

2020-06-07 21:01:07 | Weblog

 有機栽培の稲は除草に手間がかかる。

 多様性保全、安全なお米を目指すと機械式の除草が欠かせない。

   

  去年も使った除草船。これを引いて田んぼを歩くのが初期除草。

  板の裏にはプラスチップの3ミリ程の太さの紐が15センチほど出ていて

  この紐が柔軟性に富んでいて、地面を箒のように掃いてゆき芽の出始めた草を浮かせてしまう。

  植えた稲は一度は船の下に沈むが、すぐに頭を持ち上げて元のように立ち上がる。

  この初期除草のタイミングがかなり大事で失敗すると、その後の除草がひどく大変になる。

   

  除草後の田んぼ、稲の活着もいまいちの時期なので苗がふらついている感じだ。

  この時は水深やら、苗の根張りの具合の見極めが難しい。

  一回目が終わりホットした。

  

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マスクと有機農業と

2020-06-03 19:57:54 | Weblog

 届きました安倍のマスク。先月いただきました、特別給付金。

   

 ともに本当にありがたい。コロナ禍の自粛中の嬉しい贈り物だった。

 マスクは感染防止の為だが、

 今回のウイルスも過去のものと同様に恐ろしいウイルスだから、

 一刻も早く終息をさせ、予防薬の開発を進めることに異議はないのだが

 考えてみたいことがある。

 人もウイルスも地球の産物、今生物の多様性が叫ばれる中で、敵はせん滅と

 拒絶反応ばかりが目立つのだが、このウイルスも地球の仲間と考えて、うまく共生の道を

 見出すことが最終の解決策になるのだと思う。もちろん誰だって死ぬのは嫌だが、これを契機に

 自分の死生観を見つめ直すいいチャンスのような気がする。

 家では本日田植え。

    

  有機の仲間が来て機械植で進めた。蒔かぬ種は生えぬと言うが、

  この後、すぐに草が伸び始める。

  近代農業では除草剤という便利な薬があり、これを使うと稲だけのきれいな田んぼになる。

  ところが有機農業はこのせん滅薬は使わない。

  生物多様性を損ない、地球環境に悪いと考えるからだ。

  雑草も仲間だからそこそこに付き合うことになる。手除草、機械的な除草をする。

  これが大変なのだ。

  今年はありがたいマスクを使って、除草も頑張るしかない。

  すべての命はみな友達というのが、有機農業なのだから。

  薬を使って、稲以外はせん滅という近代農業

  を否定しているのだから、体にはこたえる肉体作業が待っている。

  有機栽培のお米でも除草剤を使えば何倍も楽にできる。

  まあ変わり者の集まりです、有機農業者は。

 

 

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静かに生きてます

2020-05-12 20:42:54 | Weblog

  なななか手ごわいコロナ感染。自粛ムードの中

   

  静かに生きています。畑仕事が山程ある、田んぼの方も

  苗が育ってきている。田植えの準備もやらねばならぬ。

  これらはみな個人作業。3密などないが、一人ではなななか忙しい。

  前にも紹介している、山草会の仲間(平成元年故人)の作出したシャクナゲが、

  大変な花を着けた。もちろん今までで最高の花が咲いた。

  人が亡くなっても作出した花は今年も咲き誇る。

  年を取るとこんな命の継続が励みになる。コロナ感染死は70歳以上に多いとか

  もう十分に生きたとして

  この辺りでうば捨て山に行くことも受け入れるべきなのだろう。

  畑ではそれぞれの作物が茂りだした。

    

  人が変わっても、命は続く。

  

  

  

  

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いい方法が・・

2020-04-29 21:08:41 | Weblog

今回のコロナ禍、いい方法が今朝の毎日新聞に出ていた。

  

          近くのお寺の桜、見物人はいない

磯野真穂(医療人類学)の「リスクを許容する良識を」持てという文だ。

医学的にはワクチンや、薬なりができないと感染は収束しないわけだが

こんな窮屈な状態を長く続けると、経済的な、心理的な問題が起こってくる。

事実、50歳以下で疾患がある人以外では致死率が1%もないのだから、

リスクゼロを目指さずに、そこそこで折り合えばいいと言う意見だ。

不要不急の外出を避け、人と人との接触を減らし、3蜜をなくし感染を減らすことで、

リスクゼロを目指さずにそこそこ感染とも付き合ってゆけばいいという話のようだ。

やはり長い目で見ると、この辺りに落ち着かねば今の社会が崩壊しかねない。

科学の力を持ってコロナをせん滅しようとするよりは、そこそこに付き合ってゆく方が

賢いのではないだろうか。

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旬・・・

2020-04-26 20:43:12 | Weblog

  テレビでシャインマスカットの出荷を見た。

  ブドウは秋の物という既定概念を覆す出荷だ。

    

 昨日近くの農家で取れたイチゴ。彼女の家では今はイチゴが旬。

 コロナ対策までして、自分の家で直売している。

 いったいこの時期にブドウを食するとは・・・・

 お日様の力の他に化石燃料を使い、

 季節を先取りし人の欲望を満足させる。何も今の時期にブドウを食べなくてもいいのでは・・・

 ほしい人がいれば、それもありかで来た結果が今の環境破壊であり、

 温暖化を進めることにつながるのではないか。

 コロナ禍の今、人と接してはいけない。これが優等生の答えなのだが・・・

 こんなことを続けたら、人間は皆魂を持たない幽霊になってしまう。

 いい方法はありませんか、優等生の皆さん。

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人は消えても桜は満開

2020-04-18 20:34:57 | Weblog

   家のあたりでも桜は満開。

    

  通りでも満開。

              

  コロナ緊急事態宣言がで人の往来は極めて少なくなった。

  毎日新聞読書日記に文化人類学者の上田紀行さんが、

  「感染症の世界史(石弘之)」を読んだ感想を書いている。それによると

  「人類が熱帯雨林を伐採し、熱帯雨林の破壊を進めた結果、住処を追われた動物が

  人の生活圏に出没し、それらと接触したり、食用にしたりすることから人間が感染し

  人口過密な都市を中心に感染が広まり、やがて世界に広がってゆく。

  エボラ出血熱はアフリカのコウモリが、齧って落とした果実をゴリラなどの

  霊長類が食べて感染、コウモリを食べた人間に感染がおこったという。感染地アフリカ

  では、熱帯雨林が大規模に開発されていて、それが感染の背景にあるという。

  高度な科学技術の発展で人類は感染症に勝利すると考えられた時代もあった。

  しかし、現代は同時に強力な感染症を発生させる環境も生み出している。

  まさに感染症は現代の矛盾を映し出す鏡ではないかというわけだ。

  コロナ禍が問うているのは、医学的対策以上に、何を求めて生きるのかという

  我々自身の姿なのかもしれない。」

  環境破壊も地球温暖化も同じ地平にあるのだろう、

  地球という生命体の上で我々が生きるとは何かが問われているのだ。

   

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桜にも・・・寿命が

2020-04-14 20:40:52 | Weblog

    桜も他の植物と同じように光合成をして二酸化炭素

    から炭水化物をつくり、根から栄養を吸収して生きています。

   

                                   高山村   横道のしだれ桜

    桜が弱ってくるのには、病害虫の発生。根の状態。土壌の物理的性質などが

    考えられますが、

    実はこれらに深くかかわっているのが、土壌微生物であることがわかってきたのです。

    植物が命をつないでゆくのに大切なことは光と二酸化炭素と栄養です。

    十分な光と二酸化炭素があっても根から十分な栄養が吸収されるなければ

    衰弱してゆきます。これに深くかかわっているのが土壌菌なのです。

    松とマツタケ菌(菌根菌)が共生関係にあるように

    植物の生存にはそれぞれの好ましい菌が必要なことがわかってきました。

    桜にも根に共生して、成長を助けたり、養分を供給の仲立ちをする菌があります。

    桜の菌根菌も根から外に菌糸を出して桜が必要とする養分を取り込みます。

    その代わりに桜の根から糖をもらって生きているわけです。(共生)

    この共生している菌根菌はそれぞれの植物に独特のものが知られており

    桜には桜に特異的に共生する菌根菌があるといいます。

    この土壌中の菌のバランスが狂うと、病気になったり、うまく栄養が取れずに

    弱り、極端には枯れてしまうと考えられています。

    この原因の一つには酸欠で菌が死んでしまうことが考えられます。

    そこで土壌改良して土の通気を良くして、桜に特異的な菌根菌を

    培養して根元に施す治療をしたのが前回の紹介した坪井の桜です。

    何が原因でバランスが狂うのか、

    土壌の物理的性質なのか、病害虫なのか、はたまた寿命なのか。

    これを見極めるのが樹木医の腕らしいです。

    前回の話では樹木医の意向が伝わらないかと思い再度書き足しました。

    横道の桜は墓地の中にあり、墓石で覆われており

    素人が見ても治療は無理。枯れが進んでいました。

    なんにでも寿命はありますよね。諸行無常。

    

    

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もののあはれ・・・

2020-04-12 19:32:00 | Weblog

   桜の治療をしている樹木医が治療した桜を見てくれというので、

   先月京都の西芳寺の枝垂れ桜を見に行って来た。

   

  桜守で名高い佐野藤右衛門さんが植えたもので、それほど古いものではないという。

  少し弱って頭の方に枯れが入っていたが、きれいに花をつけており去年の治療の

  効果はありで、鑑賞には十分に耐える。

  樹木医の彼女の話では、和らかい土の層の下に不透層があるという。

  根がそこまでで止まってしまうらしい。植物も成長の過程で、いろいろな出会いがあり、

  若くても悪い環境では寿命を全うできない。

  昨日は同じ彼女らが手当てした高山村の坪井の枝垂れ桜を見に行ってきた。

   

  6分咲きで、見物客は少なくてゆっくりと見れた。この桜は根元の直径が4m高さが約10m

  樹冠は16m、樹齢600年といわれ高山村では一番古いという。

  この桜は根元が踏み固められて根に酸素がいかずに息が詰まったそうで、

  根元の土を入れ替えて、通気の良い状態にしたという。

  見ると、上部に枯れ枝があり、復活はしていなかった。

  こんな具合にだんだんに枯れてゆくのだろうか。

  600年という年月は桜にとっても長いのだろう。何と言っても生き物には寿命がある。

  桜といえば平安の昔から、「もののあはれ」の象徴として日本人の文化を担う一番の花。

  治療を受けた桜を見ても、無常観を感じるのは年のせいなのだろう。

  

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コロナ?春ですよ・・

2020-04-09 20:17:27 | Weblog

   コロナなんてと,高をくくっていたら地元で感染者が出た。

   あーおそろしーい。恐ろしい。

   しかしだ、一番いけないのは感染への不安、不要不急の外出の禁止(我慢)

   この二つのストレスがやがてコロナ鬱に・・・ふーん、そうか。

   その上、古稀を過ぎた我々の世代は

   トリアージュで真先に省かれるらしい。

   そんなシニア―らで春爛漫の妙義山を歩いて来た。

     

   15年くらい前には妙義山はよく通った、本当に久しぶりで妙義の景色に浸ってきた。

   春の桜とつつじ、木々の芽吹きそして岩。

     

  コロナ禍の中でもちゃんと春はやって来ていた。

  

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