いよいよ春到来。急に暖かな日和になった。
山の会の定例山行で近くの太郎山へ
天気は暖かく、雲は無し、360度の大展望。
昨年歩いた八峰キレットもはっきりと見える。
この冬初めて見る北アルプスの全貌に心が躍る。
なぜ歩いたことがある所ははっきりと思い出せるのだろうかと
いつもながら不思議に思う。
朝登りだした所の一の鳥居、たまたま郷土史家の方がいて説明を聞いた。
表参道にいるのだが、この右側は昔の山口村、左側は上田村。
この境界が入会権の境で、隣村の住人が別の村の中の木などを切ったりすると、大変な騒ぎになったのだという。
今日のロシアとウクライナの縮小版だ。なぜ隣人同士が殺しあわねばならぬのか。
梅原猛が死ぬときに言ったように、「人間とは戦争をする動物だ。人以外の動物は戦争はしないのに・・・」
人は恥を知らないといけないのかも、地球に生かしてもらっているのだから。
南も遠く,仙丈岳までもがはっきりと見えた。春到来である。