山恋風来坊

生業は植木屋。趣味は山歩き、無農薬有機栽培。この頃は古道を探求し、その道、峠、山を古人に思いをはせながら歩いている。

諏訪・・御柱祭

2010-03-31 21:17:38 | Weblog
      朝はしっかりと霜が降りた。

      仕事がらみで、諏訪でのお葬式に列席。



      和田から見ると、浅間は昨夜の雪で真っ白に化粧していた。

      上田でも霜が降りる訳だ、寒かった。

      今諏訪と言えば、御柱。

      町中に五色のテープがはためく。



      木落とし坂は、観覧席の工事中、町中で、祭り近しの緊迫感が感じられた。

      木をひいて来て,神社に立てるという伝統の祭り。

      その際に歌われる、木遣り歌のCDも店に並べてあった。

      諏訪の住人でなくても、見ていると気持ちが高ぶる。

      祭りは不思議なものだ。

      隣の諏訪湖では、白鳥の遊覧船が静かに泳いでいた。



      それにしても、湖のすぐ脇から山が立ち上がる。

      信州は山また山の山国なのだ。


かたい青空

2010-03-30 20:49:04 | Weblog
   今朝は久々に晴れ渡った青空

   しかし、春の暖かさのある青空とは違いかたくしまった青色。

  
   

   こんなこと言っても色にかたいなんて表現がいいかわからないが、

   冬の青空だった。

   午後は地区の農業者の会議があり参加したが、一番の話題は、

   農家の個別所得補償とはちがって、異常気象の話と、担い手の話。

   何しろ、気候が安定していないと、収穫はおぼつかないのが農業だ。

   それに、後継者の問題。この大きなネックをどうして行くか議論は出ても、

   決め手はむづかしい。ただ、今の不況で、農業者になりたい人は増えているという。

   楽しい農業にするには経営という大きな課題があるから難しくなる。

   経営を考えずに趣味でやれば、体にはいいし(肉体的に)、おいしくて安全な物が

   食べれるのだから、一石二鳥なのだが・・・





        < 野沢菜のとう立ち>




        <壬生菜のとう立ち>

   

寒の春

2010-03-29 20:39:18 | Weblog
     朝起きると柿の木には白く雪がのっている。



     ひやー寒いわけだ。

     いつもの年ならジャガイモは作付終了なのに今年は、畑が雨続きで

     グシャグシャ状態で、畝も作れずにいる。

     この春はほんとに珍しい。

     この時期は天気の変化はあるのだが、極端だ。

     農協の苗売り場に行ってみたが、苗がまだ出ないと言っていた。

     人間は気候次第というか、気温次第で心持が変わる。

     寒いと内に閉じこもってしまう。

     暖かくなると、急に外仕事のことが気にかかる。

     夕方は、マイナス2℃になっていた。

     あすの朝までに、また雪が舞いそうだ。

     寒の春といった所だ。

夕方から雪模様

2010-03-28 16:53:21 | Weblog
      朝はかなり寒く、周りの山は雪が白く残っている。



      夕方からはみぞれが降り出した。

      上田の地方選挙が今日投票日だ。

      市長と市会議員。

      地方だと、ほんとに地縁血縁のつながりが深い。

      政治と地縁血縁は違うのだろうが、考えるとよくわからない。

      まあ政治などと言うものは複雑で理解が不能。

      それなのに誰かを選ばねばならないのだが・・・

      能力以上のことはなんとも言えない。

      まあただ、地方も財政のひっ迫は中央と同じらしい。

      何事にもお金がかかるわけだ。

      そのお金は黙っていては入ってこないらしい。

      いっぱい持っている人はどんどん寄付してくれればいい。

      お金なんて持って死ねないのだから。



      さてさて、タマネギは今年は順調にに成長して来ている。

      畑を変えたのがよかったのか、肥料を減らしたのが功を奏したのか

      今の所、虫にはやられていない。



屋敷森

2010-03-27 22:03:58 | Weblog
     春の恒例の、植木の買い付けに栃木県の鹿沼に向かう。

     上田には少ないが、栃木には多いもの・・・

     トチノキもそうかもしれないが、住宅の周りを囲んで木が植えられている。



     屋敷森・・・写真は栃木県鹿沼市郊外

     風よけ、防塵の役目のようだが、上田にはあまり見られない。

     これを見るとのんびりとした田舎の風情が伝わってくる。

     敷地にも余裕があり、そこで働く人にも何かゆとりを感じる。

     地方地方で、それぞれの特徴がその地方を作っているのだろうが、

     新しい住宅街にはそんなのんきなものは見当たらない。

     とにかく世の中せちがらくなったことは確かだ。

春の花

2010-03-26 18:32:27 | Weblog
    朝から小雪が舞う一日になった。

    薄氷も張ったから、氷点下になったようだ

    山は昨夜から雪で夕方になっても解けずに白く化粧したままだった。



    まだしばらくは寒さが続くという・・・

    春の花といえば、スイセンなどが土手に咲いているが、

    近くの畑に一面にホトケノザが咲いていた。

    あまりに見事な花のジュウータンなので、写真におさめた。



    田舎の春には、名のないような野草が似合う。  

孫襲来

2010-03-25 21:15:38 | Weblog
    雨の一日で、ほんとに降り続いていた。

    上田では一日降り続くのは珍しい。それも周りの山は雪景色になった。

    夜には次男一家がやって来た。

    幼稚園の学芸会で、リスになったとかで、大いに盛り上がり、



    真央ちゃんのスケートダンスを繰り返す。

    妹がからみつき大いに騒ぐ。

    見る爺婆は目が回る。どうせあほならと、婆も踊りだす。

    床がギシギシ音を出すが、全く意にかえさない。




    若いということはそれだけでエネルギーの塊だ。

    孫は来て良し、帰って良し・・・・これほんと。

    

山の本

2010-03-24 16:55:45 | Weblog
   この春は本当に不順な気候が続く

   曇りから昼前からは本降りの雨になった



     
        <野沢のとう立ち>



   雪がぱらぱら降るような日には北八ヶ岳のしらびそ小屋から黒百合のあたりを

   散歩のコースにしていたが、このごろはそんな雪の中の散歩よりは

   近くの温泉か、読書かになって来た。

   今日は雨だから、山の本を読んで過ごした。

   季刊の白山書房「山の本」2010春の号

   この本は読者が作るというコンセプトで、作家の方もいるが、山好きの方の

   投稿で成り立っている。どの記事も、本当に山の好きな人の話で埋まる。

   今回は特集が「私のとっておきの山」

   いくつかの山の紀行文や随筆があるが、やはり自分の歩いた山の名が出てくると

   そんな話を読むのが先になる。おおーあの稜線の水場は・・・、あの偽ピークは・・

   あのテン場は・・やはり自分の思い出が重なり、懐かしくなる。

   これからは、私は残雪を目指したいのだが、春の光を好んで春の芽吹きの山を

   目指す人もいる。本を読みながら過去にとらわれ、時間をさかのぼりたい私は
  
   時間の流れに逆らい、少しでも若い精神を維持しようという欲張りな心の持ち主

   なのだろいうか。欲は捨てよと仏様は教えるのに。

   

   

春の畑は・・・

2010-03-23 20:42:04 | Weblog
     三寒四温の日が続く、

     3月に25℃の夏日になったのは上田では92年ぶりだとか・・

     まあ、地球のことは、地球に聞いてみないとわからない。

     暖かくなるやら寒さへ向かうやら・・人の浅知恵では予想は無理だろう。

     昨年からの懸案のモグラ。

     なんとかよそに行ってもらおうと、自己中に考えて

     昨年、彼岸花を畑の周りに植えた。



      こんな具合になって伸びているが、どれだけ効き目があるのやら・・

      半信半疑でいる。

      おいしくいただいた、とう立ちどんどん伸びて早いものは黄色い花を咲かせている。



     やはり春は確実にやって来ている。ほうれん草も急におおきくなった。

     

いただきました

2010-03-22 20:19:12 | Weblog
    今朝は霜の降りる寒さになった

    そんな中、稲こき菜を収穫。



    茹でた後、酢醤油に辛子を加えて食しました。春の香りです。

    「いただきました。」


    その後、レタス、キャベツ(グリーンボール)の苗を植えつけて、

    不織布でべたがけにしました。



    不織布は、虫除け、霜よけととても都合がいいものです。

    後は時間と言う愛をかけるのみ。

    いよいよ春が始まりました。