山恋風来坊

生業は植木屋。趣味は山歩き、無農薬有機栽培。この頃は古道を探求し、その道、峠、山を古人に思いをはせながら歩いている。

ようやく稲刈り

2008-09-30 20:43:31 | Weblog
なかなか天気が定まらずに遅れていた稲刈り今日取り掛かりました。

一般的にはコンバインで、刈り取りから脱穀まで一台でこなし、あっという間に籾

になって出てきます。藁は粉砕して田んぼにまいてしまいます。あとは乾燥機に入

れると、直ぐに籾摺りその日のうちにご飯の出来上がりです。


家では、バインダーで刈り取り、はぜにかけて自然乾燥です。今回の作業は、刈り

取り、はぜかけそして、蓮華の種まきまで。(来年は休耕です。)



  次男の連れ合いが孫を連れて手伝いに来てくれ稲束を運んでいたが、

  飽きてブランコ。

  もう一人の一歳児は、お座りがじょうずです。



  刈り取って見た感じでは、収穫は昨年より少なめ。

  しかし、蓮華緑肥,米糠を使った除草処理-今年がはじめての経験で、よくこ

  れだけ実ってくれたと感激。

冷たい雨

2008-09-29 21:42:02 | Weblog
 朝から予報に反して冷たい雨が降り出した。
 
 サンサンネットを架けていた、聖護院ダイコンここまで大きくなればとネットを

外した。ハムシもこれだけの葉を食べつくすことは無理だろう。

 写真の隣はキャベツのネットだがこれはまだまだ取れない。

 
 トマトはミニのトマトはまだ取れるが、大玉はもうだめそう。実はたくさん付い

ているが色が付かない。しかし秋になってから色の付いたものを食するとこれがお
いしい。


  ミニのトマトはもうしばらく置いてつるあげだ。
 

 この涼しさはいったい何なのか?そして雨。

キノコにはまことに良い年で多収が期待されるとその筋の方のお話。

上田はマツタケの産地でもある。そんな話題を届けたいが・・・
 

富士は日本一の山

2008-09-28 21:12:14 | Weblog
会の定例山行。

曇り空のもと金峰山歩いてきました。富士はやはり日本一の山ですね。

で~んと構えて譲りません。他のどんな山も及びませんね。

今回は黒平の途中の水晶峠ふきんから5丈岩目指して直登。

きつい登りも富士の姿を見てああ満足。山狂いでないとわからない感情。


    山頂の五丈岩の前で記念撮影。


  桃太郎にこだわりのHさんの登り旗人目を惹きました。

帰路は鉄山から朝日岳を越えて大弛峠に。

 

  振り返るとやはり五丈岩。
展望は午前の早い時間は良かったものの、午後は南アルプスはガスの中、北アルプスもガスの中。雪になっていたのでは・・・やはり今頃の登山はゆだん禁物。

さつまいも

2008-09-27 21:37:24 | Weblog
 手をかけずにおいたサツマイモ、草にやられてつるがあまり伸びていない。

掘り出してみると、こんな具合だ。

一番お幼稚な作物がこの有様だ。やはり,手をかけ、目をかけ愛をそそがねばひど

い結果に終わるようだ。

しかし、粗放栽培のやり方は、無為自然が原則のようだが、結果はうまくいってい

ると聞いた、この栽培法は勉強に値する。づくを出したくない身としては。




  アスパラの秋の実。こんな時期まで繁らせていいものかわからないが、家ではまだこんな状態だ。

山再び

2008-09-26 21:09:55 | Weblog
9月9日からの唐松~白馬~栂池の縦走中に愛知県の大橋さん夫婦に出会い、一緒の

山行になった。彼らがその時の写真を送ってくれた。私のよりははるかにきれいな

写真なので、ここでご紹介します。




      八方池にて




    唐松岳から  ご来光



    唐松岳から  朝

畑の今

2008-09-25 19:56:02 | Weblog
総太りダイコンは、べたがけを外した後もハムシが付かずに成長している。
粗放栽培のダイコンは、聖護院ダイコンは虫にやられて葉がほとんどスカシ。総太りダイコンの方は、虫も少なくて、まあまあに育っている。

    野沢菜は発芽が順調で第一回目のおろぬきをした。



   今年は雨が順調で芽がうまくでそろった。

 秋祭りに試掘したサトイモはこれからだんだんに掘り取って食するようにする。

秋はいろんなものがおいしくなる。馬肥ゆる秋だ。


     このサトイモで成長は中程度のもの。
 

救命講習

2008-09-24 23:07:30 | Weblog
今日は山の会の定例会。

今回は消防署から講師を頼んで、救命処置の勉強会。

内容は心肺蘇生法とAEDの使用。

実際にやってみると、いわゆる心臓マッサージ(今は胸骨圧迫という)はかなりの

力を要すこと。人工呼吸は気道の確保がコツらしいが、両者とも練習が必要だ。

AEDは機械が指示をしてくれるが、これに合わせて、胸骨圧迫を繰り返すのだから

これも練習が必要。

これらが、緊急に山の中で実施となると・・・・それでも知っただけでもかなりの安心感を得た。

取り入れ

2008-09-23 21:36:22 | Weblog
このところの雨で刈り取りの遅れていた稲。今日は、周り中で稲刈りが始まった。

大規模農家はすでに始めてたが、普通の農家も刈り取りの時期になった。

この時期は秋雨前線とかち合い雨の多い時期だが、遅くまで収穫しないと、胴割れ

になったりするから、適期には刈り取らねばならない。この黄金色を見ると、今年

も、なからにはできたのかと、安心する。心配していた草は、ほんの数本銀ねむが

目立つ程度で他の草は見えない。ただ、地面にはコナギが相当数ある。この種子が

次年度以降どうなるかが問題だ。

  畑では、取った草や、マルチに使った藁は米糠をかけて堆肥にする。

ここに、コンポスターで腐らせて置いた、生ゴミ堆肥を混ぜて積みなおす。それを有機堆肥として、元肥に使っている。




 畑は雨が多いせいか、成長がよ過ぎて収穫のときまでに、大きくなり過ぎないかと心配なほどだ。

山と本

2008-09-22 21:02:30 | Weblog
朝から雨が降っている。気楽に雨降り休みとしたいが、そこは社長?という雑役係

仕事の段取り変更で朝から仕事。それでも、昼には終了。後は読みかけの本を取り出した。

山に登るのはもちろんだが、山関係の本を読むのもおもしろい。


 今回10年も前に出版された「ピッケルと口紅、北村節子著」を初めて読んだ。

あげたでしょと彼女は言ったが、読んだ記憶がない。これはまずいと知り合いに頼

んで送ってもらったのだ。

もう著者の北村節子にやられた。圧巻だ。

あのやせた身からどうしてこんなパワーが出るのか不思議だ。

今とは違い、その頃はもっとがっちりしていたのかもしれない。それにしてもだ、

 山が彼女を強くしたのか、岳友の田部井から力を授かったのか。それと

も「お嬢さま」への反抗がこの力を引き出したのか。フェミニストたる事を追い求

めた結果なのか。とにかくこのエネルギーはすごい。

 思へば彼女が高みを目指していた頃、私は「自己否定」「科学とは」「登山と

は」との難しい命題を引っさげて、下を向いて東京の街を歩いていたのだ。

 自分の山への情熱など彼女の前では塵のようなものだが、

山が人を惹きつける何かを持っていることは共通項だぞと負け惜しみを言うしかない。



 彼女の両親とは20年以上も前から仕事を通じて知っていたが、彼女と直接会った

のは、つい最近のこと。このエベレスト登山で、彼女と下着を一緒に洗たくした、

永沼雅子は神さんの中学の同級生だと知ったのもつい最近のこと。

   人の縁とは本当に不思議なものだ。

 
 

秋祭

2008-09-21 17:48:33 | Weblog
今日近くの神社の秋祭りが執り行われた。あいにく雨降りだったが、いろんな供物

に神様は満足の一日だったろう。

 これに合わせてサトイモの試堀をした。神様にあげるげる気持ちで、



少々早めに掘って様子を見ようと言うわけだ。親、子、孫と予想通りに実っていた

食してみると、孫芋が一番ぬめりがありおいしい。本格的な掘り取りはまだまだ先

の10月20日頃、これからの成長が楽しみだ。

 先日蒔いた粗放栽培の野沢菜もこの雨できれいに芽が出た。



  この成長も楽しみだ。何もしないのに芽を出し大きくなるのだから水と土の力はすばらしい。