恋の方程式が解けません in goo

よくわからないまま引っ越してみた?

真・福岡ぶらぶら節~陸

2015-12-12 21:10:08 | 日記
いやー、この前の雨よ!

冬の嵐じゃん!えらい被害だわ。

で、続きます。

タクシーの車中から点をも突き刺すような見覚えある塔を見つけ一息つく。

運転手さんの気遣いなのか、せめてものサービスなのか、

福岡市博物館の入口ギリギリに停めていただき、

大きく大きく『大関ヶ原展』と描かれているその門をようやくくぐることになる。

昼というにはまだまだ早いが、少しばかりの疲労感と空腹感。

辺りを見渡しても軽食を取れるような場所をみつけられず、

博物館の中のカフェでは禁煙らしく近寄ることもはばかられた。

先ほどの美術館と違い、かなりの観客でひしめく中、正面玄関から階段を登っていく。

昨日、痛めたふくらはぎには階段が一番堪える。

もう、どこかに腰掛けたいという欲求が湧き出てくるが、

観客の多さに引き寄せられるように入場券を求めるが、

場内自動案内ガイダンスの用のイヤホンは丁重に断った。

薄暗くなっている展示会場に胸を躍らせ、歩を進める。

昨日の『大英博物館展』とは違い関ヶ原の頃の知識なら人並みぐらいの量は備えてるとの自負があった。

もちろん、知識はあれど、忘却と隣合わせで、

見聞きしたものの引き出しからスムーズに出てくるのかという問題とは別物でもある。

つまりは、時代の流れと各武将と有名な家臣の数名程度しか、

この時の自分の中に呼び起こすことができていないのである。

昨日もそうだったが、歴史的な展覧会への興味というのはどこから湧いてくるのだろうか。

史実に基づく実際の鎧兜、文献、等等、を直に見ることによって得られるものとは。

その答えを見出すためにもこの場にいるのかもしれない。

確かに好きな武将にまつわるものなどを見ると、感動もするし、歴史の深みも感じられる。

展示物を人の頭の間から覗き込みながら、

ずっと、海外の観光客がさすがにいないことに納得しながら、

ともあれ、好きな武将のものを探しながら、場内を順路よく歩いていく。

そんな中、ふと思い出したことがある。

七月に滋賀県の伊吹山に登ったことだ。

もちろん、単なる観光でバスで行ったのだが、伊吹山で起こったことを改めてここで知ることになり、

伊吹山に行ってたし、関ヶ原も行っていたんだ。

あまりに印象になさすぎた。やはり、自発的な行動でないと記憶には残らないものなのだ。

途中、プロジェクターにて関ヶ原の戦いの一日の経過を簡単に説明する動画が流れていた。

小さな椅子が数席並んでいたので、小休止にとはじっこに座り、動画を見ることにした。

一回、五分ぐらい動画が繰り返されていたが、見るうちに、少しウトウトしてしまった。

で、もう一度、最初から見る。再び、ウトウト。

もしかしたら、一回分ぐらいまるまる寝落ちしていたかもしれない。

辺りは暗く、温度もちょうどいい設定。少しお腹に響く低音。

全てがいい具合に重なってくる。

天下布武の夢の中へ・・・。

つづく

なんか、適当ですかね(笑)じゃあね~ヽ(*´∀`)ノ