恋の方程式が解けません in goo

よくわからないまま引っ越してみた?

大阪メモリー ③

2017-05-30 21:46:59 | 日記
観劇の後は、とりあえず、叔母の家にむかう予定なので、

あれこれお喋りしながら、バス移動する。

どうもサキちゃん(いとこの娘さん)には、ミュージカルはピンとくるものが、薄かったらしいので、

ミュージカルのどこがいいのかを語ったような語らなかったような・・・。

またまた基本的に自分語りをした事は反省しとります(笑)

もうちょい色々とほじくり出したい事もあったのだが・・・。

で、叔母の家はバス停を降りて、アーケードの中を歩いて五分ほどの場所にある。

てくてくとアーケードを歩くと、3、4年前に来た時の風景と少し変わっているように見える。

記憶が書き換えられてるのか?実際に街が変わっているのか?

けど、ずっとずっと変わらない店もある。

小学生の頃に来た時もあったプラモ屋とか仏壇屋とか喫茶店。

もちろん、店構えは綺麗になってるんだけれども、その内容が変わっていない。

以前、どっかにも書いたけど、都会のこういうところはなかなかうらやましいと想う。

人の流れがある以上、しっかりとした橋げたを打っていれば、少々のことではゆるがない。

もちろん、変わっていくもの変わらざるをえないものは流れがある以上仕方ない。

河の流れは止まる事も逆上る事もないけど、記憶の流れは一瞬にして遡る事が出来る。

そのぐらつかない安定感は記憶の中の安心感を呼び起こす。

たまに、ここに来れば、その記憶の隅に残してきたものを取り戻す事が可能だと改めて知る。

その引き出しは、閉じるからいい。そして、必要だとおもう時に開ければいい。

と、ノスタルジックに歩いていはいるが、ずっとたこ焼き、お好み焼きのソースの

匂いに翻弄されている自分がいるのも確かである。

で、到着。

叔母がにっこりと出迎えてくれてくれた。

現在、叔母は息子との二人暮らし。

つまり、自分にはイトコ。サキちゃんの母親の弟。サキちゃんから言えば叔父さん。

なのだが、その従弟は仕事で今回の旅行は顔を合わすことはなかった。

で、なんと、おばちゃんはなんと別の男の子とも同居していた。

なんとも可愛らしい素敵な目をした男の子だった。

写真があるので見てくださいな。




どうもネコづくしの日だったわ。

つづく

※昨日の夜に書きかけて寝落ちでした。(笑)じゃあね~ヽ(*´∀`)ノ






大阪メモリー②

2017-05-29 22:30:06 | 日記
5月25日(木)

だいたい、昼の12時頃にバスが大阪駅バスターミナルに滑り込む。

そこには、一人の女性が立っていた。

お、これは、従姪(いとこめい、もしくはじゅうてつと読むらしい)のさきちゃんだ!

素晴らしいちゃんとお迎えに来ていてくれていた。

ほぼ、二十歳の年の差のあるおっさんにわざわざありがたい。

正直、今回のツアーアテンダント。心の底から申し訳ない気持ちで一杯。

ほんと、この都会怖い怖い病もなんとかしたいけど、無理なリハビリよりも介護士さんに

付いてもらうほうがこの場合のリスク回避確率が高いほうを選択せざるをえない。

軽く挨拶と感謝の言葉を述べつつも朝から何も食べていないので、二人して軽食を取ることにした。

すぐ近くのカフェ?のようなところでパンとコーヒーを食べて、

あれこれ近況報告。まあ、八割がた自分が喋っていたような・・・。

あっという間に時間は経ち、開場30分前になってしまった。

いざ、ゆかん。約束の場所へ・・・。

で、劇団四季劇場は大阪駅のすぐそばなので、てくてくと歩いていく。

お、見えてきた~。





おお、綺麗やな~。意外と人おるな~。

なんとなく気品を感じちゃったのは俺だけか・・・。





で、取った席は、二階のBをあえてのチョイス。

知り合いに四季のマニアがいたので、キャッツの場合は、舞台セットがすごいので、

全体を見渡せる二階がいいよとのアドバイスをもらった。

で、ニャンコ達が通路を駆け抜けてくれるらしいのでもちろん通路側。

更に気に入ったなら、リピートして一階の近い席を取ればいいらしい。

と、舞台セットはホールの側面にまでびっしりと貼りつめられていて、

その中に阪神タイガースの応援メガホンも飾られていた。

あ、これが確か噂に聞いていたご当地セットか~!っとほっこり。

期待感と少しの緊張につつまれている内に、会場が暗転する。

暗闇の中、目が光る。緑色した猫の目。

超メジャー作品なのでネタバレを心配することもなかろうが、

ここは、舞台の感想と心残った話をすることにする。

とにかく、自分には、えも知れぬ達成感があった。

高知の小さな小さな演劇界に少しだけ足を踏み入れてた頃から、

ずっと見たいと思っていた劇団四季。その中でも、基本中の基本の「キャッツ」。

昔、テレビで外国の「キャッツ」は見たような思い出もあったけど、

全くと言っていいくらいに忘却されている。よみがえらせたい。

あの頃を…。

ようやくこの場所に来れたのだ。一ミリ一秒を逃すまい。

自分に焼き付けろ。

そんな想いを遥かに。そう、猫たちが翔るように飛び回るかのように、

素晴らしきセカイを繰り広げてくれた。

※一番の驚嘆事項は…

舞台の中で歌われた「メモリー」。

あ、そうだった。「メモリー」ってこの「キャッツ」の曲だった。

そんな事さえ忘れていて、「キャッツ」観てぇ~!って思っていた自分に驚いた!

※良かったなぁ~って、思ったところ。

汽車のシーンかなぁ、あそこ、涙が出たわ。なんでかは分からないけどね。

あの元気いっぱいな感じにやられたのかもしれん。

※いい意味でズルいっ思ったところ

幕間の休憩時間に、舞台の上に上がらせてもらえるのね。

で、色んなセットを触らせてもらえたりするのよね。

そこまでは、ふむふむって思うぐらいなんだけど、休憩終わって二部が始まると、

さっきまでいた舞台の上から煙が出たり、空き缶が吹っ飛んだり、

そんな仕掛けあるのか~♪いわゆる、手品師がタネも仕掛けもありません。

てな事をいいつつ、見ている人達を触らせて何もないように見せつつ、

壮大な手品を見せつけるようなトリックにだまされてしまった気分。

まあ、その場面の主役は、マジックスターなんだけどね(笑)

正直、リピートすることはないと思うけど、とても感激した観劇でした。

とりあえず、「ライオンキング」が観たいです!

と、一応、今年の12月30日まで大阪公演続くから、まあ、来年には別の作品「美女と野獣」とか…と思ってたんだけど、

なんとカーテンコール?アンコール?の時に2018年5月6日千秋楽の発表が…。

がびーん!

まあ、次は京都劇場に期待するかな~♪っとか思った次第であります。

でも、満足満足でしたわー!

※こぼれ話。アンコールの時に、わざわざ二階まで来てくれたのに、

座っていた席の通路の反対側ばかりに握手していた件。(笑)

つづく

でわでわ~。じゃあね~ヽ(*´∀`*)ノ

大阪メモリー ①

2017-05-28 19:15:22 | 日記
今回から、少しの間、猫10行小説をお休みして、先日、大阪旅行に言ってきたのでそのお話を書きます。

5月25日(木)

四月の初めぐらいに「そうだ!劇団四季を観に行こう!」と、思い立って、あれこれ段取りの末、ついにこの日がきた!

毎年、五月の末なら、少し自由に動けるので、大阪の親戚のところへ顔見せを兼ねていくことにした!

なので、現在、大阪の四季劇場で公演中の「キャッツ」をセレクト。本当は「ライオンキング」を所望していたのだが、「ライオンキング」は現在北海道で公演しとった!去年の今頃は確かやってたのに…。むむむ。さらに「美女と野獣」が京都だったけど、先週で終わっちまった悲しみ!
まあ、「キャッツ」も舞台では観たことないので、いっちょ、観てやるか!ってな具合。大阪行きたいし~♪

本来なら、高速バスでほぼ日帰りぐらいのつもりで観て帰るつもりだったけど、大阪の親戚。いとこの娘さん(←正確な呼び方が分からない。)に大阪情報をラインで聞いてみたところ。
「私も行きたい!なんだったら、大阪案内しますよ!」との事。おー、これは心強い。よし、これなら、大阪の叔母のところにも行けるやん!で、なんのかんのバスの時間とかの兼ね合いで、二泊三日になってしまった!

最初は、USJとかも行きたいなーっと、思ってたけど、やっぱり、人混みに流されて変わっていくワタシを遠くで叱られるのも、面倒なんで、他の場所を希望してみた。どこにいったのかは、後のお楽しみ♪

で、当日の朝!高速バス停…


雨…。高知駅バスターミナルでも


でも、今日は一日雨ではないはず…っと、吉野川辺りで



止んだ。

で、兵庫、大阪に着くともうすっかり曇り空になってて、都会恐怖症の自分としては、ドキドキしちゃう風景になっていく。



が、そんな心配をよそにバスは五分ぐらい遅れてバスターミナルに着くのであった!

さあ、冒険の始まりだ!


つづく


今回はなるべくまとめて忘れない内に仕上げるぞ!
じゃあね~ヽ(*´∀`*)ノ





『猫と歩けば・・・』(仮題) 第十一回

2017-05-15 22:10:58 | 日記
ゴミの集積場は日当たりもよく手入れが整っているので、

猫達にはとても居心地のよい集会場になっている。

春先、猫たちには恋の季節なのだが、ここに集まってくる猫たちには無縁の話でもあった。

その事はここに集まる猫たちにはいいのか悪いのかすら疑問を抱くこともない。

「あ、クロちゃん早いね。」

ミィは一匹で不燃物の箱の上に座る黒ネコに声を掛けた。

「ヘイ、マイハニー。ご機嫌かい。」

「まあまあだよ。」

「で、ところで、俺はクロって名前はおととい捨てたぜ。ブラックで呼んでくれよ。」

クロはミィにウィンクしながら照れもせず言ってのけた。

おとといって、昨日は言ってなかったよ。と、ミィは思ったが、言わない方が身の為とすぐに悟った。


つづく


※季節の変わり目。ご自愛下さいな。じゃあね~ヽ(*´∀`)ノ



『猫と歩けば・・・』(仮題) 第十回

2017-05-01 21:23:56 | 日記
「オハヨー、オハヨー。」

集会所に向かう途中、マンションの上から馴染みの声に呼びかけられた。

「はいはい、おはようさんです。」

ミイは声の方角に顔を向けることもなく、返事をした。

「ちょっと、ちょっと~、このマンション一の美声の持ち主の私に
 
 その生返事はだめだわよ~。もう少し羨望して欲しいもんだわ。」

「うるさいな~。あなたの家のご主人に水かけられたくないのよ。」

返事しながらもミィは声の方を見ようとしないが、その歩は止めている。

「まあ、あれはあなたがセイレーンの歌声を聞いた船乗りの様にこちらを見つめて

 いるのが、ウチのには私の命を狙っているように見えたんだものね。」

「なので、もう行きますね。またね~、カゴの中のカナリアさん。」

「はい。またね。かわいい子猫ちゃん。」

ミィは雨の日以外、ほぼ毎朝同じやり取りをこなし、ミィよりもずっと同じ景色しか

見ていない年寄りのオウムと別れを告げた。

 つづく

※あ、10行超えてしまった。GWのおまけです。

じゃあね~ヽ(*´∀`)ノ