korou's Column

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松浦亜弥 最高のライブの1つ(その8・最終)

2018-11-04 | 松浦亜弥

2010.9.11 コットンクラブでの松浦亜弥コンサートライブ録音(その8)

 

前回アップの音源の続きで

「灯台」が歌われ

さらに「HAPPY TO GO!」で

華やかにライブ終了となった。

 

まず「灯台」から。

 

20100911「灯台」

 

このコットンクラブでのライブの映像は

youtubeで視聴可能だが(2010.9.12の分)

「灯台」はその中に含まれていない。

2日間計4回の公演ですべて

アンコールの第1曲目として歌われているのに

なぜか公式動画ではカットされている。

 

とにかくテンポのゆっくりした「灯台」で

ほぼ4分30秒くらいの曲なのに

このライブでは5分かけて歌っている。

もちろん、この時期の亜弥さんのことなので

無意味にだらだらと歌っているのではなく

このテンポならこうでなくてはと思えるほど

細部にいたるまで感情がこもっている。

 

個人的好みを言えば

「灯台」のなかでもベストの歌唱で

「想いあふれて」のアコースティックコーナーでの歌唱と並ぶ

松浦亜弥最高傑作の一つとさえ思っている。

何といっても、高音部が美しい。

ほど良い緊張感に加えて

声のコンディションも抜群な感じだ。

 

とはいえ

こういう”スローテンポの「灯台」は好みではない、という人も

居るだろう。

この歌唱を聴いた後

マニアックライブ1の「灯台」を聴くと

随分となめらかで

声質も爽やかなので(録音音質のせいもあるが)

本来の「灯台」はこうなのかもしれないと

思わせるのだが・・・

 

亜弥さん自身としては

このコットンクラブでの歌唱のような

濃厚に味付けした「灯台」がベストなのだろう。

MCを聴く限りそう思える。

そして自分もそう思う。

 

亜弥さん自身が

歌詞の内容に全面的に納得できていないのだが

その一方で

感情を込めやすいメロディライン、構成なので

歌の出来そのものとしては

完成度の高いものが出来上がってしまうという

歌の不思議、音楽の不思議。

その意味で

いつもの(歌詞の意味を大切に歌う)亜弥さんとは違う歌唱が

かなりハイレベルなクオリティで実現してしまうのだろう

と想像できる。

 

ゆったりとしたテンポで

歌の不思議、歌の魔法、歌の奇跡・・・がいくらでも出てきて

聴いているうちに異次元の高みにまで到達するという

この感じ。

ふと、以前当ブログで紹介した

この歌唱を連想した。

こういう天才的な歌唱が

何回でも出来たのですねえ、この時期の亜弥さんには。

 

マニアックライブ3  「明日、春が来たら」

 

 

アンコール2曲目は

ライブの最後の曲「HAPPY TO GO!」

 

 

20100911 「HAPPY TO GO!」

 

これについては

特に書くこともありません(丁寧に歌っているのが特徴)。

 

以上で

「2010.9.11 コットンクラブでの松浦亜弥コンサートライブ」の

音源紹介は終了です。

紹介する前は

かなりハイレベルなライブと思い込んでいたのですが

いろいろな音源と比較してみると

これだけが飛びぬけて優れているというわけではないことも

分かりました。

やはり「思い込み」は恐いですね。

まあ、それでも

かなりのレベルであることは

間違いないんですが。

 

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2 コメント

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Unknown (アヤまる)
2018-11-10 00:39:36
大変遅くなりましたが、まずは御礼申し上げます。

もう二度とないかもしれない亜弥さんのライブを、臨場感あふれる音源で堪能させていただきました。

歌の魅力はもちろんですが、それぞれの曲を自分のものにしていくプロセスや、はじめての場所での緊張感など亜弥さんの内面の魅力(これを魅力と感じる人が松浦亜弥にドハマリするのでしょう)を妄想を膨らませながら味わいました。

これを残してくれたマニアの皆さん、それを発掘し公開してくださったkorouさんには本当に感謝です。

こちらは何も提供できずいただくばかりで恐縮ですが、引き続きよろしくお願いします。
返信する
悪事とは知りつつ、ついつい・・・ (korou)
2018-11-11 22:36:30
>アヤまるさん

まあ、あからさまに言えば
違法録音と知りつつ
ネット上でそれをほじくりだしているわけでして・・・

簡単には再現できないように
いろいろと工夫が施されている音源を
youtubeですぐ視聴できるよう
加工しまくっているのが私です(笑)
しかも、苦労して録音した人たちには
何の了解もとらず
一方的に加工しているわけで。

もっといえば
そんなものを
ほじくり出されたくないはずの
松浦亜弥さんの意向も無視していて
さらに
その関係者の意向も何ら考慮せず
ひたすら公開しまくっているという
まあ、何といいますか・・・(以下自粛)

ひたすら「惜しい」と思うわけです。
「このまま埋らせてしまうのは惜しすぎる」という思いだけで
公開しまくっています。
本人が、亜弥さん本人が活動を再開すれば
こういう形での公開は
全部削除するつもりですが
当分、そういうこともなさそうなので・・・

しばらく、こういうのを続けます。
ただし、私も飽き性で怠け性なので
ずっと松浦亜弥特集ということには
ならないのですが
まだまだ
未公開音源を発掘中ですので
ちょっとだけご期待ください
(ただし、気長にお待ち頂ければ幸いです)
返信する

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