korou's Column

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松浦亜弥 カヴァー曲⑫「Alone」

2020-07-26 | 松浦亜弥

「Alone」は

岡本真夜が1996年11月5日に発売した

3枚目のシングル曲です。

オリコンで最高順位10位を記録し

47.8万枚の売り上げを記録しました。

 

岡本真夜さんといえば

デビュー曲にしてダブルミリオンに迫る大ヒットとなった「TOMORROW]が

最も有名ですが

この「Alone」も

ファンの間で根強い人気を誇っているようです。

コンサートの冒頭で、この曲を弾き語りで歌い

いきなり聴く人の心をわしづかみにしたというネットの記事を

いくつか見かけました。

「TOMORROW]は応援歌、「Alone」は泣ける歌ということのようです。

たしかに、心を揺さぶられるフレーズに満ちた

良い歌詞ですね。

まず、オリジナルの歌唱を聴いてみましょう。

 

岡本真夜「Alone」Music Video

 

(今回、良い機会だと思って

 岡本真夜さんの歌を

 デビュー曲から順番に聴いてみたのですが

 この「Alone」で

 歌唱の表現力が一気に増しているように思えました。

 「TOMORROW]「FOREVER」あたりの歌唱は

 MVで聴く限り、それほどでもないのですが

 この「Alone」は素晴らしいです)

 

☆☆☆

 

さて、本題の亜弥さんのカヴァーですが

自分の知る限り

マニアックライブ2(2009年)の大阪公演1回目(7/18)で歌ったものしか

ないようです。

その大阪公演1回目のセットリストは

01.笑顔
02.レスキュー!レスキュー!
03.中央改札
04.奏(スキマスイッチ)
05.ALONE(岡本真夜)
06.部屋とYシャツと私(平松愛理)
07.S君
08.初恋
09.想いあふれて

ということですので

前回の記事でご紹介した「奏」のすぐ後に歌われたことに

なります(前回の記事での私の推測が正解と仮定して)

 

あの「奏」は

聴く者を惹き付けるさすがの歌唱でしたが

それに続くこの「Alone」も

素晴らしい出来だと思います。

歌詞への感情の込め方が尋常でなく

その意味では

亜弥さんの全歌唱のなかでもナンバーワンではないかと

思われるほどです。

では(なぜかコットンクラブの絵になっている)この動画で

ご確認ください。

 

松浦亜弥「Alone」(20090718day)

 

歌詞はどこまでも誠実で繊細で美しく

さらに、亜弥さんの声質、感情の込め方は尋常でなく

聴いていて思わず涙腺が決壊しそうです。

もっとも、マニアックライブ2以降

どこかの時点で”Alone”でなくなった亜弥さんは

この曲を歌うことがなくなりました。

これだけの名唱を聴けなくなったのは残念ですが

その分だけ亜弥さん自身が幸せになったのだと

思うことにします。

 

☆☆☆

 

(以下「カヴァー曲特集」のとりあえず終了のお知らせ)

4月にこの「松浦亜弥 カヴァー曲」特集を始めたときは

”新型コロナウイルスによる憂鬱を吹き飛ばす”ことも

(秘かな)目的にしていたのですが

やはり今回のコロナウイルスは

そう簡単には片付かないようです。

 

逆に「カヴァー曲特集」のほうが

書き進めていくうちに

ある程度のクオリティを条件に選んでいくことに(いつのまにか)なり

そうなるとそろそろ種切れ?

と言う感じになってきました。

 

というわけで

とりあえず今記事の「Alone」で

今回の「カヴァー特集」をいったん終わりたいと思います。

ただ、クリスマス関係の楽曲が数曲

まだ残っていますので

時期が来たら、その関係を取り上げることが

あるかもしれません。

 

なお、亜弥さんの「カヴァー曲」については

今回の特集以前に数曲取り上げていますので

それらを含めたインデックスの記事を

数日後にアップする予定にしています。

そのついでに

96曲について取り上げた「ディスコグラフィー」のインデックスも

作成できていますので

同時にアップする予定です。

今となっては

その時とは違う感想、考えもあるのですが

まあ、とにかく書き散らかしっ放しでもありますので

ちょっと整理しておきたいなという気分です。

そういう索引記事が

皆さまのお役に立てるものなのかどうかは

全く分かりませんが。

 

今のところ

今回の「カヴァー特集」について

それを書く以前と比べて

当ブログへのアクセスがかなり増えているのが

確認できています。

どうもご愛読ありがとうございました。

(当ブログはまだ”あてもなく”続きます)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朗報 (beginner)
2020-07-29 10:33:57
カヴァー特集お疲れ様でした。
目から鱗だった発見のある記事でした。といっても原曲やっぱスゲーって発見だったけれど 笑

ディスコグラフィーのインデックスは非常に嬉しいです。改めて聞きながら改めて読みたいなと思いつつも、この曲のディスコグラフィーは果たしてどこへ…なんて時ありましたので。改めて読み返したいと思います。

活動していない歌手の話題を続けるのはネタに枯渇すること明白ですが、それでも楽しみにしているので独自の解説楽しみに待っております。
返信する
Re:朗報 (korou)
2020-07-29 13:26:45
>beginnerさん

>>といっても原曲やっぱスゲーって発見だったけれど 笑

私も全く同感で
今回、カヴァー曲ということで
初めて原曲をきっちり聴いたのですが
あらためてオリジナルも聴き応えがあると感じることが
多かったです。

>>ディスコグラフィーのインデックス

今の自分としては
いろいろと書き直したい部分も多いのですが
まあ、それをやってしまうと収拾がつかなくなるので
とりあえずは元のまま、
リンク集の形でアップします。
さっそく取りかかります。
返信する

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