セカンドアルバム「T・W・O」収録の曲。
アルバムの発売日は2003年1月29日。
作詞・作曲:つんく、編曲:河野伸。
アイドル時代の曲・・・・、と済ませるつもりだったが
つい最近、この曲の歌詞が好きというブログを見たので
改めて歌詞をチェックしてみたところ
たしかにユニークな歌詞であることが分かった。
「元彼」という題名の歌だと
普通は、元彼に久しぶりに逢って気持ちが揺れた、とか
元彼が友だちと付き合っていた、とかの歌詞になりがちだが
この歌は違う。
そもそも曲の開始時点では
「元彼」ですらないのだ。
失恋して家に帰ってみると・・・という設定で歌詞が始まる。
そして、失恋相手との今までの思い出を
いろいろと思い出して涙ぐむ、というありがちな歌詞ではなくて
延々と”暖かい家族”の優しい対応のオンパレードとなる。
パパはだじゃれを連発、ママはご馳走を奮発。
食卓では、幼い頃の懐かしい話が続き
誰も何も訊いてこない・・・ああ、なんて優しい家族!
・・・・あの・・・・ちょっと・・・・気色悪いんですが(笑)。
そもそも何でこの家族は「失恋」を事前に知っていたのだろう?
それから
感のいいパパはこの結末を予感していた?どんなパパなんだ!
ちょっと趣味に合わない歌詞なんで
この歌詞を絶賛したブログの人とは意見が合わないのですが
まあ聴いてみますか。
松浦亜弥 - 元彼
こんなに真剣に歌われると
歌詞を茶化しにくいけど
でもやっぱりヘンだな、この歌詞。
「元彼」という曲名のセンスはいいと思うけど。
この曲についても、特に感想も実感も何もないままでいましたが…歌詞を解説してもらって。。。
「何だコレ?」
という印象です(笑)。
つんく♂氏含め、名工たちが仕上げた秀逸な曲とともに、色んなの歌ってたんだなーと。ここでご紹介して頂くことで知ることが出来ます。
書きまとめて頂いていることに感謝です。
もともとは音だけを聴いていて
歌詞が全く頭の中に入らないまま、という聴き方でした。
それが、ある日、突然目覚めたのです。
不思議なことに。
そのきっかけとなったのは・・・・荒井由実です。
ユーミンには本当に感謝しています。
歌手・松浦亜弥には
余韻のある、美しい日本語の歌詞を歌ってほしいですね。
「元彼」の歌詞は勘弁してほしい(って、しつこいか)