korou's Column

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松浦亜弥ディスコグラフィー 84 「夕暮れ」

2016-10-16 | 松浦亜弥

2ndシングル「トロピカ〜ル恋して〜る」のカップリング曲。

2001年6月13日リリース。

作詞・作曲:つんく、編曲:渡部チェル。

 

曲に関しては文句なしの名曲で

この頃のつんくは天才という他ない。

イントロが魅力的で

キーボードの音がカッコよく入ってくる瞬間は

何回聴いても

「さあ、いい曲が始まるぞ」という予感がしてワクワクする。

その後も

これでもかこれでもかとメロディを詰め込んでいくので

何か勿体ないような気さえしてくる。

もっとその才能をあえて出し惜しみして

そのハイレベルな時期を長続きさせてほしかった気すらしてくる。

 

それに比べて、歌詞はつまらないの一言に尽きる。

言葉が・・・その言葉で伝えたいことが

まるで伝わってこない。

手垢にまみれた言葉が

何の霊感もなく

ただダラダラと書き連ねられているだけ。

曲の素晴らしさと比べて

あまりにも好対照である。

これでは

”言葉の力”というものに目覚めた21才以降の亜弥さんとしては

歌うに歌えない。

 

しかし

実際には”AYA The Witch”で歌って

”マニアックライブ4”でも歌っている。

この曲のメロディラインは、まさに”Witch"?

 

(マニアックライブ4の歌唱については

 おいちゃんさんの記事をご参照ください。

 コーラスの見事さについて書かれています)

 

”AYA The Witch”では

「初めて唇を重ねた夜」に続けて歌っている。

「初めて唇を重ねた夜」は歌詞も素晴らしくて

またその歌詞のニュアンスを

歌手としても人としても成長した22才間近の亜弥さんが

抜群の表現力で醸し出していて

本当に絶品なのですが

そうなるとこの「夕暮れ」の単純な歌詞が勿体なくて

これだけのメロディラインで、このときの亜弥さんの歌唱力なら

もっといい歌詞で聴きたかったなという思いが

強く残る映像です。

でも、そこは亜弥さん、

(難しいことを言わなければ)さすがの歌唱を聴かせます。

少なくとも、この曲の動画としては一番でしょう。

 

松浦亜弥 - 夕暮れ

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4 コメント

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耳に気持ちが良い (beginner)
2016-10-18 10:50:47
この曲、歌詞そんな感じだったんですねーなんて、何度も聞いておきながら今更ながら気付きました。

耳に気持ちが良く、とっても大好きな曲です。
キクちゃんサンがバンマス務めている音が気持ちが良い。
なんかそういうので変わるもんなんですかね?
詳しくない私にとっては、ただ印象を述べるだけしか出来ません。解説お願いします 笑
返信する
Re:耳に気持ちが良い (korou)
2016-10-18 21:09:52
>beginnerさん

えーと、解説はできません(笑)。
キクちゃんの仕事は綿密なので
私の大雑把な耳では把握しきれませんので。

ただ、少しだけ調べてみたら
”AYA The Witch”ツアーでは
途中でキーボード奏者が交代しているようですね。
最初は杉山さんという人で
途中から相澤さんに代わっているらしくて。
(どうも杉山さんはアップフロント側とトラブったらしく
 途中でツアーから降ろされて
 DVDからも抹消されて
 エンドロール、クレジットもすべて抹消・・・・怖!)

で、そういう裏事情はともかく
さすがは相澤さんですね。
ツアーでは毎回毎回
この曲の最後のキーボードソロ部分を(亜弥ちゃんが闇に消えた後)
微妙にアレンジを変えて演奏していたそうです。
凄いなあ、なかなかそんな凝ったことできないですよ。
たしかに、引用した映像では
他では聴けないソロのフレーズが入っていますね。

マニアック4では
キーボードは櫻井さんなんで
きわめてオーソドックスです。
返信する
モデルターン (aiseki)
2016-10-19 00:10:53
確かに気持ち悪い歌詞です
中高生女子と思わせる歌詞からの
アラサーっぽい情緒でクライマックスとは

亜弥ちゃんが闇に消える 時の跳ね上げる御御足が超カッコいいので.... まっいいか(^_-)
返信する
Re:モデルターン (korou)
2016-10-19 19:04:42
>aisekiさん

またまた微妙な部分のご指摘!
再生して確認するしかないですね・・・えーっと、これは・・・
確かにモデルターンですね。

御御足のカッコよさは天性のものですね。
(他の曲ですが)バックダンサーに対抗して
足をピンと伸ばす真似をしたときの
全然うまくいかないのにムリして伸ばしてみる亜弥ちゃんも
カワイイです。

だんだん「夕暮れ」と関係なくなってきました(^^;;
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