松浦亜弥の14枚目のシングル曲(2004年7月14日発売)。
”あやや”初主演ドラマ『愛情イッポン!』(日テレ)の主題歌。
作詞・作曲:つんく、編曲:湯浅公一、鈴木俊介。
オリコンでは最高位3位で
前作「風信子」で7位にしか伸びなかったのに比べ
いくらか盛り返している。
しかし、その「風信子」にすら及ばない4万1千枚という売上枚数とか
肝心の主演ドラマの大不振
(土曜ドラマ枠ながら8月7日放送分で4.5%という低視聴率を記録)などをみれば
決して”あやや”人気復調ということではなかった。
むしろ、この「愛情イッポン!」の大コケが
”あやや”人気の凋落として語られることが多い(このリンクの最後の部分とか)
さて、ドラマはともかく、この曲自体どうなのかというと
隠れた名曲という評価をよく聞く。
つんくにしてはクセのないメロディライン、ハーモニーが使われ
歌詞も感動的で胸を打つ内容である。。
ただし、何度もこの曲を聴いた後
「ファーストkiss」のなかの曲を聴いてみると
残念ながら明らかにクオリティの差を感じる。
この時期のつんくにしては上出来な曲なのだけれど
「オシャレ!」とか「私のすごい方法」などと比べると
それが何なのかよく分からないけれど
ワクワクさせるものがない。
頭で考えて「いい曲だ」というレベルだけれど
無条件に「いい!」とまでは言えないレベル。
亜弥さんは
その後のツアーで
この曲をあまり歌っていないように思われる。
少なくとも入手可能なツアーDVDのなかで
この曲を聴くことができるのは
「松クリスタル」「101回目のKISS -HAND IN HAND-」「Aya the Witch」の
3つしかないはずである(間違ってたらゴメンナサイ)。
「Aya the Witch」に至っては
アンコール最初の曲として「可能性の道」と交互に歌われたらしく
行った公演によっては聴くことすらできなかったわけで
結構冷たい扱いになっている。
全然はっちゃけた内容でなく、いつまでも歌える曲のように思えるのだが
これは不思議。
「松クリスタル」では歌詞の一部が大幅にカットされた短縮版だし
「Aya the Witch」ではいきなり歌詞を間違えているので
ここは懸命に歌う姿が微笑ましい「101回目のKISS -HAND IN HAND-」のそれを
聴くことにしましょう。
YOUR SONG 〜青春宣誓〜 松浦亜弥 2005
母となった亜弥さんがどう歌うかというのも
確かに興味がありますが
それ以前に
亜弥さんがこの曲をどう思っているのかがカギですね。
メッセージのある歌というのは
歌手としても扱いが難しいはずなので
そのあたりは
実は個人的にはあまり期待していないわけでして・・・(徐々に小声に・・・)
むしろ、30代になって
今思っていることを歌詞にして
作詞松浦亜弥で作られた歌を聴いてみたいです。
やはり、「青春宣誓」という曲は
歌詞の内容からして「青春の気づき」の歌なので
せいぜい20代前半までかな、とも思うのです。
とはいえ
今でもこの曲の歌詞が好きです、ということであれば
その歌唱を聴きたいのはもちろんですが。
それにしても「松クリスタル」ではオープニングに「みんなやさしくしてね」というメッセージとして使い、「Aya the Witch」では最後にマウントポジションをとってから「てめーらやさしくするんだぞ」と説教するという全く違う使い方ですよね。
この同じ曲なのに全然違うというところが亜弥さんの魅力でもあるので、母となった亜弥さんがどう歌うのか聴いてみたいですね。
>>「 あなたたちに歌ってあげてる」感が最高です(#^.^#)
ハハハ!
aisekiさんに座布団5枚!
上手いですねえーー。
ドMファンとしては、そういう感性が必要ですね。
私もまだまだです。
もっと修行しなければ。
今回の記事を書くまでは
この曲について最高レベルの評価をするつもりでしたが
何度も聴いているうちに物足りなくなってきたのです。
そのうちに
亜弥さん自身が
この曲を好きでない、というか
持て余しているように思えてきました。
(もはや妄想モードです)
20代になってからの歌唱が
ほぼ皆無なのが原因かもしれません。
30代になって、きちんと歌ってくれたら
私のこの曲への評価も変わるのかもしれません。
MYブームでリピートしまくってました
( DVDのおまけですけど )
意味が真逆の間違い方なので
また勝手に替えて歌ったなと思ってました
でも このテイクだけは 上から目線で
「 あなたたちに歌ってあげてる」感が
最高です(#^.^#)
10代のシングル曲は、前記事の桃色片思いをはじめ、一般にイメージされるアイドルチックな王道曲には自然と距離を置いてしまう一方、この曲は好きで動画もなぜかPVばかり何度も再生してしまいます。
「気がつけばあなた」までのシングル曲では、「風信子」とこの曲が例外でファンになって以後初めて知ったのですが、逆にこの2曲が良いですね。
その辺が古い彼女のファン層の思いとは大きく違うところなのでしょうけど、10代にリリースした曲の中では大人になっても歌える数少ない曲なのではと思います。
復帰したら、この曲を少しアレンジを変えて歌って欲しいとも思っています。
何でしたら、初ライブの第1曲目でも良いですね。