korou's Column

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松浦亜弥ディスコグラフィー 64 「ハピネス」

2016-05-26 | 松浦亜弥

18枚目のシングル「砂を噛むように…NAMIDA」のカップリング曲。

2006年2月1日リリース。

作詞:森村メラ、作曲:Joey Carbone & Kyoko Nitta、編曲:朝井泰生。

 

個人的に苦手な曲である。

自分が感動するポイントと何かが違うのだが

どう違うのかうまく説明できない。

 

カップリングでは、普通にさらっと歌っていて

2006年発売の「Naked Songs」でのDVD映像も同様だが

同じ時期のツアーライブでは

すでにアコースティックバージョンで歌っている。

2年後の2008年のマニアックライブ1では

菊ちゃんの素晴らしいサポートを得て

このバージョンは進化を遂げる。

もはや、この曲に関しては

アコースティックバージョンが

オリジナルに思えるほどにまでなった。

 

2012年と2013年のマニアックライブでも歌っているが

この頃には、高音部の声が出ていないので

迫力という面では、随分と後退している。

ただし、2013年のマニアックライブ5の歌唱は

ヘッドホンで聴くと、意外なくらい出来が良い。

高音部には目をつぶって、繊細さだけに注目すれば

これがベストかもしれない。

きめ細かい感情表現に心打たれる。

 

声が出ているという点では

2009年の「想いあふれて」ツアーの10月3日札幌公演での歌唱を録音したものが

youtubeで聴けるもののなかではベストだろう。

マニアックライブ4と比較すれば

声量の差は一目瞭然だ。

この歌唱には圧倒される。

 

ただし、声が出ればそれでOKという曲でもないので

すべてを加味すれば

やはり、マニアックライブ1での映像が一番のオススメだろう。

 

ハピネス Aya Matsuura ManiacLive2008 7

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5 コメント

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アコースティックで活きる曲 (mago_emom)
2016-05-27 01:03:25
眼の調子が悪いとのこと、心配しておりましたが更新を再開されている様子、安心しています。
リンクされたマニアックライブ1のハピネスは、彼女の映像化されている中でも最も印象的なものの一つといってもいいかもしれません。
この映像を見なかったら彼女のファンになっていなかったかもと思えるものの一つです。
後になってCDのオリジナルを聴いて、その余りのギャップにまた驚いたものです。
それだけライブで表現力が発揮できる歌手なんでしょうね。
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Unknown (アヤまる)
2016-05-27 01:18:52
小休止からむしろペースが上がりましたね。ありがたいです。

2013年のマニアックライブ5を聴きなおしましたが、うまいですねぇ。

1年半ぐらいブランクがあって、その間発声練習もカラオケにすらいかず、リハーサルも1日しかしないで出てきてこれって。

本人イヤイヤだったんでしょうね。

結婚1か月前で気もそぞろだったでしょうし、

病気治療中だし、

結婚したら子づくりがあるからいずれにしてもしばらく休む腹は決めてたでしょうし

まあしかし、義理とか契約とかファンサービスとかもろもろあって、計算高い亜弥さんとしては、しょうがない出ておくかと。

いろいろおとなの事情があるんだろうなとは思いますが、

歌いだしたらそのほかのことは吹き飛んじゃいますね。8割か5割か知らないけどそれでもすごいなって。


本気スイッチどうやったら入るんですかね?




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菊池さんの技が生きるアレンジ! (Unknown)
2016-05-28 22:08:51
>mago_emomさん

同じアコースティックでも
「進化ノ季節」のときの伴奏者はごく普通に弾いているのに対して
菊ちゃんはさすがだと思います。
繊細かつ余韻を感じさせる弾き方で
亜弥さんの声を引き立てています。
この曲は苦手なのですが
そこだけはいつも感心して聴き入ってしまいます。

特に、マニアックライブ5の「ハピネス」は
ライブの最初の曲という独特の雰囲気も相俟って
出だしの音色、音量のコントロールが絶妙です。
こんな素晴らしい伴奏ができるギタリストは
なかなか居ないと思います。

「想いあふれて」ツアーのアコースティックコーナーで
「その曲はできない」と、菊ちゃんが再三断っているのですが
それは高いレベルの「できない」ということなんでしょうね。
ただ弾くだけなら
ほとんどの曲を初見で弾けるはずですから。
この「ハピネス」の伴奏を聴くたびに
菊ちゃんの高い志を感じます。
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あれっ? (korou)
2016-05-28 22:11:44
↑のコメントで名前を入れ忘れました。
もちろん"korou”のコメントです。



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Unknown (korou)
2016-05-28 22:32:14
>アヤまるさん

このマニアックライブ5というのは
聴きようによっては
揺れ動く亜弥さんの胸の内が計り知れるライブだと
(個人的に)思っているのです。

この2回目のほうは
出だしの「ハピネス」がなかなかの出来で
その後、そこそこの歌いっぷりなのですが
これは、1回目のライブをこなして
1回目より声が出てるぞ、という本人の自信の表れでしょう。
実際、亜弥さんのコンサートは
同じ日の1回目より2回目のほうが出来がいいらしく
亜弥さん本人がそう言っています
(それを1回目で言うところがドSですがww)

ところが、「中央改札」あたりから声が出なくなり
その結果、音程をうまく収めることができなくなります・・・

・・・と書いたところで
念のために映像を再確認したのですが
・・・おかしいな?ちゃんと歌ってる!・・・?

でも、映像抜きで音声だけで聴くと
亜弥さん、珍しく音程が全部フラットになっているように
聴こえたんだけどなあ・・・

それはともかく、不出来なのは間違いないです。
そんな出来不出来を繰り返して
やっとたどり着いたのが、あの「風に任せて」ですね。

そんな難しい感じでこのマニアックライブ5を
やり切った亜弥さん。
他のライブ映像と違って
明らかに自分の歌唱の不出来を悔いている表情が
見てとれます。

かつては、そんな亜弥さんを見るのが辛くて
マニアックライブ5を見るのは封印していたのですが
やっと、普通に見れるようになりました。



>本気スイッチどうやったら入るんですかね?

多分、もう歌に関しては
本気スイッチは入らないじゃないかと思っています。
でも、それでいいんです。
人生に本気スイッチを入れて生き続けてくれていれば。
その結果が
歌としてはかつてのレベルではないとしても
その歌う姿のところどころににじみ出てくれば
それは我々が見たことのない亜弥さんの新しい魅力であるはずなので。
だから、亜弥さんには
今の人生を本当に大切にしてほしいです。
まあ、こっちでごちゃごちゃ言わなくても
ちゃんと大切にしているでしょうけどね。
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