デビューシングル「ドッキドキ!LOVEメール」のカップリング曲。
2001年4月11日リリース。
作詞・作曲:つんく、編曲:AKIRA。
つんくの作詞については
「その歌詞の内容を頭の中に思い浮かべながら
実はその歌詞を書いたのは30代の男だと思うと
何で書けるのと不思議に思うのと同時に、正直、気持ち悪くなる」
という感想をWebでよく見かけるわけですが
この曲などはその最たるものですね。
あらためて歌詞を確認してみて
なんとベタな(キスの)初体験の歌なのかと思いました。
http://j-lyric.net/artist/a000503/l001592.html
どういうわけか、亜弥さんは
この曲を「マニアックライブ」「想いあふれてツアー」などで
再三歌っています。
うーん、20代も半ばにさしかかった美人女性歌手が
なぜか 目の前にいるあなたの話
今日は ほとんど耳を素通りね
昨日の電話 あなたが急に
今度kissしていいか どうか聞くから
Ah~ そのことが気になる
とか
何度か 帰ろうって言おうとしたの
だけど言葉にならずにあなたの腕
Ah~ 強く握り締めて
とか歌われても、何て言うか・・・・
まあカワイイんで何でも許せるわけですが(笑)
となると、ベストの映像は
アイドル時代の「ファーストデート」ライブかと
思ったのですが
これがまた堂々としていて
(曲想には合っているものの)歌詞には合ってない気がしました。
結局、シングルCDの音源が
一番歌詞の内容にふさわしい声質、歌唱のように思えます。
これなら「あなたの話が耳を素通りして」「あなたの腕を強く握りしめて」いても
違和感はありませんw。
Machiawase - Aya Matsuura
(まあ、歌詞のことを気にしなければ
表現の多彩さでマニアックライブ1の「待ち合わせ」がベストでしょう、
それと、今回聴き直してみて意外だったのですが
マニアックライブ5の「待ち合わせ」も意外なほど良い出来です。
気軽に聴けるという点だけでいえば、こちらのほうがベストかも)
ファンのリクエストで票を集めなければ、デビュー直後から永遠に歌われることがなかったかもしれません。
彼女の後期の魅力の一つに、初期のカップリング曲の歌いなおしというのがあると思っています。
この曲を筆頭に、「私の予定」「夕暮れ」「Yokohama sing a song」などがありますね。これらは、曲の情緒を感じさせる素晴らしい歌唱となって再びライブでよみがえったわけで、リンクされているオリジナルとの聴き比べも面白いです。
オリジナルの歌声をたまに聴く事もあるのですが、それもまた初々しくてよいものですね。
私は基本的に曲を音から入っていくタイプ。なので歌詞はともかく心地よい音ならばOKという感じですが、この曲とても好きな曲の1つです。
magoさんが仰るように、初期の曲を後期の松浦亜弥(あえて、あややと言わない)が歌うことで、違った魅力が再発見できるという部分、確かにあるような気がします。
大人が歌い上げるのにこの歌詞どうなんだ?
という部分が初期の曲には確かにあるかも分かりませんが、初期の曲を復活した際に躊躇なく歌ってもらいたい。違う魅力があるんです!!と声を大きくしたくなるほど歌唱力に惚れています。
ここ最近、好きなアーティストがいるという方と話す機会が多いですが、活動していないってツライよねーと同情されてしまったりしています。笑
表現出来なかったのかも知れません
『歌った記憶がない』という曲があるぐらい(^ ^)
20代で歌い直されています
セルフカバーされた曲は亜弥さんのお気に入りに
違いなく別人に近い見事なリカバリーです。
「待ち合わせ」「私の予定」などは
歌詞がどうしても気になりますね。
逆に
「夕暮れ」「Yokohama sing a song」なんかは
初期のカップリングの歌い直しとして大歓迎です。
歌詞は問題ないし
どちらも曲が素晴らしいですし。
まあ、歌詞のことを考えなければ
オリジナルとの聴き比べという愉しみがあるのは
間違いないですね。
かつて、カップリング曲のCD音源をできるだけ探し出して
リンク一覧を作った記事をアップしていますので
ご参考まで。
http://bit.ly/2bFVvtM
まあ、歌詞のことを不問に付せば
聴きごたえのある”セルフカバー”ばかりであることは
間違いないですね。
ただ、マニアックライブ3で
「私のすごい方法」を歌ったときに
年令を今の年令に言いかえるのは不適当と思った亜弥さんなら
歌詞について
ツッコミを入れてもいいだろうと思ったわけです。
>>活動していないってツライよねーと同情されてしまったりしています。笑
これは”松浦亜弥ファンあるある”の1つですね(笑)
アイドル特有の曲、アイドルの年令にふさわしい曲というのは
あまり感情を入れて表現してはいけない種類のものがあると
私は考えているのです。
すべてがそうではないのですが
少なくとも「待ち合わせ」については
曲調に合わせてどんどん盛り上がっていくと
20代半ばの絶頂期の亜弥さんの歌唱力だと
曲がもともと持っていたクオリティを超えてしまうように
思えるときがあります。
こういう曲は
声質のイメージとか、歌い方の微妙なクセなどが
重要なのだと思っています。
となると、できればアイドル時代の歌唱で
止めてほしかった・・・極端にいえば、そうなるわけです。
というわけで「待ち合わせ」をあれだけ上手く歌えるなら
むしろ「YOUR SONG〜青春宣誓〜」などを
その歌唱力で歌ってほしいと思ったりします。
それこそ「夕暮れ」「Yokohama sing a song」などでもよかったし。
ただ、デビュー曲のカップリングという独特なポジションにあることで
亜弥さんも
この曲を特別な存在に考えているのかもしれませんが。