梅雨真っ只中の6月16,17日、群馬県にあるカンパーニャ嬬恋キャンプ場でキャンプをしてきました。
梅雨ということもあり、キャンプ場はすいていました。(夏休みはいっぱいですよ)
梅雨時にしかも1泊でキャンプに行くなんてどんだけキャンプ好きの家族なんだ!と思いました。
なぜこの日に行くことになったかというと…
① 前日の金曜日は、自分が病院で検診を受けるために会社を休む予定だったので、いつもより早く準備ができる
(前日に準備って…)
② 梅雨ならすいているかもしれない…(希望的観測)
③ 帰ってきた次の月曜日は所属部門が休日のため、テントを干すなどの後片付けができる
結局③ は、業務の都合がつかずに休めなくなったためにテントは1週間後に干すことになりましたが、それ以外は
予定通り?でした。
6月16日当日もいつもキャンプへ行くときの通り早起きして、ワンコ達のソワソワ感をあおります
(今回は初のキャンプ場だったので家で両親とお留守番です)
天気も週のアタマは、梅雨の晴れ間の予報でしたが、実際にはどんより曇り空で、キャンプ場に到着する1時間前くらいには
雨が降り出してしまいました。
(この後、雨は降ったりやんだり)
全然今回のキャンプとは関係ないですが、嬬恋イベント情報!(すでに終了)
初めて来たのですが、長野までの距離感はあるはずなのに、思ったほど渋滞にはまらなかったこともあり、到着が午前10時前!
チェックインは確か午後1時。
到着時は雨が降っていなかったのですが、霧がかかっていて、いつ降っても全然おかしくない状況。
結局先に受付だけさせてもらって、近くのバラキ湖を散策したりして時間をつぶして1時過ぎにチェックイン。
雨が降り出す前にテントやタープの設営を完了して一息。
確か、行った土日に開催される予定だった『草原のブックカフェ』だったかな、そんな名前のイベントに行って見ようと思い
カミさんとキャンプ場内を場内マップを片手に少し散策。
本来なら草原(ここのキャンプ場はキャンプサイトが草原部と林部の2つに大きく分かれています)で開催されるイベント
でしたが、天気が悪かったので屋根のついている『教室広場』で『森のブックカフェ』と改名されて行われたので、
こじんまりとしていましたが、キャンプっぽくてよかったです。
ここでは、軽井沢の『丸山珈琲』さんが協力してくれていて、自分でコーヒー豆を挽いてコーヒーを自分で作って、
焚火にあたりながらのんびり本を読むことができる空間が用意されていました。子供には団扇を手作りできる企画があり、
他の家族の子供が団扇を作っていました。
実際、コーヒーを挽いたミルはコンパクトでほしくなってしまいました。
また、丸山珈琲のこの日のためにブレンドした『パパブレンド』もコクがあってとてもおいしかったです。
このイベントに参加していた家族と少し話したのですが、その家族はキャンプするわけではなく、この時来ていた
スノーピークの担当者のお友達で、イベント終了後帰宅されるということでした。
いったい今日は何家族がキャンプするんだろう…
ちなみに林のエリアでは、前日の予約状況を見る限りは自分たちだけで、草原の方でも2家族くらいだったので、
雨降ったからキャンセルされていたら、本当に自分たちだけとかだったらちょっと怖いかな…
スノーピークの担当者の方が大きなスクリーンタープのようなものを展示していてその前でホットサンドを作っていて、
これをいただくことができました。
実際に当日はホットサンドや温かいコーヒーがとてもありがたいくらい寒かったです。
カミさんは、フルーツグラノーラとハチミツが入ったホットサンドがおいしいと言って材料などを聞いていました。
実は朝食にホットサンドを作ろうとしていたのですが、朝食のものはいつものホットサンドでした。
(対応できるわけがない)
『森のブックカフェ』から戻り、順番に手分けして夕食の準備です。
炭に火をつけて焼肉!
前日に近所のスーパーで買ってきた焼き肉用の肉。6段くらいに分かれていて、全て牛肉だと思って買ったのですが
なんと牛/豚/鶏が2段ずつ。
騙された感たっぷりでしたが、カミさんは牛肉だけよりもまだヘルシーだと言って喜んでいました。
キャンプといえば残るはビール!
自分はスーパードライはあまり買ってきませんが、出来立て出荷のものを購入してどれだけ違うのか試したかったので
スーパードライを持ってきました(もちろん出来立て出荷バージョン!)
このスーパードライを飲んで思ったこと…ビールは鮮度が命だ!
スーパードライが本当においしかった。いつもの淡白な感じがしませんでした。
宣伝しているわけではありませんが、是非お試しを!
日が暮れてきて、ランタンに着火。
混んでいてうるさいキャンプもどうかと思いますが、自分たち以外誰もいないキャンプもちょっと怖いです。
そういえば去年節電休暇の時に行ったキャンプも、子供は既に夏休みだったというのに自分たち以外には
キャンパーが見当たらず、ちょっと怖かったです。
日がくれたらランタン以外に光はなくなってしまいます。少し離れたところにある炊事場も、誰もいないときは
消灯しておくので、自分たちしかいない状況ではほぼ暗いままです。
でもビールと焼肉はうまい!
("でも" の使い方、間違ってる?)
この日は本当に寒く、驚いたのは家から凍らせて持ってきたクーラーボックスに入れておいたペットボトルの
水が夜10時近くなってもまだ凍っていたということだ。
暑ければ夕方には全部水になっているというのに…
さびしい?でも結構楽しい夜は更けていきます。
案の定、私のiPhone はバッテリー残量が非常に厳しい状態になってしまいました。
しかぁし、これを見越して私はバッテリー、しかも太陽光充電できるものを持ってきていたのです!
しかぁし、このバッテリーではiPhone を30%程度しか回復することができません。
昔のガラケーはもっと回復できていたのに…
3割でも回復できればあとは帰り道は車に使いで充電すれば大丈夫なので助かります。
雨の音に何度か目を覚まされながらも、なんとか睡眠をとって体調も回復せねば!
しかぁし、朝方5時ごろ、雨の音で目が覚めましたがそのあとバチン!だかガサガサだか、何だ?という音がした後、
バシャーンと水がたくさん流れるというか下に落ちる音がしました。
水の音が聞こえたあと、すぐに察しがつきました。タープのペグが抜けたのです。
被害が大きくなる前に復旧しなければと思い、寝ている家族を起こさないように(みんなは気づかないのか!?)静かに
テントから出てみると、テント左側のペグが抜けていました。
これを元に戻し、ほかのロープの具合も確認しましたが問題はなさそうでした。
でも、またどこかが抜けたら困るので、とりあえずテントの外、タープの下で様子をうかがうことにしました。
あちこちにある水たまりの水をサイトの外に流すために、傘や落ちている木の枝を使って"道" を作って水を流していきます。
また、タープの上に水がたまらないようにペグを打つ位置を変えたり(とても危険だとは思ったのですが)していたら、
なかなか楽しくなってきて結局、朝、カミさんが起きてくるまでおそらく1時間以上ありまりたがたのしく?考えて過ごしました。
朝になると雨も徐々に上がりもやがかかってなんとなく森の朝という感じが出てきました(足元は結構ぐちゃぐちゃでしたが)。
朝の一杯(コーヒーですよ!)を飲んで朝食をとり、子供と一緒にキャンプ場内を散策しました。
自分たちが止まったのは林間のサイト。もう一つ、草原のサイトがあり、そちらはどんな感じなのか様子を見に行きました。
山にはまだもやがかかっていて、このまま雨がやむのかどうかはよくわかりません。
草原のサイトのほうにも足を延ばしてみました。広い、本当に草原にサイトがたくさん並んでいます。
止まっている車は2,3台だったかな…。受付から一番問ところですが草原の中でも一番の高台の所で、全体を見渡せるような場所に
泊まっているようでした。
今日みたいにガラガラで、今日とは違って天気がいいととても気持ちがいいだろうな…(ちょっと暑いかな?)
ぐるっと回って自分たちのサイトに戻ってきました。周りに誰もいないので、ほんとに静かな山の朝です。
散歩から帰ってきたら、虫が鳴き始めました。聞いたことのない蝉の声です。
草の中からではなく、木の上のほうから聞こえてきたので、コオロギやキリギリスの類ではなくセミであろうことは察しがつきますが、
こんなに寒いしまだ梅雨時なのに何で蝉なんかいるのだろうかと思っていましたが、テントの裏側で声がしたので行って見ると
テントに止まっている蝉を見つけました。
子供が持ってきた図鑑を見て、なんとかエゾゼミだということがわかりました。
自分たちが止まった”A6” サイトのマークです。
雨ですっかり湿ってしまった椅子を日光に当ててできるだけ干します。できるだけ乾かしてから荷物をまとめないと
荷物はかさばるし、道具は傷むし、車は汚れるし、帰ってから晴れた日に乾かさなければなりません。
すっかり晴れたテントサイト。
最初からこれだったらもっと良かったんだけどね。
荷物も積み終わり、管理棟で飲み物などを補充して帰路につきます。
山からこんなお土産をもらって…
たくさんの花粉…。
帰りは軽井沢経由で変えることにしました。”丹念亭” という喫茶店で軽くお茶してから帰るためです。
すっかり晴れて、浅間山もきれいに見えます。
軽井沢の駅前からも結構近いけど、とても気持ちがいい丹念亭。
晴れたので、庭の席を選びました。
アイスコーヒーとケーキのセット。
庭にさす、木の間からの木漏れ日がとても優しい感じ。
帰りに”SAWAYA JAM” に寄って、いくつかジャムを購入。
さて、家に帰って明日からはまた仕事です。