最近は特に涙腺がゆるくなってきた....
今日は東京マラソンがあった。
友人の一人が、約7倍の倍率を突破して参加した。
スポーツは自分よりできるし、頭だっていい。
友人は初のマラソンで完走した。
決めたら即行動する。
いつもすごいな~と思っているが、自分はどうだろうと振り返ると...。
東京マラソンでは、ゼッケンの番号から、そのランナーが5km毎にあるチェックポイントを通過した時刻や、その5kmにかかった
時間、またスタートしてからのタイムをインターネットや携帯で見ることができる。
参加人数は3万5千人ということで、テレビをずっと見ていても映るかどうか分からないので、テレビも見つつ、時間の分かるサイトに
アクセスして、どこら辺を走っているのか逐次チェックしていた。
5kmごとの情報が更新されるたびに、家族でがんばれ!と応援していた。
友人は見事に完走て、本当に感動した。
ショッピングモールに買い物(友人が子供の誕生日に、と言ってお金をくれたので、子供のほしいものを買いに来ていた)に来ていたときに
Finishの情報が更新され、客が結構いるところで、
「すごいぞ!ゴールしたぞ!」
と少し大きな声で家族に話しかけていた。
昨夜、家族が今の所に引っ越す前に住んでいた所で、送別会が行われた。
他の街に引っ越していく家族がいると、仲のいい友人たちが集まってその家族を見送るのだ。
居酒屋を貸しきって、10家族くらいが集まった。
まぁ、何か理由をつけて集まって呑んでいる様にも思えるが、大人も子供も楽しく食事をして、また、子供達は
いろいろみんなで遊ぶし、大人達は仕事の話や他愛もない普段の話、趣味の話などいろいろ話して盛り上がっていた。
自分は、その中でもやはり、バイクに乗る友人と話が盛り上がっていた。
今年一緒にスキーに行った。他の家族も来年は一緒に行こうと話が盛り上がっていたが、この日自分が一番感動したのは
いなくなる友人のために40人もの人達が集まったことよりも、その人達ほとんどが今日マラソンを走る友人に話しかけて
状況を聞いたり、励ましの声をかけていたことだった。
隣に座っていたので、遅れてくる家族のお父さんやお母さんは顔を見るなり笑って声をかける。
まぁ、自分たち以外はまだこの街に住んでいる人達なので情報がすぐに来るからなのだろうけど、とても強い心のつながりを感じた。
今日のマラソンのこともあったので友人は途中で帰ったが、誰もが励ましの言葉をかけていた。
帰ってから寝るとき、布団の中で思い出したときや、今日、マラソンを見ながら思い出して本当に何度もウルウルしてしまった。
また、俺もがんばらなくちゃな~と思った。