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楠ヶ丘25P仲間の広場

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中込学校

2006年10月30日 | 旅行
服部@名古屋 です。

この週末は蓼科から軽井沢方面に一泊旅行に行って来ました。信州はもうすっかり秋が深まり 紅葉ももう終わりに近づいているようですが 様々な色に染められた山々の錦織のような景色を堪能してきました。

今回たまたま佐久方面をぶらぶらしていて こんな素敵な建物に出あいました。明治の洋風建築にはどこか けなげなところが見えて大好きなのですが 今回のは中込(なかごみ)という町にある明治8年に作られた小学校です。



この町出身でアメリカ留学した人の設計で 町の人たちがお金を出し合って作ったのだそうですが 当時としては莫大な金が必要で借金が残り返済にはその後も長く苦労したようです。



明治に人たちの教育にかける心意気がうかがわれるようなすばらしい建物です。中込は製糸業で栄えた町だったらしくて 当時としてはゆとりがあり教育にお金をかけることができたのかもしれません。



ステンドグラスもあっておしゃれ! 塔の中には太鼓が吊るされています。音楽室には 山葉(ヤマハ)製のオルガンがありました。そのオルガンにさわったり 教場の小さな机と椅子に座って石版に字を書いてみたりして明治の初めの小学校の様子を思い浮かべてみました。

中込学校についてはこちらをご覧ください。

http://www.city.saku.nagano.jp/saku_office/section/bunkazai/nakagomi/nakagomi.html

高野槙

2006年10月27日 | 近況
みなさん、お元気ですか? 服部@名古屋 です。

日本シリーズが中日ドラゴンズの完敗に終わり がっかりです。私は特別にドラゴンズのファンというわけでもなく 普段はもっぱらメイジャーリーグの方を見ているのですが オリンピックでは自然に日本の選手を応援するような感覚で やはり地元のチームを応援していました。ドラゴンズファンではないと主張している夫(同郷人)もこのところ機嫌が悪く どうやらこの完敗がこたえているようです。
(ドラゴンズが勝った第一戦だけは見たのです。)

最近まったく投稿がなく寂しいので 今日はこんな画像を。
秋篠宮家に男子誕生、どうやらこの人が未来の天皇になられるようですね。
お名前は悠仁様。我が家の次男は「悠樹」(ゆうき)で同じ字のついたお名前の天皇陛下の御世に生きていくことになりました。悠樹は昭和57年生まれで この時私はとても珍しい名前をつけたつもりでした。ところが幼稚園に行くようになって外で「ゆうき!」と呼ぶと 息子以外の子供たちが何人も振り向くことに気がつきました。女の子の「優希」ちゃんもいたりして。このころから「ユウ」という音が流行り出したらしいですね。
ちなみに福山(森田)さんの初のお孫さんも「悠希」ちゃんだそうです。

この「悠」の字は30年ほど前には名前に使うことが許可されてなかったとも聞いていますが これからこの字のついた名前が流行りそうで うれしいような、残念のような。

ところでこの悠仁様のお印が 高野槙だそうですが どんな木だかご存知でしょうか?先日森林公園に散策に出かけたところ こんな説明があって初めて実物を確認しました。






義母にこの写真を見せたところ 「あら高野槙ならうちに庭にもあるじゃない」と言われてしまいました。何度教わっても 植物の名前がちっとも覚えられない私。

秋本番

2006年10月08日 | 近況
服部さん、楽しい旅の報告ありがとうございました。
以前にもフランスの報告、またこれからもお願いしますね。
ご夫婦共にお魚好きのようで、うらやましいです。魚にはいろんな種類があっておもしろいですよね。

今日は運動会で、お盆明けからの大役が済んで、ほっとしているところです。
これからまた、自分の生活に戻らねば。
半袖の生活も終わり、いよいよ秋本番ですね。

先週、近くで見つけたアロマセラピーの教室の無料体験教室に行ってきました。
アロマは日本では雑貨ですが、フランスでは医療(代替医療?)だそうですね。
先生は大学生や高校生の3人の子供さんを、大阪にマンションを買って住まわせ、週の半分は大阪へ行って家事やアロマの教室で教えていらっしゃるそうです。
本業はデザイン事務所で、二階にアロマの教室を持っていらっしゃるやり手の方。
いろいろ話していたのですが、娘さん2人が神戸女学院へ行っていらっしゃって、
上の娘さんは大学院で臨床心理学を勉強したいそうなのですが、「お母さん、大学院にはお母さんより年上のすごい女性がいて、優秀で、その人生経験とかにはとてもかなわないわ。」と言われたそうです。その人ってもしかして斉藤さんではないかと思うのですが、どうでしょうか??

季節の変わり目、風邪などひかれませんように。
今枝でした。

鯖とニシンの話

2006年10月07日 | 近況

服部@中日ドラゴンズの優勝が近づいて盛り上がる名古屋 です。
長々とオランダ・ベルギー報告におつきあいいただいてありがとうございました。
これで最終回です。最後はやはり食べ物の話です。
 
オランダに行くにあたり 何冊かオランダ関連の本を読みました。一番印象的だったのが

司馬遼太郎の「オランダ紀行」。幕末の日本とオランダとの関係を考えるよい契機に

なりました。またピルグリムファーザーズがイギリスからいきなりアメリカに出発した

のではなくて まずオランダに逃れてライデンに11年も住んでいたということはこの本で

初めて知りました。ライデンはシーボルトゆかりの地でもあり 行ってみたくなって最初の

計画にはなかったのですがちょっとだけ見に行きました。

さて、いわゆるガイドブックやオランダ生活体験記に必ず出てくるのがニシンの塩漬けです。

オランダ人がこよなく愛するというこのニシンを今回ぜひ試食しようと思って出かけました。

またロンドン以来すっかり鯖の燻製に魅了されている私は日々様々なサイトを調べて鯖を

食べる国についての知識を広めていますがオランダにもこれがあるのではないかと思い

魚屋の取材も怠りませんでした。チョコレートも大好物ですが 鯖とチョコレートへの

熱意を秤にかけると ひょっとしたら鯖の方が重いかもしれません。

オランダについて二日目に出かけたデルフトの町で魚屋をみかけてさっそく取材開始。

ニシンは英語でherringですから オランダ語のharing がニシンであろうことは類推

できます。塩漬けのニシンを丸いパンにはさんだサンドイッチは”haring broodje”

(ハーリング ブローチェ)です。さっそく買って食べてみました。おいしいけれど

ちょっと生臭い感じ。



その隣にありました! “pepermakreel “ ! 鯖は英語で mackerel ですから これは胡椒を

まぶした鯖の燻製ですね。さっそくこれも一枚買ってお味見。これは抜群のおいしさです!

その日宿に帰ってB&Bのオウナーと鯖の話になりました。彼も鯖の燻製が大好物だそうで

「あれはおいしいねえ、食べだしたらやめられないね。」



ベルギーに行って桂子さんの家のそばのカルフールでもさっそく燻製コーナーをチェック。やはりここにも

ありました!桂子さんは買ったことがないそうでしたが。(後から買って私に食べさせてくれました。ご馳走様!)



さてアムステルダムではB&Bのオウナーにおいしいニシンの食べられる魚屋の場所を聞いて出かけました。

「写真をとってもいいですか?」と聞いたら愛嬌たっぷりの魚屋さんのマダムはポーズしてくれました。

丸いパンにニシンを挟み 玉ねぎの荒みじん切をいれるところです。さらにきゅうりのピクルスを添えて。

これは全く生臭くなくておいしかったですね。2.5ユーロくらいでした。すぐ横の厨房でおじさんがニシンの

皮をむいているのが見えました。この店で鯖の燻製も買ってみました。これも実においしい!

お土産に持って帰ることに決定。



翌日 国立博物館からの帰りにまたこの店に寄って ニシン、鯖の燻製(お土産用)、鯖のヘバッケン

(揚げ物)をテイクアウト。ニシンは一口大に切ってプラスティックの容器にいれて玉ねぎとピクルスを

添えてくれます。



ニシン、鯖のヘバッケン、B&Bのマダムにもらったネクタリンとパン、ハイネッケンでランチ。

B&Bのベランダのテーブルで。




アムステルダムでもハーグでも街のあちこちにこういうニシンの店が出ています。ここでプラスティックの容器に

ニシンの塩漬けを入れてもらい 外で立ち食いしています。ニシンの尻尾をつまんで上を向きまるごとむしゃむしゃ

食べるのが一番おいしいのだそうですがそういう食べ方をしている人は見かけませんでした。



帰ってから この前述の店の鯖とやはりアムステルダムのチーズ専門店で買ったチーズ2種類、

そして大切にブリュッセルから持って帰ったベルギービール6種類を振舞う旅の報告パーティを

開きました。あのニシンが持って帰れなかったのが残念至極です。


Tintinの切手

2006年10月02日 | 趣味
服部@名古屋・今日は雨 です。

今日はブリュッセルの織田桂子さんからこんなかわいいプレゼントが届きました。
Tintinをご存知でしょうか? ティティンではなくて「タンタン」と読みます。ベルギー生まれのキャラクターで愛犬ミルウと共に世界を旅していろいろな事件に巻き込まれる少年のことです。フランス語で書かれたお話は今では40ヶ国語に訳されているそうで もちろん日本語版もありうちの子供たちも本を持っていました。作者はベルギー人のエルジェという漫画家、来年は彼の生誕100周年ということでベルギーでは様々なイベントが開かれるそうです。

そのタンタンのレターセットで桂子さんが手紙を書いてくれました。手前が便箋の裏側、封筒は透明のプラスティックで 中の便箋の絵が透けてみえるもの。そして切手もおそろいなのがわかりますか?



切手を拡大すると



デザインのおしゃれなこと、色のきれいなこと! 切手マニアの私にはこの上ないプレゼントでした!

消印は9月25日になっています。ちょうど1週間で届きました。先日の旅行中オランダとベルギーから日本に絵はがきやカードを出したのですが オランダからは4-5日で届いていたのにベルギーから出したものはずいぶん届くのが遅かったのです。(郵便局へは持って行かないでポストに投函したのですが)
切手やカードはベルギーの方が断然センスがよいのに 郵便の効率はオランダの勝ちのようですね。


4時に虹が・・・・

2006年10月02日 | 近況
織田です。しばらく「愛読者」に徹していましたが、たまには私も記事を・・と思っていたところ、虹の写真が撮れました。
 毎日片道60kmを運転して研究所に通っている夫は、そこが日本人一人・・・ということもあり、日本語の堪能な(?)妻とのんびり過ごす日曜日が、やはり一番ほっとするようです。そんな日曜日の午後、夫が「あれは虹?」と言うので外を見たら、大きな虹が二重になってくっきりみえているではありませんか。「カメラ、カメラ!」と言って撮った写真がこれ。珍しくないかもしれませんが、虹は吉兆と言いますし、載せさせて頂きました。ちなみにタイトルの著作権(?)は夫です。

 先日日本人の経営する美容院に行きましたら、そこのオーナーは28年くらいこちらに暮らしている人で、行くと色んなことを教えて下さるのですが、服部さんと行ったMaryというチョコレート屋さんのことを言っておられました。

50年以上の老舗で、王室御用達の店の一つ。他に店を・・・と誘いがあっても、頑として聞かず、ブリュッセルにも支店を出さない。30人くらいの女性の職人が、今も手作りしている・・・とのこと。「チョコレートも美味しいけど、栗の出回る時期しかないマロン・グラッセを一度食べて御覧なさい。それはそれは美味しくて、ちょうど日本の高級栗羊羹を頂いている感じですよ・」こんな言葉を聞いて、我慢する私ではありません。帰り道だったので、いそいそと寄って尋ねたら、ありました!100g6.8ユーロ(1000円くらい)・・・う~ん、先ずは「100g下さい」。上品なマダムが計ってくれたら、4個では100gに満たなかったらしく、5個で7.8ユーロ(1200円くらい)でした。お味は、本当に日本の「高級栗羊羹」。ヨーロッパの貴族からの注文が殺到する・・・ということですが、日本の和菓子も本当に素晴しい・・と、結局日本恋しい私でした