楠ヶ丘25P仲間の広場

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大浦さんのコンサートに行ってきました!

2012年12月16日 | 近況




皆さん、ご無沙汰しています。織田桂子です。
今日は素敵なニュースです。皆さん、クラスメートの大浦典子さん、とっても物静かで、穏やかで、しかもとても優秀でいらっしゃいましたよね。彼女は今、なんと横笛奏者として大活躍していらっしゃるのです。
最近、彼女のブログを発見した私は、コンサート情報を調べ、昨日川崎能楽堂で開かれた彼女のコンサートに行って来ました。

「いのり、つむぐ音」と題されたコンサートは、川崎太鼓仲間響という太鼓の方たちとジョイントで、ゲストで韓国伝統楽器の奏者の方や、岩手の民族舞踊の先生がいらして、美しい笛の音をベースに盛り沢山な内容でした。
彼女の活躍については、次のサイトを見てみてください。「松尾慧@横笛のページにようこそ」というサイトです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/4053908601/song_wei_hui@heng_didesu/youkoso.html

コンサート終了後にちょっとだけ大浦さんー松尾慧(まつおけい)さんとお会いできて、一緒に写真を能舞台の前で撮っていただきましたので、服部さんにお願いしてアップして頂きました。松尾さん、コンサートのトークもなさっていたのですが、とても楽しく、はきはきとしていながら温かく、笛や芸能の歴史について分かりやすく説明してくださって、本当に素晴らしかったです。ぜひ皆さんにお伝えしたく、投稿いたしました。見た目もとてもお若くて美しくて、30代といっても良いくらい。本当です!
クラスメートがこんなに素敵な活躍をなさっているって嬉しいですよね。

浦口さんのお琴の演奏会もぜひいつか伺いたいです。また教えて下さいね!

сельдь под шубой -毛皮のコートを着たニシン

2012年12月10日 | 食べ物・料理
Здравствуйте, дорогие друзья !
Вам пишет Кадзу @Нагоя.


今日はロシアな気分でロシア語でご挨拶してみました。
下の記事にコメントがいただけたので さらなる投稿の意欲がわいてきまして、、
今日はロシア料理のお話です。

日本で知られているロシア料理といえばボルシチとピロシキだけのようですがサブジェクトの「毛皮のコートを着たニシン」はロシアではとてもポピュラーな料理です。簡単に言うとニシンの塩漬けをサワークリームで和えてポテトサラダやビーツのオイル漬け、ニンジンなどと順番に型に重ねて詰め、層を作ったものです。
私が初めて食べたのはたぶんモスクワのレストランの前菜に出たもので「上にのっている赤いものはレッドキャベツのピクルス?」と思っていました。今まで自分で作ったこともなかったのですが 今年は度々作るようになりました。

作る気にならなかった理由はいろいろですが、まずなんと言っても名古屋ではビーツが簡単には手に入りません。ブラジル食品を売っている店にはあるということも聞いていますが。アメリカ製のビーツの水煮缶はありますが あまりおいしくありませんし、ビーツが欲しい人たちと北海道に注文し共同購入したこともありますが、送料がかかって高くなりますしね。

今年は下の記事の「きのこの旅」の時に蓼科でビーツを大量に買ってきました。ビーツは長持ちしますので。

11月のある日、お客様があったので ロシア料理をお出しすることにしてインターネットで検索し、ロシアのお料理サイトを参考に作ってみました。ビーツはあるのですが、今度は肝心のニシンが手に入りません。ニシンの代用品なら アジかなあと思っていたところ、たまたま電話をかけてきたロシア人に相談してみたら「イワシの方がいいと思う。」と言うので イワシを3枚におろし、砂糖と塩半々をまぶして1日置いたものを使ってみました。
まず塩漬けのイワシだけをお味見したところ、生臭い!「こんなもの作っちゃってどうしよう!」と心配になりましたが、気を取り直してこれを玉ねぎのみじん切りとサワークリームで和えました。塩味ひかえめのポテトサラダをケーキ型に敷き、上にイワシを重ね、さらにその上にビーツをまるごとゆでて1センチ角に切り、オリーブオイルと塩で味付けしたものを重ねて、型から抜き、上にゆで卵を飾ってできあがり!



これが美味しいんですよ!サワークリームのマジックか、ビーツやポテトが魚の味を引き立てるのか、お客様も絶賛だったので すっかり気を良くして再びチャレンジする気になったのでした。
ちなみにこの日はロシア風のзакуска(前菜)ということでブリヌィ(クレープ)やアジの塩漬けなども作りました。


さらにビーツを使ってвинегретです。じゃがいも、ニンジン、たまねぎ、きゅうりのピクルスとゆでたビーツをオリーブオイル、塩、こしょう、ピクルスの漬け汁で和えています。
この器とスプーンはロシアの名産品ホフロマ塗りです。この料理にぴったり。


別の日に作った ставрида под шубой(毛皮のコートを着たアジ)です。

ニシンの代用として アジでも大丈夫なことがわかりました。

昨日は私がロシア語を教えている日本ユーラシア協会でヨールカ祭があり、日本人、ウクライナ人、ロシア人が40人ほど集まってパーティをしました。そこで蓼科のビーツを使ってロシア料理を差し入れ!
"иваси под шубой" и "винегрет"

ロシア人にもお味見してもらい「大丈夫!これはロシアの味!」と言ってもらいました。

ビーツが手に入り、魚を塩漬けする気力があれば わりあい簡単にできて美味しい料理です。

この日はサモワールも出て(写真右端)、ロシアのムード満点でした。これはロシア土産のサモワール、ロシアは220vなので変圧器につないで100vに落としています。


日露のカップルの間に生まれた子供たちは日本で育つとだんだんロシア語を忘れてしまいます。仕方がないことですが、、小さい子供たちのために(そしてロシア語初心者のために)この日のアトラクションにロシア人有志が人形劇を見せてくれました。とてもかわいい劇でした。これがyoutubeに投稿されていますのでぜひご覧ください。