「食べ処・身土不二」(札幌)は、身土不二を日本と世界へ発信する。食堂ならぬ食堂、啓蒙運動の発信地。日本よ、滅びるな!

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玄米、犬に持続力をつける

2007-07-16 09:10:43 | Weblog

 
 (昨日の続き)  

 -近所の皆さんも、犬を飼っておられるが、走る競争となるとタヌ子にかなわないんだ。ある偶然の機会に、タヌ子には抜群なスタミナがあることがわかったのだ。 

  どんなことが、起こったのかね。まさか、犬のケンカでも、はじまったのではないだろうね。

 -ケンカではないよ。じつは、わが家の近くに、血統書づきのシロという犬が飼われている。その飼い主とわが伴侶とは仲がいい。ときどき、タヌ子はシロといっしょに散歩する。あるとき、近くの公園で二匹の犬が散歩していると、タヌ子が、遠くに何か動くものを見つけた。タヌ子が急に走りだした。つられて、シロも、いっしょに走りだした。たまたま、ひもにつながれていなかったので、二匹の犬は、競うように走り続けた。犬たちが狙っているのは、公園の向こう端にいるネコだ。そのうち、ネコのほうでもタヌ子らを見つけて、逃げだしたんだ。 

  それで、ネコは、どうなったんだ?

  -ネコは、近くの木によじ登って、辛うじて、犬どもからの襲撃を避けた。ネコ追撃戦はこうした結末になって、タヌ子はスゴスゴと戻ってきた。シロはといえば、ネコ追撃戦の途中で、追いかけるのをやめて、飼い主のところへ戻ってきてしまったのだ。

  うーん、スタミナか。

 -シロの飼い主は、タヌ子をみるなり「タヌ子ちゃんは、スタミナがあるわねぇ」といって、「シロも、玄米を食べなくっちゃね」と感心している。たしかに、短距離では、シロがまさる。だが、やや距離が長くなると、タヌ子に負け始め、さらに距離が長くなると、とうていタヌ子にかなわない。しかも、シロは、タヌ子より2歳も若いのだが。  

 要するに、タヌ子には持続力がある。玄米は、スタミナというか、持続力をつけるということか。

  -スタミナといえば、以前、タヌ子を散歩させていたときのことだ。散歩の途中で、ある男の人と出会った。その人は、たいへん犬に詳しいらしく、タヌ子を見るなり「この犬は、すごい年寄りだな」といった。そして「それにしても、元気、ハツラツだなぁ」と感心していたよ。

 そうか、犬の権威をうならせたわけか。

  -しかも、その人は、「お宅の犬の歳ともなれば、よぼよぼして、こんなに元気に歩けないよ」といって、「いったい、何か特別なことでもしているのか」とたずねられた。「この犬には、鶏肉を少しまぜた玄米ご飯を食べさせている」というと、「玄米って、犬にも効果があるんだ」といっていたよ。

  たしかに、犬の権威も、玄米の効果には驚くはずだ。 

  -散歩にしても、タヌ子と近所の犬とは違いがある。

  タヌ子の方が、歩く距離が長いということかね。

 -そうなんだ。わが愛犬は、1日3回、1回約1時間で、延べ時間にすると、1日3時間程度の散歩をしないと、ご機嫌が悪い。

  近所の犬たちは、あまり散歩しないということかい?。

 -その通りさ。さきのシロといえば、散歩は1日1回だけ。しかも、1回の散歩はせいぜい10分から15分程度だそうだ。シロの飼い主によると、あまり歩きたがらないらしい。  

  やたらに散歩したがるのも、元気だからこそだろう。

  -しかも、近所の犬たちは、病気がちなのだ。ひんぱんに、獣医のお世話になっているらしい。タヌ子にしても、前の買い主から、白米と肉を与えられていたときは、病気がちで、ときどき獣医にかかっていた。ところが、玄米(に少し魚あるいは鶏肉をまぜたもの)を食べはじめると、病気とは縁が切れちゃったんだ。

 

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