エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

物がある事は大事

2024-02-26 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育を語ります。今回は、授業をするためには物が必要だよね…と言う話をします。
 低学年を担任すると、体育の授業で鬼ごっこを行う事が多々あります。準備運動的に行う事もありますし、時間が余った時に調整として行う事もあります。よく行っているのは、単純な「入れ替わり鬼」や「増やし鬼」、「手つなぎ鬼」、「けいドロ(ドロけい)」、「氷鬼」辺りでしょうか。
 他に、ルールが簡単な鬼ごっことして「しっぽ取り」があります。これは、尻尾に見立てた紐や布を腰の辺りから下げ、それを取り合うという鬼ごっこです。
 この「しっぽ取り」、ルールは簡単なのですが、紐や布を人数分用意する必要があります。しかも、腰の辺りから下げられる様にするため、ズボンに差し込むとか、ベルトに挟むとかの必要があります。この様に、準備が難しい事が壁となり、ルールが簡単な割に、あまり学校現場で「しっぽ取り」は行われていません。
 でも、これ、以前紹介したフラッグフットボールやタグラグビーの用具が学校にあれば、何の苦労もなく実施できます。実際、令和5年度の勤務校にはタグラグビー用のベルトとタグのセットが、ざっと75名分くらいありました。だから、「しっぽ取り」をしたい時に行う事が出来ました。
 この様に、授業をする時に物がある事は大変重要です。あれば様々な授業を行う事が出来るからです。
 とは言え、限られた予算で教材教具を購入するのですから、何でもかんでも…とならないのは当然です。だからこそ年度当初に、必要な教材教具について予算会議などで交渉する訳です。
 もっとも、B級教師で発言力の低い私では、なかなか交渉で勝ち取る事は出来ませんでした。そのため、自腹を切って購入している事もありました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今回は長くて、本当に済みません。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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