エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

入門編にぴったり『くまクマ熊ベアー』

2023-06-26 04:30:00 | ライトノベル

 教育に関する話が続いたので、少しライトノベルの話をします。

 私の最も好きなライトノベルが、くまなの先生が主婦と生活社から出している『くまクマ熊ベアー』です。引きこもり少女のユナが、神様に選ばれて異世界に転生(転移?)し、神様からもらったチート装備を使い、善人を助け悪人や魔物を退治するという、典型的な「なろう系」の「異世界転生物」です。ライトノベルの入門編としてイチ押しではないか…と、私は思っています。

 入門編としてイチ押しな理由は幾つかありますが、まず「お手軽」である事が挙げられます。読み切り連載みたいな形なので、最初の3巻くらいを読んでおけば、途中の巻を飛ばして読んでも大きな問題はありません。知らない登場人物などが出るかもしれませんが、前後の話を理解していなくても、取り敢えず読む事はできます。

 これが大河ドラマ的な作品である、『本好きの下克上』や『無職転生』、『転生したらスライムだった件』、『オーバーロード』などですと、途中を飛ばして読むのはやや難しいです。前後の話のつながりが分からないと、今回の巻で展開されている話が分かりにくい事があるからです。

 次に、「安心」という事が挙げられます。先程も述べた通り、『くまクマ熊ベアー』は勧善懲悪の物語で、善人はピンチに陥っても必ず助かります。また、戦闘シーンはありますが、必要以上に残酷な描写はありませんし、ちょっぴりお色気っぽいシーンはありますが、性的な描写も皆無です。だから、小学生の子供たちにも安心してオススメできます。

 最近になって気付きましたが、文庫化もされていて、価格的にも手に入れやすくなりました。これからライトノベルを読んでみようかな…という方には、オススメではないかと思っています。


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