エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

おたよりノート前編

2024-07-01 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育の話です。今回は、学級便り(?)について書きます。
 もっとも、「学級便り(?)」と書いた通り、純粋な学級便りとは少し違っています。その名は「おたよりノート」と言います。
 普通の「学級便り」は担任教師が書き、印刷して子供たちに配ります。保護者向けだったり、子供たち向けだったり、実践記録だったり、教師の思いを語る場だったり、色々あっても「教師が書く」「教師が印刷する」「教師が子供に配る」と言う流れは変わりません。
 それに対して「おたよりノート」は、教師も書きますが、学級の子供たち全員も書きます。教師が印刷したプリントに書かせる事もありますが、基本的には子供たちが用意したノートに書きます。しかも、私の場合は書かせる内容に自由度をもたせる事が多いので、子供たちにより内容が少し変わる事もあります。
 この「おたよりノート」…私のオリジナル実践ではありません。かつて、社会科の授業名人として知られた有田和正先生の実践です。オリジナル実践を知りたい方は、有田和正先生の著作を調べると良いでしょう(さくら社『学級づくりの教科書』は、まだ入手可能かなぁ…)。
 令和6年度、私は担任している1年生で実践しています。この記事を書いている6月段階では、以下の様な感じです。

1.マス目の書かれたプリントを配る。
2.書画カメラでプリントを映し出し、そこへ声に出しながら書いていく。
3.子供たちは、私が書いている内容を視聴写する。
4.全部書き終わったら、お手紙入れに入れて持ち帰り家族に見せる。

 ノートではなくプリントを使っているのは、全員に同じ規格を使わせる事で、確実に視聴写させたいと考えているからです。
 使っているマス目のプリントですが、最初は11文字×3行にしていました。これだと、A4サイズに2回分入ります。それを両面印刷にし、1枚で4回分使える様にしていました。
 因みに、6月末からは14文字×4行にしています。最初の規格だと33文字しか書けず、本当に大雑把な事を1つ書いたら終わりでした。それが56文字に増えた事で、少し詳しく書けるようになっています。
 もちろん、文字数が増えると言う事は、マスの大きさが小さくなると言う事です。その辺り、子供たちの様子を見ながら規格を調整しています。
 また、1年生は6月上旬に平仮名を学習し終わったばかりなので、割とゆったりペースで進めています。今のところは…。
 この後、子供たちが慣れてきたら色々と変更していきます。それについては、明日以降の記事で書かせていただきます。

 ところで、令和6年6月28日の「札幌木鶏クラブ令和6年6月例会」に、また「いいね」などをいただきました。こうやって反応していただけて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

コメント
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