エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

隙間時間の音楽交流

2024-10-01 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は、音楽の隙間時間に行った軽い交流についてです。
 教育芸術社1年音楽に「みんなであそぼう」と言う歌唱教材があります。この教材、途中で手拍子(7拍叩いて1拍休み)をしながら歌います。
 令和6年9月某日の音楽の授業、最後に7~8分の時間が余りました。そこで、この「みんなであそぼう」を行う事にしました。
 最初は、普通通りに手拍子を入れながら歌います。これは毎回やっているので、スムーズに進みました。
 でも、この歌唱教材は1分間くらいで終わります。この歌だけ連続で続けていても、おそらく子供たちは飽きてしまうでしょう。
 そこで、変化のある繰り返しです。
 まず、次に歌う時は手拍子と足踏みを交代で行わせました。ちょっと戸惑った子もいましたが、手拍子の次は足踏みと分かれば、出来る様になります。
 その次は、隣同士で向かい合って互いの手を合わせて手拍子です。「え~っ!」と言っていましたが、やらせてみると楽しそうにやっています。
 「これなら、隣同士のペア活動を続けよう。お互いの交流にもなるし…」と考えた私。
 次は、どちらが先に行うか順番を決めさせ、手拍子の代わりに優しく肩叩きさせました。思いっきり叩いてケンカにならないか心配でしたが、それは杞憂でした。どの子も、相手が痛くない様に優しくトントンしています。
 「よし、それなら…」と言う事で、最後は、肩叩きと同じ順番で肩もみをさせました。もちろん、相手が痛くない様に優しくもませます。
 ちょうどトイレに行った子が出たので、私も子供とペアを組んで行いました。いや~、とっても気持ち良かったです。 (^o^)

 ところで、令和6年9月26日と27日の記事に、「いいね」などをいただきました。いつも、どうも、ありがとうございます。今週も、気合いを入れて頑張りますね。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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ラップっぽく詩の音読

2024-09-30 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は(今回も!)テキトーくさい音読の授業を紹介します。
 光村図書の1年生の国語教科書に、「いちねんせいのうた」と言う詩が載っています。とっても素敵な詩なのですが、ややリズム的に読みにくい面があります。
 手拍子しながら読む「手拍子読み」などで、「タン(ウン)タン(ウン)タンタンタン(ウン)」など何通りか行ってみたのですが、今一つピンときません。
 その時、ふと、クィーンの「WE WILL ROCK YOU」のリズムで読んだらどうだろう…と思い付きました。「ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)」のリズムです。
 試しにやってみると、これが面白いのです。伝わるかどうか分かりませんが、一部を紹介すると…

 ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)

 あおい そらの   こくばんに     なに かこう
 ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)

 ドンドンタン(ウン)

 うでを のばし   ちからを こめて
 ドンドンタン(ウン) ドンドンタン(ウン)

 まっすぐ いちねんせいの 一(イチ)
 ドンドンタン(ウン)ドンドンタン(ウン)

 著作権の問題がありそうなので、これ以上の紹介は避けておきます。教科書をお持ちの方がいたら、試しに手拍子などをしながら読んでみてください。
 これ、滅茶苦茶ラップっぽく聞こえます。私的には、「カッコイイ!」と感じました。
 学級の子供たちにも好評で、半数以上の子供たちが、「色々やった中で、この読み方が1番好き」と言っています。これが絶対に良い…とは言いませんが、こう言う読み方も、まぁ、「あっても良いかな」と私は思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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タブレット端末は6年生頼み・後編

2024-09-24 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は前回(R6.9.23)の続きで、タブレット端末に関わる話を。
 1年生の子供たちにタブレット端末の初期指導を行うのは、もう泣きたくなる程に大変…と言う話から入りました。そして、前任校での苦労話をしたのが前回までです。
 現任校では、こんな悩みを解決する強力な助っ人がいました。それが…6年生です。
 現任校のクロームブックの初期指導…6年生が1年生の教室にやってきて、マンツーマンで丁寧に指導してくれるのです。電源の入れ方も、パスワードの入力方法も、電源の切り方も教えてくれます。1年生が困っていたら、隣にいる6年生がアドバイスしてくれます。だから、担任を呼ぶ声で教室が騒々しくなる事もなく、泣き出す1年生もおらず、とっても平和な授業が過ぎていきます。
 担任は、6年生でも対応できない事があった時、応援に駆けつけるだけ。「こんなに楽してインカ帝国!」と、心の中で下らない駄洒落を言う余裕すらあります。
 当然、わずか45分間で電源の入れ方・切り方、パスワードの入力方法は、教室の1年生全員が覚えてしまいます。さすがに、パスワードはメモを見ないと覚えきれない子もいますが、それでもメモを見れば何とか入力出来ます。
 そうなると、次の授業では、更に突っ込んだ内容に取り組む事が出来ます。札幌市が行っている子供の心身チェックのアプリの使い方や、学級の掲示板の見方や学級アンケートの答え方、学習用アプリがまとめられたサイトへの入り方…などに取り組める訳です。令和6年度の場合、これら全部を45分間で扱う事が出来ました。もちろん、まだ操作に不安のある1年生はいるでしょうが、一度覚えた内容ですから、この後は復習を繰り返せば何とかなります。
 6年生、偉大なり!
 問題点は、6年生の貴重な授業時数を使ってしまう事です。この様な活動のために確保された時数はありませんから、何かの教科時数を削るしかありません。対策として、総合的な学習の時間の時数を割り当てる方法がありますが、それでも負担を掛けてしまう事は間違いありません。
 1年生担任としては助かりますが、申し訳ない気持ちになる実践です。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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タブレット端末は6年生頼み・前編

2024-09-23 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回はタブレット端末に関わる話を。
 新型コロナウイルス感染症への対策として、一人一台のタブレット端末が全国的に導入されました。タブレット端末の種類は地域によって様々で、札幌市ではクロームブックと言うタブレット端末を導入しました。
 ところで、1年生の子供たちにタブレット端末の初期指導を行うのは、もう泣きたくなる程に大変です。これはクロームブックだからと言う訳ではなく、どんなタブレット端末を使っても大変だと思います…おそらく。
 取り敢えず、札幌市で使っているクロームブックで話を進めます。
 まず何が大変って言って、電源を入れてトップ画面にするだけで大変です。と言っても、蓋を開ければ自動的に電源が入るので、そこは問題ありません。
 大変なのは、その次、子供たち各自によって異なるパスワードを入力する段階です。半角英数で入力するのですが、クロームブックのキーボードには、英語が小文字で書かれています。大文字なら読める子供でも小文字は読めない事が多いため、「何と入力すれば良いのか」や「それはどこにあるのか」が分かりません。「先生、何て書いてあるの~」、「先生、どこにあるか分からない~」、「先生、どうすればイイの~」と、かなりの大騒ぎになります。
 前任校では、そこを少しでも簡単に進める様にするため、子供たちのパスワードは最初の3文字だけが違う数字で、残りは全員共通の文字や数字になっていました。パスワードとしては意味ないですが、授業時間で進めるための苦肉の策でした。しかも、このパスワードはシール化され、クロームブックに常時貼られています。見ながらでないと入力できない子や、忘れてしまった子への対応の為なのですが、ますますパスワードの意味がないですよね。
 でも、こうでもしないと、担任一人で指導するのは不可能に近いのです。次々と質問に来る子に対応しているだけで、あっと言う間に45分間が過ぎてしまいますから。しかも、1年生ですから、ずっと待たされていると不安になったり悲しくなったりして、泣き出してしまう子もいます。そうなったら、その子を慰める必要もあり、ますます授業は進まなくなってしまいます。
 ところが現任校では…うん、ちょっと長く語りすぎました。続きは次回と言う事で。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。


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千切った形から・後編

2024-09-17 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は前回(R6.9.16)の続きで、図工での成功と失敗を語ります。
 千切った形からイメージを広げさせる図工。千切り方は、まずまず上手に指導できました。問題は、この後に2つあります。
 1つ目は、発想を広げて見立てる段階。「何も思い付かない」と言い出す子が何人もいたのです。
 これに対しては、「それじゃ、全部片付けてイイよ。後は自習していてね」と、冷たく言い放ちました。もちろん、その後に説明を続けます。「上手に色を塗れないとか、上手に切れないとかは、先生が手伝ってあげる事ができます。でも、千切った形を見て何かをイメージするのは、貴方にしか出来ません。先生がイメージしちゃったら、それはもう先生の作品になってしまうからです。だから、頑張って何かに見える様に考えるか、諦めて自習するか…好きな方を選んでイイですよ」と。
 この指導については、きっと御批判があると思います。「ちょっと厳しすぎないか」とか、「もう少し優しい言い方は出来ないのか」と。それは全く、その通りです。
 でも、私に出来る指導はコレが精一杯。優しい指導は、別な人が担任になるまで我慢してもらうしかありません。
 因みに、自習を選んだ子は一人もいませんでした。「雷に見える」とか「花に見える」とか、全員、何とかイメージを捻り出していました。これについては、どの様なイメージでも「あ、それイイねぇ」とか「確かに、そう見えるよ」などと肯定しました。頑張って考えたのですから、どんなイメージであっても、ここは否定禁止…全肯定です。
 もう1つの問題が、クレヨンによる色塗りです。最近の子供たち、クレヨンで縁取りしたら終わり…と言う子が多いのです。
 それがダメだとは言いませんが、きちんと中まで色塗りしてほしい…とも思います。それで、教師が作っていた見本では、描き足したものの縁取りをした後、中までガッチリ塗る様にしました。
 これが大失敗。
 気合いの入った子供たち。クレヨンで色を塗る、塗る。色画用紙の上にもガッチリ塗り始めたのです。中には、「これは象だから、灰色に塗らなくっちゃ」と言って、せっかくの色画用紙を灰色に塗り潰してしまう子も…。
 ココは、もう少し色の塗り方を細かく指導すべきでした。何と言っても、彼らは1年生なのですから。
 今回の「ちぎった かたちから」。千切らせ方は成功ですが、色塗りは失敗なので、1勝1敗の引き分けって感じでしょうか。ま、私の実践なんて、こんなもんです。w
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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千切った形から・前編

2024-09-16 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話。今回は図工での成功と失敗を語ります。
 札幌の1年生の図工で「ちぎった かたちから」と言う教材があります。色画用紙を千切らせ、その形から発想を広げて何かに見立て、台紙に貼らせてクレヨンで描き足して絵にする…と言う教材です。
 コレ、普通に千切らせると、ただ細長く千切ったり、三角に千切ったりして終わりです。見立てるって言っても…いくら何でも、これでは大人でも難しいでしょう。
 かと言って、千切り方を指導しすぎると、子供たちは自分の作りたい形に千切ろうとします。これなら、見立てる必要なんかありません。
 だから、千切らせ方は非常に難しいです。そこで、今回は作戦を立てました。

1.適当な部分から中心前後まで千切って切り込みを入れさせる。
  その後、切り込み先から外側まで千切らせる。
   ※これにより、三角っぽい形で切り取る事が出来ます。
2.別な部分で「1」と同じ事を行わせる。
   ※これにより、2ヶ所を千切り取る事になります。
3.後は、好きな所を好きな様に千切らせる。
  ただし、多くても3回まで。
4.千切った切れ端は全部残しておく。
5.最も大きな切れ端を見立てに使う。
  他の残った切れ端の内、あと1つだけ付け足しても良い事とする。
  
 この指導では千切り方の見本を見せながら指導しますから、教師と似た形になりやすいと言う弱点があります。それでも、何も指導しないで千切らせたり、千切り方を指導し過ぎたりするよりは、多様な形の生まれる可能性が高くなります。
 実際、やってみると予想以上に多様な形が生まれました。過去1番の出来映えです。
 問題は、この後に2つあります…が、少々長くなりました。続きは次回とさせていただきます。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。


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粘土はトレペで片付け

2024-09-10 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育に関する話です。今回は、1年生の図工です。
 札幌市の場合、1年生が入学する際、大半の小学校で油粘土と粘土板(カッターマット兼用)を購入する事になっています。これは個人持ちの教材として、入学する全家庭に購入してもらいます。
 その粘土、1年生の教科書に出ている正式な教材だと、「ねんどでごちそうなにつくろう」と「いっしょにおさんぽ」の2つ、選択教材の「すなやつちとなかよし」を入れても3つしかありません。もちろん、他にも絵を描いたり、工作をしたり、造形遊びをしたり…と忙しいですから、仕方のない面もあります。
 でも、粘土は指先を使うので感覚が鍛えられます。目で見ながら、指先で形作っていくので、もしかすると認知機能の向上にも役立つかもしれません。もっと、多用したい教材の一つです。
 粘土が敬遠される大きな理由として、後片付けが面倒…と言う事があるかもしれません。
 油粘土を粘土板の上で使わせると、使用後は粘土板も手も油でべたべたになります。これを片付けさせる手間を考えると、あまり粘土を使わせたくなくなる気持ち…まぁ、分からないでもありません。
 他の方は知りませんが、私は教室にトイレットペーパーを常備しています。もちろん、様々な用途に使うので、価格帯の1番安い商品のシングルロールを使っています。ダブル…二枚重ねは勿体ないので使いません。
 粘土板を片付ける時は、このトイレットペーパーを使います。30cmくらいの長さで切らせ乾拭きさせます。1回で拭き切れない時は、もう1回、新しいトイレットペーパーで拭かせます。拭き終わった後は必ず点検していますが、ほとんどの子は2回目で拭き切れます。慣れてくると、1回目で拭き切れる子も増えてきます。
 要注意は、トイレットペーパーに水を付けさせない事。水拭きすると汚れが落ちる…と思っている子が多いので、べちゃべちゃにして大変になります。
 2学期最初の図工では粘土を行ったのですが、子供たちからは好評でした。子供たちも、割と粘土遊びが好きなんだと思います。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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物語でイラスト描き

2024-09-09 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は…いや、今回「も」テキトーくさい実践を紹介します。
 時々ブログにも書いてますが、最近の低学年児童は話が聞けません。静かにしているから聞いているだろうと思ったら、話し終えた10秒後に、説明した内容について質問してくる事があります。
 話を聞いているかどうか、パッと見て分かる方法はないか…考えた末に思い付いたのが、物語を聞いてイラストを描くと言う活動です。概ね、こんな感じで進めました。

私「国語のノートを開きます。日付やページを書きましょう。
  (準備が出来たと確認したら)これから、先生が短い話をします。
  それを聞きながら、その話の通りに絵を描いてください」
子(口々に)「え?」「どう言う事?」「どんな風に書くの?」
 余りにも混乱している様子なので、試しに1つ話をしました。書画カメラでノートをテレビに映し出し、話しながらイラストを描いていきます。
 これを見て、子供たちも何をすれば良いかが分かったようです。
私「では、話を始めます。
  昔々の話です。かんかんと、お日様が照りつける暑い日の事でした。
  (少し間を取り)道の真ん中に、大きな大きなリンゴがありました。
  (少し間を取り)その横に、巨大な棒人間がやってきました。
  そして、リンゴの上の方を囓りました。『ん~、美味い!』
  (少し間を取り)棒人間とは反対側には、ダンゴムシがやってきました。
  『これは素晴らしい。僕の家にしちゃおう』ダンゴムシは言いました。
  そして、自分が住めるくらいの穴をあけ、リンゴの家が完成しました」

 描いてほしい要素は4つ、「お日様」「リンゴ」「棒人間」「ダンゴムシ」です。どれも簡単に描けるものばかりなので、10分間もかからずに全員が書き終わりました。
 この後、描き終わった子からノートを持ってこさせ、全員分をチェックしました。私がチェックしたポイントは、

1.4つの要素が入っているか。
2.リンゴは、棒人間と同じくらい大きく描けているか。
3.棒人間とダンゴムシは、リンゴを挟んで反対の位置になっているか。
4.棒人間やダンゴムシが囓った跡が、きちんと描かれているか。

…の4点です。この程度なら、1人10秒くらいでチェック出来るので、5分程度でチェック完了出来ました。
 結果ですが、チェックポイントの4点の内、半数以上は3点目まで描けていました。私が思っていたより、ずっと話を聞けている感じです。
 思い付きで行ったテキトー実践ですが、なかなか面白い結果となりました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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そうじナッジ開始! 後編

2024-09-03 04:30:00 | 教育
そうじナッジ開始!
 月・火曜は学校教育話です。今回は前回(R6.9.2)の続きで、「そうじナッジ」について語ります。 
 「そうじナッジ」を始めるため、まず、掃除は何のために行うのか…「目的」を確認しました。次は、どの様に行うのか…「目標」の確認です。

私  「じゃ、教室を綺麗にするため、どう言う事を頑張りたいですか?」
子4 「丁寧にやる!」
私  「確かに、丁寧にする事は大切だよね」

 「ていねいにやる。」と板書する。

子5 「隅っこまで、きちんとやったらいいと思います」
私  「適当にやるんじゃなく、きちんとやるって事ですね」

 「すみまで、きちんとやる。」と板書する。

子1 「みんなで力を合わせてやる」
私  「協力してやるって事ですね」

 「きょうりょくしてやる。」と板書する。

子6 「床とかピカピカにする」
私  「ピカピカになったら、来年の1年生が喜ぶでしょうね」

 「ぴかぴかにする。」と板書する。

 意見が打ち止めになったらしく、挙手する子がいなくなる。

私  「OK。
   じゃ、今日の掃除から、『教室を綺麗にする』為に頑張りましょう。
   その時、今、出てきた4つの目標を意識してやるといいですね」

 最後の言葉は、「ていねいにやる。」「きちんとやる。」「きょうりょくしてやる。」「ぴかぴかにする。」を指差しながら言いました。
 こうして、「そうじナッジ」を開始しました。
 この記事を作成している令和6年8月30日まで4日間、掃除をしてきました。今のところ、1学期よりテキパキ作業を進めており、振り返りの時間(1分間くらい)を確保できる程度には、早めに掃除が終わっています。
 今後も気を抜かずに取り組む必要はありますが、今のところ順調と言えそうです。
 なお、毎回の振り返りは重要なので、少し記録が溜まったところで、また記事にしたいと思います。

 ところで、令和6年8月29日のブログにも、「いいね」などをいただきました。いつも、本当にありがとうございます。連続でいただけて、ヤル気が大幅上昇です! 
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
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そうじナッジ開始! 前編

2024-09-02 04:30:00 | 教育
 月・火曜は学校教育話です。今回は、2学期が始まったら絶対に実施しようと思っていた事を紹介します。
 2学期が始まったら絶対に実施しようと思っていた事…それは「そうじナッジ」です。
 「そうじナッジ」については、noteのKinoppi先生さんの記事で知り、実践してみたいと思っていたのです。「そうじナッジ」の詳細は、私がテキトーにまとめた事を読むより、そちらの記事を御覧になった方が勉強になります。
 夏休み中に資料を再読し、色々と手立てを考えておきました。そして、「銀(シロガネ)の2日目 」…この日から掃除が再開されます。どこで切り出そうかと思っていたら、1時間目の授業が早めに終わったので、15分くらい隙間時間が出来ました。
 チャンス! さり気な~く話を始めました。

私  「今日から、また掃除が始まるね。
    ところで、2学期になったから改めて聞くよ。
    掃除って、何でしなくちゃならないんだろう?」
子1 「教室を綺麗にするためです」

 「きょうしつをきれいにする。」と板書する。

私  「成る程…でも、どうして教室を綺麗にしなくちゃいけないのかな?」
子2 「次の1年生が喜ぶから」
私  「確かに、教室が綺麗だと次の1年生が嬉しくなるでしょうね」

 「つぎの1ねんせいのため。」と板書する。

子3 「ゴミがあると御飯が美味しくないから、美味しく食べるため」
私  「ゴミが無いと気持ち良く食べられるって事ですね」

 「ごはんがきもちよくたべられる。」と板書する。

子4 「ゴミがいっぱいあると汚くなっちゃうから」
私  「ゴミが溢れると教室が汚くなるって事ですね」

 「ごみがあふれてきたなくなる。」と板書する。

 う~ん、ちょっと長くなってきました。続きは次回…とさせていただきます。

 ところで、令和6年8月30日のブログに、「いいね」などをいただきました。いつも、どうも、ありがとうございます。これで今週も頑張れます!
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