太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

苺会

2005年07月25日 | Weblog

 同級生というのはいいものだ。

 いつまで経っても同級生だし、上下の区別もない。そりゃ、学校時代いくらか出来のよい者もあれば悪いのだっている。卒業してから金持ちになった者だっている。でも、そんなことはどうでもいいこと。だから、同級生なのだ。

 

  苺会というのが太田高校の仲間の集まり。我々は太田高校15回卒、15をばらして1と5、漢字に直してかわいらしく苺としたようだ。卒業して50年近くにもなって「かわいらしく」はないものだが、自分たちはそう思っているのだからお許し願いたい。だれに迷惑をかけているわけでもないのだから。

 年に4度は会っている。去年から今年にかけて私の選挙があったので1,2度は増えただろうか。理屈ぬきで応援してくれる。仲間というのはありがたいものだ。

 

 今回はゴルフ。私の大好きなゴルフである。苺会のよいところは「市長にあいさつをしてもらいます」なんて筋書きがないことだ。包みを持っていくわけでもなし、これが同級生である。

 いつもは前日に練習してゴルフに臨むのだが、このところ忙しくて練習もせずに出かけた。あまりスコアが良すぎてもいかがなものか、という思いもあった。成績は上出来ではなかったが、そこそこだった。ちなみに順位は4等賞、商品なしだった。

 

 ゴルフが終わると普通、風呂に入る。少し変態なのだろうか、仲間の尻が気になる。

 「ああはなりたくない。いつかはそうなるのだろうが、できるだけ先延ばしにしたい」それが尻の垂れ下がりなのだ。自分で自分の尻が見えないので比較はできないが、時折見かける尻の垂れ下がりにわびしさを感じるのだ。「おれもああかな」尻に手をやることがある。

 「同級生でそういうのいたか?」いや、みんなデンと構えて元気そのものであった。現役を終えたばかりだからかも。はげたって白髪になったって、見えるところは年なんだから仕方がない。でも、尻はちょっとちがうのではないか。私の願いは最後に垂れ下がりたいのである。

 

 料金を払うことになるが、ゴルフ利用税というのが気に入らない。確かに、風呂付のスポーツというのはない。ぜいたくなレジャーだから、という理由でゴルフ利用税を取られている。私はそう思い込んでいる。

 でも、今ではレジャーという領域ではない。野球やサッカー、テニスと同じようなもの。施設を利用する料金としてはスポーツである。定年退職、年金生活者の健康維持のためのスポーツであるという認識を財務省に持ってもらわなければと思う。

 

 最後に、苺会の成果を紹介する。ただゴルフをしているわけではない。意見交換の場でもあるのだ。

 「(大泉の)運動公園でウォーキングをするのだが、車がエンジンをかけっ放し。ウワッという排気ガスで気持ちが悪くなるほどになる。環境が大切な時代にどうかと思うよ」

 「埼玉県では『アイドリングストップ条例』というのがある。確か、あったような気がする。条例で規制した方がいいのでは。エンジンかけながらトラックのなかで寝ているんだよ」

 大泉町の横尾(当日優勝)と行田市の野村(準優勝)の会話。

 「太田市で研究した方がいいかもね」私の答弁。

 

 「ごみの収集だが、8時に出させておいて3時ごろに収集とはどういうことなんだ。夜に出させて、早朝収集というのはできないのか」この間まで現役で家には土日しかいなかったU(本人の名誉のために、あえて名前は伏せる)の弁。今、地域で「ごみ減量」の担当をしているとのこと。

 「以前、夜間収集を職員に提案したことがあるんだが、『収集車の騒音で不評になる』と受け入れてもらえなかった」

 私の答弁。「それが役所の悪いところ。やってみなけりゃ不評だかどうか分からないだろう。朝、街道にごみがなければまちは変わるよ。やってだめだったら元に戻せばいいじゃないか」

 「同感である。収集担当が受け入れてくれるかどうか、もう一度お願いしてみる」

 「そんな弱腰でいいのか」というような雰囲気だった。

 Uのスコア? 聞くほうがヤボ、もちろん悪かった。表彰式でブービー賞(ビリから2番目)の弁を述べていた。名前を伏せた理由は彼がブービー賞だったからです。


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