8月20日(土)は、鶴居村の「HOTEL TAITO」に宿泊し、翌朝、オプションツアーの釧路湿原ウォーキングに参加しました。
このツアーでは、釧路湿原でも普段は立ち入ることのできない保護区域に案内してくれます。ガイド役は、ホテルのオーナー兼写真家である和田正宏さんです。
ホテル周辺の牧草地などでタンチョウを探した後、目的地である「キラコタン岬」に向かいました。保護区域の入り口でバスを降り、長靴に履き替えて徒歩で岬を目指します。海でもないのに岬とは変ですが、乾燥地帯である山林部分が湿原(=海)に突き出しているので、「岬」と命名されているとか。
一帯に咲く花や樹木について教えてもらいながらゆっくり歩くこと30分、岬の突端に到着しました。ここからは、全く人の手が入っていない、湿原の原始的な姿を見降ろすことができます。
とその時、ちょうどタイミング良くタンチョウのつがいが現れ、川を渡り始めました。まるで写真集や絵ハガキにでも出て来そうな風景です。参加者はもちろん全員大喜び。和田さんもシャッターを押し続けていました。
何でも1週間ほど前には、付近でヒグマがエゾシカを追いかける姿が見られたそうです。
素晴らしいツアーでした。朝5時出発ですので早起きが必要ですが、宿泊客優先であり参加する価値は十分あります。お薦めです。