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元単身親父の道東徒然草 余話

北海道を走り回った2年間とその後

おじ散歩 千歳船橋~祖師谷大蔵

2013年01月19日 | 銭湯巡り

今日のコースは、千歳船橋から祖師谷大蔵まで。駅一つ分です。

千歳船橋駅のすぐ近く、商店街の真ん中神社は、「稲荷森稲荷神社」。戦前まで「稲荷森(トウカンモリ」と呼ばれる森があり、これが神社の名前の由来になっているそう。「トウカンモリイナリジンジャ」あるいは「イナリモリイナリジンジャ」と呼ぶようです。

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こちらは、千歳台の住宅街、住宅の敷地内にあった鳥居と祠。鉄製の門で守られていました。

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祖師谷商店街を北に向かった先にあるのが神明社。祭神は「天照大神」とのこと。10月のお祭りはかなり盛り上がるそうです。

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「そしがや温泉21」で、湯浴みを楽しみました。相変わらず混んでいます。

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祖師谷大蔵駅前の「ウルトラマン」。すっかり有名になりました。

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駅前にあるケーキ屋さん「ニシキヤ」。ここの生ロールはとても美味しい。自宅へのお土産に買って帰りました。

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世田谷の銭湯 鶴の湯

2012年11月27日 | 銭湯巡り

松蔭神社駅の近くに銭湯があることは知っていたので、日曜日の散歩の帰りに立ち寄りました。駅からは、松陰神社に向かって数分先の右奥にあります。

名前は「鶴の湯」。ありふれた名前ですが、タンチョウフリークの私にとっては、それだけで嬉しい。

結論から言えば、この銭湯は、なかなかの傑作でした。

まずは外観。歴史を感じさせる造りで、趣があります。

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暖簾をくぐると、下駄箱がありますが、これも、なかなかレトロ。こういう鍵のことを「松竹錠」と言うんですね。知らなかった。

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入口は自動ドアなのですが、これがまた面白い。室内から自動ドアの装置とでも言うのでしょうか、器材が見えるのですが、手作りの工作みたいなものです。今にも壊れそう。

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中はやたらと暖房が効いていました。左端に見えますが、壊れていると思われる古いゲーム機が置いてあり、郷愁を誘います。

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20円で使えるドライヤー。本当に動くのだろうか。

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浴室の様子。先客のお爺さんが二人いました。

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浴室がまたボロい。しばらく手を入れていない感じです。壁はボロボロに剥がれかかっています。よく地震で倒壊しなかったものです。そして、天井のど真ん中には、何故か大きな日の丸が。直径2mぐらいありそうです。何なんだろう。

そして極めつけは、「エッキス」なる入浴剤を使っている浴槽。白い乳白色の湯を張ってありますが、壁に説明の看板が架かっているのですが、これが凄い。(中央に見えるのが、その看板。現役です。

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看板には、「旧字体」で効能が書かれています。 「本鉱泉湯は深山の鉱道より採掘し、それを粉末にした天然鉱物ですから、天然にふん出する温泉と変わりなく多額の費用をかけて遠い温泉地に出かける必要はなくなります。本鉱泉湯は~」

そして、適応症として、神経痛、慢性胃腸病などといった病気が書かれているのはよくあることですが、その一つに挙げられているのが「寝小便」!思わず笑ってしまいました。

描かれている絵も、描いたのは戦前か?と思うようなタッチです。これは必見です。

何でも、オーナー兼番台主のお爺さんが、数十年前にこの銭湯を買い取った時に、セールスマンがこの「エッキス」を売りに来て断りきれずに購入したのだそうですが、今でも、この「エッキス」を売っている会社があるらしいのですから、世の中は分かりません。

「エッキス」の湯は、温めの温度設定にしてありますが、ゆっくり時間をかけて入れば、気のせいか、体がポカポカするような気がしてきます。効能があるんでしょう、きっと。それにしても「エキス」ではなく、「エッキス」です。面白いです。

また、飼い猫がいるようなのですが、番台のお爺さんの言葉を解するらしく、「明日の朝、何時頃に起こしてくれ」というと、多少のズレはあるものの、きちんと起こしてくれるそうです。本当だろうか。ちなみに、このお爺さんは、とんでもなく話し好きです。下手に話しかけると逃げられません。15分ほど世間話にお付き合いして、やっとの思いで「また来ます」と言って外に出ました。

しかし、このお爺さん、一人でこの銭湯を管理しているそうです。1日17時間労働で、いつも夕食しか食べないと仰っていました。もう80歳ぐらいでしょうかね。いつまで続けられるでしょうか。どうかご自愛くださいますよう。


世田谷温泉 四季の湯

2012年11月10日 | 銭湯巡り

千歳船橋駅近く、商店街から少し入った住宅地にあるのが「世田谷温泉 四季の湯」です。ここに入るのは、今日で2回目です。

マンションの1階にあります。脇には駐輪場や駐車場もあります。意外なのは、2回とも駐車場が空いていたこと。わざわざクルマで来る人はいない、ということでしょうかね。

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脱衣場の様子。清潔に保たれています。

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小さいながら、露天風呂もあります。ただし、「世田谷温泉」と銘打ってはいますが、温泉ではありません。普通の銭湯です。料金は450円。


おじ散歩 宮坂~豪徳寺

2012年11月10日 | 銭湯巡り

今日は快晴。特に予定もなかったので、先週に続いて経堂駅から豪徳寺近辺をブラブラしました。

まずは、自宅近くにある緑道を豪徳寺駅方面へ。「北沢川緑道」といい、元は川であったのを上に蓋をして緑道にしたもののようです。今日初めて気がつきましたが、元々川だったため、道路との交差点には橋が架かっていたようで、そこには必ず当時の橋の名前が残されていました。役所も律儀なものです。

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緑道沿い、マンションの1階にある天麩羅屋さん「重助」。自宅の近くなので一度入ってみたいものです。

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これは俗称「なんじゃもんじゃの木」。正式名称は「ひとつばたこ」。何でも、その昔、殿様が「この木はなんじゃ?」と家来に尋ねたところ、答えに窮した家来が咄嗟に「もんじゃの木にござりまする」と答えたことから「なんじゃもんじゃの木」と呼ばれることになったそうで、珍しい木のようです。ちなみに、神宮外苑にも同じ木があるそうです。

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「すずらん通り」から少し脇に入った民家の軒先にあった鳥居と祠。後ろに見える洗濯物が、何とも生活感たっぷりです。

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これは経堂駅近くにある剣道の道場。今日も稽古の真っ最中でした。

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お寺の墓地の敷地内にあった井戸。「飲めません」と書いてありますが、立派な現役です。専ら、墓参りに来た人が使っているようです。

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「桜町会」という町内会の事務所の建物です。古い民家を改修して使用しているようですが、23区内とは思えない雰囲気です。世田谷らしい、ということでしょうか。

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「豪徳寺」に着きました。

三重の塔。以前来た時には気がつきませんでしたが、境内には楓類が目立ちます。紅葉との組み合わせは期待できそうです。

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ここは、江戸時代の譜代大名の筆頭、井伊家の菩提寺としても有名です。中でも「安政の大獄」や「桜田門外の変」で知られる井伊直弼の墓は、都史跡に指定されています。

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また、豪徳寺といえば「招き猫」。招き猫の奉納所もあります。

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その後、豪徳寺駅近くの銭湯「鶴の湯」に入ろうと思っていたのですが、何と改装工事中でしたので、方針転換して、千歳船橋駅近くの「世田谷温泉 四季の湯」に入って帰りました。


おじ散歩 赤堤~松原~明大前~下高井戸

2012年11月03日 | 銭湯巡り

現在、世田谷区桜上水にある会社の社宅に住んでおり、駅は専ら小田急線・経堂駅を利用しています。

今日の午後、特に用事もなかったのでカメラ片手に散歩と洒落込みました。

まずは、赤堤を抜けて松原方面へ向かいました。今日は、やや風が冷たく感じられます。

井の頭線の東松原駅近くにて。獣医のようですが、「山本家畜病院」とは笑ってしまうネーミングです。電話番号の市外局番も3桁です。でも、やっているようです。帰ってからネットで調べると、何と女医さんらしい。世田谷には、かつて牧場もあったようですので、本当に家畜の診療をしていたのかもしれません。Img_7455

住宅地をあてどもなく歩いていると、奥まったところに小さな祠がありました。狐の表情が何ともユニークです。

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今度は、住宅の敷地の一角にある小屋に入れられたお地蔵さんを見つけました。檻に入れられているようです。何故でしょうね。まるで囚われの身のようです。

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世田谷の住宅地には、今でも結構井戸が残されており、「震災時井戸水提供の家」と書かれた看板と井戸をよく見かけます。震災時などには、ここで給水を受けることができるのでしょう。そんな時が訪れなければ良いのですがね。

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明大前から下高井戸方面に向かう京王線のすぐそばにあったボクシングジム。中を覗くと、リングやサンドバッグなどが所狭しと並んでいましたが、誰もいません。窓は開いているので、ランニングにでも出かけたのでしょうか。

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これは、ある民家の駐車場にあったベンチ。書いてあるのは「どうぞお座りください」。お年寄りなどが散歩の途中で腰を休めるのでしょうか。それにしてもご親切なことです。

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井戸その2。

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下高井戸駅近くにある「月見湯温泉」とう銭湯に入りました。ただの銭湯かと思っていたら、一応天然温泉(鉱泉)のようです。温泉分析書も貼られていました。ただ、分析結果の表現はやや妙です。「温泉法第二条の別表中に示されたフェロ又はフェリイオン及びメタけい酸の項で温泉法の温泉に適合する」と書かれています。こういう表現にお目にかかったことはないですね。でも、館内は清潔に保たれており、好感が持てます。土曜日の午後だからでしょうか、結構お客が入っていました。営業は午後3時半から、料金は450円です。ちょっとした発見です。

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井戸その3。これはアパートの敷地内にありました。ちょっと歩いただけで3箇所も見つけたのですから、井戸の数は結構多いと言えるのではないでしょうかね。

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この人は「おちたかお」さん。政治家です。「落ちた顔」ではなく、「越智隆雄」さんです。最初にこの人のポスターを見た時の「笑撃」は忘れられません。ご両親は、息子が政治家になるとは思わなかったのでしょうね。残念ながら、現在の肩書きは「前衆議院議員」。一度は「落ちた」訳です。「近いうち」の選挙では返り咲くことは出来るでしょうか。

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赤堤~松原~明大前~下高井戸というコースで3時間の散歩でした。次はどの辺りを廻りましょうかね。