第45回チャレンジサイクルロードレース大会
【開催日】2022/04/10(日)
【開催地】(一財)日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキット 静岡県伊豆市大野1826
左まわり・監視棟前スタート、秀峰亭前フィニッシ
【レース】ME 13:45スタート 69㎞
【出場選手】湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、床井亮太、尾形尚彦、重満丈、佐藤宇志
2019年以来の3年ぶりの開催となる、伝統ある「チャレンジサイクルロードレース大会」に出場しました。
レースコースは、日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキット。
過去には少人数の逃げきりが多く、距離が短いが厳しい展開が予想されました。
レースはスタートからラップタイムが7分台とハイペースで進みました。
シマノレーシングもアタック合戦に対応していきます。
しかし、ハイペースの展開に耐え切れず、5周目に重満丈、佐藤宇志が遅れます。
7周目にトマ・ルバ選手(KINAN Racing Team)、渡邊翔太郎選手(愛三工業レーシングチーム)、宮崎泰史選手(宇都宮ブリッツェン)、谷順成選手(那須ブラーゼン)、そしてチームから井上文成が強力な逃げグループに入る。
▲今季加入の井上文成は、怪我から復帰し鹿児島合宿でも調子を上げてきた中でのレースだった。photo:Satoru Kato(cyclowired)
9周目に入り、逃げグループとメイン集団とのタイム差は45秒。
メイン集団から横山航太がアタックし、石原悠希選手(那須ブラーゼン)と逃げ集団を追走します。
逃げとのタイム差を30秒まで詰めたが、逃げ集団のペースも早く、その後メイン集団に戻ります。
▲全力を使い、追走にチャレンジした横山航太。photo:Satoru Kato(cyclowired)
その後、逃げ集団で苦しい表情で走っていた井上文成ですが、先頭から力尽き遅れてしまいます。
井上文成が遅れた事により、メイン集団から追走したいシマノレーシングでしたが、11周目の時点で人数を減らしたメイン集団には、湊諒と風間翔眞が残るのみとなりました。
▲風間翔眞がメイン集団を牽引するも1分25秒からタイム差は縮まらず。photo:Satoru Kato(cyclowired)
残り1周に入る秀峰亭の上りでトマ・ルバ選手(KINAN Racing Team)がアタックし、そのまま独走で優勝。
チーム最上位はメイン集団でゴールした湊諒の14位と厳しい結果となった。
▲メイン集団でゴールした湊諒。photo:Satoru Kato(cyclowired)
【湊諒コメント】
修善寺5kmサーキットは走る位置や踏みどころで体力の消耗が変わるのでそこを意識して走りました。
3週間前の落車から鹿児島合宿を経て体力レベルは戻ってきたと感じていましたがそれでも他チームの調子の良い選手と比べるとまだ不安は残っていたので出来るだけ前で展開、後手を踏まないように動いていました。
結果的に逃げに乗ってくれたチームメイトが単独で落ちてきた際に自分の力(チームメイトの助力含め)で勝利を目指す力が残っていなかった、そしてそもそも逃げを作る、乗る動きが出来なかったのはやはり自分の実力不足だと痛感しました。
全日本やTOJの前にもレースが多数あるのでその中でも集中して修正して行きたいと思います。
【リザルト】
1位 Lebas Thomas(KINAN Racing Team)
2位 宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン)+31秒
3位 渡邊翔太郎(愛三工業レーシングチーム)+44秒
14位 湊諒 +2分22秒
23位 風間翔眞 +4分17秒
27位 横山航太 +10分23秒
DNF 中井唯晶
DNF 井上文成
DNF 床井亮太
DNF 尾形尚彦
DNF 重満丈
DNF 佐藤宇志
【リザルトURL】
https://jcf.or.jp/download/communique12/?wpdmdl=70344&refresh=62550d4d00a601649741133
photo:Satoru Kato(cyclowired)