REPORT

SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

【Report】JBCF群馬 CSC ロードレース4月大会

2022年04月29日 | 動画

JBCF群馬 CSC ロードレース4月大会

 

【開催日】2022/04/23(土)、24日(日)

【開催地】群馬サイクルスポーツセンター(6km サーキットコース) 

【レース】4月23日 DAY1 JPT 6km x 20 周 = 120km 12:20 - 15:30

 

                  4月24日 DAY2 JPT 6km x 18 周 = 108km  12:30 - 15:30 

【出場選手】

DAY1 湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、尾形尚彦、佐藤宇志、天野壮悠

DAY2  横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、重満丈、床井亮太、佐藤宇志、天野壮悠

 

JPT第3戦である「群馬CSCロードレース4月大会DAY1」に出場しました。

レースは、1周目から激しいアタック合戦が続き、5周目までに小集団の逃げが形成されては、メイン集団が追走し逃げを吸収するという展開が続く。

メイン集団の人数が減る中、シマノレーシングは、湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、井上文成、佐藤宇志の6名がメイン集団に残ります。

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

7周目に入り、井上文成、小森亮平選手(マトリックスパワータグ)、富尾大地選手(シエルブルー鹿屋)の3名の逃げが形成されるも、8周目にはメイン集団に吸収。

良い動きを見せていた井上文成だが、その後、後輪に木の枝が入り込むトラブルでメイン集団から遅れてしまう。

 

9周目に再度アタックした、小森亮平選手(マトリックスパワータグ)の単独逃げが決まる。

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

メイン集団は湊諒が愛三工業レーシングチームと共に集団を牽引し、13周目に逃げを吸収。

 

14周目にメイン集団から渡邊歩選手(愛三工業レーシング)が単独アタック。

15周目にレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)が渡邊歩選手にブリッジ。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

メイン集団は他チームの協力を得れず、湊諒が牽引がするも、逃げとのタイム差は2分に広がる。

残り3周で先頭はレオネル・キンテロ選手(マトリックスパワータグ)の単独となるも、ペースは落ちることなく、そのまま独走で優勝。

表彰台を目指したシマノレーシングだが、最終周回で小林海選手(マトリックスパワータグ)、金子宗平選手(群馬グリフィンレーシングチーム)のアタックに反応できず、メイン集団スプリントの先頭で中井唯晶が4位ゴール。

 

photo:Satoru Kato(cyclowired)

ゴール前に中井唯晶をリードアウトしゴールする横山航太。photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

【中井唯晶コメント】

レース前のミーティングでは

自分、横山さん、井上、風間を後半に

湊さん、尾形、佐藤、天野を前半組として分けてレースを展開していくと決まりました。

 

レースは前半からマトリックスパワータグのペースアップにより集団が絞り込まれ

レース前半だけでシマノは集団に5人となってしまいました。

 

終盤にアイサン、マトリックスの2名の逃げが出来てその逃げを湊さんが牽引するも2分まで開いてしまう。

この時点で残り周回も3周ほどになっていたので勝ち逃げとなり

集団の頭を取ることに切り替える。

 

集団も絞り込まれながら最終周回に入り、途中のアップダウン区間で群馬グリフィンの選手とマトリックスパワータグの選手が抜け出してしまう。

残っていた横山さんと自分で追いかけるも届かず、4位集団のスプリントで4位を獲得という形で終わってしまいました。

 

あと一歩のところで表彰台を逃してしまって悔しい結果となってしまいました。

 

 

【リザルト】DAY1

1位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)

2位 小林海(マトリックスパワータグ)+1分09秒

3位 金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム )+1分16秒

4位 中井唯晶 +1分17秒

 

10位 横山航太 +1分32秒

12位 風間翔眞 +2分24秒

24位 湊諒 +6分53秒

DNF 井上文成

DNF 尾形尚彦

DNF 佐藤宇志

DNF 天野壮悠

リザルト詳細 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト

 

翌日には、JPT第4戦「群馬CSCロードレース4月大会DAY2」に出場。

レースは、1周目からハイペースで進みます。

逃げに対応する重満丈。photo:Satoru Kato(cyclowired)

2周に井上文成を含む、有力選手たちで構成された10名ほどの逃げ集団が形成。

3周目に、逃げに1名しか乗せれていないシマノレーシングは、佐藤宇志、重満丈がメイン集団を牽引し、そこから中井唯晶が単独で逃げ集団に追いつく。

 

良い判断で逃げにブリッジした中井唯晶。photo:Satoru Kato(cyclowired)

メイン集団では、好調の横山航太がパンクトラブルでリタイアしてしまう。

各チームのエース選手を含む逃げ集団。photo:Satoru Kato(cyclowired)

5周目に逃げ集団でペースアップがあり、井上文成が7名の先頭グループに残る。

逃げで周回を重ねる井上文成。photo:Satoru Kato(cyclowired)

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 

9周目から、メイン集団をシマノレーシングが牽引開始。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

photo:Satoru Kato(cyclowired)

奮闘していた井上文成だが、残り3周のペースアップで遅れてしまう。

逃げを追走したいシマノレーシングでしたが、強力な逃げグループに対してタイム差が詰められず、中井唯晶の10位が最高位となった。

photo:Satoru Kato(cyclowired)

優勝は、小林海選手(マトリックスパワータグ)が圧巻の4勝目を飾った。

 

【井上文成コメント】

スタート直後からハイペースな展開が続き、小さな逃げに天野選手、重満選手、佐藤選手がしっかりと対応してくれました。その中でマトリックスのキンテロ選手、マリノ選手を含む有力勢が前に集まっていたので自分もチェックに入りそのまま勝ち逃げに乗ることができました。

 各チームのエース級の選手が乗っていたので逃げのペースが緩むことはなく、自分としては体力的にギリギリの状態が続きました。また、集団の牽引を自チームが行ってくれたことで自分は逃げでのローテーションを回避できましたが、それでも逃げのペースに耐えることができず残り3周でのペースアップで千切れてしまいました。

 結果が伴わないレースが続いており実力不足も感じていますが、自身のコンディションは初戦と比べてかなり上がってきており、また調子が上がっていない選手も出来ることを確実にこなしてくれて調子が良い選手が大事な局面で脚を残せているのでチームとしても良い形になりつつあるのではないかと思っています。

 次がTOJと熊野と大きなレースが続くのでコンディションをさらに上げて臨めるように集中して練習に取り組みたいと思います。応援ありがとうございました。

【リザルト】DAY2

1位 小林海(マトリックスパワータグ)

2位 レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)+0

3位 松田祥位(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+24秒

 

10位 中井唯晶 +2分24秒

28位 重満丈 +2分26秒

33位 風間翔眞 +2分31秒

34位 佐藤宇志 +2分38秒

38位 天野壮悠 +2分58秒

50位 床井亮太 +5分56秒

DNF 横山航太

DNF 井上文成

リザルト詳細 | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト

 

DAY1

photo:Satoru Kato(cyclowired)

DAY2

photo:Satoru Kato(cyclowired)

 


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