現在一般に言われている塗料の品質が高いのは、アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素 の順となっています。
これは本当でしょうか?
確かにこの順番に普及してきたのは事実です。製品によっては、その成分が含まれているパーセンテイジが違います。しかし、ものよっては、アクリルと呼ばれる製品でもウレタンと呼ばれる製品、シリコンと呼ばれる製品よりも性能が高いものがあります。これはなぜでしょうか?
まず、出来上がってしまった アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素 の図式で売るのが楽だからです。
また、性能評価ということで、成分にとらわれずに製品を競わせる考え方は最近でこそするようになってきましたが、当初は成分の差で評価しようとしていたようです。
結論としては、一般的にはこの図式は成り立つが、必ずしも絶対ではない。むしろ、アクリルでもシリコンに匹敵する、あるいは上位になるものがあるということです。