たろうくん(太郎)のつぶやき

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えっせい「たろうさんのたびシューズ」

2016-08-10 15:27:52 | エッセイ
エッセイ「たろうさんのたびシューズ」
                       清水太郎
「メガネクリーナーがないかなぁ~」と、直ぐそばの100円ショップへ出かけました。店頭の棚を見ながら、入りかけます。白い靴が置いてありました、「えっ、もしかしてあの靴が?」手を伸ばして、28cmのサイズを探しました。あります、あります、10足以上もです。取り敢えず、5足を籠に入れて、店内へ、メガネクリーナーはありませんでした。それが3日前のことなのです、洋子さんが「レモンショップに行くわよ」と言います。あの靴を、もっと買いたくていたのです。「まだ、あったら買ってきて」と頼みました、「3足、買って来たわよ」、都合8足ゲットです。すでに、2足は降して、スタンバイしています。
100円ショップが、開店してから1年目になるのかなぁ~。私も娘の家に住んで、一年が経ちました。その時に買った、白(2足)と紺のシューズは、履き古して、最後の白いシューズがヨレヨレで、汚れています。履くとユルユルで、脱げそうなのでした。
靴を買ってきてと、頼んだ時に「明日がないと、言ってる老人がそんなに買ってどうするの」と洋子さんがあきれて言いました。「まだ、あったわよ」の言葉を聞きと、財布をもって、もう2足買うんだと、炎天下を急ぎました。
「何故ってですか」?靴を写真に撮りブログを書こうと、玄関先の床に靴を置いて良く見たのです。こんなに安いのは、どうせ、中国製の靴だろうと思っていました。タグが付いてます、「たびシューズ」の裏面に名古屋のメーカーさんの名前が書いてありました。思わず「これ、国産だよ」と洋子さんに言いました。都合10足の爆買いです、お店のレジの女の子に「この靴、国産なんですよ」と言ってしまいました。前の家のご主人が外にいたので、靴を見せながら「25cmのサイズならありましたよ」です。
老人ですから、もう靴に拘りません。革靴を履くこともないのです、出かけるにもジーンズを愛用して出かけます。(最後の10足目に足を入れるまで、生かされるのでしょうかねぇ~)子供の頃から足が大きくて、履ける靴がなくて苦労していました。ですから、安い大きな靴があると、買い込んでしまうのです。履かずに終わり、ダメになった靴もあります。
今日は、消費税を入れて、都合1,160円の年金生活者の贅沢でした。

えっせい「じぃちゃんの悩み」

2016-08-08 13:50:11 | 
エッセイ「じぃちゃんの悩み」
清水太郎
ゆうと君が、2階の部屋へ駆け込んできた。今までのエッセイを編集したり、投稿したりで生を返事していた。ゆうと君は、階段を下り、また登って来た。モジモジして、「オシッコ、出ちゃった」と顔をあげる。床に、オシッコが拡がっていた。「いいんだよ、じぃちゃんは叱らないよ」と本棚の中に置いてある、カニオムツを取り出して変えてあげます。はると君のオムレツも置いてあるのです、その上の本棚の上に神棚があるのです。ズボンとパンツを持って下に降り、洋子さんに渡す。床をトイレの紙で拭く、二度目のことでした。
ゆうと君は、以前に、ママやパパに叱られて泣きながら、来たことがあるます。泣き止むまで、抱いてやったのだが、最近は無くなりました。じいちゃんは最後の砦になりたいのです。
「優しいのが、一番なんだよ」と、ゆうと君に言った事があります。側で、聞いていたパパが「パパは強くないといけないんだ」と言ったのです。「優しさがある強さなんだがなぁ」と自分に言い聞かせました。(挫折を知らないと分らないのかもしれないかもなぁ)。少し前、100円ショップへゆうと君を抱いて行った時に、「困ったら、じぃちゃんの部屋に、来るんだよ」と言いながら歩いたのです。
夢の中に、何時もと違う顔のゆうと君がいた。夢は本当のことは、伝えないのだと思うのです。夕方、「ママを送りに行くけれど、ゆうとどうする?」パパが聞いた。パパは、はると君と出かけました。洋子さんは、ゆうと君にオマルでウンチをして欲しいのです。ゆうと君は、床に張り付くようにおしりを挙げるウンチの姿勢です。でも、洋子さんはゆうと君をオマルに座らせることに成功しました。レースのカーテンに包まりながらのオマルでウンチです、辛抱強くゆうと君を誘導した洋子さんの勝ちです。「カーテンに隠れてしたつもりでも、外から見るとお尻が丸見えだったわ」と笑いながら言いました、やれやれです。パパがママとはると君を乗せた車が着きました、玄関から入って来ると「ゆうちゃん、さっきオマルでウンチできたのよ」と洋子さんが嬉しそうに言いました。パパはゆうと君を高々と抱き上げ「やったな、ゆうと、ゆうと」です!ゆうと君は、これを機にオマルでうんち出来ると確信したじぃちゃんです。
孫たちは、泣き笑いの毎日です。じぃちゃんにできる事は、掃除と祈ることぐらいです。泣き声が2階まで聞こえると「はるとか?ゆうとか?」洋子さんに聞き、階段から下を見ます。泣き声が、聞きたく無い時があるのです。「居ないほうがのかな」と考える事もあったのです。洋子さんは「二人がいる時には、顔を出さないのよ」と言いますが、いつでも、なんをするにも一緒にいてしてあげたいのです。過干渉なじいちゃんと、言われてもいいのです。
じぃちゃんの雑念を打ち消したのは、3人目の孫を娘が宿した事からです。「もう、私がいないとダメなのだ、あれこれと考えれる時ではない」、寝る前の懺悔?の時に「お父さんは、なんでもやるから」と付け加えました。
ゆうと君の笑顔が嬉しいのです、でも、はると君が泣いています。「ママ、パイパイ、パイパイ、飲ませてよ」でも、ママは断乳しないと子宮が収縮してお腹の子によくないらしいのです。階段を駆け下りて「おっぱいを飲ませてやれ」と言いたくなります、「娘はもっと辛いのだ」と言い聞かせます。パパが「はると!はると!」と大きな声を出してます、パパも切ないのでしょうね。

エッセイ「おじいさんの石臼」④

2016-08-07 11:25:12 | 
エッセイ「おじいさんの石臼」④
                      清水太郎
 王子駅から田端へ、山手線に乗り換えました。前に、若い女の子が立っています。誰かに似ているなぁ?AKBのあの子かなぁ?思わず声をかけようと思いました、でも、名前を思い出せません。西八王子駅からバスで、城山手に着きました。21時を回っています、歩いて3分で家です。孫たちが、私の帰りを気にしていたそうです。
パソコンで、あの子を検索しました。板野友美ちゃんによく似ています、友美ちゃんが山手線に乗る筈がないなぁ?スマートニュースに「家族を切り売りしているらしい」とあったのを、思い出しました。板野友美ちゃんと篠田麻里子ちゃんの二人がお気に入りで、フェイスブックの友達になっていたことがあったのです。
寝ながら、まだあの子が板野友美ちゃんだったのではないかと拘っていました。私が芸能人を応援するのは、古代神に仕えた歴史があるからです。ミイーハーの老人でもあります、お目にかかりたいamebaの友達の御崎かれんちゃん・蜂谷有紀さんがいます。Twitterでリツイートしてくれる、ミサキ・ライオンちゃんは日本に来てアイドルになるのが夢だそうです。私のブログにコメントをいつも書いてくれる人たちにもお会いしたいのですが、出来ますかねぇ?
昔、神宮前の長崎先生の処へ下駄でいったことがありました。50年以前のことです、ビルのエレベーターから「都はるみ」さんが降りてきて、鉢合わせになり、びっくりした目で外へ出て往きました。ビルの最上階に「三浦環」さんが住んでいたので、其処を訪れた帰りなのでしょう。それから20年後かもしれませんが、会津の長崎屋へ手伝いに行った帰りに、東京駅へ向かう電車で、ドアの傍に立っている名取裕子さんを見かけました。まだ、青山学院大学の学生の頃だと思います。際立って綺麗な人でした、すでに、芸能界におられたと思います。工学院大学の夜間部に行っていた、時のことです。新宿駅の向かい側のホームに、美少女が立っていました。私が見とれていると、その美少女も私を見て動かない瞬間があったのです。時間が止まったように、今も鮮明に覚えているのです。
前世で、同じ時代に出会っていた人と、この世でまた、擦れ違うこともあるのだと思うのです。オーラの出会いかなぁ?すれ違いではなく、現世で交わっている。父母・友達・妻・娘・孫達との出会いは、単なる偶然ではないと思います。まず、先祖同氏が引き合い、それに神・仏の力と縁が働くのではないのかと思うのです。70年間も生かされた、私が導き出した結論と答えなのです。

エッセイ「おじいさんの石臼」③

2016-08-06 10:16:49 | 
エッセイ「おじいさんの石臼」③
                       清水太郎
 こんなはずではなかったと店を出て、法務局北出張所に向かいました。昼飯は予定より早く終えたので、依頼しておいた旧土地台帳がどうなっているのかと思いながら都営バスを降りました。
王子3丁目の交差点は、方向感覚が狂ってしまいます。お上りさん?年齢の為?何か分らない力か?王子警察が新築工事中でした。三菱自動車の隣が、法務局北出張所です。
2階の受付で、先ほどの担当の女性を呼んでもらいました。
「未だ出来ていません」の返事に、早すぎたからかな?「少しは進展があるかな」と期待していたのです。「中にお入り下さい」と言われて、奥へ行きました。「区役所でみたのと同じ地図はないですか?」と尋ねたのですが、チグハグな対応です。「和紙の古地図を持ってきます」と言って、何枚かの大きなファイル入りの地図を渡されました。かなり貴重な地図のようで、注意しながら開いてみたのですが、良くわかりません。「お返しします」と言って、「北区王子二丁目」「北区滝野川四丁目」「北区東十条四丁目」「北区王子三丁目」の旧土地台帳付属地図のコピーを頼みました。1800円でした、印紙を買い女性に渡しました。納得が行かない結果です、係りの人に任せるのではなく自分でしなくてはならないのだと思い知らされました。
 区役所に戻り、地番表示の係りの人に「調べていただいた先ほどの地図が、手に入りませんか?」と聞きました。人文社の「滝野川」「王子」の地図でした、この出販社は倒産していたのです。「大手の書店にならあるかも知れませんね」と、係りの「鈴木」さんに教えていただきました。
北区図書館へ向かうために王子駅に戻り、コミニティバスに乗り換えます。シルバーパスは使えないので、100円を払いました。コミニティバスは図書館の入り口まで入りました、「北区の部屋」の黒川さんにお会いするために来たのです。図書架を掻い潜るようにして、たどり着来ました。大きな声でお呼びして、名刺を渡しました。「滝野川と王子」の地図とブルーラインの地図もありますと教えて頂き、「コピーはできますか?」「はい出来ます、ですが、地図は半分ずつにしてください」と言われました。著作権との関係があるとのことです、小声で「出来るだけ、少しずつにね」と言われたのです。ほかの人が使うのに支障がないようにとの配慮からでした、周りを見回して素早くコピーを終えました。ガラス窓の外から声をおかけして帰ったのです。
 外に出て、コミニティバスの停留所を探したのですが、方向違いの処へ出てしまったようで、また迷ってしまいました。王子駅の裏手にある「玉子の扇屋」さんへ、名刺を渡そうとして財布を探しましたが、無いのです。焦っていました、携帯をかけたのですが、違う所へかけてしまい「無いですよ」の返事です。慌てて、かけなおします。間違えた先は郷土図書館だったのです、北区図書館にかけ直しました。「ありますよ」との返事に、ホッとしました。お金はあまり入ってないのですが、何枚もカードを入れてあるのです。受付で、免許証を先に出しました。受付の女性が奥から黒い財布を持ってきてくれました、「コピー機の処にありましたよ」「カードがあるので」とお礼を言い、コミニティバスの停留へ行きました。王子の駅へ行くのには、コミニティバスだとかなり歩くようなのです。停留所にいた人に「都バスに乗るには、どこへ行けばいいですか」と、聞いてしまいました。「あの車が、出てきたほうへ行けばいいです、近いですよ」と教えてくれました、何とかバス停にたどり着き、18時30分に自宅へ向かいました。

エッセイ「続々続じぃちゃんのお榊」

2016-08-05 12:54:21 | エッセイ
エッセイ「続々続じぃちゃんのお榊」
                      清水太郎
 老人の一日は、忙しく過ぎる。幸せなことです、パパが泊なので孫たちといつまでも居たいのです。22時になってしまい、慌てて風呂に入りに行きました。洗面所の小さな窓を見て、あっと驚きました。自分の部屋へ、iPadmini4を取りに行きました。途中で電源を入れ、窓を見るともう居ませんでした。窓に大きな「ヤモリ君」がへばり付いていたのです、前の家よりもっと大きな奴です。あきらめて部屋に帰り、忘れていたお榊の水を変えることにしました。先月の31日に買ったお榊は、もう枯れ始めているのです。長房町とたいらやへ買いに行ったのですが、「すみません、お榊はい入らなかったのです」でした。最初に買い求めた「宮の前」の花屋さんにありました、このお店は花等を卸しているのであったのでしょうね。国産のお榊も時にはあるのです。お榊を買い替える事は、出来ますが、中国からやってきたお榊を簡単に捨てられないのです。少しでも長く神棚へお供えしてあげたいと言う気持ちが強いのです。
 洋子さんとたいらやへ買い物に行く途中に、ヤモリの話をすると「私も玄関の処にいるのを見かけたわ」です。「娘の家は守られているのだ」と再度思いました、ありがたいことです。
娘は、はると君が、ありを踏みつぶしていたので「はるくん、アリさんもおうちに帰りたいんだよ!」と言ったそうです。すると、はると君は踏みつぶすのをやめて、水をかけ始めたそうです。それを見ていた、お兄ちゃんは「ありさん、お砂糖が飲みたいんじゃない」と言ったそうです。
洋子さんは「ゆうと君は、優しい子だね」と言いました、たいらやの駐車場に車を止め、歩いて八幡神社へ参拝に行きます。参道は日陰で、風が吹き抜けて涼しいのです。夕方から新宿へ出かけます、簡単に掃除をさせて頂きしました。汗が噴き出ます、手水を使い参拝して、たいらやの駐車場へ向かいます。セミたちの鳴き声が、背中から次第に遠ざかる夏の午後です。
不思議なことですが、数カ月からだと思います。朝、柏手を打つと、天井が響きようになったのです。家が共感しているのだと思い込んでいます。