たろうくん(太郎)のつぶやき

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2020-08-22 19:34:00 | 

今書いている詩(1431)「網」


「天網恢恢疎にして漏らさず」


貴女も

私も

此の網から

逃れる


私の孫たちの網は

何を捕獲する

希望の網となれる

落胆の網となる


幼い腕を

伸ばし

小さな虫を

捕らえる


「一寸の虫にも五分の魂」

良い子

悪い子

普通の子


特別な孫

一番大事な孫

可愛い孫

「三人寄れば文殊の知恵」


捻るとじゃぁは

水道の蛇口

オオソレミィヨ

宵の口

序の口

序二段

三段目


大口叩く

お金の亡者

恋のイロハの

指南役


蜘蛛の糸を

昇れるかなぁ

天の階段も







2020/08/21

2020-08-21 17:54:00 | 

今書いている詩(1429)「お猿の木・傾城塚」


見猿・聞か猿・言わ猿

悪いことは見ない

悪いことは聞かない

悪い言わない

だけれども

見る・聞く・言うのが

今を生きる私と貴女の

生きる術、デモ、でも

誹謗中傷は

しない

させない

許さない


錘と餌が

付いたウキは

貴女の唇が

引く


釣糸の竿を握る

私は世の浮き沈みを

操る

糸を操作する

ツンツッーと


獲物は貴女

餌の愛が

美味しいかなぁ

試しては

取り換え

吟味する


貴女の舌は

軟らかい肉?

硬い肉?

貴女の全身を

覆う肌と

黒髪を触る

心も溶かす


六根の穴を

確かめ触れる

意のままに

操りたいから


何だそうかぁ〜

ジョーカー(joker

えっそれって

ババ抜き(ジジババ抜き)

ショー(Shaw)なのぉ〜


 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」

『方丈記』(鴨長明)序文より引用です。


2020/08/21

2020-08-21 17:52:00 | 

今書いている詩(1428) 「愛と定めの時空」


水は高きより

低きに永るゝ


天の嶺に

霧が湧く

山を越へ

谷を埋め 

浸す


梢枝で 

鳥が

囀る 

人々が 

憩う

笑い

泣く


雲が峰を呑む

日が昇る 

日が沈む

星は煌めく

月が満ち 

欠損する

時の

梯子を 

外す


五年前の 

言霊が 

時空を 

駆け抜る 

神仏を 

強請る

 

貴女の 

意志が

私に 

届く


天地が

交わる

有縁無縁の

願いが 

秋に

稔る

 

私は 

記録者  

繋ぎたい 

夢と望みが

有る

  

今日から

明日へと 

息を吐く

未来を 

紡ぐ

 

洩れてる

なぁ

太郎老人