梅干し。
私の小さい頃は普通に当たり前に食卓にあった。
何の変哲もない、なんか蓋のついた入れ物に入った普通に梅干し。。
だった。
おばあちゃんが漬けた梅干し、しそ、生姜、
美味いと言うか別に普通に当たり前の味で、
気に入ったおかずがなければ、仕方なしに梅干しで茶漬けで食おうかぐらいだった。
今、思うとそれが家庭の味なんだなぁ〜。
しかし、母は絶対梅干しを漬けなかった。
父が言うには
梅干しの色が変な色に浸かるとその年には不幸ごとがあるとの迷信?
とやらを母はかたくなに信じていたのだ。。
なので、祖母が亡くなってからは何故か?父が数年間漬けていた。
一度、めっちゃ不味かった時があって、
それ以来、父も「手間入る」と漬けなくなった。
その頃には私は梅干しってサブのサブくらいやん!
って感覚になっていたと思う。
そこでだ、
父の妹である、私からおばちゃんとなる
助っ人が現れたのである。
しばらく、おばちゃんの梅干しが届くのを楽しみに待つ。
料理好きな私にも姉達からリクエストがあったが、、
ちょいと・待ってや!。。邪魔くさいやん!と拒んできた。
そこで、立ち上がったのが勇者、姉。
嫁ぎ先からのお母さんからレクチャー受けたり
父にも聞りしいていた。
そんなこんなで。
まず、姉の家庭はあまり率先して食さないらしい。。
作り手としては手応えないのは解る。
そこで、
まず、最初に我が家の料理長?でもある私に「どう?」って聞く。。
年々、おばあちゃんの梅干しに。。私の小さい頃の梅干しに・・
今では姉の梅干しが楽しみで、、でもあまり量が作れないこともあり(貴重)、
ビビリ喰い。
ビビリ喰いなので、まず、しそから無くなる。
(ちなみに、私、好きなものは最後に食べるひとです。)しそも当然美味いしですよ、
今は、紅生姜と、梅干し(+しそ)は別にして、保存している。
残り、これだけ、、
今年も漬けたって言ってたが、、、
来年は私が梅干しに挑戦しようと思う。。
小さ頃の梅干しの味
おばあちゃんの味
今では姉の味となった。。