今年も約650本の松明奉納で盛大に開催されました、火まつり。
私もスタッフとして22年目。
16年間は消防団として山の警備。
あとは、商工会青年部や陶器工業組合青年部会員として、
思いおこせば、いちど松明を担いで登ってみたいと言いつつ、
スタッフとして携わってきていましたので、、、
松明を担いで登ったのは最終、中学生だったかな・・
小さい頃、父やおじさんそして周りから「陶器屋やったら松明担がんとアカン」と
言い聞かせられて、登るのが一つのあこがれであった。
初めて担がせていただいたのは、
小学校の低学年くらいだったかなぁ~
当時は、一本松明はまだ早いと言われ、
天秤型の松明をおじさんに作ってもらたたのを記憶している。
そして、小学校5年生に同級生と一緒に作った記憶がある。
それもおじさんからレクチャーを受けた。
当時は、要らなくなったすだれを調達し、
そこに、登り窯を焚いておられる窯元へ行き、
松の薪を頂いて巻いた。
それも、ジン(松ヤニ)がたくさんある部分を選別した事を思い出す。
約1時間、松明を保たすのに
タイヤ(ゴム)も入れた。タイヤを入れると
煙がひどいが・・・
そうやって、自分なりに
毎年、自分バージョンの松明ができあがっていくのである。
花火も入れた事があったなぁ~。
そんなこんなで、何十年たつ。。
小さい頃にあこがれた
火まつりに今ではかかわっている立場である。
しかし、担ぎたい、登りたい、
自分の作った松明で、、、
でも、時は過ぎていく、
今、この年で、、、頭で想像する
松明をいざ担げるか。。?
体力的に不安だ。
来年こそは自分自身で納得いく松明を
自分で作り、登ってみたいと思った。(毎年そんな事思っているが・)
松明を担いで登るのは出来るだろうが、
自分の納得いく松明を持ってあがりたい。
もう、無理だろうなぁ~~
約30年前の写真。