きょう7月27日は誕生日で、第二次世界大戦最中でしたから私は戦中派です。難産で子の命は諦められたと後に聞かされ、さらに空襲で命拾いをし、幼いころは何度も病で手術を繰り返し、生きているのが不思議? それとも運が良かったのかもしれません。
7月8日、静岡県下田市の海岸で泳いでいたところ、沖合に流され行方不明になり、約36時間後の10日朝、千葉県の南房総市の沖合で貨物船に発見され、直線距離で約80キロ流れて救助された女性をテレビニュースで見ました。
水難学会のテキスト本によると、体を垂直にして助けを呼ぼうと手を挙げると、その分だけ体は沈み、さらに「助けて」と声を出せば肺の空気がなくなり、ますます沈むと言います。
海に投げ出されたら水面で背中を下にして浮き、声を出さないことが肝要、服を着たままならより浮きやすく、手足の力を抜いて大の字になり、水に身を任せ浮くことだけを考え、靴は脱がない方が浮力で足が自然と浮くといいます。あごを上げるようにすれば、鼻と口が水面から出て呼吸ができ、助けを待ちましょう。
命は1つしかありません。ちょっとした心構えで命を守るかもしれません。海や川へ行く時は複数で出掛け、高齢者は温泉に入る時でも一人で行かず、複数が基本です。まして、飲酒して水に入るとか、風呂に入るは、もってのほか・・・・・。
いざという時のために、人工呼吸法などを学んでおくのも良いかもしれません。