かつて、先島諸島(宮古・八重山諸島)では、琉球政府によって「人頭税」が課されていたといいます。「人頭税」とは、国民一人一人に、その人の納税能力に限らず(税金が払える所得や資産があろうがなかろが、裕福だろうが貧乏だろうが)、一定金額を課す税金です。
さて、この写真の「人頭税石」(宮古島)ですが、子供がこの石と同じ背の高さになったら、一人前の納税者と認められ、人頭税が課されるようになった…という風に伝えられています。石の高さは140センチ程度。子供だからといって、重税から逃れる方法はなかったのでしょう。
…と思って、調べてみたところ、史実としては、背の高さで納税が決められたのではなく、実際には年齢(15歳~50歳)によって決められていた…ということらしいです。
子供であろうと15歳になれば、貧富にかかわらず重たい税(穀物や反物の現物納税)が課されていたということには、間違えはないようです。
…じゃあ、この石はいったい何なのよ、と思ってしまいますよね。たしかに、「この石より背が高くなったら納税」というのは史実とは違うのかもしれませんが、この石は、このような重たい租税が課されていたという過去の厳しい現実を、現代に伝えるための大切な史跡なんでしょうね。
さて、この写真の「人頭税石」(宮古島)ですが、子供がこの石と同じ背の高さになったら、一人前の納税者と認められ、人頭税が課されるようになった…という風に伝えられています。石の高さは140センチ程度。子供だからといって、重税から逃れる方法はなかったのでしょう。
…と思って、調べてみたところ、史実としては、背の高さで納税が決められたのではなく、実際には年齢(15歳~50歳)によって決められていた…ということらしいです。
子供であろうと15歳になれば、貧富にかかわらず重たい税(穀物や反物の現物納税)が課されていたということには、間違えはないようです。
…じゃあ、この石はいったい何なのよ、と思ってしまいますよね。たしかに、「この石より背が高くなったら納税」というのは史実とは違うのかもしれませんが、この石は、このような重たい租税が課されていたという過去の厳しい現実を、現代に伝えるための大切な史跡なんでしょうね。
見ただけでは何の石だかわかりませんよね。単なるぼこぼこしたこの石が、つらい過去の象徴として残されている意味を、少しでも知っていただけたらと思って載せました。
なんだか、重すぎますね。
むかしなら15才って働いていたかもしれない。
納税能力に関わらず 同じ額をおさめるなんて。
でも、考え方によっては、だれでも同じように課せることが
「平等」とおもっていたのかもしれませんね。
苦しいはずなのに、強く強く、明るく生きてきた昔の琉球のタミ。
しばちゃんが最後に書いているように、石が残されている意味。 その意味を心に刻んで
強く 生きていかなきゃ!!って思いました。
早速コメントありがとうございます。
気軽に遊びに行く沖縄ですが、本当の歴史も当然として、離島の歴史についても、知らないではすませられないと思う今日この頃です。
勉強になりましたr(_ _)
石がなんだかはともかく、八重山の歴史を日本に伝えたという意味で、すごい石ですねっ!!!