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シア式ドロップス

方向性の無い超マイペースブログ。 缶ドロップみたいに色々なフレーバーをお楽しみくださいませ。

ダーリンは外国人

2010-02-07 11:00:00 | 漫画閲覧室
小栗 左多里・著/ダーリンは外国人 (~2巻 メディアファクトリー)

映画化されるんですよね~。


他人同士が一つ屋根の下で暮らすのも難儀と感じてしまうのに、(独身の偏見)
更に国が異なると、どないなもんでしょう?

この二人の場合、良い感じに駆け引きが成立してますね。

結婚は妥協と駆け引きが大事…?


国際結婚がどうのこうの。とか言うよりも、
『感性の違い』と言いますか、モノの感じ方や受け取り方の違い、
そういったコトがわかりやすい

笑いの温度差なんか、解るなぁ。
「アメリカ大ヒットコメディ!」と謳った映画が、
日本では大コケだったり…。


まー、この二人のエピソードは微笑ましい

こういったエッセイ漫画は、ヘタに惚気話を書いてしまうと、
ひんしゅくモノになってしまうが、
そういった部分が無いので面白い。

今ではどうだかわからないけれども、
山手線や中央線で映像が流してあったら、
つい、見入ってしまいますね

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闇の末裔 12巻

2010-01-31 11:00:00 | 漫画閲覧室
松下 容子・著/闇の末裔 12巻 (白泉社)

→→過去ログ。
「8年ぶりの新刊!」と情報を知っても、実際に現物を見なくては信用ならない…(オイ)。
で、実際、本屋に行ったら、ちゃんと出ていたことに感動。


絵がだいぶ変わってるぅ~~
雑誌掲載のを大幅に改稿したんだろーな。
でも、綺麗な絵を描く稀少な漫画家さんには変わりない

12巻一冊だけでも、話の内容の密度が濃ゆい。

なんといっても、今までお笑い要員的(?)だったワタリン(亘理)が、
本当はスゲー奴?!な部分が出てきたトコだろう。
ただのマッド・サイエンティストじゃなかったのね…。
都筑にならぶくらい、すごい方なのかも…

逆に、巽が良いように使われている感が…
(良いように使う立場なのにね)
しかし、主人公なのに出番が少ないなー。都筑。


密の家の秘密も、
幻想界でも大きな動きが現れたというのに…、
…続きはぁっ?!

…まぁ、気長に待ちます…(爆)。

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T.R.Y.

2010-01-24 11:00:00 | 漫画閲覧室
芹沢 直樹・漫画
井上 尚登・原作/T.R.Y. (角川書店 絶版)

前回に続き、角川十八番漫画。
横溝正史賞を受賞した井上尚登氏の小説を2003年に映画化。


20世紀初頭の上海を舞台に、ペテン師と革命家が出会い、
革命を起こすべく、強大な敵に立ち向かう…。

あー…、ミスったかな…?この選択…。
検閲されたらどうしよう(フィクションですから…)


良くできたエンターテイメント作品。
が、漫画を単行本1冊にまとめてしまうのは…。
…無理矢理、詰め込んだ感じがするな~

でも、テンポがいいので、
始めから終わりまで、気持ちが弛むことなく読めますよ


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ケイゾク/漫画

2010-01-10 11:00:00 | 漫画閲覧室
新井 理恵・漫画
西荻 弓絵・原作/ ケイゾク/漫画 (角川書店・絶版)

角川の十八番、映画作品の漫画化。
(他の出版社もやってるけれど、角川はこの手に強いな)

とは言っても、これは映画の方ではなく、
映画公開前に放送されたSPドラマを漫画にしたもの。


「ケイゾク」は1999年の1~3月にTBS系で連続ドラマが放送され、
その年の年末にSPドラマ「ケイゾク/特別篇PHANTOM」を放送。
そして翌年(2000年)2月に映画公開。
迷宮入りした事件を取り扱う警視庁捜査一課弐係(架空)を舞台にしたサスペンス。
どことなく殺伐で無機質な感じがあり、だけど時にはユルイ部分もある
独特な展開の推理ドラマ。
(この独特感は後に「TRICK」シリーズに継承される)


漫画になった、「特別篇 PHANTOM」は、呪いの木を巡る殺人事件を暴くストーリー。
ドラマのストーリーそのまんま描いてます。

問題点としては、「PHANTOM」は連ドラと映画の橋渡し的作品。
主人公・柴田は長い間意識が無い状態から目覚めるわけなのだが、
これは連ドラを見ていない人には「?」な部分
…っていいますか、ラストもそうなんだよね~。
重要登場人物の快楽殺人犯・朝倉の描写が明確じゃないんで。
ホントに連ドラ見てない人には不可解かと。

まー、こういった作品は(ドラマ)見てた方が読むって感じですね。
何故に「PHANTOM」を漫画にしたのか…。
「ケイゾク」自体、漫画にしやすい作品なのにな~。 

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有閑倶楽部

2010-01-03 11:00:00 | 漫画閲覧室
一条 ゆかり・著/有閑倶楽部 (集英社)

正月三が日で正月も今日で終わりだけれど、
こういった寒い時期にコタツの中で読むのに最良な漫画を…


超お金持ち学校に通う、暇をもてあました高校生6人が、
「楽しければ、それで良し!」と、様々な事件に首を突っ込む。
痛快アクション・コメディ。

大財閥の娘やら、大使の息子に警視総監の息子…etc…。
地位や権力、そして財力に恵まれている。
…と肩書きだけでは嫌みな感じもあるが、
登場人物の人柄はそんな感じが一切無い。
基本的に全員、人情味がある

人物設定が良いんですよね
文武両道で完璧な清四郎も、自分の能力におぼれるという欠点がある。
(美童と違った意味でナルシーだよね)
一人ひとりは完璧ではないけれど、それぞれに長けた部分があって、
6人揃えば無敵になる。

当然、ストーリーも良い。
漫画だからといって、適当な部分がない。

近年ドラマにもなったけれど、原作の方がダントツに面白い!
最初は無茶苦茶な設定だな~。と思っていても、それは『結局漫画の話』。
だからそれを逆手に取って、漫画にしかできない演出をしたりして…。
漫画なのに、映画に引けを取らないエンターテイメントな作品だと思う


よくよく考えれば、最初は“りぼん”に掲載されていたのですよ。
少女漫画誌ですよ。(今は確か“コーラス”かな?女性漫画誌)
だけど青年漫画誌に掲載されてもおかしくない作品ですね
アクション多いし、ミステリーやオカルトもあるし…。

単行本の他に、文庫本や豪華本も出てますよ~

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ねじまきの庭

2009-12-20 20:22:17 | 漫画閲覧室
榧世 シキ・著/ねじまきの庭 (一迅社 全2巻)

1ヶ月ぐらいぶりに本屋に行ってみたら、
「2巻出とるやんけー!」
手に取って、帯を見ると…最終巻って

→→過去ログ。

長く続くとは思ってはいなかったけれど、
2巻で完結は、ちと早い
いきなりクライマックスに突入してる感が否めないですよ。
4人組の中で、カレルが活躍してないのもな~。

でもタイトルに絡めた終わり方は良かったです

結構シリアスなんですが、適度なコメディも絡めていて、
(なんだかんだで)自分好みな作品でした

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闇の末裔

2009-12-06 11:00:00 | 漫画閲覧室
松下 容子・著/闇の末裔 (~11巻 白泉社)



8年ぶりに新刊がでるとな?! (来月1月予定)

“花とゆめ”で読み切りシリーズを経て、連載作品となったミステリー。
連載途中から本誌を読まなくなったので、単行本の新刊出るの待ってたのだけれど、
2001年末に出た11巻以降パッタリと…(休載ってことで)。
この8年間で何回かは掲載されていたようですが、やっと新刊ですか~

現世(この世)に未練を残し死んだ人間が特殊な能力を得て“死神”として、
あってはならない魂を狩るため、現世と冥府を行き来する…。

設定が複雑な部分があって、
しかも登場人物の殆どに、“何らかの過去”があって、伏線バリ貼りなので、
1度読んだだけでは理解しがたい作品かな?

…とまぁ、重い感がある作品ではありますが、
間あいだに、おバカなコメディも交えておりますですよ

ノリというか展開が少年漫画チックな感じですが、
耽美派な部分もあるので、男子はついていける感じじゃないですね…
(妙な感じで11巻終わってるな~

あー、暫く読んでいなかったから、どんな感じか忘れた~(爆)。
正月に復習しまっす

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キテレツ大百科

2009-11-29 11:00:00 | 漫画閲覧室
藤子・F・不二雄・著/キテレツ大百科 (小学館 藤子・F・不二雄大全集/全2巻)

12月1日は、F先生のお誕生日

テレビアニメは8年、300話以上放送されて、
ドラえもんを除く、藤子・F(原作)アニメとして最長作品。
だけど漫画はそれほど長く続いていたわけでもないんですわな~

面白おかしい道具を使う。という点では、ドラえもんとほぼ同じではあるが、
キテレツはのび太とは違って、道具で利益を得ようとする欲があんまり無く、
こういった人物設定の違いが、はっきりと別物の作品と思わせる。

アニメの中盤から、話の中心になりがちだったブタゴリラ(熊田薫)は、
勘違いの多い、人情型な感があるが、
漫画では典型的なガキ大将。本名も無い。

ブタゴリラ一家は漫画では登場せず、
(トンガリちょっと出る)
話の殆どはキテレツとコロ助で成立していて、
(たまに、みよちゃんが出てきますが)
アニメと漫画は大きく違ってますですよ
全集版は全2巻出たので、この際読んじゃってみるのも良いかも。

コロ助の登場シーンはインパクトありますよ

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フォーチュン・クエスト

2009-11-22 11:00:00 | 漫画閲覧室
迎 夏生・漫画
深沢 美潮・原作/フォーチュン・クエスト (メディア・ワークス 絶版)

深沢美潮先生の小説・フォーチュン・クエストシリーズの漫画版。
ストーリーは漫画オリジナル。

貧弱レベルの冒険者達が、
具体的な目的も無く、(とりあえず)生活のために冒険をする。
…ってな感じなわけです。
フニャフニャしてる感のあるパーティのメンバーではあるが、
冒険者になった経緯はシリアス。
だけど、そういった部分は漫画では描かれてませんが

けっこードラクエ的ですよね。
(小説のあとがきに、好きなゲームで挙げてたし)
ドラクエシリーズには、冒頭がフニャフニャしているのもあるし。

それはさておき。
漫画版は小説版より、結構動いている(笑)。
本格的な冒険してますですよ
いや、小説も本格的冒険ですが。
絵でもって躍動感があって、なおかつテンポが良い感じです

小説は現在も続いてますが、
漫画版は初期…ぐらいに出たので、絶版のようです。

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チーズ スイート ホーム

2009-11-15 11:00:00 | 漫画閲覧室
こなみかなた・著/チーズ スイート ホーム (~6巻 以降続刊 講談社)

イヌも好きだが、ネコも好き

猫飼いたい。猫飼いたい。猫飼いた~~~~~い!!!!!
「じゃぁ、飼えよ!」と突っ込まれそうだが、
動物を飼う厳しさと悲しさを、幾度も知ったのでね……。
それにこのトシでペット飼うと、何かを諦めてる感が…(苦笑)。
ま、この漫画を読んで、猫飼った気分に浸ってますですよ


“チー”という子猫視点での描写の話が中心です。
猫を飼うことを知らない家族が、何も知らない子猫に振り回される。
でも、それは、動物を飼う時は必ず通る道なので、
猫を飼ったことがある方は、
「あぁ~~。わかるわぁ~~」
と思う部分が殆どかと

人間との生活の話だけでなく、ネコ社会での話もありで、
ただ単に「カワイイ~」だけでのネコ漫画じゃないのですよ。
時折、今後の展開を思わせるような出来事がおきたり、
伏線を感じるモノが、コマの端にひっそりと描かれていたりして、
微笑ましい反面、
何故だか心がキューっとなってしまいます


通勤路の何ヶ所かに、「ネコ多発スポット」がありまして、
先日、帰宅途中にそのスポットで“チー”そっくりな子猫がいたのですよ

子猫だから、車が近づいてもなかなかピャっと逃げない。
徐行。次第に停止。
「ほらほら、今のうちに草陰に逃げなさい」
と思ったら、道路を横切らずに『てっ てっ てっ』と、ラパ子さんに寄ってくる。
うわぁ~~~、これはヤバイ

道路から離れるのを見送りましたが、
(後続車が来なかったのが幸い)
できるならば、さらっていきたかった…(爆)。


あーーー。
やっぱり猫飼いたいゼ

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