社長の成長 

自己破産から再起し、次なる人生の目標に向かっていく社長が、日々の生活の中で思うこと、考えていること。

市、県民税のこと(1)

2011-03-18 17:26:31 | Weblog
少し前になるのだが、市役所の税徴収課の方から電話があった。

夏前から相談していた、滞納している税金のことだった。

前にも書いたことがあるのだが、自己破産しても税金は免責になりません。税金は残ります。これは間違いありません。

しかし、無くなりはしませんが払わなくてもよいこともあるのです。

詳しいことは私はプロではないのでわかりませんが、一応私の場合のことを少し述べておきたいと思います。

随分前にも、国税に関して書いたことがあるので、重複するかもしれませんのでお許しください。

私の場合は、商売をやっていて行き詰まり、破産したわけです。
そして、いくらかの現金と家財道具や車が残っただけです。住んでいた家を含め、
不動産はすべて処分したりされたわけです。
その後世間的には会社員になり給料をいただく生活をしていました。
ただし私の場合は、実際は今までやってきた商売をそのまま続けてきました。
けれど、そこは前と全く同じというわけにはいかず、会社名を替え、当然財産がなくなったので、場所を移動し、代表も私と家内でない誰かに変わりました。そのことを詳しく説明しだすとかなり時間がかかるので、その部分はここでは省略します。
その後、裁判で免責が下りたことや代表の誰かとのトラブルによって、
名前こそ変わったものの元の経営の状態に戻したのが、丁度一年前です。
言うなれば、名前だけを変えて元と同じように会社をしたわけです。
そして当然自分が代表に戻ってやるつもりでした。というか、ほんのしばらくやっていました。
ところが、あるとき税務署から破産の課程において、裁判所に破産の申し立てをする前に処分した不動産にかかる所得税の支払い通知が来たわけです。それと、前後して滞納している国税の三年後に免除になる通知もきました。正確には免除ではなく、支払い義務がなくなったわけではないので、払えるようになったら払ってください。ただし、払える状態にならなかったら、三年後以降は催促はしませんよ。払わなくてもいいですよ。という、実にあいまいではあるのですが、限りなく免除に近いありがたいことになったわけです。

つづく

読書

2011-03-18 16:59:26 | Weblog
昨年の夏ごろから、読書熱が再燃した。

始めは、昔好きだった『遠藤周作』『桐野夏生』といったところから読みはじめ、時々間をおきながら『小池真理子』、『東野東吾』と読んでいった。そして、『村上春樹』、『五木寛之』と出会った。
当然、二人とも有名な作家だし名前は知っていたけれど、機会がなかっただけであるのだが・・・しかしながら、読んでみると実に面白い。特に今は、村上春樹が大好きになった。特に、読み応えのある長い作品がいい。

さっき、『ねじまき鳥クロニクル』を読み終えた。

一見現実離れした物語ではあるのだが、今の自分の置かれている状況と重ねあわせることができることが、多くあって実に興味深かった。

綿谷ノボルが消えてくれて、ほんとスッキリした。

読まれていない方には、さっぱり訳のわからないことであろうが、なくなるべきものはなくなった方が良いと思う。

ただ、現実にはなくならないことも多いのだが・・・早くなくなって欲しいと切実に思う。自分の心が折れないうちに・・・早く。