上海マスターのマリサポ日記

主に千葉ロッテ、ドラフト、高校野球、高校サッカー、ジェフ千葉、柏レイソル、女子フィギアを取り扱うブログ。

マリサポ日記2019.10.16(ロッテドラフト予想2019)

2019年10月16日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテの1位入札は佐々木でFIX。
指名人数は不明だけど、6~8人は指名して欲しいね。
指名順はパの4位なのでウェーバー6巡目、逆ウェーバー7巡目。
微妙な位置で「この選手は2位で、この選手は3位で」って計算が難しい順位だわ。

今年も希望を含めて予想してみる。

1位…佐々木朗希/大船渡高/投手/右投げ右打ち/190センチ/86キロ
御存知、日米スカウトの注目を集める今ドラフト最大の目玉。
MAX163キロを計測。
松本球団本部長が「初めて見ましたが、モノが違う。すぐに1軍で放れる可能性がある。間違い無くドラフト1位で指名される投手です」、永野チーフスカウトが「力を抜いて抑えても、体幹がぶれない。フォームがしっかりしている」と評価。
「日本史上最高のピッチャー」なら絶対に獲りたいけどね。
でも佐々木・奥川の二人とも7年でポスティングを使ってメジャーに行くと仮定して
佐々木:0、5、10、15、18、20、22=90勝
奥川:5、8、10、12、15、18、20=88勝
だったら、勝ち星は2個しか違わないね。
で、奥川の7年=88勝は絶対とは言わないけど、故障が無ければ達成出来そうなのに対し、佐々木の7年=90勝は潜在能力を開花させないと無理だからね。
それがロッテに出来るかというと…。
松坂(7年=91勝。8年=108勝)・ダルビッシュ(7年=93勝)・田中マー君(7年=99勝)の次元に到達するなら、死んでも獲りたいけどね…。
でもまあ、二木・岩下・種市と高校卒投手が育っているので、佐々木も育てられるか。
いずれにせよ、入札は確定なのでとにかく当ててもらおう。


外れ1位…西純矢/創志学園高/投手/右投げ右打ち/184センチ/85キロ
MAX154キロ。
昨夏に鮮烈なインパクトを残したが、今夏は甲子園出場ならず。
2年時に受けた衝撃からしたら物足りないと思ったけど、U‐18代表での活躍で再び脚光を浴びた。
完成度で奥川、潜在能力で佐々木に劣るのは認めるけど、故障さえ無ければ絶対にプロのローテに入って、コンスタントに二桁勝つレベルである事は間違い無いわ。
打撃センス◎。
二刀流はロッテの育成力では無理だけど。


外れ1位…宮川哲/東芝/投手/右投げ右打ち/177センチ/80キロ
MAX154キロ。
永野チーフスカウトが「小さな課題はあるけど、大きな課題ではない。チームの戦力にはなるし、上位に入って来る」と評価。
上武大時代にプロ志望届を提出も指名漏れ。
あの時なら下位で獲れたのに…。
まあ、あの頃は今ほどスピード出てなかったし、「典型的な好投手タイプ」だったけど。
でもロッテのスカウト好きそうだよね。
学卒社会人だし。


外れ1位…立野和明/東海理化/投手/右投げ右打ち/180センチ/78キロ
MAX152キロ。
学卒社会人の宮川24歳に対し高校卒3年目の21歳。
3歳若いがすでに実力は匹敵し、伸び代がまだあるとなれば狙うはこちらか?


外れ1位…宮城大弥/興南高/投手/左投げ左打ち/172センチ/78キロ
MAX149キロ。
完全に伸び悩んだ及川をかわし、高校ナンバーワンサウスポーの評価に。
でも毎度の事だけど、沖縄なのがね…。
かと言って、数年後にバンクの左腕エースの座に収まっていた時は、獲っておけば良かったと後悔するだろうし…。


外れ1位…河野竜生/JFE西日本/投手/左投げ左打ち/174センチ/81キロ
上背は無いがMAX151キロの速球派サウスポー。
黒木スカウトが「もちろん上位候補。(今年のドラフト候補に)左腕が少ないので、評価は高くなって来る」、永野チーフスカウトが「ストライク率が高くてテンポが良い。直球でバッターを押し込めている」と評価。
素材型のサウスポーは中後・川満で懲りただろうから、左を獲るなら即戦力タイプで。


2位…及川雅貴/横浜高/投手/左投げ左右打ち/183センチ/74キロ
読みは「おいかわ」ではなく「およかわ」。
出身は千葉だけど、千葉の北東部にはこの読みの人いるわ。
MAX153キロを誇る高校ナンバーワンサウスポー…のはずが、去年の秋から今夏の予選まで良い所無し。
選抜の時点で奥川とは大人と子供ぐらいの完成度の差があったけど、夏はもう天と地の差があり、最早高校BIG4の一角とは呼べない存在になってしまった。
地元だし、左だし、欲しいけどね…。
怖くて1位じゃ獲れないよね…。
千葉県民でさえなければ悩まないで済むのに…。
困った。
2位で残ってたら指名しよう。
ロッテより先にハム辺りにさらわれるなら、そん時はそん時だわ。


2位…森敬斗/桐蔭学園高/内野手(遊撃手)・外野手/右投げ左打ち/173センチ/70キロ
高校生野手では東邦・石川に次ぐ評価。
中村奨はポカ、藤岡裕は打撃、平沢はスローイングに難、三木は上がり目無し、鈴木大地は国内FA権取得と、ロッテの二遊間に不穏な空気が…。
内野、特に二遊間を守れる選手は欲しいね。
島(2016年3位)や藤岡裕には悪いけど、もし鈴木大地の肩が強ければ、あるいは平沢がレギュラーでバリバリやれていれば、もしくは西武・源田を2016年に獲れていれば、何の問題も無かったんだけど…。
とにかくショート候補がどれも帯に短し襷に長しなので、グリグリのレギュラーがいないんだよね…。
西岡の打撃と小坂の守備範囲と走塁、今宮の強肩を併せ持ったスーパーショートなんて贅沢言わんので、小技が出来て守備・走塁が完璧か、ポカはあるけどとにかく打つって選手のどちらかが欲しいわ。


2位…太田龍/JR東日本/投手/右投げ右打ち/190センチ/93キロ
MAX153キロ。
関谷が戦力外、大谷・酒居は先発・中継ぎで活躍と、即戦力候補の学卒社会人のドラ2であっても入ってみないと分からんけど、2位なら力のある選手を獲りたいよね。
2位であれば残ってそうで、一番力のあるのは太田か?
2位のウェーバー6巡目(全体の18番目)じゃ残ってないか…。


2位…北山比呂/日体大/投手/右投げ右打ち/175センチ/79キロ
MAX154キロ。
上背は無いが、名伯楽・渡辺監督時代の横浜出身なので、伸び代ありそう。
東妻と日体大150キロセットアッパーコンビで売り出そう。
弁当は出しちゃ駄目よ。


2位…佐藤直樹/JR西日本/外野手/右投げ右打ち/177センチ/78キロ
社会人ナンバーワン野手。
俊足巧打タイプの野手ばかり集めてたらピストル打線になっちゃったけど、残念ながら岡や加藤が今後打撃開眼して、3割打つ事は無いだろうから、ポスト荻野貴として右打ちの外野手は必要。
藤原は左打ちだし、3割30本30盗塁の柳田タイプを目指してもらい、佐藤には荻野貴タイプとして3割50盗塁を目指してもらおう。


2位…郡司裕也/慶應義塾大/捕手/右投げ右打ち/180センチ/83キロ
高校が仙台育英だが出身は千葉。
仙台育英時代は平沢とチームメイト。
地肩はそこまで強くないが、捕球から送球までの素早い動きでカバー。
マリーンズJrだし、欲しいけどね。
どうしても高橋由伸以来、慶應出の伸び悩みが気になる…。
2位は怖いわ。
3位なら良いけど。
無理か。


2位…佐藤都志也/東洋大/捕手/右投げ左打ち/181センチ/83キロ
東都で通算3割を超えるアベレージを残す「打てる捕手」。
打てる捕手はどこも欲しいので、外れ1位もあるかも…という高評価。
でもロッテは2位でキャッチャー獲ってる場合じゃないよね。
左打ちなので田村と棲み分け可能なのは〇。
俊足なので外野転向もありかも。
いや、2位で獲るなら転向させちゃ駄目か。


2位…海野隆司/東海大/捕手/右投げ右打ち/172センチ/77キロ
二塁送球1.8秒台の強肩捕手。
でもぶっちゃけ強肩捕手は毎年2~3人いるからね。
「プロのレベルで強肩強打」と呼べるキャッチャーは激レアだけど。
いずれにせよ、郡司・佐藤・海野のいずれも外れ1位か、2位じゃなきゃ獲れないレベルの選手らしいけど、ロッテは2位までにキャッチャーは獲らなくても良いわ。


3位…東妻純平/智弁和歌山高/捕手/右投げ右打ち/172センチ/74キロ
ロッテ・東妻の弟。
体は大きくないが、二塁送球1.8秒台の強肩で打撃力も兼備する。
コリジョンルールで体の大きさはあまり気にならなくなったけど、高校が智弁和歌山なんだよね。
高校生の捕手は補強ポイントなので悩むわ。
2位という評価もあるけど、オレは3位で残っていたら…という感じ。


3位…井上広大/履正社高/外野手/右投げ右打ち/187センチ/97キロ
高校通算49発。
夏の甲子園決勝では星稜・奥川から、履正社を初優勝に導く逆転のスリーランホームラン。
ここぞで打てる、「持ってる」選手だってのはでかいね。
平沢は外野転向も視野に入ってるだろうから、将来的に平沢‐藤原‐井上で組む外野陣は夢があるわ。
実はオレは東妻より優先して欲しいぐらいだけど、2位でJR西日本・佐藤を獲ったら流石に獲らないか。


3位…野村尚樹/東京ガス/投手/右投げ右打ち/182センチ/84キロ
MAX147キロ。
ロッテの大好物・学卒社会人。
大嶺が育成契約に変われば30が空くので、東京ガスの先輩・小林雅英の番号を貰おう。
ゆくゆくは幕張の防波堤になってくれ。
土嚢になっちゃ駄目よ。


4位…山瀬慎之助/星稜高/捕手/右投げ右打ち/177センチ/85キロ
奥川の女房役。
肩は良いが打撃が弱いか。
智弁和歌山・東妻と甲乙付け難いけど、やはり東妻はロッテ・東妻の弟という話題性が大きいわ。


4位…韮沢雄也/花咲徳栄高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/177センチ/80キロ
榎スカウトが「広角に打てる打者。確実にレベルアップしていて、力強さも感じる」と評価。
桐蔭学園・森の所で書いたけど、ロッテの二遊間に暗雲が垂れ込めているので…。
森が獲れない場合は狙いたい。


4位…紅林弘太郎/駿河総合高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/186センチ/81キロ
186センチの大型ショート。
花咲徳栄・韮沢と互角の評価で、差は左右の違いのみ。
欲しい理由も同じ。


5位…菊田拡和/常総学院高/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/182センチ/94キロ
高校通算58発。
右のスラッガー。
俊足ではないがまずまずの強肩を持ち、三塁と外野を守れるのは○。
変化球に苦しみそうなのは△。
まあ、三塁はレアードと安田がいるので、ロッテではレフトで勝負したい。


5位…片山勢三/パナソニック/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/176センチ/105キロ
社会人を代表するスラッガー。
アジャ体型だけど、井上みたいにプロの水に慣れるのに5年もかかっちゃうと困るね。
阪神・近本みたいにすぐアジャストしてくれると助かるんだけど…。
3~4位の評価の球団もあるかも知れないけど、守備位置が限られるし、ロッテは井上と同じ5位で。
未だに打撃は良いけど守備・走塁に難のある選手として、毎度毎度名前を出してしまい申し訳無いけど、鵜久森(元ヤクルト)がドラフト8位(2004年・ハム)の低評価だったからね…。
打撃のみの選手はDHのあるパリーグでも評価は低くなっちゃうよね。


5位…檜村篤史/早稲田大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
木更津総合時代に甲子園に出場した地元出身の大型ショート。
高校時代から定評のある守備力に打撃の力強さも伴って来たが、藤岡裕・平沢を押さえて一気にレギュラー獲得となるかと言うと…。
右打ちなのは平沢・藤岡裕と差別化出来るけど、一足飛びにレギュラー…でなはく、まずは藤岡裕の控えを同じ右打ちの三木と争うという話であれば、檜村じゃなくて高校生の紅林か、左打ちだけど韮沢を優先した方が良いのかも。


5位…諸見里匠/日本通運/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/170センチ/75キロ
ショートの守備力は社会人一と称されるが、沖縄人。
ひょっとしたらルーキーイヤーから西武・源田みたいに活躍してくれるかも知れないけど、「な~んだ。プロってこんなもんか~」ってなっちゃうかも知れんね。
ロッテ自体がそもそもぬるま湯体質だし…。
それなら早大・檜村を指名した方が良いか。


5位…菅田大介/奈良学園大/投手・外野手/左投げ左打ち/187センチ/80キロ
投手として146キロ。
近畿学生リーグで首位打者を獲得した二刀流。
本人が二刀流を継続希望との事だけど、残念ながら我がロッテにそのノウハウは無いね。
よって大型右腕として指名させていただきたい。


6位…玉村昇悟/丹生高/投手/左投げ左打ち/177センチ/75キロ
MAX147キロ。
福井大会の最多奪三振記録を更新したサウスポー。
下位で獲っておきたい。


6位…井上温大/前橋商業高/投手/左投げ左打ち/175センチ/70キロ
名前の読みは「はると」。
MAX144キロ。
スピードは外れ1位の有力候補・宮城に劣るが、コントロールは良い勝負だと思う。
左は何人でも欲しいわ。


6位…林優樹/近江高/投手/左投げ左打ち/174センチ/64キロ
MAX136キロ。
この身長で、このスピードで、何で抑えられるのか、U‐18に選ばれるのか、それ自体が非凡だという証明だよね。
現状、ファームレベルでも通じないだろうけど、ストレートが140キロ台に乗ったら、その瞬間に一気にドラフト上位候補になっちゃうだろうから、下位で獲れる今の内に青田買いしておこう。
石川・杉内・松井クラスに大化けするかもよ。


6位…横山陸人/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/178センチ/76キロ
MAX148キロのサイドスロー。
今夏の予選は4回戦の八千代松陰戦で、2被弾を含む6回5失点と崩れて姿を消したが、榎スカウトは「力強い球が魅力的という評価は変わらない」と評価。
毎度の事だけど、林昌勇(元ヤクルト他)みたいになってくれたら9回を任せられるんだけど…。
そう上手くは行かんか…。
まあ、習志野・飯塚、木更津総合・根本がプロ志望届を出さなかったので、地元の選手は獲りたいわ。


6位…宇草孔基/法政大/外野手/右投げ左打ち/185センチ/83キロ
JR西日本・佐藤が獲れれば不要だけど、加藤がいつまで経っても1軍半のままなので、代わりの外野が欲しい。
地脚の速さを生かし切れてないので、諸積コーチに野球脚を叩き込んでもらおう。


6位…伊勢大夢/明治大/投手/右投げ右打ち/181センチ/87キロ
名前の読みは「ひろむ」。
MAX151キロ。
明治のマウンドにはエース・森下が君臨するので通算勝利数は4勝だが、サイドスローで150キロ超えは非凡だわ。
サイドやアンダーは当たった時の見返りがでかいからね。
狙って行きたい。


その他千葉枠…勝俣翔貴/国際武道大/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/177センチ/78キロ
千葉大学リーグを代表する強打者。
高校時代はピッチャーで強肩の三塁守備に定評がある。
が、ポジションがレアード・安田のいるサードなのがロッテとしては最大のネック。


その他千葉枠…小又圭甫/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/182センチ/85キロ
スリークォーターからMAX154キロ。
高校が千葉英和。
地肩に頼り過ぎと言うか、上半身だけで下半身が上手く使えていないと言うか、「暴れ馬」って感じの速球派右腕。
下半身を使えれば色々と安定すると思うけど、学卒社会人2年目でまだまだ素材型というのはプロのレベルだと苦しいか。
石川みたいに3年目で伸びる事もあるだろうけど。


その他千葉枠…川口廉/JFE東日本/投手/右投げ左打ち/185センチ/86キロ
高校が千葉黎明。
高校時代もドラフト候補に挙げられたが、プロ志望届を提出せず社会人入り。
ただこの3年間で実績を作れたとは言い難い。
DeNA・井納、オリ・K‐鈴木みたいに急激に伸びる事もあるけど、下位指名だと3~4年で戦力外なので、それなら会社に残った方が良いか…。
かと言ってここからグッと伸びて、来年は上位じゃないと獲れないってなってるかも知れないけど…。
まあ、こればっかりは神のみぞ知るわ。


その他千葉枠…小沼健太/茨城アストロプラネッツ/投手/右投げ右打ち/188センチ/78キロ
高校が東総工業。
この上背でモノになれば…って全員大成する訳じゃ無いけど、ロッテの大型ピッチャーの目が変わって来てるからね。


こんなところか…。
ここ5年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75

こう。
去年・一昨年も問題が山積みだったけど今年はレアード・マーティンの加入、小島がローテに定着、土肥もローテ入りの足掛かりを掴んだ事により、積年の課題だった

・長打力不足
・左のローテ投手不在

の解消にいくらかの目途が立った。
一方で去年124個を記録した盗塁が75に半減、そして二桁投手がゼロで、結局エース不在のまま、ここぞの大事な試合をいくつも落としてしまった。
そしてホームランラグーンの影響もあってホームランが倍増し、総得点も100点以上増えたけど、根本的にはやはり打てないチームのままだったし、痛いエラー、痛い送りバント失敗がしばしば飛び出し

・エース不在:涌井の経年劣化、石川が前半戦不調、ボルシンガーが2年目のジンクス
・慢性的な左腕日照り:松永・チェンに小島・土肥・中村稔・永野が加わったが、まだまだ不足気味
・中継ぎ陣の疲弊:内が年間通して不在、大谷・南昌が戦力にならず、松永・チェン・酒居・東條・唐川・田中靖・東妻・中村稔・永野等でやり繰り
・絶対的な抑え不在:益田は頑張ってくれたけどひっくり返された試合も多く、しかも益田がFA権を持つ
・根本的な貧打の解消:レアード・マーティンが外国人であり、中村奨・角中が不調でも使わざるを得ず、さらに鈴木大地・荻野貴がFA権を持つ
・機動力野球が縮小:全体的に減ってしまい残念
・小技が出来ない:野球が雑
・守備の綻び:野球が雑

と、依然として多くの課題が残った。
涌井は18試合で3勝7敗と経年劣化に歯止めがかからず、石川は後半戦に調子を上げたが正直、帳尻合わせ、ボルシンガーは15勝を計算していたが、4勝6敗と大きく期待を裏切り、特に9月20日のオリ戦は1回で降板という大失態。
涌井はもう駄目だし、ボルシンガーも心が折れちゃったのなら、もう使い物にならないから退団か。
左は永野がちょっと投げてみないと分からないので、成田が戦力になって欲しいね。
まあ、そもそも数が足りないわ。
中継ぎ陣の疲弊はどこのチームも逃れられないので、「西武よりマシ」、「吉井コーチがやり繰りしてくれる」と考えるしかない。
抑えの益田が国内FA権を取得。
確かに安定感は無いけど、内は故障で投げられるかどうか分からないし、しかも連投が利かないんだよね…。
やはり益田はいてもらわなきゃならん戦力だわ。
ホームランラグーンが出来た影響もあり、ホームランは倍増。
しかもラグーンじゃなくてスタンドまで届くホームランも多かったので、「無理に振り回さなくても入る」って意識改革が好循環を生んだのか。
でも3安打とか5安打しか打ててない試合も多かったよね?
ノーヒットノーランも食らったし…。
采配の問題も大だけど、レアードの冬眠期間と、中村奨の愛人枠はどうなの?
平沢より藤岡裕を使うのは、平沢のスローイングの不安定さを見れば仕方ないと思えるけど、中村奨は怪我の影響がモロ出ちゃったじゃん。
本当、鈴木大地が不憫だわ。
FAで出て行っちゃったら、間違いなく愛人枠が原因だわ。
そもそもレアード・マーティンが外国人なので、「根本的に打てないチーム」という宿痾からは逃れられないんだよね。
機動力は荻野貴が28盗塁と気を吐いたが、不調の中村奨が大きく数字を落とし、昨年から半減。
脚にスランプは無いのでプレッシャーをかけたいし、長打力が増したんだから、足を絡めれば効果倍増のはずなんだけどね。
井口監督の色として、長打力の有無に関係無く、機動力野球は実践して欲しいわ。
そして「貧打」と並ぶロッテの大問題点はとにかく「野球が雑」。
これに尽きるわ。
西武の打撃陣ぐらい打ってくれるのであれば、そりゃ多少のエラーにも目を瞑れるけど、2割5分とかホームラン10発とか盗塁10ぐらいの選手が、エラーしてバントもミスするんじゃ、そりゃお話になりませんって。
いきなり打てる様にはならんのだから、緻密な野球やりましょうよ。
お願いだから。

一方で種市が石川と並ぶチーム最多の8勝(先発17:QS10)、岩下が故障がありながらも5勝(先発17:QS7)、ルーキー・小島が3勝(先発10:QS5)と、二木・西野とともに涌井・ボルシンガーの穴を埋める働きを見せた。
右で佐々木、左で土肥も控えているので、先発ローテはある程度世代交代が進みそう。
中継ぎも酒居・東條・東妻・中村稔等が加わり、内・大谷・南昌の穴を埋めた。
野手はベテランの荻野貴がついに規定打席に到達。
でも来年35歳で、清田も学年同じで、角中も33歳。
伊志嶺が引退し、岡と加藤はレギュラーは無理っぽいし、藤原と山口はあと2~3年待たないと駄目。

こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(もちろん左が望ましいが、右でも可)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(左右関係無く力のあるピッチャー)
C:次代のクローザー候補(益田がFA移籍する可能性アリ)
D:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(左右関係無く力のあるピッチャー)
E:田村の次世代のキャッチャー(出来れば高校生が望ましいが、大学生も)
F:長距離砲(安田が左打ちなので出来れば右)
G:守れて小技の出来る選手(守備が上手い遊撃手が望ましい)

となるね。
Aは石川・種市・二木・岩下・小島・西野・佐々木・土肥と、涌井・ボルシンガー抜きでも6人以上の先発候補がいるので、最重要課題ではなくなった。
そういう意味では即戦力の明治・森下は狙わなくて良くなったので、安心して佐々木に入札出来るわ。
もし外した場合は河野・立野・宮川・太田辺りにシフトか。
Bはそのまま佐々木でOK。
外した場合は西・宮城で。
Cは佐々木を外してしまった時に、立野や宮川、太田を外れ1位で獲った上で、適性を見て、先発から漏れたローテ投手と比べてみて埋めるしかないか。
習志野・飯塚がプロ志望届出してたら、将来の守護神候補だったけど。
益田が残ってくれると良いんだけど…。
Dは毎年毎年口酸っぱくなるほど言ってるけど、どこのどんな監督であろうとも、「使える投手を使い潰す」という人の持つ業からは逃れられないんだよね。
せめて数を揃えて、1人1人にかかる負担を減らしてあげる事しか出来ないわ。
Eはやはり田村のFA流出が怖いので、大学生の郡司・海野・佐藤、高校生の東妻・山瀬の中から1人は獲得し、将来に備えておきたい。
ただ大学生は2位までじゃないと獲れないらしいので、東妻か山瀬か。
Fはレアード・マーティンが抜けた時の、新外国人が不発の恐れもあるので(むしろ高いので)、日本人の大砲が欲しい。
東邦・石川は中日の入札確定なので、履正社・井上、パナソニック・片山、SUBARU・原澤の中から1人獲りたいわ。
Gは小坂二軍コーチや西武の源田みたいなクラスじゃないと結局1軍半で終わっちゃうから、実は大砲に匹敵するぐらい難しい注文だけどね。
でも実際、中村奨のポカが無くなるか、平沢のスローイングが矯正されるか、チーム全体のバント成功率が9割以上になるかって言うと、それは難しい訳で…。

個人的な願望では

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)
2位:太田(大型本格派右腕)
3位:佐藤直(右の外野手)
4位:東妻(強肩捕手)
5位:井上広(右の長距離砲)
6位:檜村(右の内野手)
7位:林(技巧派左腕)
8位:横山(変則右腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
太田が2位、佐藤が3位、東妻が4位、井上が5位まで残ってないか…。
キャッチャー1人しか獲ってないし。
12球団1を誇る籤運の良さで佐々木をゲットした上で、2位で及川を獲り、3位で東妻、4位で井上を獲れる

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)
2位:及川(本格派左腕)
3位:東妻(強肩捕手)
4位:井上広(右の長距離砲)
5位:紅林(右の内野手)
6位:井上温(技巧派左腕)
7位:林(技巧派左腕)
8位:横山(変則右腕)

これは、外れ1位はともかく、2位のウェーバー6巡目まで及川が残ってないか。
それにちょっとピッチャー多いか。
現実には

1位:佐々木(大型本格派右腕)/⇒抽選×西(本格派右腕)
2位:郡司(強肩捕手)
3位:井上(右の長距離砲)
4位:山瀬(強肩捕手)

こんな感じかも知れないけど、正直、2位で大学生のキャッチャー獲ったら負けドラフトだと思うわ。
2013年の吉田の時なんて、山川とか秋吉が獲れたからね。
ポスト田村を確保しておくのと、捕った大学生捕手が戦力になるかは別問題だから。
絶対の確信があるレベルのキャッチャー以外は、上位で指名しちゃ駄目だわ。

最悪なのは佐々木を競合で外し、外れで入札した西も外し、結局2位で予定していた及川を1位に繰り上げ、その後も狙っていた選手をどんどんさらわれ、どんどん指名順を繰り上げて行く

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)/抽選×⇒及川(本格派左腕)
2位:郡司(強肩捕手)
3位:山瀬(強肩捕手)
4位:玉村(技巧派左腕)
5位:檜村(右の内野手)

これか。
6巡・7巡だと、直前で予定していた選手をさらわれる場面多そうだよね…。
つーか、捕手2人をこういう順位で指名してる時点でアウトか。

質実剛健で確実な戦力を確保する

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒宮川(本格派右腕)
2位:森(左打ちの内野手)
3位:野村(右の好投手)
4位:井上広(右の長距離砲)
5位:水上(強肩捕手)
6位:林(技巧派左腕)

これはバランスは獲れてるけど、投手陣に綻びのある西武はともかく、バンクには永久に追い付けないか。
やっぱリスクはあっても、攻めたドラフトをしないと駄目だよね。
まあ、攻めるって言っても極端な指名をすると

山本監督:逆指名で獲りたい選手が獲れない⇒二番手・三番手の選手しか獲れない
ボビー:投手ばっかり獲る⇒チーム構成が歪に
西村監督:俊足巧打タイプばかり獲る⇒ピストル打線に
伊東監督:捕手ばっかり獲る⇒中途半端なキャッチャーが増える

こうなる訳で、やっぱりバランスは重要か(山本監督は本人のせいじゃないけど)。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも「佐々木獲ったどー!!」と言わせてくれ。

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