上海マスターのマリサポ日記

主に千葉ロッテ、ドラフト、高校野球、高校サッカー、ジェフ千葉、柏レイソル、女子フィギアを取り扱うブログ。

マリサポ日記2020.10.25(ロッテドラフト予想2020)

2020年10月25日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテの1位入札は早川でFIX。
指名人数は5人程度で、育成選手を例年より多めに指名する予定との事。
指名順はパの2位なのでウェーバー9巡目、逆ウェーバー4巡目。
2位指名が遅く、3位指名が早い、4位指名が遅く、5位指名が早いという所を活かした戦略を立てたい。

今年も希望を含めて予想してみる。

1位…早川隆久/早稲田大/投手/左投げ左打ち/180センチ/80キロ
MAX155キロ。
木更津総合時代に夏の甲子園8強。
低学年時は小島(現ロッテ)がいた事もあり登板機会も限られやや伸び悩んだが、3年でエースに、4年でアマチュアナンバーワンサウスポーにまで上り詰めた。
高校・大学で日本代表に選ばれ、早稲田の主将を務めるスーパーエリートで、先発・左腕・即戦力・地元出身…とロッテのニーズに見事なまでに応えている。
木更津総合出身のドラフト候補は地引、黄本、檜村みたく「高校時代にプロ志望届を出せば指名されたのに、大学に行ったら伸び悩んだ」って選手多いけど、4年間で順調に成長してくれたわ。
小島・中村稔・チェンがローテ入りしたものの、中村稔は投げてみないと分からない不安定さがあり、チェン・ウェインも今後の動向が不透明なので、先発タイプのサウスポーはいくらでも欲しい。
しかも地元・千葉の選手だしね。
ただ去年の秋までなら単独入札か、多くても2球団競合程度のはずが、春のリーグ戦(実際は真夏に行なわれたけど)で155キロを記録して一気にドラフトの目玉に。
秋のリーグ戦でも好結果を出し続け、3球団以上の競合が確実になってしまったわ。
12球団1を誇る籤運で何とか引き寄せたい。
他の球団は「ロッテが行くならやめとこう」と大人しく身を引いてくれ。


外れ1位…牧秀悟/中央大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/178センチ/93キロ
右の内野手で、スラッガータイプはチームの補強ポイントに合致。
中村奨の控え&将来的な後釜に。
ただ横浜が入札するとの声も…。
早川を外した時にまだ指名されてなければ、こちらにシフトか?
こっちもこっちで、佐藤を外した球団が流れて来そうだけどね。


外れ1位…中森俊介/明石商業高/投手/右投げ左打ち/182センチ/85キロ
MAX151キロ。
高校ビッグ3の一角。
去年までの高校生投手と違って肩の目減りが少ないのも◎(それなりに投げてはいるけど)。
中京大中京・高橋に中日が入札、福岡大大濠・山下に広島が入札なら、外れ1位で残っている可能性があるのは中森だけか。
ヤクルトや楽天が来るかも知れないけど。
全員が大成して、キャリアの最多勝を考えた場合、山下20勝>高橋18勝>中森15勝…って気はするけど、実際にプロで大成する確率は中森>高橋>山下の順だろうね。
まあ、ロッテのスカウト陣が一番好きそうなタイプが中森だわ(ここ数年で変わった気もするけど)。


外れ1位…山下舜平大/福岡大大濠高/投手/右投げ右打ち/189センチ/93キロ
MAX153キロ。
高校ビッグ3の一角。
189センチの大型右腕。
広島が早川に来るなら外れ1位でも残ってそうだけど、バンクが外れ1位に持って来るか。
バンクに入ったら斉藤和巳2世になりそうで怖いので、高橋・中森が入札で消えていた場合は外れ1位で狙うべきか?


外れ1位…木澤尚文/慶應義塾大/投手/右投げ右打ち/183センチ/85キロ
MAX155キロ。
高校は慶応高校だが出身が千葉。
右だけど、千葉枠も満たしている訳だし、早川の外れ1位としたら、ロッテとしては木澤一択か?
DeNAが入札…との話もあるけど。
でもやはり、昨今の慶應卒の伸び悩みが気になる…。
早稲田と慶應で早川と投げ合っている分には勝るとも劣らないはずなのに、プロの世界じゃ差が付きそうな…。
困った。


2位…松本隆之介/横浜高/投手/左投げ左打ち/188センチ/85キロ
MAX149キロ(152キロを計測したとの情報も)。
昨年の時点でも、伸び悩んだ及川(2019年阪神3位)以上の評価を受けたが、3年になって身長が2センチ、球速が5キロも伸びて一気に上位候補へ。
高田の方が育たないリスクは低いけど、育った時のリターンは松本が上。
難しい判断だわ。
ちょい前までは球速A、制球Cのピッチャーが、ロッテに入団した事によって球速B、制球Bになる事を「ロッテ化」、「ロッテなピッチャー」と言われていたけど、岩下・種市・古谷がスピードをアップさせた上で、コントロールもステイもしくはアップさせた例もあり、高校卒ピッチャーを育てるのが上手い球団になって来たからね。
3年前のオレなら高田押しだったけど、今はロッテの育成力を信じているので、松本獲得でも良い気がしてるわ。


2位…高田琢登/静岡商業高/投手/左投げ左打ち/177センチ/77キロ
名前の読みは「たくと」。
MAX148キロ。
スピードや大成した時のスケールでは横浜・松本が上だけど、プロで早く活躍しそうなのは高田の方か。


2位…鈴木昭汰/法政大/投手/左投げ左打ち/175センチ/81キロ
MAX152キロ。
1位の早川を外して、外れ1位で牧や木澤、栗林・山下・中森にシフトした場合、2位で左腕を狙うか。
ただ西武が佐藤を外した場合の1位候補であり、もし西武が入札で佐藤を獲っても、2位で残っていればウェーバー順が先の西武が2位で獲っちゃうか。
縁無いか…。


2位…五十幡亮汰/中央大/外野手/右投げ左打ち/172センチ/67キロ
中学時代に100メートル・200メートルで全国優勝した経験を持つ「サニブラウンに勝った男」。
脚はまさしく天性のものがあり、永野プロアマスカウト部長も「超トップクラス。ウチの和田もここまでは速くない」と高評価。
和田以上の脚力となれば、左バッターである事を含めてルーキーイヤーの荻野貴以上の逸材かも知れないけど、ただし左バッター・俊足巧打タイプは、3割30盗塁が期待出来る素材でない限りは獲らない方が良いか…。
パワーピッチャーやサウスポーに軽く捻られちゃう様だと、チームが小型化しちゃう要因にもなるんだよね。
藤原が「筋肉が付きにくい体質」との事で、糸井・柳田タイプと言うよりは、イチロー・青木タイプであるなら、五十幡を獲っても被っちゃうしね(藤原、長打力ありそうだけど)。
外れ1位評価する球団もあるみたいだけど、ロッテは2位で残っていれば…かな。
外れ1位で指名されなくても、2位の指名順が9巡目なので、ロッテの時にはまず残ってないだろうけど。


2位…元山飛優/東北福祉大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/180センチ/78キロ
強肩の守備力は今年のショートでナンバーワンと言われ、シュアなバッティングも併せ持つ。
ただし左バッターなので、ロッテの補強ポイントに合わないね。
でも藤岡裕が打てないなら、同じ左バッターでも良いか?
ぬるま湯体質をどうにかするために対抗馬を用意したい。


2位…藤井聖/JX‐ENEOS/投手/左投げ左打ち/176センチ/80キロ
MAX150キロ。
社会人ナンバーワンサウスポー。
1位の早川を外して、牧か右腕に行ったら、2位で即戦力の左腕を獲るか?
鈴木昭汰は残ってなさそうだし…。


3位…西川僚祐/東海大相模高/外野手/右投げ右打ち/186センチ/92キロ
高校通算55発。
強豪・東海大相模で1年から出場機会を得たスラッガー。
平沢・安田・藤原が左バッターなので、右バッターなのが嬉しい。
外野だし、出身が千葉だし。
ただしコロナで公式戦の機会が激減した事で判断材料が乏しいのも確か。
今年結果を残せば2位は確実だったんだけど…。
守備・走塁面が平凡なのも痛い。
現状では、3位で残ってたら…かな。


3位…元謙太/中京高/投手・内野手(遊撃手)・外野手/右投げ右打ち/186センチ/85キロ
氏名の読みは「げん・けんだい」。
高校通算13発。
186センチの大型ショート。
キャッチングと守備範囲は比べるだけ藤岡裕に失礼だけど、投手として144キロを記録する強肩は良い勝負。
そして既に大物感漂うバッティングは、今現在でも藤岡裕より威圧感あるよね。
もちろんバットに当たるかって問題はあるけど。
右打ちの内野手は補強ポイントに合致してるし、西巻が巧打タイプならスラッガータイプの元とは棲み分けが可能だし、ショートからなら他にコンバートも出来るからね。


3位…井上朋也/花咲徳栄高/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/181センチ/88キロ
高校通算50発。
元々外野手なので外野も守れるが、西川か元が獲れればスルーか。
松本球団本部長が「パワーに加えてスピードもある」と評価。


3位…小深田大地/履正社高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/178センチ/89キロ
高校通算34発。
強肩強打の三塁手。
バットコントロールとミート力なら履正社3年時の安田以上との声も。
ただ左打ちのサードはまさにその安田がいるので、ロッテの補強ポイントではないけど。
安田と3歳差だし。
履正社の選手は智○和歌山とか日○三高と違ってプロで伸びるので、他の球団に獲られた時は怖いけどね。
ちなみに楽天の小深田とは血縁関係などは無いそう。


3位…内山壮真/星稜高/捕手・内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/172センチ/75キロ
高校通算34発。
山瀬(現読売)が抜けた後に遊撃手から捕手にコンバート。
打撃センスも守備のセンスも抜群。
もしキャッチャーで田村・佐藤と勝負出来なくても、内野コンバートした場合、右打ちなのはアドバンテージになるね。
永野プロアマスカウト部長が「打撃はずっと見てきたが、自分のタイミングで打てるし勝負強い。今年は捕手で昨年まで遊撃だったが、センスがあるので三塁や二塁も守れると思う」と評価。


3位…佐々木健/NTT東日本/投手/左投げ左打ち/179センチ/85キロ
MAX152キロ。
大学が西武に好選手を輩出する富士大学なんだよね。


3位…山野太一/東北福祉大/投手/左投げ左打ち/172センチ/77キロ
MAX149キロ。
上背は無いが、149キロの速球と多彩な変化球を武器に強豪・東北福祉大のエースとして君臨。
仙台六大学レベルでは敵無しのピッチャー。
中継ぎなら1年目から使えるか?


3位…川瀬航作/日本製鉄広畑/投手/右投げ右打ち/182センチ/87キロ
MAX148キロの変則サイドスロー。
サイド右腕は去年高校生の横山を獲ったけど、もう2~3年かかると思えば、即戦力で使えそうな川瀬は補強ポイントにマッチするか?


3位…今川優馬/JR東日本/外野手/右投げ右打ち/176センチ/84キロ
右打ちの外野手で、守備・走塁も水準以上だから補強ポイントにはマッチするけど、プロは社会人といえども1年目から打てる甘い世界じゃないからね…。
井上や菅野も苦労した&してるし…。


4位…山村崇嘉/東海大相模高/投手・内野手(一塁手)/右投げ左打ち/180センチ/85キロ
高校通算45発。
投手兼一塁手だが、遊撃や三塁も守り野球センスのある所を見せ付けた。
投手として140キロを計測する強肩を活かして、長打力を秘めたショートとして育てたい。


4位…下慎之介/健大高崎高/投手/左投げ左打ち/184センチ/87キロ
MAX143キロのサウスポー。
切れ味鋭いスライダーを持つ。
左投手も右の二木・岩下・種市みたいに中位・下位指名から育つ選手が出て来れば鬼に金棒だけどね。
でも脇本がわずか3年で戦力外だったから、健大高崎がロッテに対して良いイメージが無いか…。


4位…関本勇輔/履正社高/捕手/右投げ右打ち/177センチ/85キロ
父は元阪神・関本賢太郎氏。
二塁送球1.8秒の強肩捕手。
ポスト田村には佐藤がいるけど、左打ちなので、右打ちの関本は棲み分け可能。
5歳差だし。


4位…伊藤将司/JR東日本/投手/左投げ左打ち/178センチ/85キロ
MAX146キロ。
高校は横浜だが出身は千葉。
国際武道大4年時にプロ志望届を提出も悔しい指名漏れ。
今秋の都市対抗予選で、NTT東日本を8回までノーヒットに抑えて一気に評価を高めた。


4位…森井絃斗/セガサミー/投手/右投げ右打ち/184センチ/94キロ
名前の読みは「げんと」。
スリークォーターからMAX152キロ。
高校卒3年目の21歳。
益田の後継者となるストッパー候補を見繕っておきたいよね。


4位…坂巻拳/三菱自動車岡崎/投手/左投げ左打ち/187センチ/94キロ
MAX152キロ。
187センチの長身サウスポー。
高校が千葉英和、大学が東京情報大の地元選手。
このスピードとこの上背で上位候補にならないって事は、つまりそういう事だけど、完成度の低さが難点。
モノになれば林昌範(元DeNA他)以上のピッチャーになれそうだけど、モノになるかは誰も分からないよね。


4位…佐藤蓮/上武大/投手/右投げ右打ち/186センチ/100キロ
MAX155キロ。
故障と制球難でプロは苦しいかと思われたが、大学4年でようやく才能が開花。
堂々とした体躯から155キロのストレートは、先発でエース、救援でクローザーのポテンシャルを感じさせる。
種市みたいに細かなコントロールを求めるより、荒れ球を長所と考えて伸ばして行きたい。


4位…中川颯/立教大/投手/右投げ左打ち/184センチ/79キロ
名前の読みは「はやて」。
MAX136キロの長身サブマリン。
渡辺俊介の活躍によって、長らく冬の時代を迎えていたアンダースローピッチャーの復権を果たしたロッテが、バンク・高橋礼や楽天・牧田に抑えられている現状に忸怩たるものがあるよね。
ロッテが獲って、ロッテで活躍して欲しいよね。
渡辺俊と同じ4位で獲って、菅野の31を譲ってもらおう。


5位…峯本匠/JFE東日本/内野手(二塁手・遊撃手)/右投げ左打ち/173センチ/78キロ
大阪桐蔭から立教大。
シュアなバッティングで広角に打ち分ける左打ちのセカンド。
右打ちのセカンドである中村奨とは棲み分け可能だが、左打ちはもう供給過多か…。


5位…鵜沼魁斗/東海大相模高/外野手/右投げ右打ち/175センチ/74キロ
高校通算30発。
2年生でU‐18の高校代表入りしたエリート。
俊足の中堅守備とパンチ力のある打撃が魅力。
西川もそうだけど、出身が千葉だから欲しいけどね。
でもセンターには荻野貴と和田、それに天才・藤原がいるからね(今年はレフト守ってるけど、当然センターも守れるので)。
右バッターなので藤原・和田との棲み分けは出来るけど、和田はともかく、藤原を押し退けてセンターのレギュラーポジションを奪うビジョンは中々見えないか。
欲しいけど、下位で残っていたらだね。


5位…度会隆輝/横浜高/内野手(二塁手・三塁手)/右投げ左打ち/182センチ/80キロ
父は元ヤクルト・度会博文氏。
高校は横浜だが出身は千葉。
センスの良さは衆目の一致するところだが、左バッターなのでロッテのニーズに合わないね…。
お父さん右打ちだったのに…。


5位…西野力矢/大阪桐蔭高/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/181センチ/95キロ
高校通算30発。
履正社に左打ちの小深田あれば、大阪桐蔭に右打ちの西野ありというスラッガー。
ロッテのサードには安田がいるので、左右の違いだけでは獲らないか。
大阪桐蔭は伸びるし、もし西武に獲られると、おかわり君2世として数年後に痛い目に遭いそうだけどね…。
欲しいけど、補強ポイントに合わないね。
レフトはもちろん、出来ればセカンド、可能であるならショートを守れる守備力が欲しいわ。


5位…岡田和馬/JR西日本/投手/左投げ左打ち/183センチ/80キロ
MAX146キロ。
高校・大学とドラフト候補に挙げられながら万年候補止まりだったが、学卒3年目では今年がラストチャンス。
ルーキーイヤーで26歳なら即戦力としてガンガン投げて欲しい。


6位…若林楽人/駒澤大/外野手/右投げ右打ち/177センチ/77キロ
俊足強肩の守備・走塁が特徴だったが、ドラフトイヤーの今秋に打撃開眼。
右打ちなのでチーム事情にフィットするのも○。
今秋しか打ってないので、社会人でもう2年見てみたい気もするけど、社会人で打棒が爆発すると今度は上位じゃないと獲れなくなっちゃうしね…。
下位で青田買いするべきか、ステイするべきか…。


6位…石井聖太/JR東日本/投手/右投げ右打ち/178センチ/80キロ
MAX149キロ。
市川市出身で高校が中央学院、大学が中央学院大というグリグリの地元選手。
中央学院大2年時に出場した大学選手権で14奪三振完封の快投を見せ、2年後のドラフト候補に急浮上したが、その後肘を手術。
4年時にプロ志望届を提出せずJR東日本へ。
2年目に復活を果たし再びドラフト戦線に返り咲いた。


6位…古谷将也/成田高/捕手/右投げ右打ち/175センチ/77キロ
日ハム・田宮に憧れて成田を選んだ。
キャッチャーにしては脚もまずまず。
ただ下位で高校卒のキャッチャーを獲っても田村・佐藤の牙城は崩せないか…。


6位…今西拓弥/早稲田大/投手/左投げ左打ち/200センチ/96キロ
2メートルって最早ミンチーだけどね。
しかも左だし。
ただ実績が無さ過ぎるね。
早稲田だからモノにならなくても3年でクビって訳にはいかないだろうし…。
広陵だから伸びるかも知れないけど、獲るなら下位の浪漫枠か。


その他千葉枠…中村亮太/東農大北海道オホーツク/投手/右投げ右打ち/185センチ/76キロ
MAX151キロ。
高校が千葉経済大付属。
大型速球派右腕だが、コントロールに甘さが。
大嶺兄みたく無理に矯正してスピードを落とすより、種市・古谷みたく長所を伸ばして行きたい。


その他千葉枠…青野善行/日立製作所/投手/右投げ右打ち/181センチ/78キロ
高校が市立船橋、大学が国際武道大。
高校時代に注目されたものの、大学で伸び悩んだかな…と思ったら、ドラフト候補まで這い上がって来たね。
オリのK‐鈴木みたいに急激に伸びる事はあるので、地元・千葉枠として確保しておきたい。


その他千葉枠…小芝永久/千葉学芸高/投手/右投げ右打ち/175センチ/69キロ
木更津総合・篠木や日体大柏・箱山がプロ志望届を出さなかったので、千葉の高校卒投手が欲しいけど、現状ではスピードも体の大きさもプロの2軍レベルでも到底通じないね。
ただ悪い所も無いので、長所を伸ばして行けばプロで通用する可能性も。
育成で指名しよう。
這い上がれ。


こんなところか…。

ここ6年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=56勝50敗2分、勝率.528、打率.238、防御率3.90、総得点422、総失点441、本塁打82、盗塁79(※)

こう。
※2020年シーズンは10月25日時点

先発陣は西野が年間を通して不在も、石川が開幕からローテを守り、FA補強の美馬、高校卒右腕の二木・岩下・種市、学卒左腕の小島・中村稔、緊急補強のチェン・ウェインがローテ入りし(種市は故障離脱)、リリーフ陣は小野・沢村の加入でジャクソンの穴を埋め、昨年将来のエース候補である佐々木朗を獲得した事、安田や藤原が1軍で使われている事、荻野貴や和田が走った事、守備が大分改善された事により

・エース不在
・次世代エース候補生不在
・将来の四番候補不在
・慢性的な左腕日照り
・リリーフ陣の疲弊
・機動力野球が縮小
・守備の綻び

の解消に目途が立った。
ここから来期は

・西野と種市の復帰
・レアードの復帰
・古谷や佐々木朗の上積み
・安田と藤原の更なる上積み

というプラス要素があるけど、一方で

・抑えの後継者:沢村は益田の1個上、唐川は同級生なので、益田の次世代のクローザーが不安
・根本的な貧打の解消:パワーピッチャーと左腕にめっぽう弱く、四球を選ぶ、球数を投げさせるだけでは限界がある。強い打球を打てる選手を複数名打線に並べるという、抜本的な改革が必要
・ここぞの場面でバントなどの小技が出来ない:野球が雑
・若手野手が左打ちばかり:平沢・安田・藤原・佐藤・和田・高部・福部と捕手の佐藤が左打ち。右は山口・茶谷・西巻で、ドラフト指名は山口のみ
・左のセットアッパー不在:松永が全休でハーマン・唐川・沢村は全員右
・石川の流出の可能性:メジャー志向有り
・チェンの流出の可能性:残留するかどうかが不透明
・マーティンの流出の可能性:ロッテではクルーズ・デスパイネ以来の当たり外国人なので、当然他球団に狙われる
・選手層が薄い:これは編成面と言うよりは井口監督の主力偏重主義の弊害だけど、準レギュラーの出番が少ないので、レギュラーが抜けると戦力がガタ落ちする

と課題も残った。
こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(右は西野と種市が戻るはずなので、出来れば左)
B:次代のクローザー候補(年齢的に益田の後釜が欲しい)
C:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(出来れば左)
D:長距離砲(安田が左打ちなので出来れば右)
E:守れて小技の出来る選手(守備が水準以上で二遊間を守れる選手が望ましい)
F:若手に左バッターが多いので右バッター

となるね。

Aは石川・美馬・岩下・小島・二木・チェンに、復帰予定の西野・種市と中村稔がいるから、数は揃ってるけど、石川にメジャー志向がある事とチェン・ウェインの動向が不透明な事、中村稔は投げてみないと分からない不安があるため、石川・チェン・中村稔を引いた状態で7枚欲しいよね(1枚は故障に備えるため)。となるとやはり早川の一択か。左だしね。
Bは益田が今シーズンも頑張ってくれてるけど、過酷なポジションなので次代のピッチャーを育てたい。東妻がそうなってくれると良かったんだけど…。小野の方が確率としては高いか?
Cは唐川・沢村・ハーマンが右なので、左が欲しい。あと残念だけど大谷と内が恐らく構想外だろうから、右も欲しいけどね。沢村が海外FA権を行使する可能性もあるので。
Dは安田が成長して、マーティン・井上・レアードが揃い踏みなら他球団にも劣らないはずだったんだけど、実際には、安田はまだ成長途中、マーティンは引き抜きの恐怖、井上は今年も30本の壁を越えられず停滞(不調か?)、レアードは長期休暇…とそれぞれに課題を抱えている訳で。天王山だった10月10日(土)・11日(日)のバンク戦で東浜・和田に抑えられた様に、ここぞで露呈する貧打が数年来の宿痾だからね。この難病を何とかしたいわ。
Eは今年もここぞの場面でバントが出来なかったので。まあ、俊足巧打タイプはもういらないって思ってるファンも多いだろうけど、実際、岡なんていつまで経っても同じ事の繰り返しで、全く成長してくれないのも確かだよね…。西巻がショートにフィットすれば良かったけど、井口監督の藤岡裕贔屓はもうどうにもならんわ。その藤岡裕も小技が上手い訳でも無いのが頭痛いわ。打てないのは仕方ないけど、せめてバントはきっちり決めてくれ。
Fはもちろん力の劣る右バッターなら、左バッターの方が良いのは大前提だけど、左に弱いのは主力に左バッターが多い事と無関係じゃないよね…。強い打球が打てる右バッターが井上・中村奨・レアードの他にも必要だわ。

個人的な願望では

1位:早川(本格速球派左腕)/抽選×⇒牧(右の長距離砲)
2位:五十幡(左打ちの外野手)
3位:西川(右の長距離砲)
4位:内山(右打ちの捕手)
5位:鵜沼(右打ちの外野手)
6位:佐藤蓮(大型本格速球派右腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
3位の西川はともかく、2位の9巡目まで五十幡、4位まで内山は残らないよな。
早川獲得は至上命題と言うか、県民の悲願だけど、外した時のドラフト戦略をどうするかだよね。
そのまま左腕を補強するのか、貧打を改善するために右の長距離砲にシフトするのか、大学生右腕もしくは高校生右腕にシフトするのか…。
牧はバンクの入札が無かったとしても、佐藤を外した球団が流れて来るか。

12球団1を誇る籤運の良さで早川をゲットした上で、2位で西川を獲り、3位で今川、4位で中川を獲る

1位:早川(本格速球派左腕)
2位:西川(右の長距離砲)
3位:今川(右打ちの外野手)
4位:中川(変則右腕)
5位:坂巻(大型本格派左腕)
6位:古谷(右打ちの捕手)

これは、バランスは良いけど、バンクを凌駕するためにはまだ足りないか。
横浜みたくセリーグでAクラスに入るためだけの補強なら、こういうドラフトでも良いんだろうけど、ロッテの場合、バンクをかわしてパリーグの覇権を握ろうと思ったら、攻めたドラフトしないと永久に追い付けないからね。
早川を外した時に、そのまま投手を補強するのか

1位:早川の抽選×⇒木澤(本格派右腕)、栗林(本格派右腕)、山下(大型本格派右腕)、中森(本格派右腕)

それとも野手を補強するのかを明確にしておかないといけないけど、もう早川を外した時点で、いっそ野手ドラフトにシフトしちゃうってのも有りか?

1位:早川の抽選×⇒牧(右の長距離砲)
2位:五十幡(左打ちの外野手)
3位:西川(右の長距離砲)
4位:来田(左打ちの外野手)
5位:鵜沼(右打ちの外野手)
6位:古谷(右打ちの捕手)

いや、流石にこれは無茶か。
そもそも、佐藤以外に即戦力のスラッガータイプがいないし、五十幡や来田がロッテの2位や4位まで残ってないか…。

最悪なのは早川を競合で外し、その時点で木澤や栗林、山下が残っておらず、外れ1位で入札した牧や中森も外し、結局2位で予定していた選手を1位に繰り上げ、その後も狙っていた選手をどんどんさらわれ、どんどん指名順を繰り上げて行く

1位:早川(本格速球派左腕)/抽選×⇒牧(右の長距離砲)/抽選×⇒2位を繰り上げ
2位:3位を繰り上げ
3位:4位を繰り上げ
4位:5位を繰り上げ
5位:欲しい選手が残っておらず選択終了

これか。
こうなると30点だろうね。

まあ、今年は高校卒投手・学卒投手の当たり年だけど、野手の上位候補が高校・大学・社会人のいずれも不足してるので、1回のドラフトで弱点全てを補強出来るなんてそもそも思ってないけど、貧打の解消にはマジで取り組んで欲しいよね。
ホームランラグーンが出来て、点が入る様になったはずなのに、肝心の点が入らないんだから。
これは問題だわ。
開幕2戦目からバンク・オリに8連勝、7月に楽天に負け越してやっぱ駄目かな…と思ったら、そこから持ち直して終盤まで首位争いを繰り広げてくれたので、面白いシーズンではあったけどね。
ジャクソンの穴を唐川が埋めて、ハーマンの穴を沢村が埋めて、チェン・ウェインを獲得して、さあ逆転優勝だ…ってところでコロナで主力が大量離脱。
4人ルールは守ったにせよ、外食してコロナに罹患はがっかりだね。
そして主力が戻ったら、藤原以外はきっちり元鞘に収まった。
鳥谷が来季も現役って、まさか井口監督とズブズブな彼を戦力外にはしないだろうから、ロッテで現役って事な訳でしょ?
そして現役でいる以上は、1軍確約な訳でしょ?
外食にせよ、監督との癒着にせよ、この辺がぬるま湯にどっぷり浸かった球団って事なんだよね。
とにかく良い新人を獲得するのは当然だけど、磨いた原石を1軍で競わせないと駄目だよね。
本当、宝の持ち腐れになっちゃうわ。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも「早川獲ったどー!!」と言わせてくれ。

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