上海マスターのマリサポ日記

主に千葉ロッテ、ドラフト、高校野球、高校サッカー、ジェフ千葉、柏レイソル、女子フィギアを取り扱うブログ。

マリサポ日記2024.10.24(ロッテドラフト総評2024)

2024年10月24日 | ドラフト予想、総評
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202410240000844.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/24/kiji/20241024s00001728228000c.html

西川獲ったどー!!

大方の予想では宗山入札も、西川に入札。
オリも入札したが、籤は吉井監督ではなく玉塚取締役オーナー代行が担当し、見事2分の1で引き当てた。
残り物に福があったわ。

なお主要スポーツ紙などの予想はこちら。

日刊:宗山(明治大)
スポニチ:中村(愛工大)
サンスポ:宗山(明治大)
報知:宗山(明治大)
デイリー:宗山(明治大)
中日スポーツ:金丸(関西大)もしくは宗山(明治大)
西日本スポーツ:宗山(明治大)
雑誌『週刊ベースボール』:宗山(明治大)
野球解説者・里崎智也氏:渡部(大阪商業大)
野球解説者・高木豊氏:渡部(大阪商業大)
野球解説者・天谷宗一郎氏:石塚(花咲徳栄高)
スポーツライター・安倍昌彦氏:篠木(法政大)
スポーツライター・西尾典文氏:金丸(関西大)

ロッテの補強ポイントに合致した西川を的中させられないんだ?
オレは10日前から西川だと思ってたのに。
いや、去年、外野手の渡会を外してるんだから、外野手の西川はあり得るでしょ。
荻野貴と角中、岡がベテランで、高部が万全じゃないんだから。
まあ、みんながみんなロッテのファンじゃないだろうけど、ロッテOBでロッテ戦を全部見ているという里崎氏には当てて欲しかったね。

宗山は5球団競合の末、楽天に。
出来れば広島に行って欲しかったけど、バンクじゃないだけマシか。

花咲徳栄・石塚は外れ1位で西武・読売が競合し、読売へ。
オレは才能は評価してたけど、ロッテじゃ育てられないだろうから、指名候補に挙げなかったけど、プロの評価は想像以上に高いんだね。

富士大・麦谷はオリの外れ1位。
そんな評価高かったの?
オレは5位の評価だったのに…。

大商大・渡部は西武の2位。
2位までは残ったけど、やはりロッテの指名までは残らなかった。

モイセエフ・ニキータはヤクルトの2位。
4位じゃ全然駄目だった。

法政大・篠木は横浜DeNAの2位、東海大相模・藤田はハム2位。
ロッテはどちらかを指名出来たけど、野手の強化を図ったその狙いは吉と出て欲しい。

徳島・加藤響は横浜DeNAの3位。

早実・宇野はバンクの4位。
王会長が早実だったわ。

菊池ハルンは広島の5位。
ロッテの5位指名の方が早かったけど…。

早大・吉納は楽天の5位。
東大からの嵩上げが評価を下げたか?

柳田2世と呼ばれた広島経済大・寺本はオリの育成4位。
そんなに評価低いんだ。


一方、健大高崎・箱山、中央学院・颯佐、横浜・椎木、法政大・吉鶴、立正大・飯山、中央大・櫻井、慶應大・清原などが指名漏れ。
颯佐は打撃が時間掛かると思われたか。
身体能力は凄いので、大学・社会人で腕を磨いて欲しい。
吉鶴は4年秋に調子を落としたのが痛かった。
社会人で2年後の上位指名を目指せ。
清原は育成なら獲っても良かったのかも知れないけど、キャンプで育成選手が注目浴びるのは、他の選手も面白くないだろうしね。
3年でクビになるかも知れないなら、野球はきっぱり諦めて、普通の社会人になった方が良いか。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

1位…西川史礁/青山学院大/外野手/右投げ右打ち/182センチ/88キロ
最後の秋を故障でほとんど欠場したが、大学生でフル代表に選ばれた打棒の持ち主。
高部はリードオフマン、藤原は中距離ヒッターなので、ここにスラッガータイプの外野手が加わるのはバランスの面でも大きいね。
右打ちだし。
走守も水準以上で、外国人頼みの慢性的な長打力不足をいい加減断ち切って欲しい。
背番号は…いよいよ9を与えてしまっても良いのでは?


2位…宮崎竜生/ヤマハ/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/173センチ/85キロ
走攻守三拍子揃った内野手。
立命館時代の2022年にプロ志望届を提出も指名漏れ。
ヤマハに進み、全体的にパワーアップを果たし、上位指名を勝ち取った。
右投げ左打ちのセカンドは藤岡裕・小川と被るけど、友杉の打撃の調子によっては小川がショートに回るので、藤岡裕の後釜に据えられるか。
藤岡裕も来年32歳だし。
背番号は…ついに6の封印を解いてしまっても良いのでは?


3位…一條力真/東洋大/投手/右投げ右打ち/189センチ/82キロ
MAX153キロ。
東洋大のピッチャーは酷使もあってか、イマイチ伸びなかったけど、甲斐野や上茶谷、村上等の活躍により風向きが変わって来たね。
この上背なので、モノになれば凄そうだわ。
背番号は20か?


4位…坂井遥/関東第一高/投手/右投げ右打ち/178センチ/78キロ
名前の読みは「はる」。
MAX151キロ。
出身が千葉。
今夏の甲子園準優勝投手。
背番号は41か?


5位…廣池康志郎/東海大九州キャンパス/投手/右投げ右打ち/185センチ/84キロ
MAX151キロ。
実家の畜産業を継ぐために農学部に進学するも、4年間で野球の才能が開花したという変わり種。
活躍すればマザー牧場とかとコラボも出来るかも知れないね。
背番号は43か?


6位…立松由宇/日本生命/捕手・内野手(三塁手)/右投げ左打ち/177センチ/82キロ
出身が千葉。
内野手登録だが、元キャッチャーで捕手も守れるユーティリティープレーヤー。
という事は大下のポジションが務まるね。
背番号は49か?



育成1位…谷村剛/和歌山東高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/177センチ/85キロ
高校通算24本。
安田・上田と被る左打ちのサード。
和歌山枠か。


育成2位…茨木佑太/帝京長岡高/投手/右投げ右打ち/187センチ/93キロ
スリークォーターからMAX145キロ。
完成度はまだまだだけど、伸び代はたっぷりだね。
横山・中森・田中晴と若手右腕を育てるのが上手い球団なので、支配下目指してじっくり腕を磨いて欲しい。


育成3位…長島幸佑/富士大/投手/右投げ右打ち/187センチ/92キロ
MAX151キロ。
プロで伸びる選手の多い富士大学のピッチャー。
今年のロッテでは最後の指名だったけど、ここからてっぺんを目指せ。


総評としては、点数を付けるとしたら、今日時点の点数だと90点だね。
上位2名を野手で固めたその意気や良し、だわ。
即戦力のピッチャーを獲って10勝上げても、負け数が5なら貯金5だけど、打力アップで先発ローテピッチャー6人の白星がそれぞれ1つずつ増えたら、それは貯金6だからね。
ただ育成も含めて左ピッチャーゼロなので、そこをマイナス10点とした。


でもまあ、毎年言ってる事だけど、今日付けた点数は飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:●/2021年にセットアッパーとしてブレイクしたが、輝いたのはその1年だけ。現役ドラフトでDeNAへ移籍した
・酒居:○/人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとして戦力となり、FA権を獲得した
・島:×/わずか3年で引退
・土肥:△/戦力になった時期もあったが長続きせず、戦力外から育成へ。しかし返り咲きならず再度の戦力外に
・有吉:△/戦力になった年もあったが国吉とのトレードでDeNAに移籍。戦力外に
・種市:◎/故障に泣いたが復活し初の規定投球回に到達、7勝をマーク。リーグ6位の三振を奪った
・宗接:×/1軍の戦力になれないまま退団

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:●/井口政権下で重用されたが吉井政権下でも伸び悩み、中村奨の聖域化の被害者に。同じサードに上田もおり、苦しい立場に
・藤岡裕:○/サード、ショート、セカンドとポジションをコンバートされつつ、2割5分前後の打率を残した
・山本:△/一瞬輝いたが一軍定着はならず。坂本とのトレードでヤクルトに移籍。その坂本は2023年に活躍したのでトレードの弾としては大きく貢献した
・菅野:△/2021年シーズンは荻野貴・福田秀の故障で準レギュラーになったが2022年シーズンはパッとしない成績で戦力外。2024年は育成から支配下に復帰したが、オフにやはり戦力外になった
・渡辺:×/1軍の戦力になれないまま退団
・永野:△/払底状態のリリーフ左腕として1軍の戦力になったが、2021年オフに戦力外

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:○/開幕前に故障で離脱も超投高打低の中、2割9分をマーク。レギュラーを掴んだが、2本塁打、21打点、4盗塁は才能からしたらまだまだ
・東妻:●/良いシーズンと悪いシーズンがはっきりしており、成績が安定せず、今年はわずか6試合の登板で防御率11.05に沈んだ
・小島:◎/通算防御率は3点台中盤だが、3度の二桁勝利をマーク。大きな故障無くローテを守るのも頭が下がる
・山口:●/2022年に16本塁打、23年に14本塁打と和製大砲の誕生を予感させたが、今シーズンは2割、2本塁打、13打点と沈没
・中村稔:●/2年連続の17試合登板だが2023年の2.31から3.71と防御率が大きく悪化。信頼感はかなり低下した
・古谷:▲/才能を開花させられず育成、そして戦力外
・松田:×/1軍の戦力になれないまま退団
・土居:△/早々に1軍デビューを果たしたが1軍の壁に弾き返され、戦力外

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:◎/160キロの剛速球が唸りを上げ、2年目に完全試合、WBCの代表にも選ばれ、日本球界のエースとして階段を駆け上がったはずが、故障とメジャー志向でイメージがた落ち。今年は初の二桁10勝でチームのAクラスに貢献したが、ローテは守り切れなかった
・佐藤:◎/強肩強打のキャッチャーとの触れ込みも、中々打撃で結果を残せなかったが、ついに打撃開眼。超投高打低のプロ野球界にありながら、リーグ4位の打率.278を残し、プレミア12の日本代表にも選出された。吉井政権下では田村との併用で、盤石なレギュラーと言えないのがもどかしい
・高部:○/22年の盗塁王から一転、23年は悪夢の全休も、5月下旬に復帰。その後は盗塁数こそイマイチ伸びなかったが、ジャスト3割を打ち能力の高さを証明。ところが故障で離脱し、そのまま手術へ…。ゆくゆくは盗塁王以外にも首位打者・最多安打が狙える潜在能力の持ち主だけに、荻野貴の様にならなければ良いのだが…
・横山:◎/自己最多の43試合登板で防御率1.71、3勝、18ホールド、3セーブをマーク。益田の後継者に名乗りを上げた
・福田光:△/2軍の帝王から西村とのトレードでハムに移籍。その西村は2023年に活躍したので、トレードの弾としては大きく貢献した

こうなって、佐藤・早川という目玉がいたものの、全体的には小粒と言われた2020年が

・鈴木:◎/3年間は楽天・早川に大きく水をあけられたが、4年目にリリーフとして大ブレイク。51試合登板で防御率0.73、28ホールド、5セーブと抜群の安定感を見せ、ポスト益田の最有力候補に
・中森:●/昨シーズンは3勝をマークしたが、今シーズンは5試合の登板に止まり、白星は1勝と昨年を下回った。ただし防御率は3.54⇒2.63と大きく改善。同じ年の学卒が入る来期にプロの先輩の意地を見せたい
・小川:○/去年までは打力の弱さから守備固め・代走要員だったが、今年は打席で粘りを見せ、63本というヒット数以上の貢献。打撃不振の友杉に代わってショートも守り、セカンド守備でも藤岡裕以上の貢献を見せた
・河村:▲/育成から支配下に復帰も、1軍登板はならず。ルーキーイヤーの輝きを取り戻したい
・西川:×/地元出身の期待のスラッガーもわずか3年での戦力外。育成での再契約を断りくふうハヤテへ入団したが、環境を変えても飛躍出来ず、ロッテの編成の目が正しかった事を証明してしまった

こうなって、即戦力左腕と高校ビッグ3がいたものの、全体的には小粒と言われた2021年が

・松川:●/高校卒ルーキーとは思えぬ守備力でルーキーイヤーは1軍で活躍も、2年目・3年目はイースタンで修行の日々。ところがイースタンでも打率.228と打撃に苦しみ、田村の残留、佐藤都の打撃開眼、寺地の打撃センスの高さから、一気にキャッチャーの四番手に降格。ドライチなので捲土重来を期待したいが…
・池田:△/中村奨がサードにコンバートされたが藤岡裕がセカンドにコンバートされ、小川もショート以外にセカンドを守る事もあるため出場機会が激減。21試合で打率.111と持ち味だったはずの打撃でも結果を残せず苦しい状況に。福浦政権が誕生すれば覚えがめでたいだろうが、それでも精彩を欠いた打撃は何とかしたい
・廣畑:△/即戦力の評判も、プロのレベルに弾き返されてしまい、3年間で目立った実績は残せず厳しい状況に
・秋山:▲/2軍で育成中だったが結果を残せず、一旦戦力外で育成契約を打診
・八木:△/2023年は3試合で防御率18.00という噴飯ものの成績だったが、9試合で4.09と何とか徳俵で踏みとどまった。敗戦処理のポジションから脱却したい

全体的に不作と言われた2022年が

・菊地:●/1年目は楽天・荘司に水を開けられたが、フォークで三振を奪える様になり、20試合登板で1勝、2ホールド、1セーブをマークし、鈴木・横山と次期守護神の座を争う存在に。イニングを上回る三振奪取能力(24回で27奪三振)が光る
・友杉:●/春先は走攻守に貢献し、西岡以来の盤石なショートのレギュラーになるかと思われたが、打撃が急降下。終盤は打てる気配がしない感じに。しかも定評のあった守備でもリーグワーストの14失策を記録。小川に対してのアドバンテージが相当薄れてしまった
・田中晴:△/高校卒2年目で早くも1軍の先発を任され、4試合で1勝1敗、防御率1.80と大気の片鱗を見せた。来期は更なる飛躍を期待したい
・高野脩:△/2度の先発を含む6試合に登板し、1勝1敗、防御率3.68の成績。貴重なサウスポーだけに更なる飛躍を期待したい
・金田:▲/2軍で育成中

松坂世代ドラフト以来の大学生投手の大豊作と言われた2023年が

・上田:△/故障もあって21試合出場と打数は少ないながらも、中村奨・安田を上回る打率.259をマーク。しかし安田同様、中村奨がサードを聖域化した事で出場機会を奪われる事に。もっと使えばもっとやれそうなのに…
・大谷:▲/MAX159キロの触れ込みも、投手としての総合的な能力不足を露呈し、19試合、30回と3分の1を投げ防御率5.64と、2軍でも思う様な結果を残せず。ところが順位確定後に1軍昇格し、1回を投げ三者連続三振の鮮烈デビュー。リリーフ専念なら飛躍の予感が
・木村:▲/2軍で育成中
・早坂:▲/2軍で育成中
・寺地:▲/高校卒ながら2軍で打率.290をマークし、高い打撃センスを見せ付けた。順位確定後に1軍昇格しいきなりプロ初ヒットを記録した。天才ならまさに拾い物だけど

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2024.10.23(ロッテドラフト予想2024)

2024年10月23日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。

ロッテの指名は前日までに公表されなかった。
ここ10年の籤運は

西 武:抽選6‐当たり3‐外れ3=的中率50%
中 日:抽選8‐当たり5‐外れ3=的中率62.5%
オ リ:抽選5‐当たり1‐外れ4=的中率20%
ヤ ク:抽選12‐当たり3‐外れ9=的中率25%
楽 天:抽選12‐当たり5‐外れ7=的中率41.7%
広 島:抽選8‐当たり3‐外れ5=的中率37.5%
ロッテ:抽選13‐当たり6‐外れ7=的中率46.2%
横 浜:抽選8‐当たり4‐外れ4=的中率50%
ハ ム:抽選11‐当たり3‐外れ8=的中率27.3%
阪 神:抽選12‐当たり3‐外れ9=的中率25%
バンク:抽選11‐当たり3‐外れ8=的中率27.3%
読 売:抽選12‐当たり2‐外れ10=的中率16.7%

中日が一番高いけど、回数が10回未満なので、10回以上だとまだロッテが一番高いんだね。
まあ、ロッテは高坂社長(23年:1敗)と吉井監督(22年:1敗、23年:2敗)が2年で4敗を積み重ねてしまったので、大分勝率を落としたからね。
ただ今年も吉井監督だと、金丸・宗山を引ける可能性は相当苦しいか。

今年はパリーグからのウェーバー開始なので、パ3位に入ったロッテの2位指名は7巡目。
逆ウェーバーとなる3位も6巡目なのでちょっと遅いね。
指名予定の選手を先に獲られちゃうリスクは高いか。

今年も希望を含めて予想してみる。


1位…金丸夢斗/関西大/投手/左投げ左打ち/177センチ/77キロ
MAX154キロ。
明大・宗山と双璧を成すドラフトの目玉左腕。
西武・隅田が1勝10敗、防御率3.75、オリ・曽谷が1勝2敗、防御率3.86、西武・武内が10勝6敗、防御率2.17と、大学ナンバーワンサウスポーといえども必ずしも結果が残せる訳では無いけど、二桁は確実との高評価。
ポスティングの絡む佐々木朗、国内FA権を持つ西野との絡みもあるから、ローテを埋められる即戦力投手、それもサウスポーなら喉手だけどね。
ただ3球団以上の競合は確実で、4、5球団来る可能性も。
吉井監督の籤運では無理…か?


1位…宗山塁/明治大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/175センチ/79キロ
六大学通算10本(10月23日時点)。
ご存知ドラフトの目玉と言われる大学ナンバーワン野手。
福沢スカウトが「(1位で)間違いないでしょう。ケガの前よりスケールアップしているのが凄い」と評価。
俊足巧打というほど足は速くないけど、守備と打撃は天才的なセンスを持ち、「学卒ショートとしては鳥谷以来20年振りの逸材」との声も。
投手の目玉は毎年いるけど、野手の目玉は数年に1人しかいない訳だし、あれだけのミート力を持った野手はそうはいないから、狙う価値はあるか…。
鳥谷氏の頃は自由獲得枠があったから、ロッテは入札すら出来ずに悔しい思いもしたけど、今は大手を振ってアタック出来るし。
広島の入札が確定。


1位…西川史礁/青山学院大/外野手/右投げ右打ち/182センチ/88キロ
名前の読みは「みしょう」。
東都通算5本(10月23日時点)。
最後の秋は故障で欠場。
榎アマスカウトディレクターが「走攻守でトップレベル。12人(1位)の候補の1人」と評価。
ポランコは左打ちで、右打ちのソトが残留してくれたけど来季36歳(早生まれなので実際は37歳の年回り)なので、右のスラッガーは欲しいよね。
山口・山本大のツインマウンテンズがどうなるか分からん訳だし、右投げ左打ちの野手全盛時代に右打ちのスラッガーは極めて希少だし。
競合を避けた球団が入札に回るかも知れないし、入札が無くても外れ1位で競合しそうだけど、入札でも構わないので狙って欲しい。


1位…中村優斗/愛知工業大/投手/右投げ左打ち/176センチ/81キロ
MAX160キロ。
最速159キロだったが、最後にリリーフながら160キロを叩き出し、100マイルの大台に乗せた。
まあ佐々木朗の160キロもバットに当てられちゃうから、プロのレベルだとスピードだけで抑えられる訳では無いのは重々承知だけど、150キロがゴロゴロいる今の野球界でも、流石に160キロは稀だからね。
リリーフなら1年目から1軍定着出来そうだわ。
佐々木朗⇒国吉⇒中村優⇒大谷輝の剛速球リレーとか凄そうだよね。


外れ1位…篠木健太郎/法政大/投手/右投げ右打ち/177センチ/75キロ
六大学通算14勝(10月23日時点)。
高校が木更津総合。
スリークォーターからMAX157キロ。
高校時代に細かった線も4年間でビルドアップし、スピードは148キロから157キロまで成長した。
ただ投げさせ過ぎとの声も…。
もちろん地元選手なので欲しいけど、ロッテは3位に入ったので、2位の指名順は7番目なので、2位じゃロッテの指名まで残ってないよね。
獲るなら外れ1位じゃないと無理か。


外れ1位…藤田琉生/東海大相模高/投手/左投げ左打ち/198センチ/96キロ
MAX150キロ。
和製ランディー・ジョンソンが大成した試し無いけど、191センチの長身を誇る西武・羽田が才能の片鱗を見せた事から、育った時の見返りは凄まじそうだよね。
入札は無さそうだけど、ロッテ以外のパリーグ球団に指名されたら、難攻不落のピッチャーになっちゃうかも知れないので、外れ1位なら狙っても良いのかも。


外れ1位…渡部聖弥/大阪商業大/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/177センチ/88キロ
読みは「わたなべ・せいや」。
関西六大学野球通算9本。
関西六大学野球の通算安打数の更新はならなかったが、タイ記録の通算119安打を放った安打製造機。
守備走塁も水準以上でただ打つだけの選手じゃないのも嬉しいが、右バッターなのも◎。
高校がプロで伸びる広陵なのも見逃せない。


2位…清水大暉/前橋商業高/投手/右投げ右打ち/193センチ/92キロ
MAX149キロ。
報徳学園・今朝丸に次ぐ評価を得る大型右腕。
若手右腕は中森・田中晴・木村といるんだけど、やはり佐々木朗が今オフにもいなくなるかと思うと、次世代エースは必要だよね。
篠木は仮に2位に残っても、ロッテの順番までは残らないだろうから、2位でスケールの大きな高校生を獲っておくのが吉か?


2位…柴田獅子/福岡大大濠高/投手/右投げ左打ち/186センチ/85キロ
名前の読みは「れお」。
MAX149キロ。
高校通算19本。
福岡大大濠と言えばオリ・山下だけど、またスケールのでかいピッチャーが出て来たね。
その山下は今年は躓いたけど、パの他のチームに獲られると、厄介なピッチャーに育つか。
じゃあ、ロッテが指名するべきなのか。
打撃センス○。


3位…吉納翼/早稲田大/外野手/右投げ左打ち/180センチ/87キロ
六大学通算13本(10月23日時点)。
早大の主軸を務める六大学通算13本を誇るスラッガーだが、その内6本は東大から。
六大学通算11本の中村奨が東大からは4本、10本の正木(現ソフトバンク)が2本、10本の萩尾(現読売)が1本、13本の蛭間(現西武)が4本、10本の上田が4本、20本の広瀬(現ソフトバンク)が7本、10本の宗山が2本(10月23日時点)だからね。
ロッテの上田が40%だけど、それを超えちゃうのはちょっと水増し感があるか。
まあ、1位で金丸か篠木を獲ったら、ロッテの3位には残らないので(逆ウェーバーは阪神の3位指名の方が早いので)、2位で獲る事になるか。


3位…宇野真仁朗/早稲田実業高/内野手(一・二・三塁手・遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/81キロ
高校通算64本。
出身が千葉。
内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤーだが、器用貧乏ではなくスラッガータイプ。
しかし平沢・安田・藤原・山口・山本大・松川・金田・寺地で打撃がモノになりそうなのが藤原、今後の期待が持てそうなのが寺地、現状安田と松川は守備の人…となると、ロッテが高校生野手を育てられる確率は、守備要員含めて50%、打撃もとなると12.5%か…。
高校生野手は育てられないか…。


3位…知念大成/オイシックス新潟/外野手/左投げ左打ち/181センチ/75キロ
ファームの新球団、オイシックス新潟の所属選手で、1軍出場にはドラフト指名が必要。
イースタンリーグの首位打者で、俊足・強肩の守備力もまずまず。
大学・社会人のスタープレーヤーでも、二軍レベルでプロの壁に弾き返される選手が多い中、1年目でイースタン首位打者は立派。
ただロッテで成績を残してくれても、沖縄人気質とロッテのぬるま湯体質という組み合わせは、混ぜるな危険のシグナルなので、1年ですぐロッテに染まってしまうか…。
大嶺兄とか伊志嶺とか才能はあったけど、好調が長続きしなかったし…。
いや、イースタンでさえ結果出せない選手もたくさんいる訳だから、1年だけでも活躍してくれたら助かるけど。


4位…吉鶴翔瑛/法政大/投手/左投げ左打ち/175センチ/79キロ
六大学通算6勝(10月23日時点)。
MAX151キロ。
高校が木更津総合。
父親はロッテでも活躍した吉鶴憲治氏(現ソフトバンクコーチ)。
クライマックスで鈴木が3連投を避けるためにベンチ外れたら、左の中継ぎが中村稔だけに。
その中村稔も来季29歳で、坂本も31歳なので、若い左は欲しいよね。
ただ、今秋に成績を落としてしまったので、今後の捲土重来に期待したい。


4位…寺本聖一/広島経済大/外野手/右投げ左打ち/170センチ/85キロ
広島六大学リーグ通算12本。
上背は無いががっちりとした体格で、大学の先輩であるソフトバンク・柳田の大学時代のホームラン数を超え、柳田2世との呼び声もある強肩俊足のスラッガー。
リーグのレベルを考えると割り引かないといけないけど、柳田は育ったから関係無いか。
ただ左打ちなのが高部・藤原と被るのはネックか。


4位…加藤響/徳島インディゴソックス/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
東洋大に在学中のまま、独立リーグ・徳島に入団した変わり種。
右打ちのショートは友杉と丸被りだけど、友杉や小川はスラッガータイプじゃないから、強い打球を打てる選手は欲しいか。
まあ、宗山との兼ね合い次第だわ。


4位…森翔太郎/中部学院大/内野手(三塁手・遊撃手)/右投げ左打ち/183センチ/89キロ
伸び悩みの安田がいて、中村奨との兼ね合いで中々試合に出られない上田がいるにも関わらず、左打ちの大型サードをまた獲ったら、編成の無能を白状してるのも同じ事だけど、高校が古豪・熊本工業なので、プロで伸びるんじゃないか、と…。
まあ、お荷物の中村奨の120試合優先起用契約が、もし本当にあるとしたなら、誰を獲ろうが意味無いんだけど…。


4位…モイセエフ・ニキータ/豊川高/外野手/左投げ左打ち/181センチ/85キロ
高校通算17本。
両親がロシア人。
選抜では飛ばない新基準の低反発金属バットでスタンドイン。
榎アマスカウトディレクターが「高く上がったファウルは力がある証拠。体も出来て来た」、「あそこまで振れて飛ばせるのは魅力」と評価。
他のチームのファンからしたら「ロッテが高校生野手獲ってもどうせ育てらんねーだろ」って話だけど、素材を獲らない限り何時まで経ってもスラッガーなんて育たないからね。
飛ばす力のある選手は何人でも欲しいわ。


5位…菊池ハルン/千葉学芸高/投手/右投げ右打ち/200センチ/103キロ
MAX149キロ。
パキスタン人の父を持つハーフで、身長2メートルの規格外ピッチャー。
今はまだ素材型だけど、この身長だから、上手く育てばすごい事になりそうだね。
将来的には「千葉のミンチー」と呼ばれて欲しいね。
千葉にミンチーはいたけど。


5位…颯佐心汰/中央学院高/投手・内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/175センチ/72キロ
読みは「さっさ・ここた」。
今春選抜ベスト4の中央学院の投手兼遊撃手だが、プロでは野手一本で勝負の予定。
高い身体能力を持ち、投手としてMAX148キロをマークした強肩の遊撃守備と俊足が持ち味。
パワーと肩は今宮の高校時代の方が上だろうけど、スピードは負けてないよね。
右打ちのショートは友杉と被っちゃうけど、6歳差だし、地元のスター候補生なので、狙って行きたい。


5位…柴崎聖人/大阪経済大/外野手/右投げ左打ち/173センチ/80キロ
関西六大学リーグで通算100安打を達成したヒットメーカー。
三家スカウトは「春に比べてもスイングの力強さが増している」と評価。
俊足強肩も兼ね備えるが、寺本同様、左打ちの外野手は高部・藤原と被っちゃうか。


5位…麦谷祐介/富士大学/外野手/右投げ左打ち/180センチ/81キロ
俊足強肩でありながら、長打力も秘める左の外野手。
高部・藤原が左打ちなので、外野は右が欲しいけど、山川、外崎、多和田、金村と、輩出した卒業生の数の割にはプロで伸びる富士大学なので、そろそろロッテもお近付きになりたいところ。
相原は大成しなかったけど。


6位…岸本大希/徳島インディゴソックス/内野手(二塁手)・外野手/右投げ左打ち/166センチ/68キロ
四国アイランドリーグplusの俊足外野手。
四国の首位打者&盗塁王の肩書を引っ提げロッテに入団した大木(香川⇒2015育成1位)が支配下に上がれたものの、2年間で10試合2安打1盗塁に終わった事を考えれば、独立リーグレベルではスピードスターになれても、NPBではそうそう通じるもんじゃないのは分かってるけど、残念ながら今後和田がレギュラーを獲る可能性はゼロに近いだろうし、藤原は盗塁30個決めるタイプじゃないし、フル出場なら盗塁王の有力候補のはずの高部はスペランカー体質になりつつある…という現状を考えると、一番を打てる左のリードオフマンタイプは欲しいよね。
まあ、もう俊足巧打タイプは飽和状態で、そもそもチームの方針として走らせないのであれば、獲る意味無いって話ではあるけど。


6位…高橋幸佑/北照高/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
MAX146キロ。
今年はドライチ級の藤田こそいるものの、プロ志望届を提出した高校生ピッチャーに左が少ないため、下位で確保しておきたい。


6位…金渕光希/八戸工大一高/投手/左投げ左打ち/183センチ/83キロ
MAX144キロ。
高橋と同じく、下位で若いサウスポーを指名しておきたい。


6位…竹下海斗/敦賀気比高/投手・外野手/左投げ左打ち/180センチ/75キロ
MAX140キロ。
驚くほどのスピードはないが、緩急と変化球を駆使して凡打を積み上げる技巧派サウスポー。
下位で獲っておくと小島の後継者になれるかも。
打撃センス○。
二刀流か、打者転向もありか?


その他千葉枠…飯山志夢/立正大/外野手/右投げ左打ち/176センチ/70キロ
名前の読みは「もとむ」。
元ハムの飯山裕志氏を父に持つ二世選手。
出身は東京だが、高校が中央学院。
俊足強肩の外野手だが、しかし彼もまた左打ち。
右投げ左打ちの選手多過ぎますって…。
お父さん、右バッターだったのに…。


その他千葉枠…櫻井亨佑/中央大/内野手(一塁手)、外野手/右投げ左打ち/180センチ/78キロ
名前の読みは「こうすけ」。
東都通算2本(10月23日時点)。
習志野が2019年に選抜準優勝した時のメンバーなので、覚えている高校野球ファンも多いはず(ただし選抜ではそれほど打棒は奮わなかった)。
昨秋に首位打者を獲得したが、今春は一転不振。
今秋は復調したものの、寺本・柴崎・麦谷・飯山の所でも書いたけど、左打ちなのが高部・藤原と被るのもネック。
吉井監督が退任して福浦新監督が誕生してたら優先したかもだけど、現状、寺本・柴崎・麦谷・飯山が獲れなかった時のサブ候補か?


その他千葉枠…加藤泰靖/トヨタ自動車/投手/右投げ右打ち/183センチ/87キロ
名前の読みは「たいせい」。
MAX153キロ。
高校が志学館。
上武大時代もドラフト候補に上がったが、プロ志望届は提出せず、トヨタに入社。
高校時代から追っている選手で、先発でエース、リリーフでクローザーが務まる逸材と買っていたんだけど、大学・社会人を経ても、盤石なドラフト上位候補にはなれず仕舞いというのが正直なところ。
名門のトヨタなので、下位指名は失礼だけど、飛び抜けたドラフト候補のいない今年の社会人でも、傑出した成績ではないので、指名するにしても下位になっちゃうか…。
もし日本選手権で大活躍したとしても、ドラフト後なので、指名は来年になっちゃうしね…。


その他千葉枠…椎木卿五/横浜高/捕手/右投げ右打ち/180センチ/85キロ
高校通算16本。
元ロッテ他の椎木匠氏を父に持つ二世選手。
出身が千葉。
体大きいし、肩も強いけど、今年のロッテが唯一補強ポイントじゃないのがキャッチャー。
来季27歳の佐藤都とは8歳差だけど、3個上に高い守備力を持つ松川、1個上に高校卒1年目でいきなりイースタンで.290を打った寺地がいるので、城島・森みたいな天才キャッチャー以外はしばらく指名しなくて良くなったわ。


育成…清原正吾/慶應義塾大/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/186センチ/90キロ
六大学通算2本(10月23日時点)。
元西武他の清原和博氏を父に持つ2世選手。
福沢スカウトは「検討している。結果を見たい」、「未知数だからギリギリまで検討していかないと」、「なかなか慶応の四番なんかなれないよ。プレッシャーもある中でよく頑張っている」との評価。
中学・高校では野球部に在籍せず、慶應入学後に硬式野球部に入部して、四番打つんだから、ポテンシャルは凄いけどね。
ただどうしても話題性込みになっちゃうよね。
京都大学卒という話題性で田中英祐を2位で指名して(14年ドラフト)、結局戦力にならなかった訳だから、話題性だけで指名はやめて欲しいけど、育成でワンチャンあれば面白いよね。
まあ、そもそもファーストしか守れないのはきついか。
最後の早慶戦で3発ぐらい打ったら面白いけど、ドラフトの後じゃもう行くチームは決まってるか。


こんなところか…。
ここ10年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=60勝57敗3分、勝率.513、打率.235、防御率3.81、総得点461、総失点479、本塁打90、盗塁87
・21年:2位=61勝51敗18分、勝率.545、打率.242、防御率3.70、総得点541、総失点515、本塁打114、盗塁102
・22年:5位=69勝73敗1分、勝率.486、打率.231、防御率3.39、総得点501、総失点536、本塁打97、盗塁132
・23年:2位=70勝68敗5分、勝率.5072、打率.239、防御率3.40、総得点505、総失点524、本塁打100、盗塁73
・24年:3位=71勝66敗6分、勝率.518、打率.248、防御率3.17、総得点493、総失点495、本塁打75、盗塁64

こう。
10年の内、6回がAクラス、2位が3回、ここ5年に限れば2位3回、3位1回という成績なんだけど、どうしても「強豪」とか「優勝候補」よりも「やりくり上手」というイメージなんだよね。

で、今年はと言うと

・種市・西野が抹消がありつつも、ローテを守った
・石川歩が支配下に復帰し、唐川がローテの谷間で好投
・鈴木と国吉がセットアッパーとしてキャリアハイの大活躍
・横山も不安定さを覗かせたものの、セットアッパーとして年間通して活躍
・菊地も1軍定着の足掛かりを掴んだ
・中森と田中晴が才能の片鱗を見せた
・ポランコが残留してソトが加入し、ソトがリーグ2位の88打点をマーク
・佐藤都、小川、藤原がレギュラー・準レギュラーとして1軍定着

という上積みがあったものの、その一方で

・佐々木朗が10勝したがローテを守れず
・美馬は3度の先発で0勝2敗、防御率7.43と全く戦力にならず、二木や支配下復帰の河村も1軍登板機会は無かった
・今年も益田や澤村が守護神・セットアッパーを任されたが、連投が利かず、相変わらず安定感に欠けた
・2023年に活躍したリリーフ陣からペルドモが抜け、西村、坂本、澤田はパフォーマンスを大きく落とした
・井口政権下では冷遇された田村が1軍で起用されたが、打撃が完全に迫力不足
・中村奨が2年連続の打撃不振に加え、サードの守備でエラーや記録に残らないミスを連発。特にカイケルの様な、打たせて捕るタイプのピッチャーの足を大きく引っ張った
・春は打撃好調だった友杉が途中で息切れ。セールスポイントだったショートの守備でもリーグワーストの14失策と精彩を欠いた
・走れる選手がある程度いるにも関わらず、機動力を重視せず
・リーグ3位の71失策
・安田・山口・山本大など、スラッガータイプが全く育たず
・石川慎・大下・愛斗は目立った活躍が出来ず

とマイナス面も目立った。
ここから来期は

・中森・田中晴・菊地・大谷輝の成長
・藤原・高部の1年通しての活躍
・寺地の成長
・上田の巻き返し

というプラス要素があるけど、一方で

・佐々木朗がメジャー挑戦で退団の可能性有り
・西野が国内FA権を行使し退団の可能性有り
・佐々木千・国吉・唐川・東條・西村・坂本・澤田等、中継ぎ陣が2年連続で好投してくれた事が無いので、鈴木・横山・国吉が2年目のジンクスに陥る危険性がある
・契約のシバリがあるためか、中村奨や田村が来年も優先起用される試合がありそう
・平沢に続き、安田・山口も完全に伸び悩んだ感がある
・小川が一歩リードしそうだが、ショートのレギュラー争いが混沌としたまま
・今年は元気だったが、荻野貴・角中・岡が年齢的にどこまでやれるかは不透明
・ポランコ、ソトに故障や年齢的な衰えがあると一気に打線の迫力が低下する

という不安要素もあるね。
プラス要素よりも不安要素の方が多いので、補強ポイントは

A:佐々木朗・西野に流出の可能性があるため、ローテを守れる即戦力投手(出来れば左が良いが右でも可)
B:佐々木朗に流出の可能性があるため、将来的なエース候補(出来れば左が良いが右でも可)
C:鈴木が覚醒したが、鈴木が守護神に転向となった場合も想定し、穴を埋める左のリリーフ
D:若い左ピッチャー
E:益田の後の守護神
F:率を残せる右打ちのリードオフマンタイプ
G:和製大砲候補
H:中村奨を控えに追い遣れる即戦力サード
I:ショートのレギュラー争いに終止符を打てる不動のレギュラー候補(俊足巧打タイプではなく、スラッガータイプならなおOK)

となるけど、改めて見るとすげー多さだね…。
佐藤都と田村のレギュラー・準レギュラーに、守備型の松川、打撃型の寺地と揃ったキャッチャー以外はほぼ全部だわ。

Aのローテ入り出来る即戦力ピッチャーは、左で関大・金丸、右で愛知工大・中村でOKだけど、2人ともドライチでないと無理。
法大・篠木は2位まで残っても、上の順番で消えるため、ロッテの2巡目(7番目)まで残ってないか。
社会人が例年に比べて小粒なので、篠木以外では2位でローテに入れる即戦力がいないか。
Bの次世代エースは、東海大相模・藤田、報徳学園・今朝丸が候補だけど、こちらも入札か外れ1位で消えるレベルなので、入札では残ったとしても、外れ1位での入札が必要。
となると、2位で残ってる中だと前橋商業・清水、福岡大大濠・柴田などが候補か。
ただ中森と田中晴、木村がプロスペクトとしているので、2位枠は使わなくても良いか。
左なら2位でも良いけど、ドライチレベルの藤田と、3位以下の評価になっちゃうその他の高校生サウスポーの間に、かなりの実力差があるよね。
Cは鈴木が今シーズン大ブレイクだけど、クライマックスの第3戦で2連投の鈴木がベンチを外れた時、左の中継ぎが中村稔しかいなかったんだよね。
来年、坂本が復調する可能性もあるけど、もちろんしない可能性もある訳で、そうなるともう一枚、出来れば二枚欲しいよね。
となると法政大・吉鶴、青学大・児玉、西濃運輸・吉田などが候補か。
Dは秋山の戦力外で、左の支配下のピッチャーで25歳以下の若手がいなくなってしまうという異常事態。
力があれば左右関係無いし、実際、ロッテはここ2年で2位・3位な訳だけど、流石にこの選手構成は歪だわ。
高橋・金渕・竹下の中から1人は確保しておきたい。
Eは益田で行かれる所まで行って、250セーブに到達した時点で鈴木・横山・大谷輝及び新外国人で競わせる形で良いか。
広島・栗林みたいにいきなり守護神務まるルーキー、そうはいないだろうし。
Fは高部が首位打者や最多安打のタイトルを獲る様なら左も苦にしないだろうし、岡が元気なら喫緊の問題ではないけど、現実は高部がスペランカー体質になる可能性や、岡が年齢的な衰えを見せるリスクもあるので、一番を確実に任せられるアベレージヒッターは欲しいよね。
ただ、吉井監督が続投なので、足が速くても走らせてくれるかが問題だけど。
いや、そもそも俊足巧打タイプはもうお腹一杯って話でもあるか…。
Gは安田・山口に夢を見る時間が終わってしまったので、青学・西川、大商大・渡辺、早大・吉納の内、誰かを獲得して起爆剤にしたい。
山本大が覚醒してくれれば…なんだけど。
う~ん…。
素材を獲らなきゃ始まらないんだけど、獲っても始まってくれないのがロッテだわ。
コーチが悪いのか、選手が悪いのか、打者不利なZOZOマリンが悪いのかは、誰も分からんけど。
Hは契約で中村奨をスタメンで出さなきゃいかんのだとしたらベンチのせいじゃないけど、守備で上回る安田が殻を破れないのも確か。
2年目の上田の逆襲に期待したいけど、中村奨の優先起用という呪縛があるなら、結局使われないか?
いや、流石に上田が3割とまではいかないまでも、2割7分でも打つ様なら使うか。
Iは宗山が獲れればピタリとはまるけど、ドライチ競合確実なので、ロッテが金丸に行くなら縁は無いか…。

以上を踏まえた上で、補強の優先順位はA(先発投手)、G(長距離砲)、I(ショートのレギュラー)、C(左のリリーフ)か。
個人的な願望では

1位:金丸(速球派左腕)/抽選×⇒篠木(速球派右腕)
2位:渡部(強打の右打ち三塁手)
3位:宇野(内野はどこでも守れる右の長距離砲)
4位:吉鶴(速球派左腕)
5位:菊池(超大型右腕)
6位:加藤(本格派右腕)
7位:飯山(左の俊足リードオフマン)
8位:高橋・金渕・竹下のいずれか(高校卒左腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
金丸入札で獲れれば良いけど、吉井監督の籤運が0勝3敗とロッテ監督史上最悪なので、3~4球団の競合ならどうせ外すんでしょ…ってなっちゃうよね。
それなら中村ってなるけど、そっちも、1回目の入札でも2球団の競合になっちゃうか。
でも西川もどうせ2球団競合にはなるだろうし、単独で獲れるのは篠木か。
ただ2位の指名順が早い西武や中日なら2位でも獲れる可能性のある篠木に、いきなり入札するのは損した気分になるよね…。
じゃあ、やっぱり金丸特攻が、一番悔いが無いか。
渡部は外野も守れるので、上田がサードに収まっても住み分け可能。
ただし里崎氏が「2位ではロッテの指名順まで残っていないので1位にした」ぐらいの評価なので、ロッテの2位指名まで残らないか…。
長打力だけなら引けを取らない吉納は、2位なら確実に獲れるだろうけど、左打ちなんだよね。

でもやっぱ打線の強化をした方が良いか?
打力が強化されてそれぞれ白星が2つ増えただけでも

小島:12勝10敗、貯金2⇒14勝10敗、貯金4
佐々木朗:10勝5敗、貯金5⇒12勝5敗、貯金7
西野:9勝8敗、貯金1⇒11勝8敗、貯金3
種市:7勝8敗、借金1⇒9勝8敗、貯金1
メルセデス:4勝8敗、借金4⇒6勝8敗、借金2

先発陣だけでもこうなる訳だから、ビハインドや同点の場面で中継ぎにも白星が付いたら、上手くすれば15勝ぐらい白星が違って来るからね。
いや、金丸が獲れれば二桁ピッチャーが1人増えるから、結局10勝加算されるんじゃないの? って突っ込みはあるかも知れないけど、金丸も何敗かはするからね(西武・武内は6敗)。
だとすると打力を強化した方がいいんじゃないかと。
結局クライマックスのファーストステージでも、3点目が取れなくて勝ち切れなかった訳だし。

野手の強化を優先するなら

1位:宗山(左の巧打者)/回避⇒西川(右のスラッガー)
2位:吉納(左のスラッガー)
3位:知念(俊足巧打の左打ちアベレージヒッター)
4位:モイセエフ・ニキータ(左のスラッガー)

とかになるけど、西武・蛭間のルーキーイヤーが56試合、打率.232、2本塁打、20打点、今年のDeNA・渡会が75試合、打率.255、3本塁打、24打点なので、やはり大学・社会人のナンバーワンスラッガーであっても、そう簡単には行かないか…。
でもパワーのある選手を獲らない事には始まらないからね。

まあ、色々な事がロッテに上手く運ばない限りは、1位で金丸に入札、抽選で外して野手にシフトしたけど、西川は入札済みで残っていた渡部にシフト、2位で篠木を狙うも、ロッテの2位まで残らず、残っていたピッチャーの中で一番良いピッチャーを指名…ってなるのが現実的な流れか。
やっぱ吉井監督の籤運が無いので、1位の抽選が上手く行かない可能性が高いのが痛いよね。
逆に金丸にせよ宗山にせよ、抽選で引ければ一気に成功ドラフトだけど。
まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、金丸や宗山に入札するなら是非「金丸獲ったどー!」とか「宗山獲ったどー!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2023.10.26(ロッテドラフト総評2023)

2023年10月26日 | ドラフト予想、総評
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310260000815.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310260000438.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310260001234.html

今年のロッテはまさかの籤3連敗の悪夢。
ロッテは何と渡会⇒草加⇒細野と3回外し、上田を指名。
今年は2位だったので、全部先に当たり籤引かれちゃったから仕方ないけど、吉井監督は3連敗。
去年の荘司も外してるので自身4連敗か。
まさかここまで籤運無いとは…。
早川を外すまでは籤運良い球団だったんだけどね…。

なお主要スポーツ紙などの予想はこちら。

日刊:武内(国学院大)
スポニチ:渡会(ENEOS)
サンスポ:細野(東洋大)
デイリー:武内(国学院大)
報知:細野(東洋大)
中日スポーツ:武内(国学院大)
雑誌『週刊ベースボール』:細野(東洋大)
スポーツライター・安倍昌彦氏:細野(東洋大)

機関紙のスポニチが的中させたが、他は駄目。
つーか、スポニチ以外はことごとくピッチャーの予想。
仕事でロッテ番やったり、ロッテの記事やドラフトの記事書いたりしてるだけで、ロッテファンではないって事なのか。
誰の目にも野手優先させるのは明らかだけどね。


上田西・横山は1位でオリへ。
3位じゃ全然駄目だった。
しかしまだ来年22歳の紅林もいるのにショート獲るんだ。
すげー余裕だな。
流石リーグ3連覇中のチームだわ。

東洋大の158キロ左腕・細野はロッテも指名したが籤を外しハムへ。
プロの世界にフィットしたらとんでもないピッチャーになるだろうけど、それは取りも直さずロッテキラーの誕生を意味してるからね。
東洋大だし、コントロールアバウトなので、どうかどうか大成しません様に。

徳島・椎葉は2位で阪神へ。
ロッテの大谷も2位評価だけど、やはり159キロは魅力か。

慶應のスラッガー・廣瀬は3位でバンクへ。
六大学通算19発は堂々とした成績なんだけどね。
正木・萩尾がプロの壁に弾き返された事で、やはり上位指名は避けられたか。
バンクに入った以上は敵なので、どうか大成しないでください。

山梨学院大・宮崎は3位でハムへ。
あ、ロッテに似合うと思ったけど、ハムの新庄監督も好きそうなタイプだわ。

鹿児島城西・明瀬は4位でハムへ。
細野はともかく、宮崎・明瀬とロッテが欲しい選手を獲って行くね、ハム。
まあ、最下位の屈辱との引き換えだから仕方ないけど。

昨年の今頃は「来年のドライチも」と言われた高校生野手ビッグスリーの一角、九州国際大付属・佐倉は何とバンクの育成3位という低評価。
ファーストしか守れない巨漢スラッガーは、ここまでプロの評価は低いんだね…。


一方、広陵・真鍋、沖縄尚学・東恩納、履正社・森田、仙台育英・仁田、神村学園・黒木などが指名漏れ。
高校生野手ビッグスリーの一角、真鍋は4位以下なら拒否との事なので仕方ないか。
ロッテも高校卒の野手を育てられないので、上位指名は無理だったしね…。
でもまあ、大学・社会人で力を付ければチャンスはあると思うので、今日の悔しさをバネに2年後・3年後・4年後に向けて力を蓄えてもらおう。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

1位…上田希由翔/明治大/内野手(一塁手・三塁手)/右投げ左打ち/182センチ/90キロ
俊足巧打だがパンチ力も秘める大学ナンバーワン野手。
左打ちのサードは安田と丸被りだけど、安田が殻を破れてないのも事実。
1年目からレギュラー奪取に向け勝負を挑みたい。
背番号は6か7か、それとも9か?
そろそろ一桁の良い番号あげたいけどね。


2位…大谷輝龍/富山GRNサンダーバーズ/投手/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
MAX159キロは阪神・2位の椎葉剛と並び、今年のドラフト候補ナンバーワン。
1イニングならリリーフ時代の平良にも匹敵するはず。
西村・澤田が火花を散らす、ポスト益田に殴り込みをかけろ。
背番号は31か?
2位の高評価だし、吉井監督の21をあげても良いけどね。


3位…木村優人/霞ヶ浦高/投手/右投げ左打ち/185センチ/76キロ
MAX150キロだが線が細いね。
プロの食事とトレーニングで体を作り、2年でプロ初勝利、3年でローテ入りして5勝、4年で二桁とエースの階段を上って欲しい。
背番号は58か。


4位…早坂響/幕張総合高/投手/右投げ右打ち/176センチ/70キロ
MAX151キロ。
4位で地元の星を確保。
4位と言えば小林宏とか渡辺俊とか荻野忠とか益田とか、エースやクローザーを獲った順位なので、是非マリンで大輪の花を咲かせてくれ。
背番号は64か。


5位…寺地隆成/明徳義塾高/捕手/右投げ左打ち/177センチ/782キロ
高校通算10発。
高校生キャッチャーを支配下で獲るとは意外。
ただ松川と2歳差だけど左打ちなら棲み分けは出来るか。
背番号は65か。


育成1位…武内涼太/星稜高/投手/右投げ右打ち/183センチ/77キロ
MAX148キロ。
岩下の後輩で憧れのピッチャーはヤクルト・奥川。
星稜は結構育つんで期待してるぞ。


育成2位…松石信八/藤蔭高/投手/右投げ右打ち/175センチ/73キロ
読みは「しんぱち」ではなく「しんや」。
上背は無いがMAX152キロの速球派右腕。
ロッテには美馬もいる事だし、良い所を吸収して早めの支配下を勝ち取りたい。


育成3位…高野光海/富山GRNサンダーバーズ/外野手/右投げ右打ち/187センチ/86キロ
読みは「こうの・ひかる」。
「たかの」じゃないのね。
池田ってあのやまびこ打線の池田か。
古豪だね。
当たれば凄いらしいので、当たる練習を積んで欲しい。


育成4位…藤田和樹/延岡学園高/投手・外野手/右投げ左打ち/186センチ/76キロ
MAX148キロに高校通算25発の二刀流。
打撃センスあるけど、本人は投手希望らしい。
今は澤村が付けてるけど、54を貰える様に頑張れ。


育成5位…富山紘之進/会津北嶺高/捕手/右投げ右打ち/181センチ/68キロ
読みは「とみやま・こうのしん」。
何か歌舞伎役者とか伝統芸能の人みたいな名前だね。
右打ちで2歳差の松川のいるチームでは、中々チャンスは巡って来ないかもだけど、キャッチャーは故障もあるし、頭数は必要だからね。
まず育成の先輩たちとの競争になるけど、支配下に向かってアピールしたい。


総評としては、点数を付けるとしたら、今日時点の点数だと70点か…。
3度籤を外したのと、支配下指名が投手3人なのと、高齢化の進む外野を支配下で獲ってないのが痛いね。
いや、オレの指名して欲しかった選手は上田・大谷・木村・早坂・藤田と結構指名してくれたんだけど、やはり渡会を外した事と、ハム3位の宮崎か、阪神の育成2位・福島、それか拓大紅陵・菰田辺りを獲って欲しかったよね。
岡の残留に自信があるのかも知れないけど、外野手が育成1人だけなのは年齢構成的にもちょっと苦しいわ。


でもまあ、毎年言ってる事だけど、今日付けた点数は飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:●/じゃない方の佐々木から2021年にセットアッパーとして大ブレイク。ところが2022年・23年と1軍の戦力になれず
・酒居:○/2019年オフに人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとして活躍
・島:×/わずか3年で引退
・土肥:△/戦力になった時期もあったが長続きせず、戦力外から育成へ。しかし返り咲きならず再度の戦力外に
・有吉:△/戦力になった年もあったが国吉とのトレードでDeNAに移籍。昨年戦力外に
・種市:◎/今年復帰し二桁勝利。更に奪三振王にあと1歩の活躍。更なる飛躍で佐々木朗とともにダブルエースへ
・宗接:×/1軍の戦力になれないまま退団

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:○/122試合に出場したが打率.238、9本塁打、43打点。サードのレギュラーを確保したが、今江は6年目にはバリバリのレギュラーだったからね。まだまだ物足りないわ
・藤岡裕:○/去年までは井口前監督の贔屓采配で、打撃不振でも優先起用されたが、今年は打率.277と西武・源田以上の打率を残した
・山本:△/一瞬輝いたが一軍定着はならず。坂本とのトレードでヤクルトに移籍。その坂本は大活躍なのでトレードの弾としては大きく貢献した
・菅野:△/2021年シーズンは荻野貴・福田秀の故障で準レギュラーになったが2022年シーズンはパッとしない成績で戦力外
・渡辺:×/1軍の戦力になれないまま退団
・永野:△/払底状態のリリーフ左腕として1軍の戦力になったが、2021年オフに戦力外

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:●/103試合に出場したが打率.238、3本塁打、21打点、5盗塁と寂しい成績。クライマックスで何かを掴んでくれていれば良いんだけど…
・東妻:●/今年は36試合で防御率2.91とルーキーイヤー以来の活躍
・小島:◎/打線との噛み合わせもあったが、ここ3年は二桁勝利、二桁敗戦、二桁勝利の成績。レギュラーシーズン2試合とクライマックスファーストステージで勝利を引き寄せ、左腕エースに相応しいピッチングを見せた。長期離脱が無いのもナイス
・山口:○/オープン戦までは覚醒の予感も、シーズンは打率.235、14本塁打、57打点と、昨年から上積みの無い成績。もう一段上のバッターに脱皮したい
・中村稔:●/戦力外候補から一転、17試合で防御率2.31と持ち直した。便利屋から脱却し、セットアッパーに昇格したい
・古谷:▲/才能を開花させられず育成、そして戦力外
・松田:×/1軍の戦力になれないまま退団
・土居:△/早々に1軍デビューを果たしたが1軍の壁に弾き返され、戦力外

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:◎/昨年は完全試合を達成し、今シーズンは昨年の千賀に引き続き、山本にも投げ勝った。これでリーグ最強ピッチャーの称号を手に入れたかと思われたが、故障で後半は戦力になれず。どうもWBCもオールスターもロッテには良い方向に向かわない気が…
・佐藤:○/松川が武者修行中で田村との併用に。盗塁阻止率.319を記録したが、打率.218、4本塁打、22打点と打撃面でそこまでのアピールは出来ず
・高部:○/センターのレギュラーの座と盗塁王を獲得したのも束の間、故障でまさかのシーズン全休。石川も全休だし、優勝を逃した原因とまでは言わないけど、流石に1年帰って来ないとは夢にも思わなかった。来季は盗塁王奪還で巻き返したい
・横山:○/サイドハンドからの150キロ速球で1軍に定着。最後調子を落としたが、和製・林昌勇に一歩近付いた
・福田光:△/2軍の帝王から西村とのトレードでハムに移籍。その西村は大活躍なのでトレードの弾としては大きく貢献した

こうなって、佐藤・早川という目玉がいたものの、全体的には小粒と言われた2020年が

・鈴木:●/ルーキーイヤーは貴重な左腕として先発・中継ぎでフル回転したが、2年目・3年目は1軍の戦力になれず。ドライチなので捲土重来を期待したい
・中森:△/1軍デビューで2勝をマーク。山下・高橋に水を開けられたが、ここからまくりたい
・小川:△/常時1軍帯同だが守備固め・代走要員から脱却出来ず。どうしても非力な打力をどうにかしたい
・河村:△/一昨年ローテ入りし4勝をマークしたが、故障が完治しないまま戦力外。育成で残して欲しい
・西川:▲/2軍で育成中もそのまままさかの戦力外。育成で再契約してくれ

こうなって、即戦力左腕と高校ビッグ3がいたものの、全体的には小粒と言われた2021年が

・松川:△/1年目から守備センスを見せ付けるが、打撃面の非力さは否めず。今年はファームで武者修行
・池田:△/交流戦前は高い打撃センスを見せ付けたが、交流戦でK‐鈴木にぶつけられ成績が急下降。でもレギュラーで使えば中村奨より打てたでしょ? ベンチワーク(もしくはフロント)の犠牲者に
・廣畑:△/8試合で防御率5.73とルーキーイヤーから後退
・秋山:▲/2軍で育成中
・八木:△/3試合で防御率18.00と悲惨な成績

全体的に不作と言われた2022年が

・菊地:△/1軍では1試合登板で防御率2.25。楽天・荘司は防御率3.36だが5勝3敗なので、現状、外れ1位が外れ1位なりの成績を残したという結果に
・友杉:○/ルーキーながら64試合で打率.254、9盗塁は、超投高打低だった事を思えば及第点
・田中:▲/2軍で育成中
・高野:△/1軍では7試合の登板に留まったが防御率1.64をマーク。来季はセットアッパーに食い込みたい
・金田:▲/2軍で育成中

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2023.10.25(ロッテドラフト予想2023)

2023年10月25日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
小粒・不作に凶作とまで言われた近年には珍しく、今年は豊作イヤー。
特に大学生投手の充実振りは松坂世代で沸いた2002年以来との呼び声もあり、ドライチ確実なピッチャーだけでも7人という大豊作振り。
去年は12球団中9球団が前日までに1位を事前公表するという、異例のドラフトだったけど、今年は事前公表したのは広島・西武・ソフトバンク・中日の4球団のみ(読売は公表はしなかったが、事実上公表したのと同じだけど)。
ロッテも公表しなかった。
で、指名人数は例年通りとの事で、5~6人らしいね。
豊作イヤーだから7~8人獲って欲しいけど…。

ロッテは2位になった上に、今年はウェーバー順がセリーグ最下位から始まるため、2位の指名権は全体の22番目。
打力アップのためにENEOSの渡会隆輝が欲しいけど、中日の入札が確定。
ロッテ⇒出身が千葉、ヤクルト⇒お父さんが元ヤクルト選手、DeNA⇒横浜高出身でENEOSが横浜市…と縁があるけど、中日関係無いけどね。
まあ、ロッテが1位で投手を指名したら、籤を外したとしても渡会はそもそも指名出来ない事態になってしまったわ。
ただロッテは「点が取れない⇒3点差以内で終盤へ突入⇒セットアッパー&クローザーの登板数が増える⇒セットアッパー&クローザーが疲弊する⇒セットアッパー&クローザーのパフォーマンスが落ち、故障に繋がる」という負のスパイラルをもう何年も繰り返してるからね。
これが4点差以上開いた試合が5試合でも増えれば、セットアッパー&クローザーの登板数が全然違って来る訳じゃん。
何年同じ事やってんだよって話だよね。
なので、最低2球団の競合になるのは確定してしまったけど、渡会入札で行ってもらいたいわ。


ともかく、今年も希望を含めて予想してみる。

1位…渡会隆輝/ENEOS/内野手(二塁手、三塁手)・外野手/右投げ左打ち/183センチ/83キロ
元ヤクルト・度会博文氏を父に持つ2世選手。
高校は横浜だが出身は千葉。
高校時代にプロ志望届を提出も指名漏れの悔しさを味わったが、3年で一躍ドラフト上位候補に成長した。
セカンド:中村奨・池田、サード:安田は埋まってて、外野は荻野貴・角中・高部・藤原・山口・石川慎・和田で埋まってるけど、今年は荻野貴・高部・藤原・山口が一時全員いなくなって、岡・平沢・角中・石川慎・和田で回す事もあったからね。
荻野貴と角中も年齢的にフル出場は無理だし。
いや、去年ドライチだった西武・蛭間が打率.223、2本塁打、20打点だし、ハム・矢澤が打率.177、1本塁打、4打点、阪神・森下が打率.237、10本塁打、41打点なので、即戦力の野手といえども、いきなり活躍出来るとはもちろん思わないけど、今江・西岡以来、代表クラスの野手を育てられてないのも確かなんだよね(荻野貴は怪我が無ければ代表クラスの選手だっただろうし、角中は首位打者の年なら代表クラスの実力はあったはずだけど)。
それならバンク・柳田やレッドソックス・吉田正、DeNA・牧は学卒でも代表クラスに育った訳だし、ロッテももう学卒や社会人出身者に切り替えても良いかもね。
高部も学卒だけど、盗塁王取ったし。
中日の入札が確定。


1位…常廣羽也斗/青山学院大/投手/右投げ右打ち/180センチ/73キロ
読みは「つねひろ・はやと」。
MAX155キロだが、スピード以上の伸びを持つストレートで、総合力は楽天・岸の大学4年時に匹敵するとの声も。
青学だし、ロッテの好きそうなピッチャーだけどね。
メルセデスですら4勝8敗という無援護打線では宝の持ち腐れか…。
広島の入札が確定。


1位…前田悠伍/大阪桐蔭高/投手/左右投げ左右打ち/センチ/キロ
ご存知大阪桐蔭のエースで高校ナンバーワンピッチャー。
MAX148キロと現代野球においては驚くほどの球速ではないが、変化球・コントロールの総合力で勝負する、実戦派の勝てるピッチャー。
今夏の甲子園出場は逃したが、U‐18で評価を高めた。
欲しいけどね。
ロッテのドライチ左腕と言うとここ20年で柳田(2005)、服部(2007)、木村(2008)、藤岡貴(2011)、松永(2012)、鈴木(2020)か…。
今残ってるのは鈴木だけ、バリバリの戦力として大成したのは松永だけか…。
いや、前田の場合は故障や、変なコーチに当たってフォームを崩されるとか、そういう成長を阻害するアクシデントさえ無ければ、間違い無くプロを代表するサウスポーに育つと思うけどね。
しかし今のチームに、高校卒ピッチャーを獲ってる余裕は無いか。
まあ、オリに入られて田嶋・宮城に続くロッテキラーサウスポーになるのは怖過ぎるから、出来ればセリーグに行って欲しいわ。


1位…細野晴希/東洋大/投手/左投げ左右打ち/センチ/キロ
MAX158キロのアマ最速左腕。
左の158キロは右の163キロに匹敵するけど、しかしプロで伸びない東洋大で、しかもコントロールに難アリ…。
東都のザ・ミサイル(チャップマン)なのか、それともザ・マイン(地雷)なのか?
バンクやオリに入られてロッテキラーになったら困るけど、鈴木が敗戦処理、菊地がプロのレベルに弾き返された今、1位の枠を無駄には出来ないからね…。
パリーグのどっかの球団が獲って、向こう7年でロッテ戦通算30勝とかされたら目も当てられないけど、ロッテが獲るのは怖いよね。
ノーコン左腕は中後で懲りただろうし…。


2位…上田希由翔/明治大/内野手(一塁手・三塁手)/右投げ左打ち/182センチ/90キロ
名前の読みは「きゅうと」。
東京六大学通算10発(※10月25日時点)。
高いミート力と盗塁の出来る俊足を併せ持つが、純粋な俊足巧打タイプではなく、ホームランも中村奨吾(通算11発)に匹敵し、長打力も秘める。
左打ちなのと三塁が安田と被るのはネックだけど、Aランク(外れ1位もしくは2位上位)の野手ではナンバーワン。
去年なら1位だったろうけど、投手が豊作の今年なら2位でも残ってそうなので。
ただ2位まで残っても、渡会をロッテが1位で獲れたら、中日(全体の13番目)が先に獲るか…。


2位…真鍋慧/広陵高/内野手(一塁手・三塁手)/右投げ左打ち/189センチ/92キロ
高校通算62発。
去年の段階では来年のドライチ確実と言われたが、3年時に十分な実績を積み上げられなかった事と、大学生投手が覚醒続出で2位まで残りそうな予感。
映像で見た感じは良さそうだけど、平沢・安田・藤原の左打ち高卒トリオが伸び悩んだので、どうしてもロッテでは育てられない気が…。
広島でレギュラー掴んで、「あの時獲っておけば…」と悔やむ日は来るかもだけど、ロッテは3位(全体の27番目)で残ってたら…という事で。
まあ、3位までに残ったらオリ(25番目)か阪神(26番目)が先に獲るか…。


2位…木村優人/霞ヶ浦高/投手/右投げ左打ち/185センチ/76キロ
MAX150キロ。
甲子園出場経験は無いが、U‐18に選ばれ国際大会を経験した。
身長の割に体が大きくないのが気掛かりだけど、体が出来る頃にはオリ・山下クラスになってもおかしくないね。
けど再来年の2025年に優勝を目指すつもりなら、素材型の右腕を獲ってる場合じゃないか…。


3位…佐倉俠史朗/九州国際大付属高/内野手(一塁手)/右投げ左打ち/184センチ/110キロ
高校通算31発。
佐々木麟太郎・真鍋と並ぶ高校ビッグスリースラッガーだが、下級生時の爆発的な活躍をドラフトイヤーで見せられず、大学生投手の台頭もあって、相対的に評価が下がった感じ。
中村・山川の100キロスラッガーを育てた実績のある西武なら育てられるかもだけど、ロッテじゃ無理か…。
左打ちの上、ファーストしか守れないのも痛い。


3位…明瀬諒介/鹿児島城西高/投手・内野手(一塁手・三塁手)/右投げ右打ち/184センチ/90キロ
名字の読みは「みょうせ」。
高校通算49発。
ピッチャーとしてMAX152キロの強肩は、若い頃の今宮に匹敵するが、今宮同様、プロでは野手一本で勝負するとの事。
プロ志望届を出さなかった佐々木麟太郎もそうだけど、真鍋・佐倉が左打ちなので、右のスラッガーは貴重。
外野守備にも挑戦しているとの事で、ライトで育てたい。


3位…横山聖哉/上田西高/投手・内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/181センチ/82キロ
高校通算30発。
ピッチャーとして150キロ近い速球を投げる強肩が魅力。
友杉とは5歳差だけど、同じ左打ちの小川とは7歳差、藤岡裕とは12歳差なので藤岡裕の後継者として確保しておきたい。


3位…椎葉剛/徳島インディゴソックス/投手/右投げ右打ち/182センチ/85キロ
MAX159キロは大谷輝龍と並び、今年のドラフト候補ナンバーワン。
ただ四国のレベルを考えたら上位指名は怖いけど、ロッテの2位(全体の22番目)までに東都七人衆&前田クラスのSSランク(競合確実)・Sランク(単独入札)のピッチャーは残ってないよね。
だったら2位までは野手を指名して、3位から投手指名で獲得なら納得出来るわ。
このスピードなら抑えも務まるだろうし、澤田・西村と次世代クローザーの座を争いたい。


3位…大谷輝龍/富山GRNサンダーバーズ/投手/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
名前の読みは「ひかる」。
MAX159キロは椎葉剛と並び、今年のドラフト候補ナンバーワン。
石川県出身・独立リーグ出身と言うと角中がいるし、独立リーグからセーブ王とか獲ったら夢あるよね。


4位…廣瀬隆太/慶應義塾大/内野手(一塁手・二塁手)/右投げ右打ち/182センチ/91キロ
東京六大学リーグ通算19発(※10月25日時点)を誇る現役最強スラッガー。
高橋由伸氏以来、慶應卒のバッターのプロでの伸び悩みは「慶應の呪い」と言って良いほどだけど、中日からハムに移籍の郡司(19年4位)が打率.254、19打点、バンクの柳町(19年5位)が打率.257、34打点とまずまずの結果を残した。
これで風向きが変われば良かったけど、バンクの正木(21年2位)が15試合30打数1安打、打率.038、読売の萩尾(22年2位)は11試合16打数1安打、打率.063という惨憺たる成績。
萩尾はルーキーだから大目に見るとしても、正木は2年目だし、プロのレベルに慣れてこれだからね…。
六大学のスターに対して4位は失礼だけど、上位じゃ怖くて指名出来ません…。
もちろん、他のチームに入って大活躍されたら悔しい思いはするだろうけどね。
まあ、ロッテは4位で残っていたら指名させてもらいましょう。


4位…黒木陽琉/神村学園高/投手/左投げ右打ち/183センチ/78キロ
MAX146キロ。
名前の読みは「くろぎ・はる」。
黒木という名前が良いね。
良いカーブ持ってるし、左のジョニーとして指名したい。


4位…藤田和樹/延岡学園高/投手・外野手/右投げ左打ち/186センチ/76キロ
MAX148キロ。
高校通算25発。
黒木コーチの後輩に当たるスリークォーター右腕。
バッティングセンス◎。
黒木陽琉とどちらかを獲って、54を付けさせたいね。


5位…宮崎一樹/山梨学院大/外野手/右投げ右打ち/184センチ/84キロ
大学生野手ではナンバーワンの脚力。
関甲新リーグのレベルを考えると割り引かないといけないけど、阪神大学野球リーグ出身の友杉も.254とルーキーとしては及第点の成績を残したので、その辺は気にしなくて良いか。
もう何年も後継者を…と言われている荻野貴はもちろん来年39歳だけど、岡も気付けば来年33歳だから、右打ちの俊足巧打タイプの外野手は獲っておかないとね。
意外と長打も打てるのが荻野貴・岡と共通してるし。


5位…東恩納蒼/沖縄尚学高/投手/右投げ左打ち/173センチ/73キロ
名前の読みは「ひがしおんな・あおい」。
MAX147キロ。
大学進学が噂されたが、一転プロ志望。
上背の無い右腕ながら、ピッチャーとしてのセンスは抜群。
しかし沖縄か…。
ロッテの場合「ぬるま湯体質+沖縄人気質=伸び悩み」という計算式が成り立つんだよね…。
オリ・宮城みたく、ロッテ以外で大成したら悔しい思いするだろうけどね。
しかしロッテじゃ育てられないか。


6位…早坂響/幕張総合高/投手/右投げ右打ち/176センチ/70キロ
MAX151キロ。
地元も地元の幕張総合高のご当地右腕で、投手転向1年で151キロまで球速を伸ばし、一躍ドラフト候補に躍り出た。
そもそも幕張総合が野球エリート校じゃない事もあり、とにかく線が細いけど、プロの食事とトレーニングで体を大きくしたら、凄いピッチャーに育ちそう。
地元だし狙って行きたい。


6位…菰田朝陽/拓大紅陵高/外野手/左投げ左打ち/175センチ/71キロ
読みは「こもだ・あさひ」。
俊足・強肩の外野手で、意外な長打力も秘める。
肩も遠投110メートルとまずまずの強肩だが、ベースランニングはプロに入ってもトップレベルと称される。
ハム・五十幡、ロッテ・和田、バンク・周東クラスの脚力なら是非欲しいけど、ただ盗塁数は思ったほど伸ばせておらず、スタートとスライディングの技術を小坂コーチや諸積コーチから吸収したいところ。
地元だし、下位で指名して大輪の花を咲かせたい。


その他千葉枠…根本太一/東洋大/投手/右投げ右打ち/180センチ/78キロ
MAX149キロ。
木更津総合時代は1学年上の野尻(法政大⇒Hоnda)とともに甲子園を沸かせたが、東洋大では完全に伸び悩み。
高2で甲子園で剛速球を披露した時は、とんでもないピッチャーが出て来たと興奮したもんだけどね。
ハム・鈴木健がドラ4、楽天・早川がドライチ、ヤクルト・山下がドライチ、法政大・篠木が来年のドラフト上位候補…と、プロ志望届を出さずに大学・社会人で、プロで通用するだけの実力を身に着けた一方で、地引とか黄本みたいに、高校時代にプロ志望届を出せば指名があったであろう選手が、伸び悩んでプロ入り出来なかった事もある訳だから、どっちが正しいとは言えないけどね。


その他千葉枠…飯塚脩人/早稲田大/投手/右投げ左打ち/178センチ/84キロ
MAX151キロ。
高校が習志野。
習志野3年時に見た時は、将来的には守護神も務まるほどの逸材と思ったけど、早大では完全に伸び悩んだ。
練習嫌いとの噂も…。
才能があっただけに惜し過ぎる。


その他千葉枠…下山昂大/中央学院大/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/174センチ/80キロ
地元中央学院大の選手。
右打ちのサードだけど、安田を押し退けてレギュラーを獲るのは苦しいか。


こんなところか…。
ここ9年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=60勝57敗3分、勝率.513、打率.235、防御率3.81、総得点461、総失点479、本塁打90、盗塁87
・21年:2位=61勝51敗18分、勝率.545、打率.242、防御率3.70、総得点541、総失点515、本塁打114、盗塁102
・22年:5位=69勝73敗1分、勝率.486、打率.231、防御率3.39、総得点501、総失点536、本塁打97、盗塁132
・23年:2位=70勝68敗5分、勝率.5072、打率.239、防御率3.40、総得点505、総失点524、本塁打100、盗塁73

こう。
9年の内5年がAクラスなので、90年代の暗黒時代に比べれば遥かに善戦してるんだけど、どうしても勝率1位での優勝には届かないんだよね…。
で、今年はと言うと

・ポランコがホームラン王を獲得
・安田、藤原、山口、友杉、茶谷がレギュラー・準レギュラーとして1軍定着
・種市と西野の先発ローテ復帰
・ペルドモが最優秀中継ぎを獲得
・トレードで獲得した西村と坂本が活躍
・育成で獲得した澤田が活躍
・横山、中森、中村稔がリリーフで1軍定着
・トレードで獲得した石川慎が左ピッチャー対策として機能

という上積みがあったものの、その一方で

・佐々木朗がローテを守り切れず
・美馬は経年劣化に歯止めが利かず、石川と二木は全休
・オスナをバンクに引き抜かれ、益田が守護神に復帰したが安定感に欠けた
・澤村が復帰したが1軍の戦力としては機能せず
・小野が故障し、唐川、国吉、佐々木千、東條が戦力として機能せず(国吉はクライマックスで登板)
・松川が2軍で武者修行のため正捕手の不在
・中村奨の大不振
・高部が全休で機動力野球が縮小
・守備の綻び
・平沢は1軍に定着出来ず、安田、藤原、山口は殻を破るところまではいかず、結局荻野貴・角中・岡に頼ってしまった

とマイナス面も目立った。
いや、荻野貴・角中・岡が活躍してくれたのは嬉しい誤算だけど、世代交代が進んでないって事だからね。
痛し痒しだわ。
ここから来期は

・佐々木朗が5年目で育成計画がついに完成(予定)
・故障者の復帰
・中森や松川、池田の上積み

というプラス要素があるけど、一方で

・先発陣では石川と美馬の年齢的な衰え(石川に至っては故障で全休)
・リリーフ陣では唐川と国吉、佐々木千、東條が戦力として機能せず、益田はリーグ2位のセーブ数をマークしたものの、バンクに移籍したオスナの安定感には遠く及ばなかった
・タイトルを獲得したポランコとペルドモが他球団に引き抜かれる恐れがある
・ドライチで獲得した高校卒野手陣の内、平沢は完全に伸び悩み、安田・藤原はレギュラーとして起用されたが、期待通りの成長曲線を見せたとは言えない

と課題も残った。
プラスの要素よりも不安な要素の方が多いので、補強ポイントは

A:石川・美馬の代わりにローテを守れる即戦力投手(出来れば左が良いが右でも可)
B:坂本と中村稔だけではまだ足りない左のリリーフ
C:今度こそ本当に益田の後の守護神
D:荻野貴の後継者の右のリードオフマンタイプ(外野手ならなお良し)
E:和製大砲候補
F:中村奨を控えに追い遣れるセカンド

となるね。
Aは東都七人衆の常廣や武内を獲得すれば事足りるんだけど、ドライチじゃないと獲れないから、ピッチャーを優先しちゃうと野手が後回しになっちゃうんだよね。
そして、野手を獲らないと点が取れないままなので「援護が出来ないので投手を見殺し」、「とどめを刺せないので勝ちパターンのリリーフ陣が疲弊する」、「リリーフ陣が試合をひっくり返され先発の白星を消してしまう」、「先発を引っ張る事になり、先発も疲弊してしまう」…という負のスパイラルに陥っちゃうよね。
もちろん、ペナントでもクライマックスシリーズでも、ブルペンデーをやったみたいに、先発ピッチャー足りなかったのは確かだけど、無理にブルペンデーしなくても、2軍で直近で一番良いピッチングしたピッチャー投げさせても良い訳なので、やはりAを後回しにしても、打力強化を優先させたい。
Bは坂本が想像以上の拾い物で、中村稔は最後に大コケしたけど、戦力外もチラつく中で、まずまずの結果を出してくれた。
もちろん、まだ足りないけど、4位・5位でも獲れる可能性あるので、優先度はまだ低い方だわ。
Cはリーグ2位・36セーブを上げたにも関わらず、益田はフラフラで、連投も出来ないといういよいよ危険水域に。
澤村もヨレヨレで役に立たなかったのも痛恨。
現有戦力では西村か澤田が候補だけど、椎葉・大谷みたいな剛速球右腕がフィットしたら面白いんだけどね。
Dは山梨学院大・宮崎が第1候補。
左打ちだけど日体大・松浦、白鴎大・福島、青学大・中島の俊足大学生の内の誰かでも良いか。
高校生ならやはり左だけど菰田でも良いしね。
Eはポランコがロッテ悲願のホームラン王を獲得したけど、シルエット強奪の心配と、あと去年のレアード・マーティンが同時に衰えたみたいに、急に打てなくなった時にチームの順位に直結しちゃうので、安定して打てる長距離砲は欲しいよね。
やっぱ1発のあるバッターがいるといないのとでは、威圧感が違うので。
ここにフィットするのはやはり渡会か。
プロで30本のスラッガータイプと言うよりは、ホームランは15本だけど、状況によってはヒットも狙って行けるクラッチヒッタータイプだけど。
ただ中日が指名を公言したので、抽選になっちゃうけど。
Fは中村奨の4年契約に「130試合スタメン起用確約」って項目があるんだろうけど(無かったら逆におかしいので)、いくら何でもリーグワーストの20併殺は無いでしょう。
打撃好調だった池田も、読売戦でK‐鈴木にデッドボール当てられてから打てなくなっちゃったけど、それでも最終的に40試合で.269だったし、もっと使えば中村奨の.220よりは打ったでしょ。
「中村君、君はセカンドのレギュラーだし、早大卒だし、将来の幹部候補生とも考えているので、是非ロッテに残ってくれたまえ」
「年俸や契約年数もですけど、130試合スタメン起用確約してくれたら残りますよ」
…とかいう会話がフロントとの間にあったかどうかは闇の中だけど、「俺は打率がどんなに低かろうが、何回併殺しようがレギュラーだもんね」とか考えながら野球やってる人がレギュラーじゃ駄目でしょ。
フラットな競争をしないと。
中村奨と藤岡裕以外にも鳥谷氏を重用した井口前監督もそうだけど、とにかくこのぬるま湯体質だけは何とかして欲しいよね。
森・嘉弥真・上林クラスの実績があっても、戦力外で血の入れ替えを断行するバンクと、江村・井上・三木クラスの成績でも戦力外にならないロッテとじゃ、体質が全然違うよね(ドラフト後に追加の戦力外があるかも知れないけど)。
まあ、バンクの場合、支配下枠に空きが無くて育成選手のモチベーションが上がらないという、ロッテとは違う問題点があるけど。
ただ成績や実力じゃなくて、その他の要素で優先的に起用される選手がいるんじゃ、FA移籍した鈴木大地じゃないけど、他の選手は白けちゃうから、とにかくレギュラーは白紙で、キャンプ・練習試合・オープン戦で結果を出した選手を使ってくれ。

以上を踏まえた上で、補強の優先順位はE(長距離砲)、A(先発投手)、D(外野手)か。
個人的な願望では

1位:渡会(ミート力抜群の左のクラッチヒッター)/抽選×⇒即戦力投手
2位:上田希(俊足巧打の左打ち内野手)
3位:岩井(本格速球派右腕)
4位:明瀬(強肩強打の右のスラッガー)
5位:椎葉もしくは大谷(豪速球右腕)
6位:黒木(技巧派左腕)
7位:早坂(速球派右腕)
8位:菰田(超俊足リードオフマン)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
上田希は2位まで残ったとしても、渡会をロッテが引き当てたら中日が先に獲るよね。
岩井の3位も無理か。
まあ、吉井監督は投手欲しいだろうし、渡会を1位で獲れれば2位は投手か。
ロッテの2位(全体の22番目)に残りそうで一番良いピッチャーってなると、明大・村田か、大商大・上田大河か、それか高校生だけど木村か。
木村は3~4年かかるだろうから、即戦力なら名城大・岩井を含めた村田・上田大の3人か。
となるとその3人の誰かを2位で指名して、下を繰り上げる

1位:渡会(ミート力抜群の左のクラッチヒッター)/抽選×⇒即戦力投手
2位:村田もしくは上田大もしくは岩井(即戦力の右ピッチャー)
3位:明瀬(強肩強打の右のスラッガー)
4位:椎葉もしくは大谷(豪速球右腕)
5位:黒木(技巧派左腕)
6位:早坂(速球派右腕)
7位:菰田(超俊足リードオフマン)

なら行けるか?
2巡目遅い代わりに、3巡目が早いから、明瀬は3位でも残っておかしくないか。
流石に真鍋は無理そうだけど。
いや、早坂・菰田のポテンシャルを他球団が6位・7位まで見逃さないか?
いや、マジで悩むね。

一番まずいパターンは渡会を中日との抽選で外し、外れ1位で東都七人衆の指名漏れもしくは古謝に再入札して、それも抽選で外してしまい、2位相当のピッチャー(村田・上田大・岩井)を繰り上げて指名するってパターンか。
それなら最初から打力アップ優先で渡会×⇒上田か、育つかどうかは賭けになるけど真鍋を狙うか、六大学19本の長打力に賭けて廣瀬を狙うか。
いや、流石に1位で冒険は出来ないか。
まあ、今年なら最初の抽選を外しても、常廣、武内、西舘勇、前田、渡会以外でも例年の1位クラスは確保出来るか。
ただ例年なら2~3球団の競合は確実なSSランクが8人(東都七人衆+前田)もいる割には、単独入札クラスのSランクが少なくて、外れ1位か2位上位クラスのAランクも少ないという、豊作の割には極端なドラフトだね。
SSランク1人とAランク1人獲れれば勝ち組だけど、ロッテはウェーバー順が遅いから、Sランクの渡会と、Aランクのピッチャー1人獲れれば80点は付けられるかな。


まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、渡会に入札するなら是非「渡会獲ったどー!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2022.10.20(ロッテドラフト総評2022)

2022年10月20日 | ドラフト予想、総評
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001011.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200000829.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001022.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001396.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210180000634.html

そう来たか…。
なるほど。
これは楽しみだね。

入札は楽天が既に1位を公表していた立教大・荘司に特攻も、抽選であえなく撃沈。
荘司で来たか…。
各媒体、スポーツライター諸氏の予想はこんな感じだった。

日刊:吉村(東芝)/外れ1位:益田武(東京ガス)
スポニチ:曽谷(白鴎大)、斎藤(苫小牧中央高)
サンスポ:益田武(東京ガス)
デイリー:荘司(立教大)
報知:森下(中央大)など長距離砲
雑誌『週刊ベースボール』:田中(亜細亜大)
雑誌『野球太郎』:田中(亜細亜大)
スポーツライター・西尾典文氏:友杉(天理大)
スポーツライター・菊池高弘氏:田中(亜細亜大)
スポーツライター・安倍昌彦氏:曽谷(白鴎大)/外れ1位:菊池(専修大)

主要スポーツ紙ではデイリーが荘司の指名を的中させ、安倍氏が外れ1位の菊池を的中させた。
デイリーのロッテ番記者、よく当てたね。
安倍氏も別にロッテファンじゃないだろうけど、よく当てたね。
いや、補強ポイントは野手なんだけどね。
やはりファンの期待通りには行かない球団だわ。

松尾は横浜DeNAの1位。
根尾の投手転向、藤原の足踏みで大阪桐蔭ブランドに翳りが見えてるからね。
ちょっとどうにかして欲しい。

萩尾は読売の2位。
思ったより評価高かったね。
箱庭東京ドームじゃ嵩上げの数字になっちゃうけど、バンクの正木や萩尾が打つ様なら、慶應の風向きも変わるか。
いや、正木はバンクの選手だから打たなくて良いけど。

内藤はオリの2位。
連覇したチームだから指名にも余裕あるし、育っちゃうと戦力の充実期に入っちゃうね。

斎藤はオリの3位。
やばい。
羨ましい指名だわ。

益田は広島の3位。
外れ1位との声もあったけど、意外と低評価だった。

1位も噂された近江・山田は何と西武の5位。
上背は無いけど良いピッチャーだと思ったけどね。
プロの評価は違うんだね。

田中は中日の6位。
雑誌『週刊ベースボール』のロッテ番記者、雑誌『野球太郎』のライター(?)の方、そしてスポーツライターの菊池高弘氏よ。
6位の評価の選手をロッテに獲らせようとしたのかね、君たちは?
打撃を評価してなかったオレでさえ3位だぞ。
その選手を1位で獲ったら物笑いの種だったわ。
いや、彼自体はすごい俊足と堅守を備えたスピードスターだよ。
でも彼が今後源田クラスの活躍をしても、ドラフト時点での評価は6位だった訳だからね。
それを1位評価じゃ節穴ですわ。
逆に入札を外したものの外れ1位の菊地を当てた安倍氏、結果は2位だったけど友杉を1位で押してた西尾氏はまずまず。
まあ、荘司の入札を当てたデイリーの記者の方が一番だけど。

林は楽天の6位。
オレは買ってたけど、そんなにプロの評価は低かったのか。
じゃあ、3年前に指名漏れするのは分からんでもないわ。
これで林に抑えられたら怒るけどね。
オレの目が節穴で良いからどうか活躍しないでくれ。

市立船橋の森本は読売の育成9位という低評価。
支度金100万円で目が出なければ2~3年でクビだからね…。
3~4年後、プロに支配下で指名される自信が無いのであれば、入った方が良いと思うけどね。
ただモノにならなかった時は厳しい事になるよね。

一方、市立和歌山・米田、大阪桐蔭・海老根、市立船橋・片野、立教大・山田、明星大・谷井などが指名漏れ。
谷井は下位じゃ拒否だったのかね?
ロマン枠として6位で獲って欲しかったけど。
まあ、大学・社会人で力を付ければチャンスはあると思うので、今日の悔しさをバネに2年後・3年後・4年後に向けて力を蓄えてもらおう。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


1位…菊地吏玖/立教大/投手/右投げ左打ち/183センチ/93キロ
MAX152キロの速球に多彩な変化球を操る本格派ピッチャー。
一昔前のロッテスカウトが好きそうなピッチャーだわ。
背番号は21を吉井監督が付けちゃったので、レアードが退団なら54か。
ジョニーが付けたロッテファンの魂の背番号だけど、ドライチなら納得だわ。


2位…友杉篤輝/天理大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/171センチ/68キロ
俊足堅守のショートストップ。
リーグのレベルの割には圧倒的な打撃成績を残せてないのが気掛かりだけど、入った以上は頑張ってもらおう。
茶谷を追い落とすには2割5分打たなくちゃ駄目だぞ。
背番号はちょうど良い番号が…あ、6が空いている…。


3位…田中晴也/日本文理高/投手/右投げ左打ち/186センチ/92キロ
MAX150キロ。
高校通算20発の野手としても高い能力を持ち、野球センスは今年の高校生ピッチャーでもナンバーワンと言われる。
野手としての指名って事は無いだろうけど、楽しみな大型右腕だね。
背番号は吉田の39か。


4位…高野脩汰/日本通運/投手/左投げ左打ち/183センチ/75キロ
MAX146キロ。
中継ぎなら1年目から投げられるか。
背番号は、左腕エースの28は流石に4位にはあげられないけど、同じく左腕が似合う47は田中靖の引退で空くのであげられるか。


5位…金田優太/浦和学院高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/181センチ/79キロ
強肩と堅守が光る遊撃手。
まずはファームで打力を付けて茶谷・友杉に挑戦状を叩き付けたい。
背番号はエチェバリアが抜けるなら55か。


育成1位…吉川悠斗/浦和麗明高/投手/左投げ左打ち/185センチ/82キロ
MAX142キロの大型左腕。
よく育成で獲れたね。
本前・佐藤奨と同じ軟投派サウスポーだけど、上背があるのが魅力。
育成から這い上がれ。


育成2位…白濱快起/飯塚高/投手/右投げ右打ち/192センチ/87キロ
MAX146キロの大型右腕。
打撃センス○。


育成3位…勝又琉偉/富士宮東高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/188センチ/78キロ
大型ながら強肩堅守の遊撃手。
打撃が課題か。


育成4位…黒川凱星/学法石川高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/75キロ
申し訳無いが存じ上げない。
柳沼スカウトの寸評だと走攻守揃ったユーティリティープレーヤーとの事。


総評としては、吉井新監督がディフェンス面を強化したチームを作りたいって事は分かったけど、1位でピッチャー、2位で俊足巧打タイプのショートはチームがこじんまりとしないか?
目指してるのは1999年の中日みたいなチームなの?
あの頃の中日はアマ球界から人気で、逆指名も取り易かったから、有力な選手獲れたけど、今は逆指名無いから獲りたい選手獲れないからね。
来シーズンも貧打でピッチャーを見殺しにする試合を何試合見せられるのか…。
143試合の内、完封負けが20試合ってプロとして相当恥ずかしい事だけどね。
吉井新監督はメジャー時代の伝手で、余程良い助っ人野手を獲れる自信があるのかね?
新外国人コケたら一巻の終わりだけど。
ピッチャー3人以外は育成の2人を入れて4人の遊撃手、しかも全員右バッターという徹底ぶり。
茶谷を含めて意地でもショートのレギュラーを確立しようという意志は見えたけど、流石に指名のバランスとしてはどうなのかね?
ショートからあぶれた選手がセカンドに回り、ポスト・中村奨を池田と争うのか?
やっぱ極端だね。
点数を付けるとしたら、今日時点の点数だと70点か…。
ウェーバーが遅かったのにも関わらず、オリックスの指名がオレの中では100点だわ。
チームに不可欠な大砲が獲れなかったのがとにかく痛いわ。
蛭間・浅野・野手としての矢澤が全員外野だから、荻野貴・高部・山口・藤原で埋まってるロッテでは、補強ポイントと合わなかったし、二遊間で長打力がある選手は不在のドラフトだから仕方ない部分はあるけど。

でもまあ、毎年言ってる事だけど、今日付けた点数は飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:●/じゃない方の佐々木という扱いだったが、2021年にセットアッパーとして大ブレイク、外れ1位で5球団が競合した潜在能力の高さを見せ付けた。ところが2022年は一転して不振に陥った。セットアッパーに返り咲きたい
・酒居:○/2019年オフに人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとして活躍
・島:×/わずか3年で引退
・土肥:△/戦力になった時期もあったが長続きせず、戦力外もよぎる
・有吉:△/国吉とのトレードでDeNAに移籍。今季戦力外に
・種市:○/今年復帰したが故障前の投球に比べるとまだまだ。完全復活でエース級の活躍を
・宗接:×/1軍の戦力になれないまま退団

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:○/打率.263、9本塁打、47打点をマークしサードのレギュラーを確保。更なる上積みを
・藤岡裕:●/守備では水準以上の貢献も相変わらず打撃がネック。井口監督の寵愛を受け、打撃不振でも優先的にスタメンなど贔屓采配も非難の的に
・山本:△/一瞬輝いたが一軍定着はならず。坂本とのトレードでヤクルトに移籍
・菅野:△/2021年シーズンは荻野貴・福田秀の故障で準レギュラーになったが2022年シーズンはパッとしない成績に終始。来期は正念場
・渡辺:×/1軍の戦力になれないまま退団
・永野:△/払底状態のリリーフ左腕として1軍の戦力になったが、2021年オフに戦力外

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:●/走攻守でアピールしレギュラー奪取かと思われたが、バッティングを崩し降格。2022年シーズン終盤に才能の片鱗を見せたので来季の飛躍に繋げたい
・東妻:△/ルーキーイヤーに輝いたがその後は信頼感が無く、ビハインド時などの登板が主に
・小島:◎/2021年に二桁10勝をマークし飛躍も、2022年はローテを守ったがシーズン通して乗り切れず3勝11敗と大きく負け越し。援護の少なさもあるが、突如崩れる悪癖を改善したい
・山口:○/貴重な右の大砲候補が覚醒し16本塁打、57打点をマークした。打率.237は確実性が乏しいので更なる上積みを期待したい
・中村稔:△/ビハインドの展開での登板がメイン。点差をステイ出来ない場面も多く、戦力外もちらつく苦しい状況に
・古谷:▲/150キロを超える速球で才能の一端を見せたが、故障で1軍登板はならず
・松田:×/1軍の戦力になれないまま退団
・土居:△/1軍デビューを果たしたが1軍の壁に弾き返された

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:◎/3年目にして完全試合を達成。秘めた能力はメジャーのエース級だが、貧打線に足を引っ張られ白星を伸ばせず申し訳無い。来年は1年通してローテを守りたい
・佐藤:○/正捕手としては松川とのマッチレースを制し切れなかったが、長打力を秘めた高い打撃センスを証明。盗塁阻止率リーグトップをマークし、守備面もレベルアップした
・高部:◎/センターのレギュラーを獲得し、44盗塁で盗塁王も獲得。安打数もリーグ2位となる148安打の大活躍。俊足の外野守備も◎
・横山:△/サイドハンドから150キロをマークしたが、1軍定着ならず
・福田光:△/2軍では通じるが1軍では通じず。高部が1軍の壁を突き破ったので続きたい

こうなって、佐藤・早川という目玉がいたものの、全体的には小粒と言われた2020年が

・鈴木:●/ルーキーイヤーは貴重な左腕として先発・中継ぎでフル回転したが、2年目は不振に陥り、中継ぎでは失点を重ね、先発としては佐藤奨・本前の後塵を拝した。スピードは150キロ出るだけに速球を活かしたい
・中森:▲/2軍で育成中
・小川:△/藤岡裕の故障、エチェバリアの打撃不振もあって1軍に定着したが、守備固めと代走のバックアップ要員に甘んじる。非力な打撃をアップさせたい
・河村:●/昨シーズン後半ローテに定着し4勝をマークしたが、今年は故障で1軍の戦力になれず。完治させて来年は輝きを取り戻したい
・西川:▲/2軍で育成中

こうなって、即戦力左腕と高校ビッグ3がいたものの、全体的には小粒と言われた2021年が

・松川:○/佐々木朗の完全試合をサポートし、オールスターにも選ばれた。高校卒1年目で打率は.173とまだまだだが、守備・リードでキラリと光るセンスを見せレギュラー級の活躍。3月まで高校生だったのに、本当によくプロの球捕れると思うわ
・池田:▲/地元出身のホープも、中村奨からセカンドのポジションを奪うにはまだまだ経験不足
・廣畑:△/即戦力の評価も防御率は30試合で4.91と苦戦。ドラフト時点では「3位で獲れたのはラッキー」と言われたが、1年経った今「上位で獲らなくて良かった」という評価に。巻き返したい
・秋山:▲/2軍で育成中
・八木:△/22試合と廣畑よりも登板数は少ないが、防御率は3.63とまずまずのピッチング。ビハインドの登板で信頼を高め、セットアッパーに昇格したい


こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2022.10.19(ロッテドラフト予想2022)

2022年10月19日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
9球団が前日までに1位を事前公表するという異例のドラフトとなったが、ロッテの1位指名は去年と同様、公表せず。
今年は5位に沈んだ事もあり、ウェーバーは3巡目と早いが、残念ながら不作の年なので、4人ぐらいしか獲らないかも…。
6人は獲って欲しいけどね。

今年も希望を含めて予想してみる。


1位…蛭間拓哉/早稲田大/外野手/左投げ左打ち/177センチ/87キロ
六大学通算12発(※10月19日現在)。
六大学を代表するスラッガーだが、東大からの嵩上げという評価もあり、評価は分かれたが、最終学年に結果を残しドライチ確定。
当たった時の長打力は誰もが認めるところだし、俊足も魅力。
西武の入札が確定済み。


1位…浅野翔吾/高松商業高/外野手/右投げ両方打ち/170センチ/86キロ
高校通算67発。
高校生では珍しいスイッチヒッターで、しかもチャンスメーカータイプではなく、スラッガータイプというSSレアなプレースタイル。
甲子園で評価を高め不動のドライチ候補に。
両打ちだから、クリンナップに浅野・安田・山口もしくは山口・安田・浅野で並んだ時、左のワンポイントに2人とも抑えられちゃうってのが少なくなるのも大きいね。
来年優勝を目指すなら蛭間、3年後の黄金時代を目指すなら浅野か。
読売の入札が確定済み。


1位…矢澤宏太/日体大/投手・外野手/左投げ左打ち/173センチ/70キロ
投手としてMAX152キロ。
しかも左。
野手としても大学球界屈指の俊足と巧打を誇る二刀流。
ロッテのニーズとしては、大きいのが打てる選手が欲しいから、長打力で蛭間・浅野を優先して欲しいけど、二刀流は魅力だよね。
中距離砲として10~15本打てれば、高部と一・二番が組めるし。
先発サウスポーとしても、今シーズンローテに入った小島・本前・佐藤奨は左だけど、いずれも技巧派だからスピードの出る左は欲しいわ。
ロメロの残留次第だけど、速球派のサウスポー枠が埋まって、左右の違いはあるけど、荻野貴の後釜枠も埋まるから、獲得出来れば一粒で二度美味しい選手だわ。
ハムの入札が確定済み。


1位…曽谷龍平/白鴎大/投手/左投げ左打ち/183センチ/80キロ
MAX152キロ。
大学ナンバーワンサウスポー。
1位は野手で行ってもらいたいけど、ロメロ以外の先発ピッチャーはみんな軟投派なので、速球派の先発サウスポーが欲しい。
オリの入札が確定済み。


1位…荘司康誠/立教大/投手/右投げ右打ち/188センチ/90キロ
読みは「しょうじ・こうせい」。
MAX157キロ。
六大学通算2勝(※10月19日現在)と実績は皆無に等しいが、今夏に157キロをマークして話題に。
1位入札が確定したけど、コントロールや変化球の精度など、投手として必要な要素がまだまだなので、上位指名は育たなかった時のリスクが怖いよね。
ボールに角度もあるし、育った時はとんでもないピッチャーになりそうだけど…。
楽天の入札が確定済み。


1位…吉村貢司郎/東芝/投手/右投げ右打ち/183センチ/85キロ
MAX153キロ。
去年は悔しい指名漏れも今年は社会人ナンバーワン右腕に成長。
ヤクルトとの練習試合で村上を仕留めた事でも評価を高めた。
そのヤクルトの入札が確定済み。


外れ1位…益田武尚/東京ガス/投手/右投げ右打ち/175センチ/86キロ
MAX153キロ。
上武大・加藤泰靖がプロ志望届を出さなかったため、右投手では益田か、東芝・吉村が即戦力の評価。
益田がリリーフタイプ、吉村が先発タイプなので、オスナ残留の感触が良ければ吉村、悪ければ益田と両睨みで狙いたい。
もちろん登録名は益田武で。


2位…山田健太/立教大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/183センチ/88キロ
六大学通算9発(※10月19日現在)。
大阪桐蔭ではロッテ・藤原、中日・根尾とチームメイト。
コロナ禍で試合数が少ない中、六大学最多のヒット数を誇る安打製造機。
右打ちでセカンドを守れるとなると、期待するのは当然中村奨の後継者。
西武の森以来、大阪桐蔭出身者が大成してないとの声もあるけど、跳ね返したいね。


2位…森下翔太/中央大/外野手/右投げ右打ち/182センチ/88キロ
パワーとスピードで蛭間に一歩譲るが、東都で揉まれた実力は本物。
1位⇒蛭間×で、1位を投手にシフトした場合、2位で指名か。
ただロッテより指名順の早い中日の2位指名との噂もあるね。
あそこも貧打に苦しんでるし。
まあ、セカンドを守れる山田の方がロッテのニーズは高いので、2位で山田が残っていれば山田、残っていなければ森下の両睨みで行けば良いか。


2位…山田陽翔/近江高/投手・外野手/右投げ右打ち/175センチ/78キロ
MAX149キロ。
上背は無いが、甲子園通算3位となる115三振を奪った本格派投手。
打撃センス◎。


2位…金村尚真/富士大/投手/右投げ右打ち/176センチ/82キロ
MAX150キロ。
上武大・加藤泰靖がプロ志望届を出さなかったので、大学生右腕ではトップレベルの評価。
でも沖縄か…。
高校・大学で沖縄人気質が抜けておいてくれないと、ぬるま湯ロッテに染まっちゃうからね。
かと言って西武辺りに獲られて、多和田みたいに活躍されるのも悔しいし…。
悩むわ。


2位…斎藤響介/盛岡中央高/投手/右投げ左右打ち/177センチ/72キロ
MAX152キロ。
岩手から将来のエース候補を獲りたい。


2位…内藤鵬/日本航空石川高/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/180センチ/100キロ
高校通算53発。
角中の高校の後輩(角中の卒業時は校名が日本航空第二)。
首位打者2回の天才バットマンとは異なりスラッガータイプだけど、右の長距離砲は貴重。
内藤・安田・山口という並びも良いねえ…。


3位…入江空/茨城日産/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
MAX154キロ。
ロッテだと技巧派左腕が小島・本前・佐藤奨、速球派左腕がロメロだけになるから、もしロメロが抜けちゃうと速球派左腕がいなくなっちゃうね。
一昔前ならロッテ化(アマチュア時代に150キロオーバーの速球で鳴らしたピッチャーが、いくばくかのコントロールの上昇と引き換えに、技巧派・軟投派ピッチャーにモデルチェンジしてしまう事。例:大嶺兄、藤岡貴など)が怖かったけど、岩下・種市で風向きが変わって来て、佐々木朗で完全に脱却出来たからね。
こういう速球派のサウスポーも狙って行きたい。
ただ入江と林優樹の両獲りは出来ないから、先発優先なら入江、リリーフ優先なら林優樹になるか。


3位…長谷部銀次/トヨタ自動車/投手/左投げ左打ち/184センチ/80キロ
MAX150キロ。
母方のご先祖様に杉田玄白がいるという異色の経歴。
長谷部でサウスポーだと元楽天の長谷部がわずか11勝と大成しなかったけどね。
今年はサウスポーの候補少ないし、積極的に狙って行きたい。


3位…友杉篤輝/天理大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/171センチ/68キロ
スポーツライターの西尾典文氏がロッテの1位候補として推していた選手。
2位で来る所あるかも知れないけど、ロッテは2位の指名順が早いから、2位ならもっと長打力のある野手か、良いピッチャー獲れるでしょ…というのが正直なところ。
長年貧打に泣かされているロッテの場合、荻野貴みたいに「意外と長打力ある」じゃ困るんだよね…。
やっぱ長打力を期待出来る選手だと、例え相手の抑え投手が相手でもわくわく出来るじゃん。
でも大塚晶文に諸積・小坂、サファテに岡田・早坂、モイネロに藤岡裕・小川じゃ1点差でも「どうやって1点取るか」を組み立てるところから始めないといけないからね。
友杉も田中もそれぞれ走攻守に優れた才能を秘めた選手たちだけど、ロッテに欲しいのは一にも二にも長打力だからね。
という訳で、指名順遅いけど、3位で残ってたら狙いましょう。


3位…田中幹也/亜細亜大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/166センチ/65キロ
スポーツライターの菊池高弘氏、『週刊ベースボール』誌のロッテ番記者、『野球太郎』誌のドラフト予想でもロッテの1位候補に挙げられていた右打ちの遊撃手。
高い身体能力に裏付けられた広い守備範囲と、東都の通算盗塁記録を塗り替えるほどの俊足が持ち味だけど、肝心の長打力が…。
残念ながらピストル打線のカンフル剤にはならないよね。
元中日の宇野勝氏、西武・松井稼頭央ヘッドコーチみたいな強打のショートなんて(ドラフト時点では)10年に1人すらいない訳だから、高望みしても仕方ないけど「右の源田」にはなれても、将来30本打てる選手になれるかと言えばそれは無理な訳で…。
選手生活晩年のサブローみたいに、長打力を付けるために体を大きくしたら、守備・走塁面がポンコツになってしまったら、ショートだと意味無いしね…。
茶谷が打率.248打って守備も水準以上にこなしている現状、即戦力のショートは余程の逸材(再来年の明治・宗山クラス)じゃない限りは狙わなくても良いかな。
いや、「右の源田って簡単に言うけど、ロッテに源田並みに活躍してるショートいないじゃん」って言われりゃそりゃそうなんだけど、源田はドラフト3位だからね。
1位で狙うべき選手と3位で獲れた選手とじゃ評価が違うわ。
こんだけ色んな所でロッテの1位に押されると「そんなに良い選手なの? じゃあ獲らなきゃ」って思っちゃうロッテファンもいるかも知れないけど、俊足巧打のチャンスメーカータイプの選手は、3位で残ってたら狙いましょう。


4位…林優樹/西濃運輸/投手/左投げ左打ち/173センチ/70キロ
MAX146キロ。
高校時にプロ志望届を提出も指名漏れ。
あの時オレは評価してたんだけど…。
下位だと拒否だったのかと思ってたけど、そうではないらしいので、獲っておいて欲しかったけどね。
あの頃はストレートが130キロ台だったけど、140キロ中盤までスピードアップし、指名確実のドラフト候補にレベルアップした。
4位で残ってたら欲しい。


4位…萩尾匡也/慶應大/外野手/右投げ右打ち/180センチ/84キロ
六大学通算9発(※10月19日現在)。
今日時点では、今秋リーグ戦で打率・本塁打・打点でそれぞれリーグトップ。
4年春まで活躍したけど4年秋に調子を落とした選手より、4年秋に結果残した選手の方が活躍するのはセオリーだけどね。
けどOBがプロで伸びない事で有名な慶應だからね。
どうだろう?
1個上の先輩・正木(現ソフトバンク)が2位の高評価で.254、3本塁打、5打点という成績だからね…。
伸びるのか?
伸びないのか?
それが問題だ。


5位…海老根優大/大阪桐蔭高/外野手/右投げ右打ち/182センチ/85キロ
俊足強肩の外野手。
高校は大阪桐蔭だけど出身は千葉。
高校通算11発とパンチ力はそこまでではないが、下位で獲っておけば花開くかも。
西武に獲られたら危なそうだし。


5位…森本哲星/市立船橋高/投手/左投げ左打ち/175センチ/72キロ
夏の甲子園に出場したイチフナのエース。
小笠原(現中日コーチ)は大成とまでは行かなかったけど、通算31勝を上げたし、林昌範(元読売・ハム・横浜)は貴重な左腕として22勝・22セーブ・99ホールドの実績を残したし、岩嵜(現中日)はバンク時代、球界を代表するセットアッパーだったからね。
プロ入りした選手は10人ぐらいで、智弁和歌山なんかと比べれば分母は全然少ないけど、その割には結構粒揃いだよね、イチフナOB。
という訳で現状では下位指名の評価だけど、獲っておけば大成してくれるんじゃないかと。
打撃センス○。


5位…米田天翼/市立和歌山高/投手/右投げ右打ち/175センチ/81キロ
MAX150キロ。
ドラフト時点での評価では小園(DeNA)に及ばないけど、パリーグは球場も広いし、3年後に抜きたいわ。


5位…森下瑠大/京都国際高/投手/左投げ左打ち/180センチ/75キロ
MAX143キロ。
甲子園での登板経験も豊富な本格派サウスポー。
打撃センス○。


5位…谷井一郎/明星大/投手/右投げ左打ち/181センチ/84キロ
MAX159キロは立教大・荘司を抜いて今ドラフトナンバーワン。
しかし明星大が首都大学の2部なので、対戦相手のレベルが大学レベルでもそれほど高くなく、そして谷井自身がまだまだ変化球もコントロールも未完成なので、上位指名は怖いよね。
そもそもスピード出るけどストライク入らないピッチャーだったら、3Aにゴロゴロいるし、ゲレーロみたいに良い時は良いけど悪い時は修正出来ない…じゃ、プロの1軍じゃ困る訳で。
佐々木朗・ゲレーロ・谷井の160キロリレーなんて夢があるけど、上位じゃ怖いので、下位で残ってたら指名しよう。


5位…バルザー・ブライアン/常総学院高/投手/右投げ左打ち/182センチ/84キロ
MAX154キロ。
スピードだけなら今年の高校生でナンバーワン。
投手経験が浅く、実績も無いのだが、その分伸び代は無限大。
川越コーチは退団してしまったけど、大隣二軍投手コーチが相当優秀らしいので、大隣コーチがいる内に投手として必要な技術を身に着ければ、数年後にはすごいピッチャーに育ってそう。
下位で狙いたい。


5位…福永裕基/日本新薬/内野手(二塁手、三塁手)/右投げ右打ち/180センチ/83キロ
サードの他にセカンドも守れる強打の内野手。
セカンドを守れる割にはパワーがあるので欲しいけど、ドラフト戦略としては池田を獲った意味が薄れてしまうか。


6位…茶野篤政/徳島インディゴソックス/外野手/右投げ左打ち/175センチ/81キロ
独立リーグの首位打者がプロでそう簡単に通じないのは分かってるけど、茶谷・茶野の茶茶(ティー・ティー)兄弟で売り出せるので。


6位…藤原大智/新潟アルビレックスBC/外野手/右投げ両打ち/169センチ/75キロ
本当、独立リーグのスピードスターがいきなりスピードスターになれるほど甘い世界じゃないけど、和田はなまじ1軍で代走の切り札に使われちゃうから、打撃が悪くても2軍に落として調整し直すって事はさせてもらえないんだよね。
なのでもう1人代走の切り札を用意すれば、和田をスタメンで使える試合も増えるし、もし走塁の癖が見抜かれてたとしても、二軍で再調整も出来る様になるしね。
まあ、最初から代走ありきなのは本人にとっては失礼だけど、とりあえず代走要員として1軍のベンチに入れておきたい。
登録名は藤原大で。


その他千葉枠…片野優羽/市立船橋高/捕手/右投げ右打ち/183センチ/95キロ
地元出身の強肩強打の大型捕手だが、しかしロッテには松川・佐藤都がいるので優先度が低いのが惜しい。
ただ右の長距離砲がいくらでも欲しいから、縁があれば指名したい。
まあ、吉田以外にも捕手を切るかどうかか。


その他千葉枠…野尻幸輝/法政大/内野手(三塁手)・外野手/右投げ左打ち/178センチ/92キロ
高校が木更津総合(出身は岐阜)。
投手として143キロを記録した強肩の守備が魅力だが、六大学では通算打率2割に届かず、ホームランもゼロと大学野球のレベルに弾き返された。
安田と同じ左打ちなのも痛い。
社会人経由で、社会人の一線級を打てたら指名…って感じかな。


その他千葉枠…臼井浩/東京ガス /投手/右投げ左打ち/168センチ/75キロ
名前の読みは「いさむ」。
MAX154キロ。
大学が中央学院。
入社6年目、28歳のオールドルーキー。
最後のチャンスにプロ入りなるか?


今年は有力な選手も少ないし、こんなところか…。

ここ8年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=60勝57敗3分、勝率.513、打率.235、防御率3.81、総得点461、総失点479、本塁打90、盗塁87
・21年:2位=61勝51敗18分、勝率.545、打率.242、防御率3.70、総得点541、総失点515、本塁打114、盗塁102
・22年:5位=69勝73敗1分、勝率.486、打率.231、防御率3.39、総得点501、総失点536、本塁打97、盗塁132

こう。

完全試合を達成した佐々木朗がエース格に成長、小島・ロメロ・佐藤奨・本前のローテ入り、守護神・オスナの活躍、松川の1軍定着、盗塁王を獲得した高部、打率.263、9発47打点の安田、16発57打点をマークした山口、打数は少ないが打率.248をマークした茶谷が遊撃のレギュラーに定着した事により

・次世代エース候補生不在
・次世代守護神候補生不在
・機動力野球が縮小
・慢性的な左腕日照り
・リリーフ陣の駒不足
・正捕手候補の不在

が解消され

・将来の四番候補不在
・リリーフ陣の疲弊
・守備の綻び
・ここぞの場面でバントなどの小技が出来ない
・若手野手が左打ちばかり
・誰が出てもとにかく打てないショート

の解消にも目途が立った。
ここから来期は

・佐々木朗の更なる成長
・種市の本格復帰
・河村の復帰
・松川・安田・茶谷・高部・山口の更なる上積み

というプラス要素があるけど、一方で

・石川と美馬の年齢的な衰え(美馬は後半エース格だったが、年齢的に来年も同じ活躍が出来るとは限らない)
・抑えの後継者:益田の次世代のクローザー(後半はオスナが君臨したが、オスナが退団した時にどうするかが不透明)
・オスナ・ゲレーロ・ロメロの流出の可能性:オスナは元メジャーのセーブ王の実力を見せ、メジャー復帰や他球団の引き抜きも有り得る。ゲレーロも場合によっては欲しがる球団がいるかも。ロメロは援護不足にカリカリする場面があり、打線に不満を覚えている可能性アリ
・根本的な貧打の解消:マーティンとレアードの不調により、シーズンを通して貧打、特に長打力不足に苦しんだ
・左のセットアッパー不在:本前・佐藤奨は先発タイプで、鈴木がリリーフでは結果を残せず。成田は使われなかった
・選手層が薄い:これは編成面と言うよりは井口監督の主力偏重主義の弊害だけど、準レギュラーの出番が少ないので、レギュラーが抜けると戦力がガタ落ちする
・新外国人野手が打つかどうかは完全に未知数

と課題も残った。
こうなると補強ポイントは

A:石川・美馬の代わりにローテを守れる即戦力投手(出来れば左が良いが右でも可)
B:依然払底状態の左のリリーフ
C:益田の後の守護神
D:荻野貴の後継者の右のリードオフマンタイプ
E:和製大砲候補
F:打てる二遊間
G:サウスポー殺しのバッター

となるね。
Aは岩下の先発復帰、種市・河村の復活、中森・横山・古谷の成長があれば何とかなるので、喫緊の問題ではないね。
ただ左の場合はドラフトで補強しなきゃいかんけど。
Bはヤクルトから坂本を獲得したが、成田が使われず、松永は支配下に復帰したが1試合も登板しないまま引退で、今年も解消されず仕舞い。
速球派でも技巧派でも良いので、ここぞの勝負所で吉田・柳田を抑えられるピッチャーが欲しい。
Cはオスナが残ってくれれば日本人ピッチャーに頼らなくても良いんだけど、メジャー復帰や引き抜きがあるとね…。
現に早速バンクが狙ってるし。
オスナが退団なら岩下がリリーフで無双状態だったから、岩下守護神でも良いと思うけどね。
ただそうすると先発が一枚足りないか。
種市・河村がローテに戻れば岩下クローザーで良いけど。
Dは左打ちだけど高部がいるので、無理に獲りに行く必要は無くなった。
矢澤を野手で起用するなら2人とも左打ちになっちゃうけど、一、二番を打たせても良いか。
3位で獲れるのなら、田中幹でも良いけど、ロッテの3位までは残らないか。
Eは山口が16本塁打、安田が9本塁打を放ち、西川僚祐がイースタン打率2位の.276、8本塁打、48打点、山本大斗が打率.236、イースタン本塁打王の12本塁打、34打点をマークしたものの、20~30本塁打を期待出来るレアードとマーティンの不調を最後まで埋められなかった。
ここに浅野や蛭間が入って来ると、新外国人が外れた時でも打線に厚みが出て来るけどね。
まあ、どれだけチャンスメーカータイプが頑張っても、クリンナップが帰してくれないと話にならないので、長打力のある選手はいくらでも欲しいわ。
Fは結局中村奨が2割5分・10本塁打前後をうろちょろ、打撃に上積みが見込めない藤岡裕が優先的に使われ、小川は打撃が非力、エチェバリアは藤岡裕の優先起用のせいでサードに回される…と、二遊間の攻撃力不足は深刻だった。
中村奨は三番を打つからには3割か15本塁打、それか30盗塁ぐらいしてもらわないとね。
ロッテに残れば早大卒だし幹部候補生だけど、寵愛を受けた井口監督が退団したので、FA移籍の可能性はあるか。
ショートは茶谷が.248をマークし、守備も標準以上の動きを見せた。
でもただでさえ打てないチームに、打線の穴が二つも三つも空いてたらいつまで経っても貧打から抜け出せないよね。
クリンナップが走者を帰すのは当たり前だけど、打てる二遊間を補強して打線に厚みを持たせたいわ。
Gは単純に願望。
今年もオリの田嶋・山崎福、バンクの大関とかにいい様にやられてるからね。
佐々木朗を田嶋・山崎福・大関に当てて、1点も取れずに見殺しにしちゃうんじゃ勿体ないし、いい加減どうにかして欲しいわ。

以上を踏まえた上で、補強の優先順位はE(長距離砲)、F(打てる二遊間)、B(左のリリーフ)か。
もちろん1回のドラフトじゃ補強し切れないけど、個人的な願望では

1位:蛭間(左の長距離砲)/抽選×⇒松尾(右の長距離砲)
2位:内藤(右の長距離砲)
3位:田中幹(俊足巧打の右打ち内野手)
4位:谷井(剛速球右腕)
5位:林(技巧派左腕)
6位:森本(技巧派左腕)
7位:藤原(走塁のスペシャリスト)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
蛭間は西武との競合になるけど、ロッテの打力をアップさせ、西武の打力アップを阻止出来るという一挙両得な指名。
籤を当てられれば会心の一撃になりそう。
松尾は阪神が入札するという話もあるので、外れ1位じゃ残らないか。
2位の内藤も山口や安田、西川、山本大斗と競わせて打線を強化させたい。
3位の田中幹は1位での獲得には反対だけど、3位なら欲しい。
実際にはロッテの3位までは残らないだろうから、欲しいなら2位で行くしかないけど。
谷井はもっと上の順位で行く所あるかも知れないけど、ロッテはロマン枠として下位指名で。
林は元々コントロールが良かった上に、スピードもアップしたので中継ぎであれば1年目から使えそう。
ただこの指名はロッテに都合良過ぎるか…。

まずいのは投手力強化を目指して即戦力ピッチャーやサウスポーを上位指名する事と、二遊間を強化するために俊足巧打の選手を集める事だよね。
チームがどんどん小粒になっちゃうわ。

ただ、2年前のドラフトで早川(現楽天)を抽選で外した時に、即戦力投手が軒並み指名された後で、牧(現DeNA)を獲得したら負けドラフトだってオレは書いたけど、実際には鈴木より牧を獲った方が良かった訳だから、今回の予想も今秋時点での話だけどね。
ただ、明日時点での評価で、「良い選手が獲れたドラフトだった」とは思いたいよね。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも抽選になったら「○○獲ったどー!」と言わせてくれ。
抽選にならない場合は、「そう来たか…。なるほど。これは楽しみだね」と言える様な指名にしてくれ。
コメント
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マリサポ日記2021.10.11(ロッテドラフト総評2021)

2021年10月11日 | ドラフト予想、総評
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110030000503.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110110000721.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110110000694.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110090000001.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/10/11/kiji/20211011s00001728615000c.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/10/11/kiji/20211011s00001728573000c.html

そう来たか…。
なるほど。
これは楽しみだね。
今年は、ロッテに関しては抽選無しの無風ドラフト。
しかし内容は結構波乱だね。
まさかそう来たかのオンパレードだわ。

ブライトは中日の1位。
今年の野手不足じゃそうなるか。

吉野は楽天の1位。
まさか1位で来るとは…。

山下はヤクルトへ。
外れ1位で2球団が競合した。
欲しかったけど、楽天とかオリじゃなくて良かったわ。

有薗は日ハムへ。
2位か。
それだけの高評価じゃしょうがないわ。

粟飯原はDeNAの3位。
あの俊足は欲しかったけど2位で池田獲った以上、内野手は獲らないか。

羽田は西武の4位。
もし化ければリーグ最強の左腕だけど、西武に入ったのなら、化けないで欲しいわ。

田村俊は4位で広島へ。
二刀流はともかく、野手として欲しかった。

種市の後輩・黒田は西武の5位。
こちらも西武に入る以上、オレの目が節穴と言われても良いから育たないでくれ。

畔柳は何とハムの5位。
選抜の専松戦を見た時はドライチだと思ったけどね。
その後伸び悩んだから3位なら欲しかったけど、まさか5位とは…。
ハムだから育たないで欲しいわ。

深沢はDeNAの5位。
ロッテの5位まで残ったけど、6位までは残らなかった。
まあ、サイドは横山がいるから仕方ないか。

松浦はハムの7位。
確かに大阪桐蔭、ピッチャーはあんま伸びないんだよね、野手に比べると。
ただ6位で欲しかったわ。
上沢みたいにならないで欲しいわ。

一方で関東第一・市川、横浜・金井、愛工大名電・寺嶋、早大・岩本、日大・峯村などが指名漏れ。
大学・社会人でグッと伸びる選手もいくらでもいるからね。
今日の悔しさをバネに次のステージで頑張ってもらいたい。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

1位…松川虎生/市立和歌山高/捕手/右投げ右打ち/178センチ/98キロ
高校通算43発の強打のキャッチャー。
佐藤都が左打ち松川が右打ちなので棲み分け出来るね。
田村にFA流出の可能性があるし、佐藤都と5歳差だから将来の備えとしても良い感じに。


2位…池田来翔/国士館大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/180センチ/95キロ
ロッテジュニア出身で習志野高校卒の地元密着型選手。
右打ちのセカンドは中村奨の後釜に必要だけど、井口監督のお気に入りだからライバルとなる池田を指名するとは思わなかったわ。
でもまあ、これで中村奨を休ませる事も出来るし、衰えの出る頃に世代交代が進めば良い感じに。
背番号はまさかあのレジェンドの…?


3位…廣畑敦也/三菱自動車倉敷オーシャンズ/投手/右投げ右打ち/175センチ/83キロ
上背は無いがMAX154キロのパワーピッチャー。
ドライチも噂されたけど3位まで残ったね。
背番号は14?
小島にあげても良いけどね。


4位…秋山正雲/二松学舎大付属高/投手/左投げ左打ち/174センチ/77キロ
MAX146キロのサウスポー。
成田が戦力になってないところで小柄なサウスポーはどうかと思うけどね。
高校は東京だけど、出身が流山なので頑張ってもらいたいわ。


5位…八木彬/三菱重工West/投手/右投げ右打ち/180センチ/94キロ
名前の読みは「あきら」。
MAX152キロ。
小野・東妻がセットアッパーに昇格出来ずにいるので、KKSMに割って入って欲しい。


育成1位…田中楓基/旭川実業高/投手/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
MAX148キロ。
森遼大朗がイースタンの最多勝を獲る様に、小野・大隣コーチは有能だからね。
みっちり鍛えてもらって、1年で支配下に上がりたい。


育成2位…速水将太/富山GRNサンダーバーズ/内野手/右投げ右打ち/174センチ/67キロ
悪いけど存じ上げないわ。
球団の公式サイトによると俊足と守備に特徴のある選手らしい。
問題はどのぐらいの足の速さか、か。
五十幡・和田・周東クラスだと1年目から上がれるけど。


育成3位…永島田輝斗/立花学園高/投手/右投げ右打ち/180センチ/85キロ
名前の読みは「きらと」。
MAX150キロ。
こっちもファームで鍛えてもらって、早期の支配下登録を勝ち取ろう。


育成4位…村山亮介/幕張総合高/捕手/右投げ右打ち/186センチ/88キロ
高校通算38発の大型キャッチャー。
同期のキャッチャーにドライチのスーパーエリート・松川がいる事を発奮材料に、いつか追い越したい。


総評としては、田村の後釜として高校卒のキャッチャーを獲得し、2位でも右打ちの内野手を獲得した事で、打力を強化しつつ、将来へ備えた。
しかし松川の育成に3~4年はかかるし、来年すぐ結果が欲しいなら、即戦力投手に行ったはずだから、将来を見越してるのか。
そうすると井口監督には、ある程度の長期政権が約束されてるのかね?
2年連続で最終盤まで優勝争いして2位以上ならもちろん名将だけど(今年は3位に落ちる可能性もあるけど)、愛人枠と行き過ぎた主力選手の重用をどうにかして欲しいわ。
まあ、仮に隅田や山下を獲れてたとしても、打線が見殺しにしたら意味無いから、野手の補強はすべきだけどね。
ただ流石に今年みたいな野手の候補が小粒の年に、野手を上位で指名するとは思わなかったわ。
でも佐々木朗・小島・河村・岩下・二木・ロメロに、西野・種市が復帰、イースタン最多勝の森遼大朗が支配下と考えると、先発は数揃うか。
試合を壊す事も多い岩下と二木も、打線が序盤から3~4点取ってくれるのであれば、もうちょっと勝てるだろうし…。
そういう意味じゃ、マーティン・レアードにいつまでもおんぶに抱っこで、2人が抜けたらピストル打線になっちゃう現状より、打線を強化して行った方が、将来的にはバランスの取れた強いチームになれるか。
マーティン・レアードが抜けた時、二人と同レベルの外国人が獲れる保証は無いからね。
3位から5位で投手を補強。
即戦力右腕2枚に高校生サウスポー。
即戦力サウスポーを獲らなかったけど、ロッテの2位指名までに佐藤隼・森翔・山田龍・鈴木勇が残らなかったので、こればっかりは仕方ないね。
育成は4名を指名。
投手2、捕手1、内野1。
外野は指名せず。
となると、今日時点の点数だと85点か。
深沢か黒田、和田の代わりに代走の切り札に使える超俊足野手が獲れていれば、もう10点プラスして良かったけどね。
ただ深沢・黒田はロッテの6位まで残らなかったわ。
ハム7位の松浦を6位で指名してれば…とも思うけどね。
でもまあ、毎年言ってる事だけど、飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:◎/じゃない方の佐々木という扱いが、今シーズン才能が開花。セットアッパーに定着すると8回に君臨。唐川の穴を埋めて余りある活躍を見せた
・酒居:◎/2019年オフに人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとしてフル回転の活躍
・島:×/よもやの3年で引退
・土肥:▲/2019年に左の先発としてある程度の結果を残したが、2年連続で一軍の戦力にはなれず
・有吉:▲/1年目にリリーフ、2年目にはローテ投手として活躍したが、今年DeNAにトレードされた
・種市:△/16番を貰い次世代エースに名乗りを上げたが故障で離脱。今年も復活ならず。来年こそは完全復活で◎の評価を
・宗接:×/1軍の戦力になれず

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:◎/確実性が無いが打点55(※10月11日現在)の活躍。調子を落とすと長いので、1年を通して安定した成績を残したい
・藤岡裕:◎/ショートとサードのレギュラーとして活躍。打撃も打率.264をマーク(※10月11日現在)
・山本:▲/2020年シーズンは左のリリーフとして1軍の戦力になったが、今年は出番無し
・菅野:▲/去年は荻野貴・福田秀の故障で一時期準レギュラー級の扱いだったが、打撃でアピール出来ず
・渡辺:×/1軍の戦力になれず
・永野:▲/2020年シーズンは1軍の戦力になった時期もあったが、今年は出番無し

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:◎/守備・走塁は既に1軍レベルだったが、打撃センスの片鱗も見せ付け1軍定着。月間MVPを獲得もその後は低迷。確実性を増して不動のレギュラーになりたい
・東妻:○/2年目のジンクスにはまったが持ち直した。球威はあるだけに勝ち試合を任される安定感が欲しい
・小島:◎/ローテ定着で10勝(※10月11日現在)を上げ、連続完投・完封でエース左腕に成長
・山口:○/1軍デビューでホームラン8発(※10月11日現在)と長打力の片鱗を見せた。打率が2割に満たないのでは使い辛いので、更なるレベルアップを
・中村稔:△/ビハインド時のロングリリーフでチェン・グアンユゥの穴を埋めたが、点差をステイ出来ない場面も多く、1軍定着とまではいかない状況
・古谷:▲/昨年1軍デビューで飛躍が期待されたが故障でシーズンを棒に振った。イースタンで復帰し今後の成長に期待
・松田:×/1軍の戦力になれず
・土居:△/1軍デビューで中継ぎとして登板。ビハインド時のリリーフを任されたが、点差をステイ出来ない場面も多かった

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:◎/白星はまだ2勝(※10月11日現在)だが、潜在能力は本物。来年は山本・千賀に投げ勝つ様な攻略不可能ピッチャーへ成長を遂げたい
・佐藤:○/加藤匠の加入でスタメンマスクは減ったがバッティングセンスは田村以上。守備面をアップさせたい
・高部:△/2軍で学ぶ事はほぼ無い選手だが、1軍では結果を残せず
・横山:△/サイドで150キロをマークし、高校卒2年目で早くも1軍デビューを飾った。ほろ苦い経験もあったが、糧に
・福田光:△/こちらも2軍では通じるが1軍では通じず

こうなって、佐藤・早川という目玉がいたものの、全体的には小粒と言われた2020年が

・鈴木:◎/白星こそ伸び悩んでいるが、先発・中継ぎでフル回転してチームを支える
・中森:▲/2軍で育成中
・小川:△/開幕前に俊足をアピールも故障。1軍昇格後もエチェバリア・藤岡裕の壁は厚くバックアップ要員に甘んじる。打撃力をアップさせたい
・河村:○/前半は中継ぎで思う様な結果を残せなかったが、後半ローテに起用されて4勝(※10月11日現在)をマーク。より長いイニングを投げたい
・西川:▲/2軍で育成中

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2021.10.10(ロッテドラフト予想2021)

2021年10月10日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテの1位入札は明言せず。
指名人数も不明。
指名順はパの2位なのでウェーバー10巡目、逆ウェーバー3巡目。
2位指名が遅く、3位指名が早い、4位指名が遅く、5位指名が早いという所を活かした戦略を立てたい。

今年も希望を含めて予想してみる。

1位…佐藤隼輔/筑波大/投手/左投げ左打ち/182センチ/82キロ
MAX152キロ。
大学ナンバーワンサウスポーとの呼び声も高いが、ただ筑波大の左腕というと坪井(2008年ドラフト4位)が1軍に上がれないまま3年で引退してるからね。
京都大・田中も3年で退団なので、国立大出身者はちょっと怖いよね…。


1位…隅田知一郎/西日本工大/投手/左投げ左打ち/176センチ/76キロ
名前の読みは「ちひろ」。
MAX150キロ。
他球団に渡したくないという点では地元の山下だけど、パリーグの他球団に入られて敵に回したくないという点では隅田がナンバーワン。
西武が1位入札を表明。


1位…山下輝/法政大/投手/左投げ左打ち/188センチ/95キロ
名前の読みは「ひかる」。
MAX151キロ。
地元・木更津総合出身の大型左腕。
故障と1学年上にエース左腕・鈴木昭汰(現ロッテ)がいた事もあり、3年目までは登板機会もほとんどなかったが、4年になって本格化。
六大学通算4勝ながらドラフト上位候補に躍り出た。
去年は早川を楽天にさらわれたからね。
地元出身の大型左腕は欲しいところ。


1位…小園健太/市立和歌山高/投手/右投げ右打ち/184センチ/90キロ
MAX152キロ。
1位で競合あるともされるビッグ3の一角。
ただ高校卒の右のエース候補は今シーズン1軍で実績を残した佐々木朗、才能の片鱗を見せる中森、回復待ちの種市がいるから、そんなに高くないね。


1位…森木大智/高知高/投手/右投げ右打ち/184センチ/82キロ
MAX154キロ。
中学時代に軟式で150キロをマークしたスーパー中学生。
意外と球速は伸びなかったけど、堂々とした体格の本格派投手。


1位…風間球打/ノースアジア大明桜高/投手/右投げ右打ち/183センチ/81キロ
MAX157キロ。
ストレートは世代最速の157キロをマークし、高校ビッグ6に数えられた達・畔柳・松浦・関戸を置き去りにし、小園・森木とともに高校ビッグ3を形成。
バンクが1位指名を表明した。


1位…椋木蓮/東北福祉大/投手/右投げ左右打ち/178センチ/80キロ
苗字の読みは「むくのき」。
サイド気味のスリークォーターからMAX154キロ。
上背は無いが154キロは希少。
ハム・伊藤がそうだけど、力の落ちる左なら右の方が活躍するのは当然の話で。
永野育成・スカウト部長が「両サイドに速い球を投げる投手は魅力。短いイニングなら今のままでも(プロで)通用する」と評価。


2位…松浦慶斗/大阪桐蔭高/投手/左投げ左打ち/185センチ/80キロ
MAX150キロ。
チームメイトの関戸康介とともに高校ビッグ6に数えられたが、風間の台頭により高校ビッグ3に集約され、そこから落選。
ただ高校ナンバーワンサウスポーの評価は揺るがず。


2位…木村大成/北海高/投手/左投げ左打ち/180センチ/76キロ
MAX150キロ。
現時点の完成度では羽田より上。
2位だとハムの指名順が早いので、ロッテのウェーバー順まで残ってないか?


2位…達孝太/天理高/投手/右投げ右打ち/193センチ/86キロ
MAX148キロ。
高校ビッグ6からビッグ3へ集約される中で零れ落ちた様に未完の大器。
ただ上背があるので、将来性では小園・森木・風間を上回るか。
佐々木朗や河村、角度があるから打ち辛いしね。
佐々木朗との190センチタワーを見てみたい。
粗削りなピッチャーだけど、ロッテに吉井コーチがいる内なら育てられるんじゃないかと。
大嶺みたいにスピードを伸ばすのか、コントロールを磨くのか、どっち付かずで投手コーチが変わるたびにコロコロ変わるのが一番いかんので。


2位…羽田慎之介/八王子高/投手/左投げ左打ち/191センチ/85キロ
苗字の読みは「はだ」。
MAX149キロ。
現時点での完成度では松浦・木村に劣るが、将来性で勝る未完の大器。
191センチは190あった木村雄太よりでかいね。
達の所でも書いたけど、粗削りなピッチャーも、ロッテに吉井コーチがいる内なら育てられるんじゃないかという期待があるよね。
松浦・木村との兼ね合いになるけど、佐々木朗とともに幕張の左右のツインタワーになって欲しい。


2位…森翔平/三菱重工West/投手/左投げ左打ち/177センチ/80キロ
MAX149キロ。
現時点での完成度では山田龍聖を上回る社会人ナンバーワンサウスポー。
来年即使える左なら森、将来性なら山田か。


2位…山田龍聖/JR東日本/投手/左投げ左打ち/182センチ/82キロ
MAX153キロ。
高岡商業高時代から注目された左腕。
高校当時もプロ志望届を出せば3位か4位で指名されただろうけど、3年間できっちり成長して揺るぎない上位候補に上り詰めた。
永野育成・スカウト部長も「2回からは力が抜けていた。大事な試合で修正できたのは成長したところ」と評価。
左で150出るピッチャーは貴重だからね。


2位…赤星優志/日本大/投手/右投げ右打ち/176センチ/80キロ
MAX152キロ。
3年時までは目立つ存在ではなかったが、最終学年となり、加藤康介コーチ(元ロッテ他)の下でメキメキと頭角を現した。
力の劣る左であれば、右の方が良いってのはハム・伊藤みたいに例は数多あるけどね。
加藤コーチとは縁があるので、めぼしい左投手と野手が残っていなければ、右投手だけど狙ってみたい。


3位…有薗直輝/千葉学芸高/投手・内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/183センチ/89キロ
高校通算70発。
今春、ついに千葉を制した新鋭校・千葉学芸のスラッガー。
シニア時代から有名で強豪私立校から誘いを受けたが、無名校で甲子園に出たいという考えから千葉学芸を選んだ。
投手として148キロを記録した強肩に加え、大型選手ながら俊足も兼ね備える。
同校初のドラフト指名なるか。
ロッテは地元だし欲しいけどね。
サードは安田がいるのと、右打ちの長距離砲タイプの高校生外野手は西川がいるからね…。
外野手で左打ちなら良かったんだけど、サードで右打ちだとニーズが下がってしまったわ。
3年後に安田をファーストかDHに追い遣るだけの、打撃力を発揮するなら全然問題無いんだけど。


3位…正木智也/慶應大/内野手(一塁手)・外野手/右投げ右打ち/182センチ/87キロ
高校通算50発、六大学通算10発のスラッガー。
一塁以外に外野を守れる右の長距離砲は、井上・山口との差別化が図れるものの、如何せん、高橋由伸以来、慶應卒野手の伸び悩みがマジで深刻…。
パの他球団が指名して、高橋由クラスの活躍をされたら目も当てられないけど、喜多・伊藤隼ラインに乗って鳴かず飛ばずでは上位枠が無駄だしね…。
外野も守れるとはいえ、守備・走塁面に際立ったものが無いのも痛い。
実績ドライチ級、実力ドライチ級、なのに期待ドラサン級とはこれいかに…?
同じ六大学でも早稲田卒のロッテ・中村奨や楽天・茂木が活躍してるし、ピッチャーでも広島・森下、楽天・早川、ロッテ・鈴木がプロの1軍レベルで通じてる訳だから、六大学のレベルが下がってるって訳でも無いしね。
なぜ学生時代は鎬を削って来たのに、プロの世界で慶應卒だけ伸びないのかが謎だわ。
リーグ戦通算20発以上の怪物スラッガーみたいな別格なのが出現したのならともかく、10発前後の選手は無理に狙わなくて良いかな。
1位・2位で指名して、やっぱり大成しませんでしたでは済まないので、3位で獲れたら良いな…ぐらいに考えておこう。


3位…畔柳亨丞/中京大中京高/投手/右投げ右打ち/177センチ/87キロ
苗字・名前の読みは「くろやなぎ・きょうすけ」。
MAX152キロ。
榎アマチーフスカウトは「馬力がある。中日の高橋投手に似ているタイプ。全力で腕を振っている。回転数が約2500で、プロでも上の方の数字」と評価。
選抜の時はドライチ確実と言われたけど、その後思う様な結果を残せず、達同様、高校ビッグ6からビッグ3へ集約される中、評価を落とした。
3位なら欲しいわ。


3位…ブライト健太/上武大/外野手/右投げ右打ち/184センチ/84キロ
ガーナ人の父を持つハーフ。
高い身体能力に裏打ちされた、好走守三拍子揃ったプレーが魅力のアスリートタイプ外野手。
野手が豊作の年なら4位・5位の評価だろうけど、今年は不作の年なので上位指名も噂される。
一発長打も秘めた右のリードオフマンはポスト・荻野貴にピッタリ。
だけどロッテは上二人は投手か?
3位は逆ウェーバーだから指名順が早いけど、3位まで残るかね?
中日が高評価してるらしいし、無理か。


3位…古賀悠斗/中央大/捕手/右投げ右打ち/182センチ/82キロ
二塁送球1.8秒を切る強肩捕手。
ロッテでは加藤匠が自慢の強肩が唸りを上げるが、打撃がプロの2軍レベルでも覚束ないのでは打線に大穴が。
リードは覚えてもらうしかないけど、打率.240、盗塁阻止率.350なら十分レギュラーだからね。


3位…石森大誠/火の国サラマンダーズ/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
MAX155キロ。
火の国サラマンダーズの監督が細川なので売り込みあるかも…と思ったけど、細川は退団。
左で155キロはロメロ並みだけど、独立リーグのレベルを考えると、2位以上はちょっと怖いね。
本人は「独立リーグ初のドライチでのプロ入り」を狙っているそうだけど…。
1位・左腕、2位・野手もしくは右腕で、3位で残ってれば…みたいな感じかな?


3位…松川虎生/市立和歌山高/捕手/右投げ右打ち/178センチ/98キロ
高校通算43発。
佐藤都が左打ちなので、強打の右打ちの捕手は補強ポイントに合致。
5歳差だしね。


4位…粟飯原龍之介/東京学館高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/182センチ/85キロ
苗字の読みは「あいばら」。
高校通算33発。
高校生野手ではピカ一の俊足と、投手として140キロ近いスピードをマークした強肩が魅力。
小林敦スカウトが「力強く思い切りもいい。プレーにもスピードがあるし躍動感がある。伸びしろがありそうですね」と評価。
左打ちのショートで小川と5歳差、藤岡裕と10歳差は補強ポイントに合致。
1年目に体力強化、2年目にイースタン、3年目に1軍経験、4年目に1軍定着となればチームとしては万々歳だけどね。
地元だけに積極的に狙いたい。


4位…池田来翔/国士館大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/180センチ/95キロ
高校が習志野。
右打ちのセカンドは中村奨の後釜、そしてバックアップ要員としても必要。


4位…前川右京/智弁学園高/外野手/左投げ左打ち/177センチ/90キロ
守備・走塁に目立った部分は無いものの、優れたバットコントロールにパワーも兼ね備えたバッティングが魅力。
夏の甲子園でも準優勝に貢献し、評価を高めた。
左打ちの長距離砲タイプの外野手は、ロッテ的には吉野(昌平)以上のニーズだからね。
今年は4位まで残らないだろうけど、指名出来るとしたらこの順位か。


4位…黒木優/九州文化学園高/投手/右投げ右打ち/184センチ/84キロ
MAX147キロ。
九州の高校生では屈指の右腕。
永野育成・スカウト部長が「フィジカルが整備できればコントロールに苦労する投手ではないので楽しみ」と評価。
何より黒木という苗字が良いね。
レアードの番号変更で54を貰おう。


4位…深沢鳳介/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/177センチ/75キロ
名前の読みは「おうすけ」。
サイドハンドからMAX144キロ。
高い制球力を持ち、甲子園でも春は中京大中京相手に2失点、夏は明豊を完封するなど快投を披露、3年時に一気に評価を高めた。
ただロッテは上一色中&専松の先輩である横山が戦力になりそうなので、サイド右腕は優先順位高くないか?
パワータイプの横山とコントロールタイプの深沢だとタイプが違うから、獲って欲しいけどね。
スピードが5キロアップすればプロの第一線で活躍出来る…って考えれば、育成方針は分かり易いし。
まあ、順位との兼ね合いか。


5位…吉野創士/昌平高/外野手/右投げ右打ち/185センチ/79キロ
高校通算56発。
高校は昌平だが出身が浦安。
野手不作の今年なら、もちろん5位の評価じゃないんだけど、右打ちの長距離砲タイプの外野手は、去年西川を獲ったので優先順位は下がったね。
なので5位で残ってたら指名しよう。


5位…高木翔斗/県立岐阜商業高/捕手/右投げ右打ち/186センチ/88キロ
高校通算20発。
強打の大型捕手だが、プロのレベルで強肩とは言えないのがネックか…。
今年の序盤に西武に走られまくったしね…。
たたで先の塁をあげちゃう盗塁は、3割は阻止してもらわんとね。


5位…峯村貴希/日大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/187センチ/86キロ
高校が木更津総合。
高校時代から注目された大型遊撃手。
日大がずっと東都二部だったので、一部のエース級と対戦してないのが不安。
またロッテのニーズ的に、エチェバリアの守備がスペシャルなのと、藤岡裕の打力アップ、同じ左打ちのショートで去年小川を獲ったので、大学生のショートは喫緊の課題でなくなったのも苦しい。


5位…池田陵真/大阪桐蔭高/外野手/右投げ右打ち/172センチ/78キロ
上背は無いが強肩が魅力の外野手。
ライトはマーティンのレーザービームがあるけど、来年で契約が切れちゃうからね。
備えはしておかないと駄目だわ。
右打ちなので藤原との差別化は図れるけど、打撃が伸びるかどうかは神のみぞ知るわ。


6位…黒田将矢/八戸工大一高/投手/右投げ右打ち/188センチ/80キロ
MAX149キロ。
種市の後輩。
種市と同じ6位で指名し大輪の花を咲かせたい。


6位…味谷大誠/花咲徳栄高/投手/右投げ左打ち/180センチ/81キロ
二塁送球1秒78の強肩捕手。
左打ちなのが佐藤都と被るが、5歳差なので世代交代を考えれば上手く進むか。


6位…丸山和郁/明治大/外野手/左投げ左打ち/174センチ/77キロ
名前の読みは「かずや」。
左打ちの俊足巧打タイプの外野手は藤原・和田と被るけど、去年西武が4位で獲得した若林が今シーズン序盤に大活躍だからね。
怪我が無ければ60盗塁で盗塁王&新人王だったぐらいだし…。
それぐらい俊足は脅威だわ。
井口監督でいる限りは、和田を代走の切り札としてベンチに置いておく事になっちゃうから、和田をスタメンで使える様に、俊足選手をベンチに入れておきたい。
もちろん、丸山がスタメンで和田を代走の切り札にするのでも大丈夫だけど。


その他千葉枠…古田島成龍/中央学院大/投手/右投げ右打ち/175センチ/82キロ
MAX151キロ。
地元枠で。


その他千葉枠…山﨑凪/中央学院大/投手/右投げ右打ち/175センチ/80キロ
MAX149キロ。
高校が千葉英和(出身は東京)。
地元枠で。


その他千葉枠…原田泰成/日立製作所/投手/右投げ右打ち/182センチ/91キロ
MAX151キロ。
高校が東海大望洋。
東海大望洋が夏の甲子園に初出場した際(2014年)、二年生ながら登板していたので、覚えている地元のファンも多いはず。


その他千葉枠…大谷拓海/セガサミー/外野手/右投げ左打ち/182センチ/85キロ
中央学院高時代は投手兼外野手で、同姓の元祖二刀流・大谷二世と話題に。
ところが夏の大会前に頭部に打球を受けて評価が急降下。
下位指名か育成指名との情報も流れる中、社会人へ進み、野手に専念した。
3年の雌伏の時を経てドラフト上位候補生に上り詰めるはずが、社会人でもこれと言った実績が作れず。
長打を秘めるバッティングに、投手として145キロを計測した強肩の守備も魅力だったが、現状ロマン枠に。
ZOZOマリンで見た弾丸ライナーは鮮烈だったけど、育成指名の評価で、3年で戦力外になるなら、社会人に残った方が良いよね…。
中央学院の後輩・細谷怜央はプロ志望届出さなかったけど、この選択だけは本当に難しいわ。


その他千葉枠…相馬優人/東京ガス/内野手(二塁手)/右投げ左打ち/172センチ/74キロ
高校は健大高崎だが銚子出身。
地元枠で。



こんなところか…。

ここ7年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=60勝57敗3分、勝率.513、打率.235、防御率3.81、総得点461、総失点479、本塁打90、盗塁87
・21年:2位=61勝51敗18分、勝率.545、打率.242、防御率3.70、総得点541、総失点515、本塁打114、盗塁102

こう。
※2021年シーズンは10月10日時点

先発陣は西野・種市が年間を通して不在、石川が故障で離脱、美馬が2試合連続の大炎上、期待の二木・岩下は思ったほど勝ち星を伸ばせなかったが、サウスポーの小島が完投3内完封2と覚醒。ホープの佐々木朗は10日間隔を空けての過保護登板だが、プロ初勝利を含む2勝を上げ、緊急補強のロメロも故障まではローテ入りした。
中継ぎ陣は澤村がメジャーに移籍、唐川が途中で戦線離脱、ハーマンは連投が利かず不安定という状況も、佐々木千が躍進、トレードで加入の国吉も活躍し穴を埋めた。
そして益田は開幕直後にバンクに2勝を献上したが、その後は徐々に調子を上げて行き、36セーブとここ数年で最高の安定感を誇る年となった。
一方の打線は荻野貴が通年で活躍し、マーティン・レアードも長打で打線を引っ張ったが、一時期3割の中村奨、2割8分の藤岡裕に疲れが見え、安田・藤原・山口はレギュラー定着とまでは行かなかった。エチェバリアは超人的な守備を見せ、打撃は低調で助っ人としては苦しいが、2点タイムリーを阻止するプレイはツーラン打ったのと同じなので、そういう意味では貴重な戦力となり、和田も代走だけで24個の盗塁を稼いだ。捕手は加藤匠が自動アウト製造機になっているが、リード面と強肩で田村には無いストロングポイントを見せた。
※今年の成績は10月10日時点

先発陣が盤石ではなかったものの、リリーフ陣は鉄壁で、打線も得点・ホームラン数・盗塁数がリーグ1位となった事により

・次世代エース候補生不在
・将来の四番候補不在
・慢性的な左腕日照り
・リリーフ陣の疲弊
・機動力野球が縮小
・守備の綻び
・ここぞの場面でバントなどの小技が出来ない
・若手野手が左打ちばかり

の解消にいくらかの目途が立った。
ここから来期は

・西野と種市の復帰
・佐々木朗の成長
・安田と藤原、山口の更なる上積み

というプラス要素があるけど、一方で

・絶対的なエースの不在:大事な試合で必ず勝ってくれる山本・千賀クラスのスーパーエースがいない
・抑えの後継者:益田と唐川は同級生なので、益田の次世代のクローザー
・根本的な貧打の解消:長打力に関してはマーティンとレアードの助っ人コンビに完全に依存しているため、二人のどちらか一方にでも何かあるとすぐに貧打に逆戻り 
・左のセットアッパー不在:松永が全休、成田・山本・永野・中村稔が思う様に結果を残せず、唐川・国吉・佐々木千は全員右
・田村はリードと盗塁阻止に難、加藤匠は打撃に難、佐藤都は捕手としての総合力不足
・マーティンとレアードの流出の可能性:ロッテではクルーズ・デスパイネ以来の当たり外国人なので、当然他球団に狙われる
・選手層が薄い:これは編成面と言うよりは井口監督の主力偏重主義の弊害だけど、準レギュラーの出番が少ないので、レギュラーが抜けると戦力がガタ落ちする

と課題も残った。
こうなると補強ポイントは

A:山本・千賀と投げ合えるスーパーエース
B:左の先発タイプ
C:完全に払底状態の左のリリーフ
D:益田の後の守護神
E:荻野貴の後継者の右のリードオフマンタイプ
F:田村が国内FA権を行使した際の後釜キャッチャー
G:和製大砲候補

となるね。

Aは佐々木朗が本格化すればOKだし、そもそも今年は3球団以上が競合する様なSSランクのピッチャーはいないね。つーか、山本は4位だし、千賀に至っては育成上がりだから、松坂・田中マー君みたいにスーパーエースになると思って獲った訳じゃ無いしね。スーパーエースになれるだけの素質のあった阪神・藤浪は足踏み状態だし、これぞ…っていうピッチャーがいても、期待通りにスーパーエースになってくれるかどうかは分からないけどね。
Bは小島が覚醒したけど、ロメロがあれだけ活躍しちゃうと、故障さえ完治すれば流出を想定しないといけなくなっちゃうよね。セリーグの読売や阪神は諦めるけど、バンクに獲られた日には目も当てられないわ。鈴木がリリーフで使われる可能性もあるので、もう1枚即戦力の左が欲しいところ。
Cは鈴木をリリーフに回せば大分改善されるけど、先発も出来るピッチャーだしね。そう簡単にリリーフ一本と決め付ける訳にはいかんよね。松永の完全復活か、成田・山本・永野・中村稔の覚醒がないと来年以降も厳しいわ。
Dは益田と唐川が同い年だけど、佐々木千と国吉のいずれかを回すか、岩下・種市・西野など、力のある右ピッチャーを回せば誰かがはまるか。何だかんだ言って、小林雅以降は薮田・小林宏・荻野忠・内・益田…と、抑えは日本人ピッチャーでやり繰りして来た実績はあるしね。フラフラだった状態の時も多かったけど。
Eは、今年は荻野貴がここまで怪我無くフル出場してくれてるけど、いつ故障するかヒヤヒヤさせられるし、藤原と和田が左打ちなので、右打ちの俊足巧打タイプの野手が欲しい。
Fは田村が抜けてしまった時、リードと肩の良い加藤匠は打力不足、打撃センスのある佐藤都はリード・キャッチングがまだまだ…なので、総合力の高いキャッチャーが欲しいけどね。まあ、伊東・古田・谷繁・城島・里崎・阿部みたいなキャッチャーは5年に一人ぐらいしか出ないか。これがある意味スーパーエースより難しい補強ポイントだわ。
Gは今年に限って言えば、得点もホームランも10月10日時点(残り13試合)でリーグ1位だけど、主軸をマーティン・レアードの両助っ人が打っている以上、結局二人が引き抜かれるか、もしロッテに残ってくれたとしても、衰えが出た時に、安田・山口・西川たちがその穴を埋めるスラッガーに育っているかどうかは分からんのだよね。たまたま外国人の野手が当たれば良いけど、そうもいかない事も多々あるから、和製大砲をどっしり据えたいよね。まあ、ハム・清宮、阪神・佐藤輝みたいに狙った選手を上手く獲れても、大成するかどうかは分からないので、こればっかりは、毎年長打力のある選手を地道に獲って行くしかないわ。

以上を踏まえた上で、補強の優先順位はB(先発左腕)、C(救援左腕)、G(長距離砲)か。
BCGって注射みたいだけど。
個人的な願望では

1位:山下(大型速球派左腕)/抽選×⇒達(大型右腕)
2位:山田龍(本格派左腕)
3位:有薗(右の長距離砲)
4位:深沢(変則技巧派右腕)
5位:粟飯原(俊足巧打の左打ち内野手)
6位:味谷(左打ちの強肩捕手)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
あと上位で左2枚は藤岡裕・中後で固めた2011、松永・川満で固めた2012があるけど、大成したのは松永だけだしね…。
やはり「力の劣る左よりは右を優先」の方が良いか?
でもロッテがバンクを凌駕してリーグの盟主になるためには、攻めたドラフトしなきゃ駄目か。
得点がリーグ1位なのになぜか得点力不足に泣かされてるから

1位:正木(右の長距離砲)
2位:ブライト(右の長距離砲)
3位:有薗(右の長距離砲)
4位:前川(左の長距離砲)
5位:鵜飼(右の長距離砲)
6位:吉野(右の長距離砲)

こんな指名はどうだろう?
う~ん、ロマンはあるけど、モノにならなかった時が怖過ぎるか。
まあ、残念ながら来年石川・美馬・二木・岩下・本前がローテを守れるとは思えないから、投手は必要だよね。
確実に戦力になる指名というと

1位:隅田(速球派左腕)
2位:赤星(本格派右腕)
3位:古賀(右打ちの強肩捕手) 
4位:深沢(変則技巧派右腕)
5位:粟飯原(俊足巧打の左打ち内野手)
6位:丸山(俊足巧打の左打ち外野手)

って感じか?
隅田の抽選が確定してるのは仕方ないけど、バンクの戦力整備が進んだ時に、互角に戦えるチームとは言えないか。
来年(2022年)のローテ候補が

・小島(左/26歳)
・岩下(右/26歳)
・二木(右/27歳)
・石川(右/34歳)
・美馬(右/36歳)
・河村(右/25歳)
・鈴木(左/24歳)
・佐々木朗(右/21歳)
・本前(左/25歳)
・森(右/23歳)
・種市(右/24歳)
・西野(右/31歳)

こうだとすると、隅田・佐藤隼はもちろんローテに入り込む事は可能だね。
でも3年後(2024年)のローテ候補が

・佐々木朗(右/23歳)
・小島(左/28歳)
・河村(右/27歳)
・種市(右/26歳)
・中森(右/22歳)

こうだとしたら、この面子の中に入って見劣りしないのは山下になるかな?
来年のドラフトで例えば上武大3年の加藤泰靖を指名したら、この中に入っても全然見劣りしないと思うけどね。
やっぱスケールの大きいピッチャーの方が良いか…。
となると

1位:山下(大型速球派左腕)
2位:羽田(大型左腕)

こういう夢のある指名の方が良いのか?
いや、育たない時が怖いか…。
う~ん…。
今の地位、バンクが世代交代期、西武が弱投のパリーグでAクラスを守るだけなら、失敗の少ない、コントロールの良いピッチャーで足りない部分を補う指名でも良いと思うけどね。
バンクの世代交代、西武の投手整備が済んだ数年後に、互角以上に戦いパリーグの覇権を握る盤石なチームと考えると、攻めないと駄目かな…。
難しいね。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも抽選になったら「○○獲ったどー!」と言わせてくれ。
抽選にならない場合は、「そう来たか…。なるほど。これは楽しみだね」と言える様な指名にしてくれ。
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マリサポ日記2020.10.26(ロッテドラフト総評2020)

2020年10月26日 | ドラフト予想、総評
https://www.marines.co.jp/news/detail/00005982.html

https://www.marines.co.jp/news/detail/00005983.html

鈴木獲ったどー!!
4球団競合の早川を外して、またもヤクルトとの競合となったが、こちらは見事ゲット。
オレの予想通り、高津監督よりは井口監督の籤運の方が強かったわ。
まあ、1回目は当たり籤が残ってなかったらしょうがないわ。

早川は楽天へ…。
左でパワーピッチャーって、完璧ロッテキラーじゃん。
来年二桁勝ったら、ロッテ戦で5勝ぐらいカモられそうなんですが…(震)。

井上はバンクの外れ1位。
そんなに評価してたの?

五十幡はハムの2位。
2位には残ったけど、ロッテの順番までは残らなかった。

牧はDeNAの2位。
こちらも2位まで残ったけど、ロッテの以下略。

赤丸急上昇の伊藤は阪神の2位。
4位じゃ全然駄目だった。

山崎は読売2位。
故障が治れば二桁確実だけど、2位とはね。
まあ、東海大だから原監督への忖度はあったか。

中川はオリの4位。
ロッテの4位までは残らなったわ。

若林は西武の4位。
げー。
目着けてたか…。
着けていたのか…。
西武のスカウト陣の野手を見る目は確かだからね。
どうか育たないで欲しいわ。

今川はハムの6位。
社会人の外野手はそのぐらいの評価なのか。

高田はDeNAの6位。
あともうちょっとだけど、ロッテの6位まで残らなかったわ。

下はヤクルトの育成1位。
甲子園の交流試合に出ていたのにも関わらず、合同練習会にも参加していた貪欲さを買っていたので、高田の代わりに6位で指名しても良かったと思うけどね。
ただ健大高崎が、まだプロで大成した選手を輩出してないのは確かに気がかりではあるね。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010260000413.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/10/26/kiji/20201026s00001728629000c.html

一方で田澤やセガサミー・森井、三菱自動車岡崎・坂巻、JR東日本・石井、早稲田・今西、東海大相模・鵜沼、履正社・関本、横浜・度会、大阪桐蔭・西野、成田・古谷などが指名漏れ。
田澤はしょうがないね。
順位的なシバリがあったのかは知らないけど、34歳のオールドルーキーは獲らないでしょ。
まあ、日本のプロ野球選手にはなれなかったけど、バリバリのメジャーリーガーだったからね。
マック鈴木みたいに下手にプロに入って、ボコボコに打たれるよりはかえって良かったのかも。
関本・度会の両二世選手に吉報は届かなかった。
鵜沼も残念だけど、育成だと3年でクビの可能性もあるし、大学進学で4年後の指名を目指してもらいたい。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010260000485.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/10/26/kiji/20201026s00001728481000c.html

https://www.sanspo.com/baseball/news/20201026/mar20102621140006-n1.html

1位…鈴木昭汰/法政大/投手/左投げ左打ち/175センチ/81キロ
MAX152キロのサウスポー。
早川に水を開けられたものの、急成長で外れ1位で競合する選手にまで上り詰めた。
我がロッテ道場は、援護点は期待出来ないけど、楽天や西武とは違って投手自身の能力は高めてくれるからね。
長い目で見れば本人のためになるよ。
背番号は…まだ戦力外も出てないのでやめとこう。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010260000558.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/10/26/kiji/20201026s00001728513000c.html

2位…中森俊介/明石商業高/投手/右投げ左打ち/182センチ/85キロ
2位で高校ビッグ3の一人を確保。
まさにロッテのスカウトが好きそうなピッチャー。
黒木・小野・清水直の様にロッテのエースになって欲しいね。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010260000527.html

https://www.sanspo.com/baseball/news/20201026/mar20102620020005-n1.html

3位…小川龍成/国学院大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/172センチ/72キロ
高い守備力と俊足を併せ持つショートだが、打撃のパンチ力が課題。
左バッターだし藤岡裕と被るけど、そこにプレッシャーをかけたいね。
とにかく小技をまずはきっちり決めてくれ。
もちろん打っていただいても構わない。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/202010260000899.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/10/26/kiji/20201026s00001728588000c.html

4位…河村説人/星槎道都大/投手/右投げ右打ち/192センチ/86キロ
名前のよみは「ときと」。
亜大に入学も、退学して星槎道都大に再入学したため23歳。
192センチの大型右腕でストレートはMAX150キロ。


https://hochi.news/articles/20201026-OHT1T50226.html

5位…西川僚祐/東海大相模高/外野手/右投げ右打ち/186センチ/92キロ
高校通算55発の右のスラッガー。
地元出身のスラッガーを獲れて良かった。
でもバンク1位の井上と同じくオレは3位評価だったけど、スカウトは5位という評価。
5位で獲れたのが幸運だったという活躍を期待してるぞ。


育成1位…谷川唯人/立正大淞南高/捕手/右投げ右打ち/179センチ/73キロ
育成で捕手を確保。
これで細川を戦力外に出来るね。


育成2位…小沼健太/茨城アストロプラネッツ/投手/右投げ右打ち/189センチ/86キロ
千葉出身で高校が東総工業。
高校卒4年目の22歳。
MAX150キロ。


育成3位…山本大斗/開星高/外野手/右投げ右打ち/180センチ/88キロ
右打ちのスラッガータイプを育成でもう一人確保。
バットに当たらなければ意味無いけど、強い打球を打てる事が大切だわ。
守備・走塁もまあまあ。


育成4位…佐藤奨真/専修大/投手/左投げ左打ち/177センチ/78キロ
MAX143キロ。
育成でサウスポーをもう一枚。


https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/10/26/kiji/20201026s00001173624000c.html

総評としては、早川を外した時点で大きく戦略が崩れたけど、外れ1位で同じ学卒左腕の鈴木昭を獲って、マイナスを最小限にカバー。
また2位で1位級の中森を獲れた事もナイス。
夏の甲子園があったら間違いなく1位だったわ。
ただし3位の小川が左バッター。
守備範囲と脚力は藤岡裕に引けは取らないと思うけど、肩が落ちるでしょ。
そして打力は強い打球を打てるタイプじゃないので、補強ポイントに合わないんですけど…。
4位・河村で唐川・沢村の後継者の右のセットアッパー候補を確保し、5位・西川で右の外野手が取れたのも良かった。
育成は大量指名と聞いていたので、6人ぐらい行くのかと思ったけど、4人のみ。
意外とクビ切られないかもね。
右打ちの内野手が穫れなかったので、総合は85点か。
まあ、五十幡と牧が残ってなかった時点で仕方ないけど、スケールのある野手を上位で獲れなかったので、マーティンの残留とレアードの復活、安田・藤原の成長がない限りは、来年も貧打に泣かされそうだね…。
でもまあ、毎年言ってる事だけど、飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:△/潜在能力の高さは折り紙付きも、未だに発揮出来ず。じゃない方の佐々木に
・酒居:○/2019年オフに人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとしてまずまずの活躍
・島:×/よもやの3年で引退
・土肥:△/2019年に左の先発としてある程度の結果を残したが、2020年は全く一軍の戦力にならず行方不明
・有吉:△/1年目リリーフ、2年目ローテ投手、3年目故障、4年目ローテ投手も炎上
・種市:〇/16番を貰い次世代エースに名乗りを上げたが故障で離脱。完治すれば◎の評価
・宗接:×/1軍の戦力になれず

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:◎/打率は2割2分台だが、四番として本塁打6本、打点48の活躍。将来の四番でなくリアル四番に
・藤岡裕:◎/ショートのレギュラーとして活躍。低打率も守備で大きく貢献した
・山本:△/左のリリーフとして1軍の戦力に
・菅野:○/荻野貴・福田秀の故障で準レギュラーに
・渡辺:×/1軍の戦力になれず
・永野:△/打ち込まれる事もあるが貴重な左腕として1軍の戦力になった

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:◎/2軍で育成予定のはずがコロナ禍で緊急昇格。バッティングセンスはまさに天才
・東妻:△/ルーキーイヤーに次世代セットアッパーに名乗りも2年目のジンクス
・小島:◎/突如崩れる事もあるが、ローテ定着で7勝を上げる
・山口:▲/2軍で育成中
・中村稔:△/一時ローテ定着も、投げてみなければ分からない不安定さを露呈
・古谷:△/荒れ球だがストレートは152キロを計測。プロ初登板では3回を1失点にまとめた
・松田:×/1軍の戦力になれず
・土居:▲/2軍で育成中

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:▲/1軍帯同で育成中
・佐藤:○/スタメンマスクは少ないがバッティングセンスの片鱗を見せ付けた
・高部:△/コロナ禍で緊急昇格。1軍の戦力にはなれず
・横山:▲/2軍で育成中
・福田光:△/コロナ禍で緊急昇格。1軍の戦力にはなれず

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2020.10.25(ロッテドラフト予想2020)

2020年10月25日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテの1位入札は早川でFIX。
指名人数は5人程度で、育成選手を例年より多めに指名する予定との事。
指名順はパの2位なのでウェーバー9巡目、逆ウェーバー4巡目。
2位指名が遅く、3位指名が早い、4位指名が遅く、5位指名が早いという所を活かした戦略を立てたい。

今年も希望を含めて予想してみる。

1位…早川隆久/早稲田大/投手/左投げ左打ち/180センチ/80キロ
MAX155キロ。
木更津総合時代に夏の甲子園8強。
低学年時は小島(現ロッテ)がいた事もあり登板機会も限られやや伸び悩んだが、3年でエースに、4年でアマチュアナンバーワンサウスポーにまで上り詰めた。
高校・大学で日本代表に選ばれ、早稲田の主将を務めるスーパーエリートで、先発・左腕・即戦力・地元出身…とロッテのニーズに見事なまでに応えている。
木更津総合出身のドラフト候補は地引、黄本、檜村みたく「高校時代にプロ志望届を出せば指名されたのに、大学に行ったら伸び悩んだ」って選手多いけど、4年間で順調に成長してくれたわ。
小島・中村稔・チェンがローテ入りしたものの、中村稔は投げてみないと分からない不安定さがあり、チェン・ウェインも今後の動向が不透明なので、先発タイプのサウスポーはいくらでも欲しい。
しかも地元・千葉の選手だしね。
ただ去年の秋までなら単独入札か、多くても2球団競合程度のはずが、春のリーグ戦(実際は真夏に行なわれたけど)で155キロを記録して一気にドラフトの目玉に。
秋のリーグ戦でも好結果を出し続け、3球団以上の競合が確実になってしまったわ。
12球団1を誇る籤運で何とか引き寄せたい。
他の球団は「ロッテが行くならやめとこう」と大人しく身を引いてくれ。


外れ1位…牧秀悟/中央大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/178センチ/93キロ
右の内野手で、スラッガータイプはチームの補強ポイントに合致。
中村奨の控え&将来的な後釜に。
ただ横浜が入札するとの声も…。
早川を外した時にまだ指名されてなければ、こちらにシフトか?
こっちもこっちで、佐藤を外した球団が流れて来そうだけどね。


外れ1位…中森俊介/明石商業高/投手/右投げ左打ち/182センチ/85キロ
MAX151キロ。
高校ビッグ3の一角。
去年までの高校生投手と違って肩の目減りが少ないのも◎(それなりに投げてはいるけど)。
中京大中京・高橋に中日が入札、福岡大大濠・山下に広島が入札なら、外れ1位で残っている可能性があるのは中森だけか。
ヤクルトや楽天が来るかも知れないけど。
全員が大成して、キャリアの最多勝を考えた場合、山下20勝>高橋18勝>中森15勝…って気はするけど、実際にプロで大成する確率は中森>高橋>山下の順だろうね。
まあ、ロッテのスカウト陣が一番好きそうなタイプが中森だわ(ここ数年で変わった気もするけど)。


外れ1位…山下舜平大/福岡大大濠高/投手/右投げ右打ち/189センチ/93キロ
MAX153キロ。
高校ビッグ3の一角。
189センチの大型右腕。
広島が早川に来るなら外れ1位でも残ってそうだけど、バンクが外れ1位に持って来るか。
バンクに入ったら斉藤和巳2世になりそうで怖いので、高橋・中森が入札で消えていた場合は外れ1位で狙うべきか?


外れ1位…木澤尚文/慶應義塾大/投手/右投げ右打ち/183センチ/85キロ
MAX155キロ。
高校は慶応高校だが出身が千葉。
右だけど、千葉枠も満たしている訳だし、早川の外れ1位としたら、ロッテとしては木澤一択か?
DeNAが入札…との話もあるけど。
でもやはり、昨今の慶應卒の伸び悩みが気になる…。
早稲田と慶應で早川と投げ合っている分には勝るとも劣らないはずなのに、プロの世界じゃ差が付きそうな…。
困った。


2位…松本隆之介/横浜高/投手/左投げ左打ち/188センチ/85キロ
MAX149キロ(152キロを計測したとの情報も)。
昨年の時点でも、伸び悩んだ及川(2019年阪神3位)以上の評価を受けたが、3年になって身長が2センチ、球速が5キロも伸びて一気に上位候補へ。
高田の方が育たないリスクは低いけど、育った時のリターンは松本が上。
難しい判断だわ。
ちょい前までは球速A、制球Cのピッチャーが、ロッテに入団した事によって球速B、制球Bになる事を「ロッテ化」、「ロッテなピッチャー」と言われていたけど、岩下・種市・古谷がスピードをアップさせた上で、コントロールもステイもしくはアップさせた例もあり、高校卒ピッチャーを育てるのが上手い球団になって来たからね。
3年前のオレなら高田押しだったけど、今はロッテの育成力を信じているので、松本獲得でも良い気がしてるわ。


2位…高田琢登/静岡商業高/投手/左投げ左打ち/177センチ/77キロ
名前の読みは「たくと」。
MAX148キロ。
スピードや大成した時のスケールでは横浜・松本が上だけど、プロで早く活躍しそうなのは高田の方か。


2位…鈴木昭汰/法政大/投手/左投げ左打ち/175センチ/81キロ
MAX152キロ。
1位の早川を外して、外れ1位で牧や木澤、栗林・山下・中森にシフトした場合、2位で左腕を狙うか。
ただ西武が佐藤を外した場合の1位候補であり、もし西武が入札で佐藤を獲っても、2位で残っていればウェーバー順が先の西武が2位で獲っちゃうか。
縁無いか…。


2位…五十幡亮汰/中央大/外野手/右投げ左打ち/172センチ/67キロ
中学時代に100メートル・200メートルで全国優勝した経験を持つ「サニブラウンに勝った男」。
脚はまさしく天性のものがあり、永野プロアマスカウト部長も「超トップクラス。ウチの和田もここまでは速くない」と高評価。
和田以上の脚力となれば、左バッターである事を含めてルーキーイヤーの荻野貴以上の逸材かも知れないけど、ただし左バッター・俊足巧打タイプは、3割30盗塁が期待出来る素材でない限りは獲らない方が良いか…。
パワーピッチャーやサウスポーに軽く捻られちゃう様だと、チームが小型化しちゃう要因にもなるんだよね。
藤原が「筋肉が付きにくい体質」との事で、糸井・柳田タイプと言うよりは、イチロー・青木タイプであるなら、五十幡を獲っても被っちゃうしね(藤原、長打力ありそうだけど)。
外れ1位評価する球団もあるみたいだけど、ロッテは2位で残っていれば…かな。
外れ1位で指名されなくても、2位の指名順が9巡目なので、ロッテの時にはまず残ってないだろうけど。


2位…元山飛優/東北福祉大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/180センチ/78キロ
強肩の守備力は今年のショートでナンバーワンと言われ、シュアなバッティングも併せ持つ。
ただし左バッターなので、ロッテの補強ポイントに合わないね。
でも藤岡裕が打てないなら、同じ左バッターでも良いか?
ぬるま湯体質をどうにかするために対抗馬を用意したい。


2位…藤井聖/JX‐ENEOS/投手/左投げ左打ち/176センチ/80キロ
MAX150キロ。
社会人ナンバーワンサウスポー。
1位の早川を外して、牧か右腕に行ったら、2位で即戦力の左腕を獲るか?
鈴木昭汰は残ってなさそうだし…。


3位…西川僚祐/東海大相模高/外野手/右投げ右打ち/186センチ/92キロ
高校通算55発。
強豪・東海大相模で1年から出場機会を得たスラッガー。
平沢・安田・藤原が左バッターなので、右バッターなのが嬉しい。
外野だし、出身が千葉だし。
ただしコロナで公式戦の機会が激減した事で判断材料が乏しいのも確か。
今年結果を残せば2位は確実だったんだけど…。
守備・走塁面が平凡なのも痛い。
現状では、3位で残ってたら…かな。


3位…元謙太/中京高/投手・内野手(遊撃手)・外野手/右投げ右打ち/186センチ/85キロ
氏名の読みは「げん・けんだい」。
高校通算13発。
186センチの大型ショート。
キャッチングと守備範囲は比べるだけ藤岡裕に失礼だけど、投手として144キロを記録する強肩は良い勝負。
そして既に大物感漂うバッティングは、今現在でも藤岡裕より威圧感あるよね。
もちろんバットに当たるかって問題はあるけど。
右打ちの内野手は補強ポイントに合致してるし、西巻が巧打タイプならスラッガータイプの元とは棲み分けが可能だし、ショートからなら他にコンバートも出来るからね。


3位…井上朋也/花咲徳栄高/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/181センチ/88キロ
高校通算50発。
元々外野手なので外野も守れるが、西川か元が獲れればスルーか。
松本球団本部長が「パワーに加えてスピードもある」と評価。


3位…小深田大地/履正社高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/178センチ/89キロ
高校通算34発。
強肩強打の三塁手。
バットコントロールとミート力なら履正社3年時の安田以上との声も。
ただ左打ちのサードはまさにその安田がいるので、ロッテの補強ポイントではないけど。
安田と3歳差だし。
履正社の選手は智○和歌山とか日○三高と違ってプロで伸びるので、他の球団に獲られた時は怖いけどね。
ちなみに楽天の小深田とは血縁関係などは無いそう。


3位…内山壮真/星稜高/捕手・内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/172センチ/75キロ
高校通算34発。
山瀬(現読売)が抜けた後に遊撃手から捕手にコンバート。
打撃センスも守備のセンスも抜群。
もしキャッチャーで田村・佐藤と勝負出来なくても、内野コンバートした場合、右打ちなのはアドバンテージになるね。
永野プロアマスカウト部長が「打撃はずっと見てきたが、自分のタイミングで打てるし勝負強い。今年は捕手で昨年まで遊撃だったが、センスがあるので三塁や二塁も守れると思う」と評価。


3位…佐々木健/NTT東日本/投手/左投げ左打ち/179センチ/85キロ
MAX152キロ。
大学が西武に好選手を輩出する富士大学なんだよね。


3位…山野太一/東北福祉大/投手/左投げ左打ち/172センチ/77キロ
MAX149キロ。
上背は無いが、149キロの速球と多彩な変化球を武器に強豪・東北福祉大のエースとして君臨。
仙台六大学レベルでは敵無しのピッチャー。
中継ぎなら1年目から使えるか?


3位…川瀬航作/日本製鉄広畑/投手/右投げ右打ち/182センチ/87キロ
MAX148キロの変則サイドスロー。
サイド右腕は去年高校生の横山を獲ったけど、もう2~3年かかると思えば、即戦力で使えそうな川瀬は補強ポイントにマッチするか?


3位…今川優馬/JR東日本/外野手/右投げ右打ち/176センチ/84キロ
右打ちの外野手で、守備・走塁も水準以上だから補強ポイントにはマッチするけど、プロは社会人といえども1年目から打てる甘い世界じゃないからね…。
井上や菅野も苦労した&してるし…。


4位…山村崇嘉/東海大相模高/投手・内野手(一塁手)/右投げ左打ち/180センチ/85キロ
高校通算45発。
投手兼一塁手だが、遊撃や三塁も守り野球センスのある所を見せ付けた。
投手として140キロを計測する強肩を活かして、長打力を秘めたショートとして育てたい。


4位…下慎之介/健大高崎高/投手/左投げ左打ち/184センチ/87キロ
MAX143キロのサウスポー。
切れ味鋭いスライダーを持つ。
左投手も右の二木・岩下・種市みたいに中位・下位指名から育つ選手が出て来れば鬼に金棒だけどね。
でも脇本がわずか3年で戦力外だったから、健大高崎がロッテに対して良いイメージが無いか…。


4位…関本勇輔/履正社高/捕手/右投げ右打ち/177センチ/85キロ
父は元阪神・関本賢太郎氏。
二塁送球1.8秒の強肩捕手。
ポスト田村には佐藤がいるけど、左打ちなので、右打ちの関本は棲み分け可能。
5歳差だし。


4位…伊藤将司/JR東日本/投手/左投げ左打ち/178センチ/85キロ
MAX146キロ。
高校は横浜だが出身は千葉。
国際武道大4年時にプロ志望届を提出も悔しい指名漏れ。
今秋の都市対抗予選で、NTT東日本を8回までノーヒットに抑えて一気に評価を高めた。


4位…森井絃斗/セガサミー/投手/右投げ右打ち/184センチ/94キロ
名前の読みは「げんと」。
スリークォーターからMAX152キロ。
高校卒3年目の21歳。
益田の後継者となるストッパー候補を見繕っておきたいよね。


4位…坂巻拳/三菱自動車岡崎/投手/左投げ左打ち/187センチ/94キロ
MAX152キロ。
187センチの長身サウスポー。
高校が千葉英和、大学が東京情報大の地元選手。
このスピードとこの上背で上位候補にならないって事は、つまりそういう事だけど、完成度の低さが難点。
モノになれば林昌範(元DeNA他)以上のピッチャーになれそうだけど、モノになるかは誰も分からないよね。


4位…佐藤蓮/上武大/投手/右投げ右打ち/186センチ/100キロ
MAX155キロ。
故障と制球難でプロは苦しいかと思われたが、大学4年でようやく才能が開花。
堂々とした体躯から155キロのストレートは、先発でエース、救援でクローザーのポテンシャルを感じさせる。
種市みたいに細かなコントロールを求めるより、荒れ球を長所と考えて伸ばして行きたい。


4位…中川颯/立教大/投手/右投げ左打ち/184センチ/79キロ
名前の読みは「はやて」。
MAX136キロの長身サブマリン。
渡辺俊介の活躍によって、長らく冬の時代を迎えていたアンダースローピッチャーの復権を果たしたロッテが、バンク・高橋礼や楽天・牧田に抑えられている現状に忸怩たるものがあるよね。
ロッテが獲って、ロッテで活躍して欲しいよね。
渡辺俊と同じ4位で獲って、菅野の31を譲ってもらおう。


5位…峯本匠/JFE東日本/内野手(二塁手・遊撃手)/右投げ左打ち/173センチ/78キロ
大阪桐蔭から立教大。
シュアなバッティングで広角に打ち分ける左打ちのセカンド。
右打ちのセカンドである中村奨とは棲み分け可能だが、左打ちはもう供給過多か…。


5位…鵜沼魁斗/東海大相模高/外野手/右投げ右打ち/175センチ/74キロ
高校通算30発。
2年生でU‐18の高校代表入りしたエリート。
俊足の中堅守備とパンチ力のある打撃が魅力。
西川もそうだけど、出身が千葉だから欲しいけどね。
でもセンターには荻野貴と和田、それに天才・藤原がいるからね(今年はレフト守ってるけど、当然センターも守れるので)。
右バッターなので藤原・和田との棲み分けは出来るけど、和田はともかく、藤原を押し退けてセンターのレギュラーポジションを奪うビジョンは中々見えないか。
欲しいけど、下位で残っていたらだね。


5位…度会隆輝/横浜高/内野手(二塁手・三塁手)/右投げ左打ち/182センチ/80キロ
父は元ヤクルト・度会博文氏。
高校は横浜だが出身は千葉。
センスの良さは衆目の一致するところだが、左バッターなのでロッテのニーズに合わないね…。
お父さん右打ちだったのに…。


5位…西野力矢/大阪桐蔭高/内野手(三塁手)/右投げ右打ち/181センチ/95キロ
高校通算30発。
履正社に左打ちの小深田あれば、大阪桐蔭に右打ちの西野ありというスラッガー。
ロッテのサードには安田がいるので、左右の違いだけでは獲らないか。
大阪桐蔭は伸びるし、もし西武に獲られると、おかわり君2世として数年後に痛い目に遭いそうだけどね…。
欲しいけど、補強ポイントに合わないね。
レフトはもちろん、出来ればセカンド、可能であるならショートを守れる守備力が欲しいわ。


5位…岡田和馬/JR西日本/投手/左投げ左打ち/183センチ/80キロ
MAX146キロ。
高校・大学とドラフト候補に挙げられながら万年候補止まりだったが、学卒3年目では今年がラストチャンス。
ルーキーイヤーで26歳なら即戦力としてガンガン投げて欲しい。


6位…若林楽人/駒澤大/外野手/右投げ右打ち/177センチ/77キロ
俊足強肩の守備・走塁が特徴だったが、ドラフトイヤーの今秋に打撃開眼。
右打ちなのでチーム事情にフィットするのも○。
今秋しか打ってないので、社会人でもう2年見てみたい気もするけど、社会人で打棒が爆発すると今度は上位じゃないと獲れなくなっちゃうしね…。
下位で青田買いするべきか、ステイするべきか…。


6位…石井聖太/JR東日本/投手/右投げ右打ち/178センチ/80キロ
MAX149キロ。
市川市出身で高校が中央学院、大学が中央学院大というグリグリの地元選手。
中央学院大2年時に出場した大学選手権で14奪三振完封の快投を見せ、2年後のドラフト候補に急浮上したが、その後肘を手術。
4年時にプロ志望届を提出せずJR東日本へ。
2年目に復活を果たし再びドラフト戦線に返り咲いた。


6位…古谷将也/成田高/捕手/右投げ右打ち/175センチ/77キロ
日ハム・田宮に憧れて成田を選んだ。
キャッチャーにしては脚もまずまず。
ただ下位で高校卒のキャッチャーを獲っても田村・佐藤の牙城は崩せないか…。


6位…今西拓弥/早稲田大/投手/左投げ左打ち/200センチ/96キロ
2メートルって最早ミンチーだけどね。
しかも左だし。
ただ実績が無さ過ぎるね。
早稲田だからモノにならなくても3年でクビって訳にはいかないだろうし…。
広陵だから伸びるかも知れないけど、獲るなら下位の浪漫枠か。


その他千葉枠…中村亮太/東農大北海道オホーツク/投手/右投げ右打ち/185センチ/76キロ
MAX151キロ。
高校が千葉経済大付属。
大型速球派右腕だが、コントロールに甘さが。
大嶺兄みたく無理に矯正してスピードを落とすより、種市・古谷みたく長所を伸ばして行きたい。


その他千葉枠…青野善行/日立製作所/投手/右投げ右打ち/181センチ/78キロ
高校が市立船橋、大学が国際武道大。
高校時代に注目されたものの、大学で伸び悩んだかな…と思ったら、ドラフト候補まで這い上がって来たね。
オリのK‐鈴木みたいに急激に伸びる事はあるので、地元・千葉枠として確保しておきたい。


その他千葉枠…小芝永久/千葉学芸高/投手/右投げ右打ち/175センチ/69キロ
木更津総合・篠木や日体大柏・箱山がプロ志望届を出さなかったので、千葉の高校卒投手が欲しいけど、現状ではスピードも体の大きさもプロの2軍レベルでも到底通じないね。
ただ悪い所も無いので、長所を伸ばして行けばプロで通用する可能性も。
育成で指名しよう。
這い上がれ。


こんなところか…。

ここ6年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=56勝50敗2分、勝率.528、打率.238、防御率3.90、総得点422、総失点441、本塁打82、盗塁79(※)

こう。
※2020年シーズンは10月25日時点

先発陣は西野が年間を通して不在も、石川が開幕からローテを守り、FA補強の美馬、高校卒右腕の二木・岩下・種市、学卒左腕の小島・中村稔、緊急補強のチェン・ウェインがローテ入りし(種市は故障離脱)、リリーフ陣は小野・沢村の加入でジャクソンの穴を埋め、昨年将来のエース候補である佐々木朗を獲得した事、安田や藤原が1軍で使われている事、荻野貴や和田が走った事、守備が大分改善された事により

・エース不在
・次世代エース候補生不在
・将来の四番候補不在
・慢性的な左腕日照り
・リリーフ陣の疲弊
・機動力野球が縮小
・守備の綻び

の解消に目途が立った。
ここから来期は

・西野と種市の復帰
・レアードの復帰
・古谷や佐々木朗の上積み
・安田と藤原の更なる上積み

というプラス要素があるけど、一方で

・抑えの後継者:沢村は益田の1個上、唐川は同級生なので、益田の次世代のクローザーが不安
・根本的な貧打の解消:パワーピッチャーと左腕にめっぽう弱く、四球を選ぶ、球数を投げさせるだけでは限界がある。強い打球を打てる選手を複数名打線に並べるという、抜本的な改革が必要
・ここぞの場面でバントなどの小技が出来ない:野球が雑
・若手野手が左打ちばかり:平沢・安田・藤原・佐藤・和田・高部・福部と捕手の佐藤が左打ち。右は山口・茶谷・西巻で、ドラフト指名は山口のみ
・左のセットアッパー不在:松永が全休でハーマン・唐川・沢村は全員右
・石川の流出の可能性:メジャー志向有り
・チェンの流出の可能性:残留するかどうかが不透明
・マーティンの流出の可能性:ロッテではクルーズ・デスパイネ以来の当たり外国人なので、当然他球団に狙われる
・選手層が薄い:これは編成面と言うよりは井口監督の主力偏重主義の弊害だけど、準レギュラーの出番が少ないので、レギュラーが抜けると戦力がガタ落ちする

と課題も残った。
こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(右は西野と種市が戻るはずなので、出来れば左)
B:次代のクローザー候補(年齢的に益田の後釜が欲しい)
C:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(出来れば左)
D:長距離砲(安田が左打ちなので出来れば右)
E:守れて小技の出来る選手(守備が水準以上で二遊間を守れる選手が望ましい)
F:若手に左バッターが多いので右バッター

となるね。

Aは石川・美馬・岩下・小島・二木・チェンに、復帰予定の西野・種市と中村稔がいるから、数は揃ってるけど、石川にメジャー志向がある事とチェン・ウェインの動向が不透明な事、中村稔は投げてみないと分からない不安があるため、石川・チェン・中村稔を引いた状態で7枚欲しいよね(1枚は故障に備えるため)。となるとやはり早川の一択か。左だしね。
Bは益田が今シーズンも頑張ってくれてるけど、過酷なポジションなので次代のピッチャーを育てたい。東妻がそうなってくれると良かったんだけど…。小野の方が確率としては高いか?
Cは唐川・沢村・ハーマンが右なので、左が欲しい。あと残念だけど大谷と内が恐らく構想外だろうから、右も欲しいけどね。沢村が海外FA権を行使する可能性もあるので。
Dは安田が成長して、マーティン・井上・レアードが揃い踏みなら他球団にも劣らないはずだったんだけど、実際には、安田はまだ成長途中、マーティンは引き抜きの恐怖、井上は今年も30本の壁を越えられず停滞(不調か?)、レアードは長期休暇…とそれぞれに課題を抱えている訳で。天王山だった10月10日(土)・11日(日)のバンク戦で東浜・和田に抑えられた様に、ここぞで露呈する貧打が数年来の宿痾だからね。この難病を何とかしたいわ。
Eは今年もここぞの場面でバントが出来なかったので。まあ、俊足巧打タイプはもういらないって思ってるファンも多いだろうけど、実際、岡なんていつまで経っても同じ事の繰り返しで、全く成長してくれないのも確かだよね…。西巻がショートにフィットすれば良かったけど、井口監督の藤岡裕贔屓はもうどうにもならんわ。その藤岡裕も小技が上手い訳でも無いのが頭痛いわ。打てないのは仕方ないけど、せめてバントはきっちり決めてくれ。
Fはもちろん力の劣る右バッターなら、左バッターの方が良いのは大前提だけど、左に弱いのは主力に左バッターが多い事と無関係じゃないよね…。強い打球が打てる右バッターが井上・中村奨・レアードの他にも必要だわ。

個人的な願望では

1位:早川(本格速球派左腕)/抽選×⇒牧(右の長距離砲)
2位:五十幡(左打ちの外野手)
3位:西川(右の長距離砲)
4位:内山(右打ちの捕手)
5位:鵜沼(右打ちの外野手)
6位:佐藤蓮(大型本格速球派右腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
3位の西川はともかく、2位の9巡目まで五十幡、4位まで内山は残らないよな。
早川獲得は至上命題と言うか、県民の悲願だけど、外した時のドラフト戦略をどうするかだよね。
そのまま左腕を補強するのか、貧打を改善するために右の長距離砲にシフトするのか、大学生右腕もしくは高校生右腕にシフトするのか…。
牧はバンクの入札が無かったとしても、佐藤を外した球団が流れて来るか。

12球団1を誇る籤運の良さで早川をゲットした上で、2位で西川を獲り、3位で今川、4位で中川を獲る

1位:早川(本格速球派左腕)
2位:西川(右の長距離砲)
3位:今川(右打ちの外野手)
4位:中川(変則右腕)
5位:坂巻(大型本格派左腕)
6位:古谷(右打ちの捕手)

これは、バランスは良いけど、バンクを凌駕するためにはまだ足りないか。
横浜みたくセリーグでAクラスに入るためだけの補強なら、こういうドラフトでも良いんだろうけど、ロッテの場合、バンクをかわしてパリーグの覇権を握ろうと思ったら、攻めたドラフトしないと永久に追い付けないからね。
早川を外した時に、そのまま投手を補強するのか

1位:早川の抽選×⇒木澤(本格派右腕)、栗林(本格派右腕)、山下(大型本格派右腕)、中森(本格派右腕)

それとも野手を補強するのかを明確にしておかないといけないけど、もう早川を外した時点で、いっそ野手ドラフトにシフトしちゃうってのも有りか?

1位:早川の抽選×⇒牧(右の長距離砲)
2位:五十幡(左打ちの外野手)
3位:西川(右の長距離砲)
4位:来田(左打ちの外野手)
5位:鵜沼(右打ちの外野手)
6位:古谷(右打ちの捕手)

いや、流石にこれは無茶か。
そもそも、佐藤以外に即戦力のスラッガータイプがいないし、五十幡や来田がロッテの2位や4位まで残ってないか…。

最悪なのは早川を競合で外し、その時点で木澤や栗林、山下が残っておらず、外れ1位で入札した牧や中森も外し、結局2位で予定していた選手を1位に繰り上げ、その後も狙っていた選手をどんどんさらわれ、どんどん指名順を繰り上げて行く

1位:早川(本格速球派左腕)/抽選×⇒牧(右の長距離砲)/抽選×⇒2位を繰り上げ
2位:3位を繰り上げ
3位:4位を繰り上げ
4位:5位を繰り上げ
5位:欲しい選手が残っておらず選択終了

これか。
こうなると30点だろうね。

まあ、今年は高校卒投手・学卒投手の当たり年だけど、野手の上位候補が高校・大学・社会人のいずれも不足してるので、1回のドラフトで弱点全てを補強出来るなんてそもそも思ってないけど、貧打の解消にはマジで取り組んで欲しいよね。
ホームランラグーンが出来て、点が入る様になったはずなのに、肝心の点が入らないんだから。
これは問題だわ。
開幕2戦目からバンク・オリに8連勝、7月に楽天に負け越してやっぱ駄目かな…と思ったら、そこから持ち直して終盤まで首位争いを繰り広げてくれたので、面白いシーズンではあったけどね。
ジャクソンの穴を唐川が埋めて、ハーマンの穴を沢村が埋めて、チェン・ウェインを獲得して、さあ逆転優勝だ…ってところでコロナで主力が大量離脱。
4人ルールは守ったにせよ、外食してコロナに罹患はがっかりだね。
そして主力が戻ったら、藤原以外はきっちり元鞘に収まった。
鳥谷が来季も現役って、まさか井口監督とズブズブな彼を戦力外にはしないだろうから、ロッテで現役って事な訳でしょ?
そして現役でいる以上は、1軍確約な訳でしょ?
外食にせよ、監督との癒着にせよ、この辺がぬるま湯にどっぷり浸かった球団って事なんだよね。
とにかく良い新人を獲得するのは当然だけど、磨いた原石を1軍で競わせないと駄目だよね。
本当、宝の持ち腐れになっちゃうわ。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも「早川獲ったどー!!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2019.10.17(ロッテドラフト総評2019)

2019年10月17日 | ドラフト予想、総評
https://www.marines.co.jp/news/detail/00004880.html

https://www.marines.co.jp/news/detail/00004881.html

佐々木獲ったどー!!
3球団以下の抽選じゃ無敵だけど、4球団競合でも引き当てた。
恐るべしロッテの籤運。
12球団1の勝率は伊達じゃなかった。
でかした。

桐蔭学園・森はDeNAの1位入札。
入札で来たか。
2位じゃダメダメだった。

JR西日本の佐藤はバンクの外れ1位。
3位じゃ全然ダメだった。
オレの目に狂いがなければ荻野貴のルーキーイヤーほどではないけど、結構衝撃的なプレーを見せそうで怖い。
バンクに行く以上は、頼むからプロのレベルに弾き返されてくれ。

駿河総合高・紅林はオリの2位。
5位か、良くて4位の評価だと思ってたわ。

法政大・宇草は広島の2位。
そんな評価高かったの?
てっきり下位だと思ってた。

履正社・井上は阪神の2位。
4位どころか3位でも駄目だった。
マジで欲しかったけど、2位で来られちゃしょうがないわ。

JR東日本・太田龍は読売の2位。
2位まで残ったけど3位までは残らなかった。

常総学院・菊田は読売の3位。
ロッテが獲っても守る所無いけど。

及川は阪神の3位。
外れ1位じゃ負けだけど、3位なら欲しかったわ。
直前で阪神にさらわれたわ。

井上温が読売の4位。

逆に思ったより評価が低かったのが中日4位の郡司。
やはり昨今の慶應の伸び悩みが敬遠されたか。

読売5位の山瀬も打撃がまだまだ非力なので、強肩だけではこの順位ぐらいだろうね。

話題の名古屋大・松田は中日の育成1位。
流石に話題性だけでロッテが獲る事は無かったわ。

一方で近江・林、奈良学園大・菅田、NTT東日本・小又、東京ガス・野村、パナソニック・片山などが指名漏れ。
林は当然、今のスピードでは、プロで通じる訳は無いけど、スピードが増せば一気にドラフト上位に躍り出そうだから、下位で獲れる今の内に獲っておいた方が良いと思ったんだけど…。
育成はともかく、6位で獲れなかったものか。
順位のシバリがあったのか?


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201910170000808.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910160000798.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910170000737.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/17/kiji/20191017s00001728328000c.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/17/kiji/20191017s00001728294000c.html

1位…佐々木朗希/大船渡高/投手/右投げ右打ち/190センチ/86キロ
12球団1を誇る籤運で今ドラフトの最大の目玉、163キロ右腕を4球団競合の末に獲得。
恐るべし強運。
最速163キロは伊良部の158キロを一気に5キロも更新する球団史上最速。
この身長でこのスピードだから、普通に投げれば抑えられるけどね。
頼むから育ってくれ。
予告先発見ただけで相手が負けを覚悟する様なレベルのピッチャーになってくれ。
背番号は16か、17か、涌井を16に戻して18でも良いね。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910170000633.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910160000798.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/10/17/kiji/20191014s00001728325000c.html

2位…佐藤都志也/東洋大/捕手/右投げ左打ち/181センチ/83キロ
俊足・巧打・強肩と三拍子揃った大学ナンバーワンキャッチャー。
戦国・東都で3割を軽く超える通算打率はお見事。
キャッチャーはリードもあるから難しいけど、外野コンバートはせずに、捕手として、田村の地位を脅かす存在になってもらおう。
背番号は32か。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910170000706.html

3位…高部瑛斗/国士館大/外野手/右投げ左打ち/177センチ/70キロ
名前の読みは「あきと」。
東都二部の通算安打記録を持つ安打製造機。
飽く迄も二部である事は差し引かないと駄目だけど、非凡な打撃センスの持ち主である事には変わりない。
藤原と同じ左バッターなのでポスト荻野貴と言うよりもポスト角中だね。
ドラフトの番組見てたら応援したくなったので、是非頑張ってもらおう。
背番号は38か。


https://hochi.news/articles/20191017-OHT1T50181.html

4位…横山陸人/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/178センチ/76キロ
サイドからMAX148キロ。
同じ速球派サイドハンドの松岡・伊勢が指名済みなので、残ったサイドスローで一番良いのは確かに横山だわ。
参考にしているという林昌勇か、それ以上のピッチャーになってもらおう。
背番号は40か。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201910170000832.html

5位…福田光輝/法政大/内野手(遊撃手)・外野手/右投げ左打ち/176センチ/80キロ
高校が大阪桐蔭で2年夏に全国制覇。
実は左利きだが野球は右投げという変わり種。
守備に定評も打撃にも磨きがかかって来た。
大阪桐蔭は伸びるので、プロで更なる飛躍を見せたい。
背番号は60か。


育成1位…本前郁也/北翔大/投手/左投げ左打ち/175センチ/76キロ
左でMAX149キロ。
なぜこれが育成なのか?
やはりリーグのレベルか。
本ドラフトで左腕獲らなかったので、是非支配下に上がって1軍の戦力になってもらいたい。


育成2位…植田将太/慶應義塾大/捕手/右投げ右打ち/180センチ/83キロ
慶應の捕手は慶應の捕手でも、郡司ではなく控えの植田。
申し訳無いが存じ上げないわ。


総評としては目玉の佐々木を獲れた時点で100点だけど、5人しか指名しなかった事、即戦力投手(太田・伊勢)が獲れなかった事、左腕(及川)が獲れなかった事、長距離砲(井上・菊田)が獲れなかった事で20点引いて80点か。
まあ、今年はドラフト競合クラスの佐々木・奥川・森下がいたけど、その下がやや小ぶりだったので、全体では不作の年だったか。
現有戦力との兼ね合いもあるしね…。
でもまあ、毎年言ってる事だけど、飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木:△/故障から復帰し実力の片鱗を見せた
・酒居:○/二桁のホールドでリリーフ陣を助けた
・島:×/育成契約を打診
・土肥:△/左の先発としてまずまずの結果
・有吉:●/1年目リリーフ、2年目ローテ投手とフル回転も、3年目は故障
・種市:◎/8勝で次世代エースに名乗り
・宗接:×/1軍の戦力になれず

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:△/本塁打・打点でイースタン2冠(安打数もリーグトップ)
・藤岡裕:○/ルーキーイヤーにショートのレギュラーを確保したが、今年は怪我に泣かされた
・山本:×/1軍の戦力になれず
・菅野:×/1軍の戦力になれず
・渡辺:×/1軍の戦力になれず
・永野:△/最後打ち込まれたが5試合に登板

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:△/開幕スタメンもプロの壁に弾き返され、2軍で育成中
・東妻:○/終盤4試合連続で打ち込まれ防御率を大きく落としたが、リリーフ陣に食い込んだ
・小島:○/デビュー戦は火達磨も後半戦にローテ定着
・山口:▲/2軍で育成中
・中村稔:△/先発では結果が出なかったが、ロングリリーフなどで松永・チェンの負担を軽減
・古谷:▲/2軍で育成中
・松田:×/1軍の戦力になれず
・土居:▲/2軍で育成中

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。
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マリサポ日記2019.10.16(ロッテドラフト予想2019)

2019年10月16日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
ロッテの1位入札は佐々木でFIX。
指名人数は不明だけど、6~8人は指名して欲しいね。
指名順はパの4位なのでウェーバー6巡目、逆ウェーバー7巡目。
微妙な位置で「この選手は2位で、この選手は3位で」って計算が難しい順位だわ。

今年も希望を含めて予想してみる。

1位…佐々木朗希/大船渡高/投手/右投げ右打ち/190センチ/86キロ
御存知、日米スカウトの注目を集める今ドラフト最大の目玉。
MAX163キロを計測。
松本球団本部長が「初めて見ましたが、モノが違う。すぐに1軍で放れる可能性がある。間違い無くドラフト1位で指名される投手です」、永野チーフスカウトが「力を抜いて抑えても、体幹がぶれない。フォームがしっかりしている」と評価。
「日本史上最高のピッチャー」なら絶対に獲りたいけどね。
でも佐々木・奥川の二人とも7年でポスティングを使ってメジャーに行くと仮定して
佐々木:0、5、10、15、18、20、22=90勝
奥川:5、8、10、12、15、18、20=88勝
だったら、勝ち星は2個しか違わないね。
で、奥川の7年=88勝は絶対とは言わないけど、故障が無ければ達成出来そうなのに対し、佐々木の7年=90勝は潜在能力を開花させないと無理だからね。
それがロッテに出来るかというと…。
松坂(7年=91勝。8年=108勝)・ダルビッシュ(7年=93勝)・田中マー君(7年=99勝)の次元に到達するなら、死んでも獲りたいけどね…。
でもまあ、二木・岩下・種市と高校卒投手が育っているので、佐々木も育てられるか。
いずれにせよ、入札は確定なのでとにかく当ててもらおう。


外れ1位…西純矢/創志学園高/投手/右投げ右打ち/184センチ/85キロ
MAX154キロ。
昨夏に鮮烈なインパクトを残したが、今夏は甲子園出場ならず。
2年時に受けた衝撃からしたら物足りないと思ったけど、U‐18代表での活躍で再び脚光を浴びた。
完成度で奥川、潜在能力で佐々木に劣るのは認めるけど、故障さえ無ければ絶対にプロのローテに入って、コンスタントに二桁勝つレベルである事は間違い無いわ。
打撃センス◎。
二刀流はロッテの育成力では無理だけど。


外れ1位…宮川哲/東芝/投手/右投げ右打ち/177センチ/80キロ
MAX154キロ。
永野チーフスカウトが「小さな課題はあるけど、大きな課題ではない。チームの戦力にはなるし、上位に入って来る」と評価。
上武大時代にプロ志望届を提出も指名漏れ。
あの時なら下位で獲れたのに…。
まあ、あの頃は今ほどスピード出てなかったし、「典型的な好投手タイプ」だったけど。
でもロッテのスカウト好きそうだよね。
学卒社会人だし。


外れ1位…立野和明/東海理化/投手/右投げ右打ち/180センチ/78キロ
MAX152キロ。
学卒社会人の宮川24歳に対し高校卒3年目の21歳。
3歳若いがすでに実力は匹敵し、伸び代がまだあるとなれば狙うはこちらか?


外れ1位…宮城大弥/興南高/投手/左投げ左打ち/172センチ/78キロ
MAX149キロ。
完全に伸び悩んだ及川をかわし、高校ナンバーワンサウスポーの評価に。
でも毎度の事だけど、沖縄なのがね…。
かと言って、数年後にバンクの左腕エースの座に収まっていた時は、獲っておけば良かったと後悔するだろうし…。


外れ1位…河野竜生/JFE西日本/投手/左投げ左打ち/174センチ/81キロ
上背は無いがMAX151キロの速球派サウスポー。
黒木スカウトが「もちろん上位候補。(今年のドラフト候補に)左腕が少ないので、評価は高くなって来る」、永野チーフスカウトが「ストライク率が高くてテンポが良い。直球でバッターを押し込めている」と評価。
素材型のサウスポーは中後・川満で懲りただろうから、左を獲るなら即戦力タイプで。


2位…及川雅貴/横浜高/投手/左投げ左右打ち/183センチ/74キロ
読みは「おいかわ」ではなく「およかわ」。
出身は千葉だけど、千葉の北東部にはこの読みの人いるわ。
MAX153キロを誇る高校ナンバーワンサウスポー…のはずが、去年の秋から今夏の予選まで良い所無し。
選抜の時点で奥川とは大人と子供ぐらいの完成度の差があったけど、夏はもう天と地の差があり、最早高校BIG4の一角とは呼べない存在になってしまった。
地元だし、左だし、欲しいけどね…。
怖くて1位じゃ獲れないよね…。
千葉県民でさえなければ悩まないで済むのに…。
困った。
2位で残ってたら指名しよう。
ロッテより先にハム辺りにさらわれるなら、そん時はそん時だわ。


2位…森敬斗/桐蔭学園高/内野手(遊撃手)・外野手/右投げ左打ち/173センチ/70キロ
高校生野手では東邦・石川に次ぐ評価。
中村奨はポカ、藤岡裕は打撃、平沢はスローイングに難、三木は上がり目無し、鈴木大地は国内FA権取得と、ロッテの二遊間に不穏な空気が…。
内野、特に二遊間を守れる選手は欲しいね。
島(2016年3位)や藤岡裕には悪いけど、もし鈴木大地の肩が強ければ、あるいは平沢がレギュラーでバリバリやれていれば、もしくは西武・源田を2016年に獲れていれば、何の問題も無かったんだけど…。
とにかくショート候補がどれも帯に短し襷に長しなので、グリグリのレギュラーがいないんだよね…。
西岡の打撃と小坂の守備範囲と走塁、今宮の強肩を併せ持ったスーパーショートなんて贅沢言わんので、小技が出来て守備・走塁が完璧か、ポカはあるけどとにかく打つって選手のどちらかが欲しいわ。


2位…太田龍/JR東日本/投手/右投げ右打ち/190センチ/93キロ
MAX153キロ。
関谷が戦力外、大谷・酒居は先発・中継ぎで活躍と、即戦力候補の学卒社会人のドラ2であっても入ってみないと分からんけど、2位なら力のある選手を獲りたいよね。
2位であれば残ってそうで、一番力のあるのは太田か?
2位のウェーバー6巡目(全体の18番目)じゃ残ってないか…。


2位…北山比呂/日体大/投手/右投げ右打ち/175センチ/79キロ
MAX154キロ。
上背は無いが、名伯楽・渡辺監督時代の横浜出身なので、伸び代ありそう。
東妻と日体大150キロセットアッパーコンビで売り出そう。
弁当は出しちゃ駄目よ。


2位…佐藤直樹/JR西日本/外野手/右投げ右打ち/177センチ/78キロ
社会人ナンバーワン野手。
俊足巧打タイプの野手ばかり集めてたらピストル打線になっちゃったけど、残念ながら岡や加藤が今後打撃開眼して、3割打つ事は無いだろうから、ポスト荻野貴として右打ちの外野手は必要。
藤原は左打ちだし、3割30本30盗塁の柳田タイプを目指してもらい、佐藤には荻野貴タイプとして3割50盗塁を目指してもらおう。


2位…郡司裕也/慶應義塾大/捕手/右投げ右打ち/180センチ/83キロ
高校が仙台育英だが出身は千葉。
仙台育英時代は平沢とチームメイト。
地肩はそこまで強くないが、捕球から送球までの素早い動きでカバー。
マリーンズJrだし、欲しいけどね。
どうしても高橋由伸以来、慶應出の伸び悩みが気になる…。
2位は怖いわ。
3位なら良いけど。
無理か。


2位…佐藤都志也/東洋大/捕手/右投げ左打ち/181センチ/83キロ
東都で通算3割を超えるアベレージを残す「打てる捕手」。
打てる捕手はどこも欲しいので、外れ1位もあるかも…という高評価。
でもロッテは2位でキャッチャー獲ってる場合じゃないよね。
左打ちなので田村と棲み分け可能なのは〇。
俊足なので外野転向もありかも。
いや、2位で獲るなら転向させちゃ駄目か。


2位…海野隆司/東海大/捕手/右投げ右打ち/172センチ/77キロ
二塁送球1.8秒台の強肩捕手。
でもぶっちゃけ強肩捕手は毎年2~3人いるからね。
「プロのレベルで強肩強打」と呼べるキャッチャーは激レアだけど。
いずれにせよ、郡司・佐藤・海野のいずれも外れ1位か、2位じゃなきゃ獲れないレベルの選手らしいけど、ロッテは2位までにキャッチャーは獲らなくても良いわ。


3位…東妻純平/智弁和歌山高/捕手/右投げ右打ち/172センチ/74キロ
ロッテ・東妻の弟。
体は大きくないが、二塁送球1.8秒台の強肩で打撃力も兼備する。
コリジョンルールで体の大きさはあまり気にならなくなったけど、高校が智弁和歌山なんだよね。
高校生の捕手は補強ポイントなので悩むわ。
2位という評価もあるけど、オレは3位で残っていたら…という感じ。


3位…井上広大/履正社高/外野手/右投げ右打ち/187センチ/97キロ
高校通算49発。
夏の甲子園決勝では星稜・奥川から、履正社を初優勝に導く逆転のスリーランホームラン。
ここぞで打てる、「持ってる」選手だってのはでかいね。
平沢は外野転向も視野に入ってるだろうから、将来的に平沢‐藤原‐井上で組む外野陣は夢があるわ。
実はオレは東妻より優先して欲しいぐらいだけど、2位でJR西日本・佐藤を獲ったら流石に獲らないか。


3位…野村尚樹/東京ガス/投手/右投げ右打ち/182センチ/84キロ
MAX147キロ。
ロッテの大好物・学卒社会人。
大嶺が育成契約に変われば30が空くので、東京ガスの先輩・小林雅英の番号を貰おう。
ゆくゆくは幕張の防波堤になってくれ。
土嚢になっちゃ駄目よ。


4位…山瀬慎之助/星稜高/捕手/右投げ右打ち/177センチ/85キロ
奥川の女房役。
肩は良いが打撃が弱いか。
智弁和歌山・東妻と甲乙付け難いけど、やはり東妻はロッテ・東妻の弟という話題性が大きいわ。


4位…韮沢雄也/花咲徳栄高/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/177センチ/80キロ
榎スカウトが「広角に打てる打者。確実にレベルアップしていて、力強さも感じる」と評価。
桐蔭学園・森の所で書いたけど、ロッテの二遊間に暗雲が垂れ込めているので…。
森が獲れない場合は狙いたい。


4位…紅林弘太郎/駿河総合高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/186センチ/81キロ
186センチの大型ショート。
花咲徳栄・韮沢と互角の評価で、差は左右の違いのみ。
欲しい理由も同じ。


5位…菊田拡和/常総学院高/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/182センチ/94キロ
高校通算58発。
右のスラッガー。
俊足ではないがまずまずの強肩を持ち、三塁と外野を守れるのは○。
変化球に苦しみそうなのは△。
まあ、三塁はレアードと安田がいるので、ロッテではレフトで勝負したい。


5位…片山勢三/パナソニック/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/176センチ/105キロ
社会人を代表するスラッガー。
アジャ体型だけど、井上みたいにプロの水に慣れるのに5年もかかっちゃうと困るね。
阪神・近本みたいにすぐアジャストしてくれると助かるんだけど…。
3~4位の評価の球団もあるかも知れないけど、守備位置が限られるし、ロッテは井上と同じ5位で。
未だに打撃は良いけど守備・走塁に難のある選手として、毎度毎度名前を出してしまい申し訳無いけど、鵜久森(元ヤクルト)がドラフト8位(2004年・ハム)の低評価だったからね…。
打撃のみの選手はDHのあるパリーグでも評価は低くなっちゃうよね。


5位…檜村篤史/早稲田大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
木更津総合時代に甲子園に出場した地元出身の大型ショート。
高校時代から定評のある守備力に打撃の力強さも伴って来たが、藤岡裕・平沢を押さえて一気にレギュラー獲得となるかと言うと…。
右打ちなのは平沢・藤岡裕と差別化出来るけど、一足飛びにレギュラー…でなはく、まずは藤岡裕の控えを同じ右打ちの三木と争うという話であれば、檜村じゃなくて高校生の紅林か、左打ちだけど韮沢を優先した方が良いのかも。


5位…諸見里匠/日本通運/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/170センチ/75キロ
ショートの守備力は社会人一と称されるが、沖縄人。
ひょっとしたらルーキーイヤーから西武・源田みたいに活躍してくれるかも知れないけど、「な~んだ。プロってこんなもんか~」ってなっちゃうかも知れんね。
ロッテ自体がそもそもぬるま湯体質だし…。
それなら早大・檜村を指名した方が良いか。


5位…菅田大介/奈良学園大/投手・外野手/左投げ左打ち/187センチ/80キロ
投手として146キロ。
近畿学生リーグで首位打者を獲得した二刀流。
本人が二刀流を継続希望との事だけど、残念ながら我がロッテにそのノウハウは無いね。
よって大型右腕として指名させていただきたい。


6位…玉村昇悟/丹生高/投手/左投げ左打ち/177センチ/75キロ
MAX147キロ。
福井大会の最多奪三振記録を更新したサウスポー。
下位で獲っておきたい。


6位…井上温大/前橋商業高/投手/左投げ左打ち/175センチ/70キロ
名前の読みは「はると」。
MAX144キロ。
スピードは外れ1位の有力候補・宮城に劣るが、コントロールは良い勝負だと思う。
左は何人でも欲しいわ。


6位…林優樹/近江高/投手/左投げ左打ち/174センチ/64キロ
MAX136キロ。
この身長で、このスピードで、何で抑えられるのか、U‐18に選ばれるのか、それ自体が非凡だという証明だよね。
現状、ファームレベルでも通じないだろうけど、ストレートが140キロ台に乗ったら、その瞬間に一気にドラフト上位候補になっちゃうだろうから、下位で獲れる今の内に青田買いしておこう。
石川・杉内・松井クラスに大化けするかもよ。


6位…横山陸人/専大松戸高/投手/右投げ右打ち/178センチ/76キロ
MAX148キロのサイドスロー。
今夏の予選は4回戦の八千代松陰戦で、2被弾を含む6回5失点と崩れて姿を消したが、榎スカウトは「力強い球が魅力的という評価は変わらない」と評価。
毎度の事だけど、林昌勇(元ヤクルト他)みたいになってくれたら9回を任せられるんだけど…。
そう上手くは行かんか…。
まあ、習志野・飯塚、木更津総合・根本がプロ志望届を出さなかったので、地元の選手は獲りたいわ。


6位…宇草孔基/法政大/外野手/右投げ左打ち/185センチ/83キロ
JR西日本・佐藤が獲れれば不要だけど、加藤がいつまで経っても1軍半のままなので、代わりの外野が欲しい。
地脚の速さを生かし切れてないので、諸積コーチに野球脚を叩き込んでもらおう。


6位…伊勢大夢/明治大/投手/右投げ右打ち/181センチ/87キロ
名前の読みは「ひろむ」。
MAX151キロ。
明治のマウンドにはエース・森下が君臨するので通算勝利数は4勝だが、サイドスローで150キロ超えは非凡だわ。
サイドやアンダーは当たった時の見返りがでかいからね。
狙って行きたい。


その他千葉枠…勝俣翔貴/国際武道大/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/177センチ/78キロ
千葉大学リーグを代表する強打者。
高校時代はピッチャーで強肩の三塁守備に定評がある。
が、ポジションがレアード・安田のいるサードなのがロッテとしては最大のネック。


その他千葉枠…小又圭甫/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/182センチ/85キロ
スリークォーターからMAX154キロ。
高校が千葉英和。
地肩に頼り過ぎと言うか、上半身だけで下半身が上手く使えていないと言うか、「暴れ馬」って感じの速球派右腕。
下半身を使えれば色々と安定すると思うけど、学卒社会人2年目でまだまだ素材型というのはプロのレベルだと苦しいか。
石川みたいに3年目で伸びる事もあるだろうけど。


その他千葉枠…川口廉/JFE東日本/投手/右投げ左打ち/185センチ/86キロ
高校が千葉黎明。
高校時代もドラフト候補に挙げられたが、プロ志望届を提出せず社会人入り。
ただこの3年間で実績を作れたとは言い難い。
DeNA・井納、オリ・K‐鈴木みたいに急激に伸びる事もあるけど、下位指名だと3~4年で戦力外なので、それなら会社に残った方が良いか…。
かと言ってここからグッと伸びて、来年は上位じゃないと獲れないってなってるかも知れないけど…。
まあ、こればっかりは神のみぞ知るわ。


その他千葉枠…小沼健太/茨城アストロプラネッツ/投手/右投げ右打ち/188センチ/78キロ
高校が東総工業。
この上背でモノになれば…って全員大成する訳じゃ無いけど、ロッテの大型ピッチャーの目が変わって来てるからね。


こんなところか…。
ここ5年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75

こう。
去年・一昨年も問題が山積みだったけど今年はレアード・マーティンの加入、小島がローテに定着、土肥もローテ入りの足掛かりを掴んだ事により、積年の課題だった

・長打力不足
・左のローテ投手不在

の解消にいくらかの目途が立った。
一方で去年124個を記録した盗塁が75に半減、そして二桁投手がゼロで、結局エース不在のまま、ここぞの大事な試合をいくつも落としてしまった。
そしてホームランラグーンの影響もあってホームランが倍増し、総得点も100点以上増えたけど、根本的にはやはり打てないチームのままだったし、痛いエラー、痛い送りバント失敗がしばしば飛び出し

・エース不在:涌井の経年劣化、石川が前半戦不調、ボルシンガーが2年目のジンクス
・慢性的な左腕日照り:松永・チェンに小島・土肥・中村稔・永野が加わったが、まだまだ不足気味
・中継ぎ陣の疲弊:内が年間通して不在、大谷・南昌が戦力にならず、松永・チェン・酒居・東條・唐川・田中靖・東妻・中村稔・永野等でやり繰り
・絶対的な抑え不在:益田は頑張ってくれたけどひっくり返された試合も多く、しかも益田がFA権を持つ
・根本的な貧打の解消:レアード・マーティンが外国人であり、中村奨・角中が不調でも使わざるを得ず、さらに鈴木大地・荻野貴がFA権を持つ
・機動力野球が縮小:全体的に減ってしまい残念
・小技が出来ない:野球が雑
・守備の綻び:野球が雑

と、依然として多くの課題が残った。
涌井は18試合で3勝7敗と経年劣化に歯止めがかからず、石川は後半戦に調子を上げたが正直、帳尻合わせ、ボルシンガーは15勝を計算していたが、4勝6敗と大きく期待を裏切り、特に9月20日のオリ戦は1回で降板という大失態。
涌井はもう駄目だし、ボルシンガーも心が折れちゃったのなら、もう使い物にならないから退団か。
左は永野がちょっと投げてみないと分からないので、成田が戦力になって欲しいね。
まあ、そもそも数が足りないわ。
中継ぎ陣の疲弊はどこのチームも逃れられないので、「西武よりマシ」、「吉井コーチがやり繰りしてくれる」と考えるしかない。
抑えの益田が国内FA権を取得。
確かに安定感は無いけど、内は故障で投げられるかどうか分からないし、しかも連投が利かないんだよね…。
やはり益田はいてもらわなきゃならん戦力だわ。
ホームランラグーンが出来た影響もあり、ホームランは倍増。
しかもラグーンじゃなくてスタンドまで届くホームランも多かったので、「無理に振り回さなくても入る」って意識改革が好循環を生んだのか。
でも3安打とか5安打しか打ててない試合も多かったよね?
ノーヒットノーランも食らったし…。
采配の問題も大だけど、レアードの冬眠期間と、中村奨の愛人枠はどうなの?
平沢より藤岡裕を使うのは、平沢のスローイングの不安定さを見れば仕方ないと思えるけど、中村奨は怪我の影響がモロ出ちゃったじゃん。
本当、鈴木大地が不憫だわ。
FAで出て行っちゃったら、間違いなく愛人枠が原因だわ。
そもそもレアード・マーティンが外国人なので、「根本的に打てないチーム」という宿痾からは逃れられないんだよね。
機動力は荻野貴が28盗塁と気を吐いたが、不調の中村奨が大きく数字を落とし、昨年から半減。
脚にスランプは無いのでプレッシャーをかけたいし、長打力が増したんだから、足を絡めれば効果倍増のはずなんだけどね。
井口監督の色として、長打力の有無に関係無く、機動力野球は実践して欲しいわ。
そして「貧打」と並ぶロッテの大問題点はとにかく「野球が雑」。
これに尽きるわ。
西武の打撃陣ぐらい打ってくれるのであれば、そりゃ多少のエラーにも目を瞑れるけど、2割5分とかホームラン10発とか盗塁10ぐらいの選手が、エラーしてバントもミスするんじゃ、そりゃお話になりませんって。
いきなり打てる様にはならんのだから、緻密な野球やりましょうよ。
お願いだから。

一方で種市が石川と並ぶチーム最多の8勝(先発17:QS10)、岩下が故障がありながらも5勝(先発17:QS7)、ルーキー・小島が3勝(先発10:QS5)と、二木・西野とともに涌井・ボルシンガーの穴を埋める働きを見せた。
右で佐々木、左で土肥も控えているので、先発ローテはある程度世代交代が進みそう。
中継ぎも酒居・東條・東妻・中村稔等が加わり、内・大谷・南昌の穴を埋めた。
野手はベテランの荻野貴がついに規定打席に到達。
でも来年35歳で、清田も学年同じで、角中も33歳。
伊志嶺が引退し、岡と加藤はレギュラーは無理っぽいし、藤原と山口はあと2~3年待たないと駄目。

こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(もちろん左が望ましいが、右でも可)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(左右関係無く力のあるピッチャー)
C:次代のクローザー候補(益田がFA移籍する可能性アリ)
D:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(左右関係無く力のあるピッチャー)
E:田村の次世代のキャッチャー(出来れば高校生が望ましいが、大学生も)
F:長距離砲(安田が左打ちなので出来れば右)
G:守れて小技の出来る選手(守備が上手い遊撃手が望ましい)

となるね。
Aは石川・種市・二木・岩下・小島・西野・佐々木・土肥と、涌井・ボルシンガー抜きでも6人以上の先発候補がいるので、最重要課題ではなくなった。
そういう意味では即戦力の明治・森下は狙わなくて良くなったので、安心して佐々木に入札出来るわ。
もし外した場合は河野・立野・宮川・太田辺りにシフトか。
Bはそのまま佐々木でOK。
外した場合は西・宮城で。
Cは佐々木を外してしまった時に、立野や宮川、太田を外れ1位で獲った上で、適性を見て、先発から漏れたローテ投手と比べてみて埋めるしかないか。
習志野・飯塚がプロ志望届出してたら、将来の守護神候補だったけど。
益田が残ってくれると良いんだけど…。
Dは毎年毎年口酸っぱくなるほど言ってるけど、どこのどんな監督であろうとも、「使える投手を使い潰す」という人の持つ業からは逃れられないんだよね。
せめて数を揃えて、1人1人にかかる負担を減らしてあげる事しか出来ないわ。
Eはやはり田村のFA流出が怖いので、大学生の郡司・海野・佐藤、高校生の東妻・山瀬の中から1人は獲得し、将来に備えておきたい。
ただ大学生は2位までじゃないと獲れないらしいので、東妻か山瀬か。
Fはレアード・マーティンが抜けた時の、新外国人が不発の恐れもあるので(むしろ高いので)、日本人の大砲が欲しい。
東邦・石川は中日の入札確定なので、履正社・井上、パナソニック・片山、SUBARU・原澤の中から1人獲りたいわ。
Gは小坂二軍コーチや西武の源田みたいなクラスじゃないと結局1軍半で終わっちゃうから、実は大砲に匹敵するぐらい難しい注文だけどね。
でも実際、中村奨のポカが無くなるか、平沢のスローイングが矯正されるか、チーム全体のバント成功率が9割以上になるかって言うと、それは難しい訳で…。

個人的な願望では

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)
2位:太田(大型本格派右腕)
3位:佐藤直(右の外野手)
4位:東妻(強肩捕手)
5位:井上広(右の長距離砲)
6位:檜村(右の内野手)
7位:林(技巧派左腕)
8位:横山(変則右腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
太田が2位、佐藤が3位、東妻が4位、井上が5位まで残ってないか…。
キャッチャー1人しか獲ってないし。
12球団1を誇る籤運の良さで佐々木をゲットした上で、2位で及川を獲り、3位で東妻、4位で井上を獲れる

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)
2位:及川(本格派左腕)
3位:東妻(強肩捕手)
4位:井上広(右の長距離砲)
5位:紅林(右の内野手)
6位:井上温(技巧派左腕)
7位:林(技巧派左腕)
8位:横山(変則右腕)

これは、外れ1位はともかく、2位のウェーバー6巡目まで及川が残ってないか。
それにちょっとピッチャー多いか。
現実には

1位:佐々木(大型本格派右腕)/⇒抽選×西(本格派右腕)
2位:郡司(強肩捕手)
3位:井上(右の長距離砲)
4位:山瀬(強肩捕手)

こんな感じかも知れないけど、正直、2位で大学生のキャッチャー獲ったら負けドラフトだと思うわ。
2013年の吉田の時なんて、山川とか秋吉が獲れたからね。
ポスト田村を確保しておくのと、捕った大学生捕手が戦力になるかは別問題だから。
絶対の確信があるレベルのキャッチャー以外は、上位で指名しちゃ駄目だわ。

最悪なのは佐々木を競合で外し、外れで入札した西も外し、結局2位で予定していた及川を1位に繰り上げ、その後も狙っていた選手をどんどんさらわれ、どんどん指名順を繰り上げて行く

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒西(本格派右腕)/抽選×⇒及川(本格派左腕)
2位:郡司(強肩捕手)
3位:山瀬(強肩捕手)
4位:玉村(技巧派左腕)
5位:檜村(右の内野手)

これか。
6巡・7巡だと、直前で予定していた選手をさらわれる場面多そうだよね…。
つーか、捕手2人をこういう順位で指名してる時点でアウトか。

質実剛健で確実な戦力を確保する

1位:佐々木(大型本格派右腕)/抽選×⇒宮川(本格派右腕)
2位:森(左打ちの内野手)
3位:野村(右の好投手)
4位:井上広(右の長距離砲)
5位:水上(強肩捕手)
6位:林(技巧派左腕)

これはバランスは獲れてるけど、投手陣に綻びのある西武はともかく、バンクには永久に追い付けないか。
やっぱリスクはあっても、攻めたドラフトをしないと駄目だよね。
まあ、攻めるって言っても極端な指名をすると

山本監督:逆指名で獲りたい選手が獲れない⇒二番手・三番手の選手しか獲れない
ボビー:投手ばっかり獲る⇒チーム構成が歪に
西村監督:俊足巧打タイプばかり獲る⇒ピストル打線に
伊東監督:捕手ばっかり獲る⇒中途半端なキャッチャーが増える

こうなる訳で、やっぱりバランスは重要か(山本監督は本人のせいじゃないけど)。

まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、是非とも「佐々木獲ったどー!!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2018.10.25(ロッテドラフト総評2018)

2018年10月25日 | ドラフト予想、総評
http://www.marines.co.jp/ocms/team/draft/

藤原獲ったどー!

12球団1を誇る籤運で見事藤原の交渉権を獲得。
でかした。
やはり阪神も降りなかったけど、楽天も来たわ。
しかし見事返り討ち。
だから言ったじゃん。
最初から辰巳入札にしときなって。
こうなる事はオレは最初から分かってたよ。
それにしてもめでたいわ。


八戸学院大・高橋は読売の外れ外れ1位の高評価。
全然3位じゃ駄目だった。

花咲徳栄・野村は2位でハムへ。
欲しかったけど、3位は虫が好過ぎたか。
まあ、元々2位は投手だと思ったよ。

智弁和歌山・林は広島が3位で指名。
能力的には確かに3位の選手なんだよ。
それは間違い無いんだよ。
でも育たない気がするんだよね…。
ここで育つ様なら、ロッテも評価を変えるけどね。
いや、広島で育ったからと言って、ロッテで育つとは限らんか。

関東一・石橋は4位で中日へ。
打てるキャッチャーを5位は無理だったか。

横浜・万波はハムの4位。
ハムのスカウトは買ってたかー。
育つのか?
育たないのか?
育たないでくれ。

富山は4位でオリへ。
思ったより評価低かったのね。

そして富士大・鈴木は何と8位の低評価。
やっぱプロのスカウトの視点は違うんだね。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810250000928.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/25/kiji/20181025s00001728374000c.html

一方で、社会人ではナンバーワン・左腕と言われたホンダ鈴鹿・平尾、アマ四番のスラッガー、東京ガス・笹川、日本生命・高橋、JX‐ENEOS・鈴木などが、大学生では法大・向山、国際武道大・伊藤、駒大・白銀などが指名漏れ。
平尾や高橋はオレは買ってたけど、プロのスカウトから見たら何か足りないのか。
それとも順位との兼ね合い?
まあ、来年もあるので、ロッテの石川みたいに評価を上げて指名される様に頑張って欲しい。
大学生も、社会人で野球を続けるなら、2年後に指名される選手を目指そう。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810250000761.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/25/kiji/20181025s00001173337000c.html

1位…藤原恭大/大阪桐蔭高/外野手/左投げ左打ち/181センチ/78キロ
恐るべき籤運の強さでお口の恋人・ロッテが鴎の恋人・藤原を見事に引き当てた。
高校生外野手で3球団が競合って異例だわ。
松井秀喜や福留はプロじゃ外野手だけど、高校時代は内野手だし。
もちろん、それだけの評価に見合う選手である事は間違い無い逸材。
ZOZOマリンが狭くなるので、トリプルスリー以上を目指して欲しいわ。
3年後に一番・藤原、二番・中村奨、三番・平沢、四番・井上、五番・安田…となれば、外国人に頼らなくても戦えそうだね。
背番号は根元の付けていた一桁の2で。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810250000749.html

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/10/25/kiji/20181025s00001173316000c.html

2位…東妻勇輔/日体大/投手/右投げ右打ち/170センチ/80キロ
上背は無いがMAX155キロを誇る快速球右腕。
高速スライダーも唸りを上げる。
右投手で来たか。
ロッテのスカウトとしては、まだ残っていた東洋大・梅津や、左投手よりも、東妻の方が力があるという評価か。
背番号はロッテファンの魂の背番号、54か。
球団は全く思い入れ無いみたいだけど、ファンはこの番号を背負う選手には、活躍を願っているけどね。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810250000916.html

3位…小島和哉/早稲田大/投手/左投げ左打ち/175センチ/76キロ
完成され過ぎてて伸び代という点では疑問符も、すぐに一軍で使えるレベルにあるという意味では、まさに実戦向きのサウスポー。
先発の出来る左腕が土肥とチェンのみなので、1年目からローテに食い込みたい。
背番号はオルモスが退団なら、ランディ・ジョンソンの51か。
早稲田のエースとはいえ、18は流石にドラ3にあげる訳にはいかんしね。


4位…山口航輝/明桜高/外野手/右投げ右打ち/181センチ/85キロ
報道にあった二刀流選手を獲得。
元々は高校2年時にMAX146キロを計測する本格派投手だったが、肩をやってしまったので、野手に専念する事は決定的。
でも弱肩でレフトしか守れないとなるとまずいね。
清水・金本ラインになってしまうから(あれだけ打ってくれるなら目を瞑れるけど、実際はかなり厳しいからね)。
肩を癒しつつ、藤原のいるセンターはともかく、ライトは守れる様にしておきたい。
背番号は金澤の25か。


5位…中村稔弥/亜細亜大/投手/左投げ左打ち/178センチ/84キロ
ロッテにとっては亜細亜大学・サウスポーと言えば負のイメージだけど、ようやくその呪縛から解放される時が来た。
大学生のサウスポーは加藤康介以来、ほとんど戦力になってないけど(藤岡貴も出されたし)、ZOZOマリンで大暴れしてくれ。
背番号は宮崎の付けていた48か。


6位…古谷拓郎/習志野高/投手/右投げ右打ち/182センチ/73キロ
地元・習志野のエースを獲得。
現状では線が細いけど、フォームも綺麗だし、体が出来てくればそのまま勝てる選手になりそうだよね。
どのコーチが指導するにせよ、変にいじらないで良い所を伸ばしてあげて欲しい。
背番号は大嶺弟の50か。
3年後に10勝して、その頃は良い番号が空いてるかも知れないので、良い番号をもらおう。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201810250000927.html

7位…松田進/ホンダ/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/187センチ/91キロ
名前の読みは「しん」。
東京出身だが生まれはアメリカ。
大柄なパワーヒッターでありながら(プロのレベルできわどい球を捌けるかは別として)遊撃を守れる守備力がある希少な選手。
背番号は大隣の付けていた55か。


8位…土居豪人/松山聖陵高/投手/右投げ右打ち/191センチ/83キロ
名前の読みは「ひでと」。
MAX149キロの大型右腕。
この上背とスピードで8位は有り得ないけど、今夏は愛媛大会で初戦敗退。
コントロールが甘く完成度は低いが、大型投手はモノになった時の見返りが半端ない。
コントロールを気にするあまりスピードの落ちるロッテ化を避けつつ、上手く育ってくれ。
君が育つ頃には貧打は解消しているはずだ(多分)。
背番号は肘井の69かな。


育成1位…鎌田光津希/徳島インディゴソックス/投手/右投げ右打ち/180センチ/87キロ
MAX155キロも、まさかの育成1位。
西武3位の伊藤とは評価に大きな開きが…。
快速球とナックルカーブを武器に支配下を勝ち取り、下剋上を目指せ。


総評としては、相変わらず極端な指名するけど、藤原を獲れた時点で80点なので、あとは左腕2人で10点加点し、捕手を獲らなかったので5点引いて85点か。
オレは2位も野手で行って欲しい派だったので、花咲徳栄・野村を獲ってくれれば90点だったんだけど。
ハムが獲ったのが後々の禍根にならん事を祈るわ。

でもまあ、毎年言ってる事だけど、飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木:△/外れ1位で5球団が競合したが2年で4勝止まりと淋しい結果
・酒居:○/ローテスレスレの立ち位置
・島:△/育成中
・土肥:△/貴重なローテ左腕になれるか?
・有吉:◎/1年目リリーフ、2年目ローテ投手とフル回転
・種市:△/1軍の先発を経験したがまだまだ
・宗接:△/顔見世程度に1軍デビュー

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた去年が

・安田:△/将来の主軸候補の片鱗を見せ付けた
・藤岡:◎/打力は課題もショートのレギュラーとして活躍
・山本:△/即戦力の期待を裏切った
・菅野:△/開幕スタメンも息切れ
・渡辺:△/即戦力の期待を裏切った
・永野:△/貴重な左の中継ぎとしてシーズン終盤に1軍を経験

こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、2年連続80敗のロッテに新しい風を吹き込み、光明を差し込んでもらおう。
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マリサポ日記2018.10.24(ロッテドラフト予想2018)

2018年10月24日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。
進学が既定路線だった金足農業・吉田が一転、プロ志望に翻意し、東洋大の三投手が調子を落とした事により、ドラフト戦線が混迷。
また、1位競合のS級選手や単独入札のA級選手が少なく、籤を外すと1段下のB+の選手を指名せざるを得ない状況。
例年以上に籤運とドラフト戦略が重要だわ。

ロッテは8人前後を指名する予定との事だけど

投手:大隣、宮崎、安江
捕手:金澤
内野手:根元、大嶺弟
外野手:岡田、肘井
外国人:ペゲーロ

と引退5人、戦力外3人、外国人の退団1人だから、育成も2名ぐらいの合計10人は獲らないと二軍の試合が出来なくなっちゃうよね。
シェッパーズは残留だと思うけど、ドミンゲスとオルモスも戦力外のはずだから。

今年も希望を含めて予想してみる。


1位…藤原恭大/大阪桐蔭高/外野手/左投げ左打ち/181センチ/78キロ
大阪桐蔭を見事史上初となる2度目の春夏連覇に導いた主軸打者。
高校通算32発(内甲子園5発)も、プロでは中距離ヒッターだろうけど、マリンが狭くなるのは決定事項なので、一発のあるリードオフマンとして3割・30本・40盗塁を目指したい。
永野チーフスカウトが「野球に対する取り組みがいい。大阪桐蔭は現状で6人リストに挙がっていて、藤原は上位候補」、井口監督が「走攻守そろった選手で(トリプル3も)期待してみたいなあと。西武の秋山というタイプになるんじゃないかと思っています」と評価。
荻野貴・清田・角中が同世代のため、どうしても同時期に力が衰えてしまうし、岡田が引退したので、チーム編成の上でも高校生の外野手が必要。
高校生の外野手は優先度が低い事から、一本釣りも可能かと思われたが、ここに来て根尾や小園を回避した阪神や広島、楽天が来るという情報も…。
我がロッテの籤運の良さを知らんのか?
是が非でも獲得したいわ。


1位…根尾昂/大阪桐蔭高/投手・内野手(遊撃手)・外野手/右投げ左打ち/177センチ/78キロ
投手と遊撃手・外野手の二刀流選手。
高校通算32発。
投手として150キロを出す強肩の遊撃守備が魅力で、本人はプロでも二刀流を希望。
永野チーフスカウトが「真っすぐの質がいい。投手としても高校生ではかなり高いレベル。気持ちの面もスペシャル」、夏の甲子園の準々決勝(浦和学院戦)後に「この本塁打でもう(ドラフト)1位は決まりだね」と高評価。
しかしロッテで育てられるかと言うと…。
中日・読売・ヤクルトが入札を明言し、3球団以上の競合は確定。


1位…松本航/日体大/投手/右投げ右打ち/176センチ/83キロ
MAX154キロ。
上背は無いものの、速球派ながらコントロールでも勝負出来るのが最大の魅力。
力でねじ伏せるのではなく、7回3失点で試合を作れるのがこのタイプで、15勝は期待出来ないけど、コンスタントに10勝をマーク出来そう。
ただそれも打線の援護があってこそ。
今のロッテじゃ打線が見殺しで8勝がやっとか…。
西武の入札が噂されるけど、西武に入られたら15勝しちゃうけどね…。
困ったもんだ。


外れ1位…辰巳涼介/立命館大/外野手/右投げ左打ち/180センチ/74キロ
田口壮(現オリックスコーチ)が持つ、関西学生野球リーグ記録にあと1と迫る122安打を記録した大学ナンバーワン外野手。
俊足・強肩の外野守備も魅力。
荻野貴がレギュラーを掴んだものの、故障で途中退場、清田もチャンスを掴めず、岡田が全く打てずに引退、伊志嶺もルーキーイヤーに輝いただけで終わってしまい、岡もハムが放出するだけの事はあり、打撃に難があるため、次世代の外野手は必要。
藤原が大成した時のスケールには及ばないだろうけど、ロッテなら来年の開幕スタメンでもおかしくないわ。
チーム編成上は外野手獲るなら高校生の方が欲しいんだけど、競合を避けた球団が一本釣りを狙わない限りは、入札は無いはずなので、藤原を籤で外した時に外れ1位で狙いたい。


2位…平尾奎太/ホンダ鈴鹿/投手/左投げ左打ち/188センチ/90キロ
高校は大阪桐蔭で、当時大エースとして君臨していたのが現阪神・藤浪。
高校時代はその藤浪の陰に隠れてしまったが、6年の時を経て社会人ナンバーワン左腕として、紛れも無いドラフト上位候補に躍り出た。
スピードやコントロール、変化球はプロに入ってからでもどうにかなるけど、身長や腕の長さはどうにもならんからね。
このスケールの左投手というだけでまず貴重だわ。


2位…高橋拓已/日本生命/投手/左投げ左打ち/176センチ/72キロ
MAX148キロ。
下敷領スカウトは「真っすぐの質がいいし、球威も去年より上がっている」と評価。
左欲しいけど、打力アップが至上命題なので、1位は野手で行き、2位で残っていたら狙いたい。


2位…坂本光士郎/新日鐵住金広畑/投手/左投げ左打ち/180センチ/70キロ
MAX148キロ。
左右の違いはあるものの、薮田と同じ2位でロッテのブルペンを長く支えてもらいたい。


2位…富山凌雅/トヨタ自動車/投手/左投げ左打ち/178センチ/82キロ
MAX147キロ。
高校卒3年目の21歳。
即戦力の平尾・高橋・坂本、将来性の富山という図式は松永と松葉(現オリ)の時と同じか。
慢性的な左腕日照りなので、誰か1人は獲得したい。


2位…近本光司/大阪ガス/外野手/左投げ左打ち/170センチ/70キロ
俊足巧打の外野手。
関西学院大の後輩なので、左の荻野として、幕張の新たなスピードスターに名乗りを上げたい。


3位…野村佑希/花咲徳栄高/投手・内野手(三塁手)/右投げ右打ち/185センチ/90キロ
高校通算58発。
昨夏、埼玉県勢として初優勝を果たした花咲徳栄の、2年時からの主力メンバー。
飛距離は今年の高校生でトップの長距離砲。
平沢・安田が左打ち、ようやく打撃開眼した井上だが来年はもう30歳なので、向こう10年安泰という訳にもいかず、右打ちの若手は補強ポイントに合致。
ただ1位で藤原、もしくは外れ1位で辰巳を獲った場合は、2位で左腕を狙うと思うので、3位じゃ残ってないか。
3位は逆ウェーバーだから指名順遅いし…。


3位…鈴木翔天/富士大/投手/左投げ左打ち/185センチ/82キロ
西武に好選手を供給し続ける謎の大学・富士大学のサウスポー。
山川・外崎・多和田はもちろん、阪神の小野も1軍の戦力になっているので、高校における横浜・大阪桐蔭の様にプロで活躍する秘訣を持っているのかも知れない(実は元ロッテの相原はここの出だけど…)。
西武に入ってポスト菊池雄星になるのなら、ロッテが指名したい。
でもロッテは3位で欲しいけど、それなら先に西武が獲るか…。


3位…高橋優貴/八戸学院大/投手/左投げ左打ち/178センチ/82キロ
MAX152キロを誇る北東北大学野球連盟のドクターK。
3年後には富士大・鈴木の方が活躍してるかも知れないけど、来年すぐ使えそうなのは高橋の方か?
狙って三振奪れるのは才能だからね。


3位…小島和哉/早稲田大/投手/左投げ左打ち/175センチ/76キロ
六大学通算20勝。
ストレートは140キロ前半で、スライダーやチェンジアップで打ち取る成瀬タイプのサウスポー。
浦和学院を選抜優勝に導き、早稲田でも主戦投手として1年時から活躍。
名門校のエースとして、いくたびも修羅場を潜り抜けて来た経験値は魅力だが、プロでエースとして君臨するにはスケール不足な気も…。
かと言ってバンクやハムが獲ったらロッテキラーになりそうな悪い予感もするし…。
間違い無く欲しい投手だけど、ロッテとしては中位で獲れたら嬉しいな、という感じか。


3位…中村稔弥/亜細亜大/投手/左投げ左打ち/178センチ/84キロ
スケールの鈴木、スピードの高橋、トータルバランスの小島に対してテクニックの中村か。
石井一久(現楽天GM)ぐらいの球威がない限りは、ストライクが入らない事には始まらないからね。
せっかく亜大と雪解けしたので、コントロールに破綻の無いサウスポーを確保したい。


3位…川原陸/創成館高/投手/左投げ左打ち/185センチ/84キロ
MAX141キロ。
昨秋の明治神宮大会では大阪桐蔭に土を付ける好リリーフ。
上背もあるし、大成したら毎年二桁だけどね。


3位…田中法彦/菰野高/投手/右投げ右打ち/173センチ/80キロ
上背は無いがMAX152キロの剛速球投手。
IモトAヤコばりの太い眉毛が特徴的で、「田中の付け眉毛」という商品を企画出来そう。
でも右投手は喫緊の課題ではないか。


3位…笹川晃平/東京ガス/外野手/右投げ右打ち/182センチ/86キロ
守備・走塁に特筆すべき点は無いが、打力はアマ四番を張るだけの事はある。
外野陣の若返りという点では学卒・社会人は良くないけど、藤原・辰巳・近本が左打ちなのに対して、右打ちである点がロッテの補強ポイントに合致。
ただ角中にも言える事だけど、外野の守備力も大事なので、守備力のある藤原・辰巳・近本を優先しておきたい。


4位…伊藤将司/国際武道大/投手/左投げ左打ち/177センチ/82キロ
MAX144キロ。
千葉出身・横浜高と言うと涌井・藤平がおり、涌井は西武・ロッテでエースとして活躍、藤平も楽天の次期エース候補。
この流れに乗って行ければ大成の予感が。


4位…野村大樹/早稲田実業高/捕手・内野手(三塁手)/右投げ右打ち/172センチ/81キロ
高校通算68発。
清宮とクリーンアップを組んだスラッガー。
小柄だがその分力任せにボールを飛ばすタイプではなく、テクニックで飛距離を出すタイプ。
マスコミや大観衆のプレッシャーに負けずに結果を出し続けたメンタルも○。


4位…古谷拓郎/習志野高/投手/右投げ右打ち/182センチ/73キロ
MAX146キロ。
榎スカウトは「外角に真っすぐが決まって切れがいい。千葉のスターが出てくれれば」と評価。
まだまだ線は細いけど、体が出来れば清水直・小林宏クラスに育つ素材。
3年後に1軍初登板、4年後にプロ初料理を含む5勝、5年後に初の二桁…と順調にレベルアップして行きそうだよね。
地元出身の未来のエース候補として青田買いしておきたい。


4位…山下航汰/健大高崎高/内野手(一塁手)/右投げ左打ち/174センチ/85キロ
高校通算75発を誇る関東屈指のスラッガー。
ただし健大高崎からは脇本がわずか3年で戦力外。
ロッテに対するイメージが悪いか…。
ポジションが一塁なのも痛い。
健大高崎自体がそもそも新興校だけど(2000年まで女子高)、プロに輩出した選手の絶対数が少なく、プロで大成した選手がまだいない事も不安材料。


4位…横川凱/大阪桐蔭高/投手/左投げ左打ち/190センチ/85キロ
根尾・柿木の陰に隠れてしまったが、秘めたるポテンシャルは計り知れない大型左腕。
ストレートはMAX144キロで、平均球速帯は140キロ前後だけど、この角度は日本球界じゃ外国人しか見当たらないからね。
未完成だけど、大阪桐蔭の選手はプロで伸びるし、未来の左腕エースとして確保しておきたい。


4位…大畑功士郎/筑陽学園高/投手/左投げ左打ち/181センチ/67キロ
MAX145キロ。
1982年ドラフトで大洋(現DeNA)に1位指名された大畑徹を叔父に持つ左腕。
高岡商業・山田、近大付属・大石、樟南・松本がプロ志望届を出さなかっただけに、川原・横川・大畑の中から1人は確保しておきたい。


4位…鈴木健矢/JX‐ENEOS/投手/右投げ左打ち/177センチ/75キロ
高校卒3年目のサイドスロー。
高校が木更津総合。
21歳なら年齢的にまだまだ伸びるからね。
サイドの5キロ増しの格言を引用すれば、ヤクルトで活躍した林昌勇みたいになれるかも。


4位…増田陸/明秀学園日立高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/80キロ
高校通算34発。
ショートは藤岡裕・平沢がいるので、喫緊の課題ではないけど、二人とも左打ちなので、右打ちなのはアピールポイント。


4位…中山翔太/法政大/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/186センチ/90キロ
圧倒的なパワーを誇る六大学のスラッガー。
一塁手なのがネックだが、井上と7歳差なので世代交代が上手く進めばジャストフィットだけどね。


4位…頓宮裕真/亜細亜大/捕手・内野手(一塁手)/右投げ右打ち/182センチ/98キロ
打力だけなら中山の上を行く東都通算10本のスラッガー。
こちらも中山同様、一塁手なのがネック。
一応キャッチャーも出来るが、守備力は田村と比べられないしね…。


5位…中川圭太/東洋大/内野手(二塁手)/右投げ右打ち/180センチ/75キロ
最後のPL学園野球部出身で、PL⇒東洋大という事で今岡2世と呼ばれている。
東都通算8本だけど、中村奨吾が六大学通算11本だから、大学時代のホームラン数とプロに入った後に長打が打てるかどうかは別だけど。
その中村とセカンドで守備位置が被るのも問題。


5位…石橋康太/関東一高/捕手/右投げ右打ち/180センチ/84キロ
高校は関東一高だが、出身は千葉の地元選手。
二塁送球1.8秒、高校通算57発を誇る強肩強打の捕手。
ロッテには田村がホームベースに君臨も、「八番バッターの打撃」で満足してしまっていては、やはりいつまで経っても西武打線には追い付けない。
マリンガン打線の頃なら田村でもOKだけど、今のピストル打線ではキャッチャーにも打ってもらわないと困るので、スラッガータイプのキャッチャーを獲得して、チームとしての打力を底上げしたいところ。
ただ打てる捕手はどこも欲しいので、下位では残ってないか…。
※橋は正確には別の字だが、環境依存文字なので橋で代用。


5位…林晃汰/智弁和歌山高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/181センチ/87キロ
高校生では、パワーだけなら右打ちの花咲徳栄・野村と並ぶ左のパワーヒッターだが、やはりプロで大成した選手がハム・西川しかいない智弁和歌山である事がネック。
左打ちのサードだと安田と被るのもネック。
現時点の能力で言えば3位でも全然良いはずなんだけど、高校生だと伸び代がないと指名する意味無いからね。
ロマン枠で欲しいけど、鵜久森みたいに下位で残っていたら指名…って形かな。


6位…万波中正/横浜高/外野手/右投げ右打ち/190センチ/92キロ
コンゴ人の父親を持つハーフ選手。
下級生時から話題を集めたが、高校3年間は思い通りの上昇曲線を描けず、U‐18にも選出されなかった。
大成した暁には凄まじい選手になるだろうけど、それだけのポテンシャルを持った選手なら、高校3年時にはすでに結果を出している、とも言えるね…。
オリ・宗、楽天・オコエも、現状では日本人離れした天性の身体能力を活かし切っているとは言い難いし。
年齢構成的に高校生の外野手が必要だけど、上位は怖いので、下位で残っていたら狙いたい。
横浜だし右打ちだしね。
でもロッテだとロマン枠だけど、ハムが思ったよりも上の順位で獲るかな?
ハムやバンク、西武の主軸を打って、悔やむ日が来るのか、来ないのか…。
永野チーフスカウトは「フライの内容も良い。一歩間違えたらホームランという当たりだし、可能性は十分に出てきた。あとは甲子園に出てくる投手と対戦してどうか」と評価。


6位…田宮裕涼/成田高/捕手/右投げ左打ち/174センチ/75キロ
名前の読みは「ゆあ」。
コリジョンルールの採用によって、ホームベースをどっしり守る大型捕手の必要性が低下。
小柄である事はマイナス要因ではなくなった。
田村の後継者として6歳差はちょうど良いけど、打力の面で関東一・石橋に一段劣るので、打力で田村から正捕手を奪い取るのは苦しいか…。
八番で2割5分ならキャッチャーとすれば上出来だけど、ロッテは前後が弱いからね…。
キャッチャーにも里崎クラスの打棒が欲しいところ。
ただ石橋を下位で獲ろうとするなら、よほどロッテに運が巡って来ないと残ってないだろうから、石橋が指名されてしまったら、縁があるかも。


6位…松井義弥/折尾愛真高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/191センチ/88キロ
高校通算40発。
とにかく長打力のある選手を集めたい。
もっとも、塀内、青野、富永と、下位で獲った高校生スラッガーが大成した事無いけどね…(汗)。


その他千葉枠…鎌田光津希/徳島インディゴソックス/投手/右投げ右打ち/180センチ/87キロ
MAX155キロを誇り、今年の独立リーグ勢で確実に指名される選手。
西武の伊藤翔は横芝敬愛高の後輩で、徳島では逆に向こうが先輩に当たる。
伊藤同様、指名は間違い無いけど、問題は順位か。
伊藤が思ったより上(西武3位)だったけど、ロッテは、上は左投手のみで良いので、中位で残っていたら狙いたい。


その他千葉枠…白銀滉大/駒澤大/投手/右投げ右打ち/180センチ/76キロ
2014年夏に柏日体(現日体大柏)が4強に進出した時のエースだったので、千葉の高校野球ファンなら覚えている人も多いはず。
サイド気味のスリークォーター右腕だが、技巧派ではなくMAX149キロを出す速球派。
リリーフなら1年目から使える予感。
ヤクルトの秋吉みたくなって欲しいね。


その他千葉枠…清宮虎多朗/八千代松陰高/投手/右投げ左打ち/190センチ/85キロ
読みは「せいみや・こたろう」。
二木がそうだけど、大型ピッチャーは当たった時の見返りがすごい。
下位での指名になるだろうけど、押さえておきたいところ。


その他千葉枠…相川亮太/館山総合高/投手/左投げ左打ち/183センチ/76キロ
ボールに角度のある大型サウスポーだが、最高球速135キロは厳しい。
育成で指名を受けても下手したら1年でクビになる事を思えば、進学か社会人、独立リーグでの実績が欲しいところ。


こんなところか…。
去年も問題が山積みだったけど、今年はボルシンガーが幕張に降臨、有吉の先発転向成功、岩下・種市の成長、中村・井上が打撃開眼、藤岡裕のレギュラー定着、平沢の成長…と光明もアリ。
一方で涌井・西野・大谷・益田の経年劣化、内のスタミナ切れ、酒居・土肥・渡辺等が殻を破り切れない、佐々木は期待を完全に裏切り、南昌・荻野貴の故障…と、暗雲も立ち込めてるね…。
そして最大の懸案事項だった「貧打の解消」はならず。
とにかく打てない。
一に貧打、二に貧打、三、四が投壊、五に貧打。
毎試合の様に3点以下しか取れずに何十試合も投手陣を見殺しにした。
規定打席に6人が到達し、打撃10傑に2人を送り込み、走塁改革も成功したものの、根本的に点が取れないチームである事には変わりなく、たまたま外国人の長距離砲がアジャストしたところでその場しのぎにしかならない事を痛感させられた(今年はドミンゲスが期待を裏切ったので、その場しのぎにもならなかったけど)。
どんだけ盗塁しようが、どんだけバントやエンドランでかき回そうが、どんだけ塁を賑わせようが、ホームベースに還って来てくれないんじゃ意味無いからね。
嫌らしさだけでは限界があるので、相手ピッチャーになめられない様な、とにかく威圧感のある打線にしたいわ。
二木なんて西武打線しょってたら18勝ぐらいしてるんじゃないの?
多○田目じゃないでしょ。
西武にいたらロッテ打線相手に投げられるんだし(爆)。
いや、別に先発が序盤に崩れて5点・6点取られたのを、ひっくり返せとは言わないよ。
そんな強力打線、作ろうとしたら5年かかるし、その間、野手しかドラフトで獲らないってなったら、結局今度は投手力が弱まる訳だから…。
バランスは大事。
けど実際問題、毎試合毎試合1点・2点・0点・3点・1点・2点・0点…みたいな援護点でどうしろって話だよね(0点はそもそも援護とは言わんね)。
とにかく貧打をどうにかしてくれ。
でもまあ、実際の話、規定打席に6人が到達してるのにも関わらず貧打って事は、打てないメンバーがレギュラーを張ってるって事だよね。
本当にどうにかしなくちゃ駄目だわ。
そんな中でも

・右投手:有吉がローテに定着し、岩下・種市に開花の予感
・外国人投手:ボルシンガーが神ピッチングで通年なら15勝は確実
・中継ぎ:唐川・東條がフィット出来そうな予感
・内野手:井上の打撃開眼+中村の打撃開眼+藤岡裕のアジャスト+安田育成中
・俊足巧打:井口野球浸透
・大砲候補:井上の打撃開眼+安田育成中

により、東洋大の三人や松本などの即戦力の右投手、根尾・小園の超高校級内野手を獲りに行かなくても良くなった。
ただし

・先発投手陣:涌井が衰え、石川が後半不調、佐々木が期待を裏切り、酒居・土肥・渡辺が定着出来ず
・左ピッチャー:先発、中継ぎともに枯渇状態。成田や永野が一本立ちしない限り松永に負担がかかる
・セットアッパー:大谷が経年劣化。南昌が故障。益田に負担がかかる
・クローザー:内が不安定
・外野陣:高齢化が顕著

と依然課題は山積み。
こうなると補強ポイントは

A:ローテに入れる即戦力のピッチャー(依然左の先発が枯渇状態なので左が望ましい)
B:次世代を担う高校生ピッチャー(二木・種市が右なので左が望ましい)
C:次代のクローザー候補
D:勝ちゲームを任せられるセットアッパー(出来れば左が望ましいが右も)
E:高校生の外野手(走守よりもまず長打が打てる事が第一)
F:田村の次世代のキャッチャー

となるね。

Aは涌井のパフォーマンス低下が顕著、石川が9勝で復調のはずが、オールスター明けから絶不調に陥り、唐川は炎上続きで中継ぎに配置換え、佐々木が2年間で結果を出せず、酒居も思う様に白星を稼げず、二木は好投しても白星が付かず。
毎試合完封しろと言うのも無理な話で、慢性的な援護不足で我慢し切れなかったのは仕方無いけど、岩下や種市が開花するかどうかが未知数なのと、ボルシンガーは結局他球団の引き抜きか、メジャー復帰の恐れがあるので、再来年以降の計算が出来ないんだよね。
有吉のローテ定着は大きいけど、全員右ピッチャーなので左が欲しいわ。
左獲ったからと言って全員戦力にならない事は、2011年の藤岡貴・中後、2012年の松永・川満と、2年連続で即戦力のサウスポーを上位で獲ったものの、残っているのは中継ぎの松永のみで、高校生でも浅間や木興、植松は大成せず、2003年の成瀬以来、高校卒左腕も育ってない事ではっきりしてるけど…。
でも育たない理由の一つに、そもそも数を獲ってないってのがあるよね。
力の落ちる左なら力のある右って理屈は同意だけど、獲らない事には育つ・育たない以前の問題だからね。
左腕王国建設など夢のまた夢の状況だけど、そもそも左が少な過ぎるわ。
何とか1軍の戦力になる左を確保したい。
Bは二木が二桁勝利で次世代エースに…と思っていたところで去年よもやの急ブレーキ。
今年は復調したものの、打線の援護に恵まれず。
4点取ってあげれば二桁は確実なのに…。
種市が先発で試されたが勝利ならず、岩下が先発で1勝を上げたのみだったので、再度大物の獲得を余儀なくされた。
右ならもちろん金足農業・吉田、倉敷商業・引地、浦和学院・渡邉辺りが候補だけど、高校生のピッチャーを上位で獲ってる余裕、今年は無いよね。
2年後・3年後に戦力になってくれても、その頃もまだ貧打のままだったら、結局見殺しにするだけだし…。
今年は野手優先で、左なら来年の及川(横浜高)待ちか。
千葉だし、横浜高校のサウスポーと言えば愛甲・成瀬が戦力になったし(愛甲は打者転向)。
そもそもプロ志望届出すか分からんし、来年に打力が上がってるかどうかも現時点じゃ分からんけど。
Cは内が幕張劇場をたびたび開演。
西武なら山川、バンクなら柳田みたいに、絶対に打たれちゃいかん選手に打たれてるから、田村のリードにも問題無いとは言わんけど、結局逆転ツーラン、スリーランを浴びるって事は、内がランナーを出してピンチを招いているって事だからね。
要はスピードやスライダーの切れが落ちてるって事だよね。
種市や原、島がハマってくれれば良いけど、一足飛びにクローザーになって、30セーブって都合良くは行かないからね。
やはりドラフトで力のある投手を獲るのが近道か。
今年で言えば甲斐野だけど、1位じゃなきゃ獲れないから縁無いか…。
Dは指揮官がボビーであろうが西村元監督であろうが伊東前監督であろうが、そして井口現監督であろうが、とにかく「使い勝手の良いピッチャーを使い倒す」という呪縛からは何人たりとも逃れられない宿命にあるので、結局登板過多で疲弊しちゃうんだよね。
西野が完全に球威も切れも勝ちゲームで投げられるレベルに戻らないし、大谷は完全に経年劣化。
南昌が復帰しても球威が戻るかは未知数だし、益田も良く打たれるし、有吉も中継ぎのままなら今年で潰れてただろうし…。
唐川が中継ぎ転向に成功し、東條が11試合で防御率1.54、永野が4試合無失点、阿部が5試合で防御率2.25、高野が17試合で防御率4.15とまずまずの結果を出してくれてるけど、1年のスパンで考えるとまだ全幅の信頼は寄せられないからね。
とにかくここは数を揃えて、一人に負担がかからない様にするしかないわ。
スカウト陣は「毎年毎年死ぬ気で良いピッチャー見付けて来るのに、1年で潰すなよ」って怒ってるだろうけど、本当に眼力に頼るしかないわ。
Eは平沢がライトを守ってるけど、岡田が引退し、来年荻野貴・清田が34歳、角中32歳、伊志嶺31歳となれば、角中が残ってくれたとしても年齢構成的に若手が必要。
加藤・岡は28、ルーキー・菅野は学卒・社会人だからもう26だし。
去年脇本、今年肘井と、若い選手を戦力外にした事も首を絞める事になったけど、そもそも絶対数が足りない上に、同世代を集めた編成のミスのツケはこの辺で尻拭いしとかんとね。
Fは田村が早くから1軍に上がったためにFAも早いので、仮にいなくなった時にヤバいよね。
打率2割5分、盗塁阻止率3割で20代後半のキャッチャーなんてどこも欲しいだろうし…。
打力の面で物足りない事は確かだけど、いなくなった時に困る事も確実なので、手当てをしておきたい。
もちろん、出来れば打力のある選手が欲しい。

2年連続となる悲惨なチーム状況を踏まえた上で、個人的な願望では

1位:藤原(俊足巧打の左打ち外野手)
2位:平尾(大型左腕)
3位:野村(右の長距離砲)
4位:小島(技巧派左腕)
5位:石橋(強肩捕手/右の長距離砲)
6位:鎌田(速球派右腕)
7位:古谷(右の好投手)
8位:松井(左の長距離砲)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
2位・平尾はともかく、3位・野村、5位・石橋、6位・鎌田、7位・古谷は虫が好過ぎるか…。
4位は指名順が早いから、小島は意外と4位でも残ってそうだけど。

オレは2位も野手で良いと思っている派なので

1位:藤原(俊足巧打の左打ち外野手)
2位:笹川(右の長距離砲)
3位:鈴木翔(大型速球派左腕)
4位:鎌田(速球派右腕)
5位:古谷(右の好投手)
6位:田宮(強肩捕手)

という指名も良いと思うけどね。
3位で鈴木翔天は無理か。
西武が先に獲るよな。
平尾・高橋・坂本・富山の誰かが3位で残っていてくれるとありがたいけど。

単独指名か、あるいは12球団1を誇る籤運の良さを発揮して藤原をゲットした上で、2位で平尾・高橋・坂本・富山の内の誰かを獲り、3位で長距離砲、4位で左腕を獲る打者・サウスポーを交互指名する

1位:藤原(俊足巧打の左打ち外野手)
2位:平尾(大型左腕)/高橋(速球派左腕)/坂本(速球派左腕)/富山(速球派左腕)
3位:即戦力野手
4位:即戦力左腕
5位:高校生野手
6位:高校生左腕

こういうのも良いか?
でも実際には1位・野手、2位・左腕で行き、そこからバランス良く獲る

1位:藤原(俊足巧打の左打ち外野手)/抽選×⇒辰巳(俊足巧打の左打ち外野手)
2位:平尾(大型左腕)/高橋(速球派左腕)/坂本(速球派左腕)/富山(速球派左腕)
3位:即戦力投手
4位:即戦力野手
5位:高校生投手
6位:高校生捕手

とかが現実的なラインか。
しかし、ウチの編成はバランス悪い指名するからね…。
1位で外野手は既定路線として、そこから即戦力だけで固める恐れもあるね。
22歳・24歳で年齢層が固まっちゃうと、一緒に年取って行くからね。
8人なら高校生4人、大学生2人、学卒社会人2人か、高校生3人、高校卒社会人1人、大学生2人、学卒社会人2人とかにして欲しい。

まずいのは藤原を籤で外し、辰巳にシフトしようとしたら、高校生野手を回避した所が辰巳を一本釣りしちゃっているか、あるいは残っていても、そこでも競合しちゃって、外して2位で予定していた選手を繰り上げる形だよね。
まあ、籤運は12球団1なので、2度負ける事は無いだろうけど、辰巳が残ってなかったらまずいわ。
でも現場がぶれちゃうのが一番まずいので、「良い野手獲れなかったから投手を補強しよう」ってなっちゃうと、結局好投手を打線が見殺しにするという、去年・今年で150試合以上見せられた悲劇をまた繰り返す事になっちゃうからね。
優先順位を1:打力のある野手、2:それが外野手であればなおの事良し、3:左投手、4:中継ぎ投手という風に決めて、そこは動かさない様にしよう。


まあ、明日の今頃には泣いても笑っても結果は出ているので、果報は寝て待とう。
「投手陣を見殺しにはしないぞ」という野手の指名と、「左腕日照りをどうにかしたい」というサウスポーの指名だけは忘れずにね。
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マリサポ日記2017.10.26(ロッテドラフト総評2017)

2017年10月26日 | ドラフト予想、総評
安田獲ったどー!!

やはり清宮に突撃したが7球団が競合してあえなく撃沈。
外れ1位で安田に入札し、ここも3球団競合となったが、無事に当たり籤をゲット。
でかした。
いやー、外した時は最初から安田に行けば良かったのに…と思ったけど、流石に籤運は良いわ。

その清宮は日ハムへ。
ポスティングにも理解を示しているし、野手は育つし、お互いに良い球団か。
ロッテとしては育たないで欲しいけど。

田嶋はオリへ。
西武の強力打線にこの即戦力左腕が加わったら鬼に金棒だったので、パリーグには来てしまったけど、オリで良かったわ。

鈴木康平もオリへ。
事前の記事によると藤岡を狙っていたはずだから、ロッテが鈴木を指名してたらオリが獲ってた訳か。
これは等価交換だから仕方無いわ。

専修大の高橋は2位でバンクへ。
そんなに評価高かったの?
4位じゃ全然駄目だった。

伊藤は3位で西武へ。
これまたオレの想像以上に評価高かったわ。

増田は3位でバンクへ。
ロッテファンという事だったけど残念ながら縁が無かったわ。

平良は4位で西武へ。
野手育てるの上手いんだよねー。
まず投手で育ててみてくれ。

金久保は5位でヤクルトへ。
ピッチャーの墓場なので野手に転向した方が本人のためだろうね。
神宮であの打撃センスが花開いたら30発打てるわ。

話題の赤門サウスポー・宮台は7位で日ハムへ。
能力はあるけど、やはりプロで伸びないと思われたか。
でもハムは指名すると思ったよ。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000758.html

花咲徳栄・綱脇は指名漏れ。
あのコントロールは使えると思ったけど、プロのスカウトの目は違うんだね。

2年間雌伏の時を過ごした谷田も指名漏れ。
ちょっとやそっと打っても駄目か。
社会人の一線級を木っ端微塵にするぐらいの爆発的な打棒を見せない限り、指名は無いか。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000608.html

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201710260000618.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000642.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171026s00001728285000c.html

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171026s00001173350000c.html

1位…安田尚憲/履正社高/内野手(三塁手)/右投げ左打ち/188センチ/92キロ
外れ1位で安田の交渉権を獲得。
木製バットでの対応で清宮を上回ったので、清宮は外したけど、オレは安田が獲れて良かったと思ってるわ。
本当に打てないチームなので、ZOZOマリンで30本打てるスラッガーを一日千秋の思いで待っていたわ。
必ずやそういうバッター、いやスラッガーに育ってくれ。
背番号はダフィーにあげて良い番号じゃなかったので、堀の5番か、オリのT‐岡田も着けてる55をスタンリッジから譲ってもらおう。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000726.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710250000051.html

2位…藤岡裕大/トヨタ自動車/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/178センチ/77キロ
2位で藤岡をゲット。
オリが上位で狙っているとの情報があり、やはり3位じゃ残ってなかったから獲るなら2位だよね。
去年西武に源田をさらわれてるからウチのフロントも学習したわ。
脚では流石にその源田に劣るけど、それ以外は全体的に上だね。
特に強肩の守備が素晴らしい。
ナイスな指名だったわ。


https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000825.html

3位…山本大貴/三菱自動車岡崎/投手/左投げ左打ち/182センチ/83キロ
高校卒入社4年目。
オレは5位ぐらいの指名かと思ったけど、3位で指名とロッテスカウト陣は高評価。
スピードは140キロ前後だが、打者から見辛いピッチングフォームは成瀬2世か。
被弾王にならない様に、1年目からチームに貢献してくれ。


4位…菅野剛士/日立製作所/外野手/右投げ左打ち/171センチ/75キロ
栄光の4位で日立製作所の諸積2世を獲得。
東京六大学の二塁打記録を持つ中距離ヒッターだが明治大時代は無念の指名漏れ。
悔しさをバネに指名に漕ぎ着けた。
プロの世界でクリンナップを打つ選手ではないと思うけど、我がロッテは鈴木大地に四番を打たせる様な貧打にあえぐチームなのだ。
諸積2世ではなく福浦2世となって、右中間真っ二つの二塁打を量産してくれ。


5位…渡辺啓太/NTT東日本/投手/右投げ右打ち/176センチ/71キロ
上背は無くスピードも140キロ台だが、コントロールと多彩な変化球を組み合わせた安定感が光る社会人を代表するリリーバー。
リリーフなら即戦力で使えるね。
有吉級の活躍を期待。


6位…永野将司/ホンダ/投手/左投げ左打ち/181センチ/82キロ
スピードは150キロを超えるが、6位評価と田嶋・東・高橋らに大きく水を空けられたのはコントロールの悪さゆえ。
荒れ球を持ち味に出来れば河本・藤田・川崎・松永と続く左腕セットアッパーの流れに入って行けるが、制球難を克服出来ないと木村・中後・川満のラインに乗ってしまうか…。
プロの世界に入ってしまえばスタートラインは同じなので、とりあえずチーム内の競争に生き残り、1軍の戦力になって欲しい。


http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171026s00001728267000c.html

育成1位…和田康士朗/富山GRNサンダーバーズ/外野手/左投げ左打ち/184センチ/68キロ
昨日報道ステーションで見たけど、バンク・柳田を彷彿とさせるバッティングフォームは楽しみだね。
線が細いので、まずは体力をアップさせ、支配下登録を勝ち取ろう。


育成2位…森遼太郎/都城商業高/投手/右投げ右打ち/184センチ/85キロ
綺麗なフォームのピッチャー。
上背があるにも関わらず、特徴(突き抜けた売り)が無いのが育成指名に甘んじた理由か。
大型投手はモノになればでかいので、3年は必ず様子を見て、じっくり育てたい。


総括としては、安田を獲れた時点で70点、2位で藤岡を獲って80点。
3位の山本以外は学卒社会人というロッテスカウト陣の大好物を並べた。
野手3人、左投手2人、右投手1人の指名自体はバランス良いけど、支配下では安田以外は社会人と若さに欠けるので、得点を付けるとしたら85点か。
捕手と高校生の外野手も獲らなかったし…(捕手はトライアウトで補充か)。
ファンは3年Bクラスでも良いから4年後・5年後に花を咲かせてもらいたいけど、井口新監督はもう来年から勝つ気満々らしいね。
即戦力で固めて来たわ。
チーム構成的には、将来に不安は残すけど、来年も最下位にはさせないぞ…という意気込みは伝わって来たわ。

まあ、何にせよ、願わくば全員に入団してもらって、1日も早くマリンで活躍する事を期待しよう。
とりあえずスカウトの皆さんは1年間お疲れ様でした。
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