上海マスターのマリサポ日記

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マリサポ日記2022.10.20(ロッテドラフト総評2022)

2022年10月20日 | ドラフト予想、総評
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001011.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200000829.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001022.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210200001396.html

https://www.nikkansports.com/baseball/news/202210180000634.html

そう来たか…。
なるほど。
これは楽しみだね。

入札は楽天が既に1位を公表していた立教大・荘司に特攻も、抽選であえなく撃沈。
荘司で来たか…。
各媒体、スポーツライター諸氏の予想はこんな感じだった。

日刊:吉村(東芝)/外れ1位:益田武(東京ガス)
スポニチ:曽谷(白鴎大)、斎藤(苫小牧中央高)
サンスポ:益田武(東京ガス)
デイリー:荘司(立教大)
報知:森下(中央大)など長距離砲
雑誌『週刊ベースボール』:田中(亜細亜大)
雑誌『野球太郎』:田中(亜細亜大)
スポーツライター・西尾典文氏:友杉(天理大)
スポーツライター・菊池高弘氏:田中(亜細亜大)
スポーツライター・安倍昌彦氏:曽谷(白鴎大)/外れ1位:菊池(専修大)

主要スポーツ紙ではデイリーが荘司の指名を的中させ、安倍氏が外れ1位の菊池を的中させた。
デイリーのロッテ番記者、よく当てたね。
安倍氏も別にロッテファンじゃないだろうけど、よく当てたね。
いや、補強ポイントは野手なんだけどね。
やはりファンの期待通りには行かない球団だわ。

松尾は横浜DeNAの1位。
根尾の投手転向、藤原の足踏みで大阪桐蔭ブランドに翳りが見えてるからね。
ちょっとどうにかして欲しい。

萩尾は読売の2位。
思ったより評価高かったね。
箱庭東京ドームじゃ嵩上げの数字になっちゃうけど、バンクの正木や萩尾が打つ様なら、慶應の風向きも変わるか。
いや、正木はバンクの選手だから打たなくて良いけど。

内藤はオリの2位。
連覇したチームだから指名にも余裕あるし、育っちゃうと戦力の充実期に入っちゃうね。

斎藤はオリの3位。
やばい。
羨ましい指名だわ。

益田は広島の3位。
外れ1位との声もあったけど、意外と低評価だった。

1位も噂された近江・山田は何と西武の5位。
上背は無いけど良いピッチャーだと思ったけどね。
プロの評価は違うんだね。

田中は中日の6位。
雑誌『週刊ベースボール』のロッテ番記者、雑誌『野球太郎』のライター(?)の方、そしてスポーツライターの菊池高弘氏よ。
6位の評価の選手をロッテに獲らせようとしたのかね、君たちは?
打撃を評価してなかったオレでさえ3位だぞ。
その選手を1位で獲ったら物笑いの種だったわ。
いや、彼自体はすごい俊足と堅守を備えたスピードスターだよ。
でも彼が今後源田クラスの活躍をしても、ドラフト時点での評価は6位だった訳だからね。
それを1位評価じゃ節穴ですわ。
逆に入札を外したものの外れ1位の菊地を当てた安倍氏、結果は2位だったけど友杉を1位で押してた西尾氏はまずまず。
まあ、荘司の入札を当てたデイリーの記者の方が一番だけど。

林は楽天の6位。
オレは買ってたけど、そんなにプロの評価は低かったのか。
じゃあ、3年前に指名漏れするのは分からんでもないわ。
これで林に抑えられたら怒るけどね。
オレの目が節穴で良いからどうか活躍しないでくれ。

市立船橋の森本は読売の育成9位という低評価。
支度金100万円で目が出なければ2~3年でクビだからね…。
3~4年後、プロに支配下で指名される自信が無いのであれば、入った方が良いと思うけどね。
ただモノにならなかった時は厳しい事になるよね。

一方、市立和歌山・米田、大阪桐蔭・海老根、市立船橋・片野、立教大・山田、明星大・谷井などが指名漏れ。
谷井は下位じゃ拒否だったのかね?
ロマン枠として6位で獲って欲しかったけど。
まあ、大学・社会人で力を付ければチャンスはあると思うので、今日の悔しさをバネに2年後・3年後・4年後に向けて力を蓄えてもらおう。


いやー、毎年の事だけど、予想と言うか希望と言うかは全然当たらんね。
蓋を開けてみたらビックリ。
あの選手がこの順位? みたいな指名のオンパレードじゃん。

それではそれぞれの選手に対してコメントを。


1位…菊地吏玖/立教大/投手/右投げ左打ち/183センチ/93キロ
MAX152キロの速球に多彩な変化球を操る本格派ピッチャー。
一昔前のロッテスカウトが好きそうなピッチャーだわ。
背番号は21を吉井監督が付けちゃったので、レアードが退団なら54か。
ジョニーが付けたロッテファンの魂の背番号だけど、ドライチなら納得だわ。


2位…友杉篤輝/天理大/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/171センチ/68キロ
俊足堅守のショートストップ。
リーグのレベルの割には圧倒的な打撃成績を残せてないのが気掛かりだけど、入った以上は頑張ってもらおう。
茶谷を追い落とすには2割5分打たなくちゃ駄目だぞ。
背番号はちょうど良い番号が…あ、6が空いている…。


3位…田中晴也/日本文理高/投手/右投げ左打ち/186センチ/92キロ
MAX150キロ。
高校通算20発の野手としても高い能力を持ち、野球センスは今年の高校生ピッチャーでもナンバーワンと言われる。
野手としての指名って事は無いだろうけど、楽しみな大型右腕だね。
背番号は吉田の39か。


4位…高野脩汰/日本通運/投手/左投げ左打ち/183センチ/75キロ
MAX146キロ。
中継ぎなら1年目から投げられるか。
背番号は、左腕エースの28は流石に4位にはあげられないけど、同じく左腕が似合う47は田中靖の引退で空くのであげられるか。


5位…金田優太/浦和学院高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/181センチ/79キロ
強肩と堅守が光る遊撃手。
まずはファームで打力を付けて茶谷・友杉に挑戦状を叩き付けたい。
背番号はエチェバリアが抜けるなら55か。


育成1位…吉川悠斗/浦和麗明高/投手/左投げ左打ち/185センチ/82キロ
MAX142キロの大型左腕。
よく育成で獲れたね。
本前・佐藤奨と同じ軟投派サウスポーだけど、上背があるのが魅力。
育成から這い上がれ。


育成2位…白濱快起/飯塚高/投手/右投げ右打ち/192センチ/87キロ
MAX146キロの大型右腕。
打撃センス○。


育成3位…勝又琉偉/富士宮東高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/188センチ/78キロ
大型ながら強肩堅守の遊撃手。
打撃が課題か。


育成4位…黒川凱星/学法石川高/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/75キロ
申し訳無いが存じ上げない。
柳沼スカウトの寸評だと走攻守揃ったユーティリティープレーヤーとの事。


総評としては、吉井新監督がディフェンス面を強化したチームを作りたいって事は分かったけど、1位でピッチャー、2位で俊足巧打タイプのショートはチームがこじんまりとしないか?
目指してるのは1999年の中日みたいなチームなの?
あの頃の中日はアマ球界から人気で、逆指名も取り易かったから、有力な選手獲れたけど、今は逆指名無いから獲りたい選手獲れないからね。
来シーズンも貧打でピッチャーを見殺しにする試合を何試合見せられるのか…。
143試合の内、完封負けが20試合ってプロとして相当恥ずかしい事だけどね。
吉井新監督はメジャー時代の伝手で、余程良い助っ人野手を獲れる自信があるのかね?
新外国人コケたら一巻の終わりだけど。
ピッチャー3人以外は育成の2人を入れて4人の遊撃手、しかも全員右バッターという徹底ぶり。
茶谷を含めて意地でもショートのレギュラーを確立しようという意志は見えたけど、流石に指名のバランスとしてはどうなのかね?
ショートからあぶれた選手がセカンドに回り、ポスト・中村奨を池田と争うのか?
やっぱ極端だね。
点数を付けるとしたら、今日時点の点数だと70点か…。
ウェーバーが遅かったのにも関わらず、オリックスの指名がオレの中では100点だわ。
チームに不可欠な大砲が獲れなかったのがとにかく痛いわ。
蛭間・浅野・野手としての矢澤が全員外野だから、荻野貴・高部・山口・藤原で埋まってるロッテでは、補強ポイントと合わなかったし、二遊間で長打力がある選手は不在のドラフトだから仕方ない部分はあるけど。

でもまあ、毎年言ってる事だけど、今日付けた点数は飽く迄もドラフト当日時点での評価だからね。
大豊作ドラフトと言われた2016年が

・佐々木千:●/じゃない方の佐々木という扱いだったが、2021年にセットアッパーとして大ブレイク、外れ1位で5球団が競合した潜在能力の高さを見せ付けた。ところが2022年は一転して不振に陥った。セットアッパーに返り咲きたい
・酒居:○/2019年オフに人的補償で楽天移籍。楽天でもリリーフとして活躍
・島:×/わずか3年で引退
・土肥:△/戦力になった時期もあったが長続きせず、戦力外もよぎる
・有吉:△/国吉とのトレードでDeNAに移籍。今季戦力外に
・種市:○/今年復帰したが故障前の投球に比べるとまだまだ。完全復活でエース級の活躍を
・宗接:×/1軍の戦力になれないまま退団

こうで、不作か、あるいは凶作とさえ言われた2017年が

・安田:○/打率.263、9本塁打、47打点をマークしサードのレギュラーを確保。更なる上積みを
・藤岡裕:●/守備では水準以上の貢献も相変わらず打撃がネック。井口監督の寵愛を受け、打撃不振でも優先的にスタメンなど贔屓采配も非難の的に
・山本:△/一瞬輝いたが一軍定着はならず。坂本とのトレードでヤクルトに移籍
・菅野:△/2021年シーズンは荻野貴・福田秀の故障で準レギュラーになったが2022年シーズンはパッとしない成績に終始。来期は正念場
・渡辺:×/1軍の戦力になれないまま退団
・永野:△/払底状態のリリーフ左腕として1軍の戦力になったが、2021年オフに戦力外

こうで、全体的に小粒ながら高校生野手は豊作と言われた2018年が

・藤原:●/走攻守でアピールしレギュラー奪取かと思われたが、バッティングを崩し降格。2022年シーズン終盤に才能の片鱗を見せたので来季の飛躍に繋げたい
・東妻:△/ルーキーイヤーに輝いたがその後は信頼感が無く、ビハインド時などの登板が主に
・小島:◎/2021年に二桁10勝をマークし飛躍も、2022年はローテを守ったがシーズン通して乗り切れず3勝11敗と大きく負け越し。援護の少なさもあるが、突如崩れる悪癖を改善したい
・山口:○/貴重な右の大砲候補が覚醒し16本塁打、57打点をマークした。打率.237は確実性が乏しいので更なる上積みを期待したい
・中村稔:△/ビハインドの展開での登板がメイン。点差をステイ出来ない場面も多く、戦力外もちらつく苦しい状況に
・古谷:▲/150キロを超える速球で才能の一端を見せたが、故障で1軍登板はならず
・松田:×/1軍の戦力になれないまま退団
・土居:△/1軍デビューを果たしたが1軍の壁に弾き返された

こうなって、佐々木朗・奥川・石川の高校生投手と野手に沸いた2019年が

・佐々木朗:◎/3年目にして完全試合を達成。秘めた能力はメジャーのエース級だが、貧打線に足を引っ張られ白星を伸ばせず申し訳無い。来年は1年通してローテを守りたい
・佐藤:○/正捕手としては松川とのマッチレースを制し切れなかったが、長打力を秘めた高い打撃センスを証明。盗塁阻止率リーグトップをマークし、守備面もレベルアップした
・高部:◎/センターのレギュラーを獲得し、44盗塁で盗塁王も獲得。安打数もリーグ2位となる148安打の大活躍。俊足の外野守備も◎
・横山:△/サイドハンドから150キロをマークしたが、1軍定着ならず
・福田光:△/2軍では通じるが1軍では通じず。高部が1軍の壁を突き破ったので続きたい

こうなって、佐藤・早川という目玉がいたものの、全体的には小粒と言われた2020年が

・鈴木:●/ルーキーイヤーは貴重な左腕として先発・中継ぎでフル回転したが、2年目は不振に陥り、中継ぎでは失点を重ね、先発としては佐藤奨・本前の後塵を拝した。スピードは150キロ出るだけに速球を活かしたい
・中森:▲/2軍で育成中
・小川:△/藤岡裕の故障、エチェバリアの打撃不振もあって1軍に定着したが、守備固めと代走のバックアップ要員に甘んじる。非力な打撃をアップさせたい
・河村:●/昨シーズン後半ローテに定着し4勝をマークしたが、今年は故障で1軍の戦力になれず。完治させて来年は輝きを取り戻したい
・西川:▲/2軍で育成中

こうなって、即戦力左腕と高校ビッグ3がいたものの、全体的には小粒と言われた2021年が

・松川:○/佐々木朗の完全試合をサポートし、オールスターにも選ばれた。高校卒1年目で打率は.173とまだまだだが、守備・リードでキラリと光るセンスを見せレギュラー級の活躍。3月まで高校生だったのに、本当によくプロの球捕れると思うわ
・池田:▲/地元出身のホープも、中村奨からセカンドのポジションを奪うにはまだまだ経験不足
・廣畑:△/即戦力の評価も防御率は30試合で4.91と苦戦。ドラフト時点では「3位で獲れたのはラッキー」と言われたが、1年経った今「上位で獲らなくて良かった」という評価に。巻き返したい
・秋山:▲/2軍で育成中
・八木:△/22試合と廣畑よりも登板数は少ないが、防御率は3.63とまずまずのピッチング。ビハインドの登板で信頼を高め、セットアッパーに昇格したい


こうなので、今日の時点で成功と言えるかどうかは誰にも分からんけど、願わくは、全員入団してもらって、1人でも多く1軍の戦力になってもらおう。
ロッテは君たちの力を欲しているぞ。

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