文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

060504GW二泊三日の旅 <その2>

2006-05-06 | ツーリング
GW二泊三日の旅 <その2>

今日はどんな出会いがあるのでしょうか。

野沢温泉→菅平→白樺湖→諏訪湖→高ボッチ高原

2006年5月4日(木)晴れ

04:32
起床。
文吉はいつも早起きです。と言っても昨日あれだけ寝たらそりゃあ早く起きますよ。
おかげで頭痛はスッキリ治ってくれました。少し、肩が凝っている程度です。

お腹が空いたので、まずは朝食。
インスタント味噌汁、干し葡萄入りロールパン2個、柿の種少々。これで一息つきました。
外も明るくなってきたので、ブログの下書きをしてすごす。
下書きが終わったら、湖の周りを散策。にわかカメラマンたちが旭日が桜の木に差し込むところを狙って三脚を立てていた。文吉も数枚パチリ、パチリ。

テントの片づけをしていると昨日の青年がやって来ました。良く見るとプロゴルファーの宮里聖志に似ています。えっ、知らないですか?
女子ゴルフの宮里藍のお兄様ですよ。

今日の予定を聞くと、信州の南の方へ行くとのこと。具体的に言うと、どこかであと一泊して、諏訪湖から南下して帰るとのこと。彼は八王子から来ていたのです。
ということは甲州街道ですね。

それではお互いの無事を祈ってサヨウナラ。

08:00(12180)
北竜湖を出発。

08:10-09:40(12185)
野沢温泉着。
温泉街入口に近いところに「ビッグマウス」というディリーヤマザキ系列のコンビニがある。
そこの駐車場にバイクを停めると「駐車は有料」とある。しかし、集金人がいないのでとりあえずバイクを置いて無料のお風呂を歩いて探す。

ほんの目の先にありました。「中尾の湯」。作りが立派です。ちょっとした銭湯なんか目じゃないです。
中に入ると湯船も広々。温泉は最高。ちょっと肌に粘りつくような感じが良いですね。気に入りました。

客が5,6人いたのでお風呂の写真は取れませんでした。
湯船に浸かっていると、ボランティアの掃除のおじさんが二人やって来てゴム長にたわしモップでゴシゴシ床を磨き始めました。ご苦労様です。

15分くらい入っていると体がポカポカ汗ばんでくるほどです。外にでるとお日様ギンギン今日は暑くなりそうだ。

コンビニに戻ってアイス158円と乾電池4本入り546円。アイスはその場で食べました。
近くの土産屋に行くと全品試食あり。これはすごい。野沢菜からお菓子から特産の胡麻味噌まで手当たり次第に試食してみる。これだけでお腹が膨れる。
結局、土産に野沢菜茶づけ630円を2ビン購入した。

10:31(12231)
406号を南下し、菅平方面へ向かう。「湯っ蔵んど」という温泉センターがあったが素通りする。

途中で桜が満開の場所にきた。うーん。信州は今が桜の盛りなんだなあ。ちょうどひと月遅れかあ。それにしても実にきれいだ。写真をパチリ。

峰の原高原ではハングライダーの講習が行われており、たくさんのハングライダーのタマゴたちが練習していた。
機会があったら一度チャレンジしたいものだ。文吉は「バカと煙は高いところへ行きたがる」の典型みたいな性格だから。住んでいるマンションも一番高い11階なんだよね。

菅平口で右折して上州街道に入ろうとしたところで、目の前を見たことのあるバイクが走っていた。
北竜湖であったあの「宮里聖志」青年である。向こうは文吉に気づいているのかいないのか、ずっと後ろにビッタリくっついて走る。

国道18号に乗る頃に彼が左に停めて挨拶してきた。少し前に気づいたそうだ。
「旅は道連れ」これから一緒に行動することにした。
丸子町市街を通って、152号へ

11:25(12269)
GSにて給油。6.1L @131円 839円 燃費23.8Km/L これは立派だ。
少ししか走っていないのと、渋滞が無かった効果は大きい。

12:21-13:12(12293)
お腹が空いたので、「信州立岩和紙の里ふるさとセンター」という名の蕎麦屋に入る。
改めて自己紹介すると、何と彼は大学生とのこと。文吉の息子より1つ下の3年生。
てっきり30代前半くらいと思っていた。息子よりずっと大人の貫禄を持っている。

そうと分かれば、ここは文吉がおごりましょ。大盛り蕎麦800円、大ざる蕎麦850円。少し固めの蕎麦は美味しかった。

この段階から彼のことをK君と命名します。

14:00(12319)
152号が大門街道と言う名前になり、その中間地点にあるのが「白樺湖」。その名前だけで客が呼べる信州の湖です。実際は大したこと無いけど、ブランド好きの日本人受けする名前ですからね。

白樺湖のはずれにある「清幸荘」というキャンプ場を今日の宿泊地にしようと二人で行ってみたら、得体の知れない中国人数家族のキャンパーが先に陣を張っていた。
近寄ると、真昼間というのに男衆は花札みたいなものを血眼になってやっている。いかにも治安が悪い。上流家庭育ちの文吉には肌が合わないのですぐに退散する。

次なる候補はK君お勧めの「高ボッチ高原」。名前が面白いので期待できそうだ。

152号を下りきったところが茅野市。そこから国道20号の甲州街道を北上して諏訪湖を目指す。

14:52-15:15(12349)
下諏訪のセブンイレブンで休憩。K君が食料を調達すると言うので、「食料は十分あるから、君が飲みたい酒だけ買えば良いよ。後はまかせなさい」と大人の発言をする。
文吉はシャンプーセット263円とペットボトルの壮健美茶147円を購入。

国道20号で岡谷を少し越えたところで右折。林道へ入る。高ボッチ高原まで9Kmの表示があった。

15:49(12373)
やっと登りきりました。思ったよりクネクネ登りのきつい林道だったが、幸い舗装された道なので良かった。

管理人小屋で宿泊の記帳をして400円払う。
この広い原っぱのどこでも好きなところにテントを張って、焚き火もやって良いとのこと。しかし、それにしても「汚いトイレ」以外に何も無いところだ。

適当な芝地をみつけてテントを張り、ご飯の用意をする。
軽快なエンジン音とともに静岡ナンバーのヤマハセローがやって来た。名前をO君と言う。何となく、ニヤけた時の亀田興毅に似ている。
早速三人意気投合。キャンプの夕べが始まった。

夕食はご飯にインスタント味噌汁。浅漬けと鯖の塩焼き。喰い盛りの若者には足りないかもしれないが、文吉としては精一杯のおもてなし。

焚き火を囲んで雑談に話が弾むが、それにしても吹きさらしの夜は寒い。
枯れ木もそんなに落ちていないので、すぐに火が消えそうになる。O君が自前のアルコールストーブ用のアルコールを焚き火に入れるが焼け石に水。

K君は何と先月もここでキャンプをしたそうで、その時に薪をほとんど使い切ったとか。
O君は九州を除いて日本全国を旅したとのこと。K君も北海道は行った事があるらしい。うらやましい。文吉にとって北海道は「いつか行きたいナンバー1」だ。

二人が持参のビールを飲み干したころ、文吉は蜂蜜とウイスキーのお湯割りを振舞った。しかも、かなり濃い目に作って。それに対してO君がソーセージを焼いてくれた。

空を見上げると星がかなり大きく見えて、三日月が明るいので夜の高原は真っ暗にならない。左手に遠く見える甲府の町の灯と右手の諏訪の灯がぼんやり山の稜線を浮き立たせている。

21:00
そろそろ年よりはお眠の時間になりました。というわけで、文吉一人で先にテントに入る。二人はそれからも語らっていたようだ。

寝る前にお湯を沸かしてペットボトルに7分目くらい入れる。それをタオル地の袋に包むようにいれて寝袋の足元に入れる。
「簡易湯たんぽ」の出来上がりだが、これが結構効果がある。足元が暖かいと気持ちよく眠れるものだ。


本日の走行距離 139Km


文吉もランキングに参加しています。読み終えたらココをクリックしてください。
人気blogランキングへ










コメントを投稿