20210411埼玉県北部ツーリング

コロナ緊急事態宣言が明けても、まだまだ油断はできません。

「密」にならないところを探してツーリングしてみます。

埼玉県はとにかく広いので、とにかく北の方をぐるっと廻ってみました。

 

2021年04月11日（日）晴れ

この数日は曇ったり小雨がふったりで、さえない天気が続いていました。

この調子だと、かりに晴れたとしても寒いだろうなと思っていました。

でも、朝起きたら超びっくり、こんなに温かい日は本当に久しぶりです。

これはもう、すぐにでも出発しないといけないですね。

 

07:40(2881)

温かいお日様が顔を出しているので、出発します。

しかし、天気が良いからと言って油断はできません。

文吉はきちんとズボン下をはいています。

ちなみに文吉の世代は「ももひき」とか「ぱっち」という表現はしません。

また、「さるまた」は、はきません。

これらは文吉よりも５歳以上、団塊の世代の方々の常用下着ですから。

 

そんなことはどうでも良いのですが、とにかく今日は温かい。

まずは近くのガソリンスタンドで給油します。

給油しながら、なにか物足りないことに気づきました。

起きたときに、予備のバッテリーを充電したままにしていたのを忘れていました。

しかたないので、一端、家に戻って仕切り直します。

 

08:08(2882)

はい、今度は忘れ物はないですね。自宅をでます。

日曜日の朝は通勤の車も少なくて道もすいています。

富士見バイパスから川越を越えても流れはスムーズです。

このまま国道254号をずんずん北上します。

さらに東松山を越えて玉淀橋をすぎても北上します。

そうしているうちに、「赤城乳業」まで来てしまいました。

この会社は全国的に超有名なアイスを作っています。

 

【０１】

 

【０２】

 

そう、あの「ガリガリ君」です。

「一度も食べたことがない」という人はおそらくいないでしょう。

ちなみに小学校の工場見学は日本一人気があるそうです。

文吉だって「工場限定ガリガリ君」を食べたいと思います。

 

写真を撮るために停止したところの看板を見て、さらに驚きました。

 

【０３】

 

「塙保己一（はなわ　ほきいち）記念館」が近くにあるんですね。

えっ！！　知らないですか？

これは驚いた。江戸時代後期の盲目の国学者ですよ。

文吉は名前だけは知っていましたよ。エッヘン。

家に帰ってから「Wikipedia」で調べ直しましたけど。

 

まあ、とにかく「こんな田舎でもすごい人はいたんですよ」って話です。

前回の「渋沢栄一」同様、埼玉北部をあなどってはいけませんね。

 

10:05(2949)

少し休もうかなって思っていたら、「道のオアシス神川」到着。

 

【０４】

 

【０５】

 

たまたまなのか、道を隔てた広場では「フリーマーケット」ぽいものをやっていました。

ボンビー症候群の文吉はこういうものを見つけると素通りできないんです。

 

【０６】

 

【０７】

 

【０８】

 

どうやら「骨董市」みたいです。

「お宝鑑定団」オタクの文吉ではありますが、食指が動きそうなものはありませんでした。

 

ここからすぐの「神流川（かんながわ）」をさらに北上すると、群馬県に入ります。

あんまり調子づいて走ると、日帰りできなくなるので、川沿いに西の方へ進んでみます。

そしたら、やがて国道299号に合流しました。

 

今日は本当に良い天気なので、ツーリングライダー達と度々遭遇しました。

写真を撮るためにバイクを停めていると、文吉に「Ｖサイン」をしながら通り過ぎて行きます。

ああ、そうそう今は「Ｖサイン」って言わないんですよね。

「ヤエー」っていうそうなんです。

意味は分かりませんけど。

 

【０９】

 

11:20(2983)

道の駅「万葉の里」到着。

と言っても、ここはトイレを借りるだけですぐに出発しましたけど。

 

【１０】

 

じゃあ、今日の目的地はいったいどこなんだよ？　

　って読者の皆さんに突っ込まれそうですね。

実は、文吉にも分かっていないんです。

ただ、走っているうちにここまで来たものですから。

でも、この先には確か「恐竜センター」があったはずです。

 

11:58(2991)

そう、思ったとたんに到着しました。

 

【１１】

 

【１２】

 

【１３】

 

レストランもあるようなので、ここで腹ごしらえしてみます。

中に入ると恐竜の頭蓋骨がポンとベランダに置いてありました。

「ええっ！！」と思ったら石膏でできた作り物でした。

 

【１４】

 

食券売り場で「プテラノ丼（プテラノドン）」なるものがあったので、ノリで選んでしまいました。

さすがに恐竜会館だけはありますね。

でも、でてきたものはただの鳥丼です。

 

【１５】

 

味はまあまあでしたけど、恐竜とニワトリではあまりに縮尺が大雑把すぎませんかね。

これで700円ですが、どうなんですかね。

味噌汁の味はインスタントっぽかったですけど。

 

 

12:38

とにかく、お腹もふくれたので、ここからは折り返しになります。

復路は国道299号を秩父方面に走ってみました。

なんて口では簡単にいうけど、これがまた険しい山道の連続です。

登れど、登れど息つく暇のない細くて長い坂道です。

やがて志賀坂峠に行きつきました。

しかしそこからの降りも同様の坂道です。

文吉の小さな心臓は少しバクバクしてきそうです。

でも、さいわいに止まることはありませんでした。

レブル500はいわゆるアメリカン（クルーザー）タイプのバイクです。

本来なら、こういう山道は得意ではないはずです。

しかし、その割には小回りが効くので、一気に走り切ることができました。

 

13:20(3030)

休憩のために秩父ミューズパークに寄り道しました。

 

【１６】

パルテノン神殿で休もうとバイクを停めましたが、人がたくさんいたので写真だけパチリ。

ここからの下りは秩父の象徴とも言える「武甲山」を見上げるようにして走ります。

 

【１７】

 

【１８】

 

公園内を下って行ったら、出口のところで小さいけど休憩できる場所を発見しました。

でも、本当はここは入口なんですね。

文吉は反対方向から来たもので、スミマセン。

 

【１９】

 

【２０】

 

ベンチには誰もいません。シメシメです。

勝手にお湯を沸かしてコーヒータイムにしようと思います。

 

【２１】

 

武甲山を眺めながら飲むコーヒーは格別です。

 

【２２】

 

文吉は背中で語ることができる大人です。

嘘はいいません。正直に言いますね。

これはコーヒーではなくて「ココア」でしたけど。

でも、この一服で文吉は生き返りました。

念のために言っておきますが、別に死んだわけではありません。

 

このまま帰るには少し時間が早すぎるので、もう少しワインディングを楽しみたくなりました。

そこで、文吉が悩んだ末に選んだのは県道11号です。

以前、流星号で迷いこんで走ったことがありますが、ここは半端なく急な山道です。

定峰峠を越えて東秩父村をつっきります。

人家などほとんどありません。

さすがにこの連続した山道を走り切ると、疲れも少し出てきます。

「まだまだ若いものには負けない」と思っている文吉ですが、

「年寄りの冷や水鉄砲」もこの辺で撃ち止めのようです。

 

15:29(3064)

道の駅「おがわまち」到着。

 

【２３】

ここは和紙の里としても有名なところです。

きれいなお姉さんが紙を梳いています。

このきれいなお姉さんの顔をのぞいてみたくなりました。

 

【２４】

おお、やっぱり美人ですね。疲れも取れました。

ついでに、トイレに行きました。

 

ここから先は国道254号に合流して、家まで帰ります。

今日はかなり走りこんだなあ、でも楽しかった。

あと数キロで自宅です。

そう思いながら信号待ちをしていました。

 

いきなり、米国製の大型バイクが横入りしてきました。

 

【２５】

それも１台では無く、二台、三台と・・・。

スピードはたいして出ていないのに、音だけはけたたましい人たちです。

 

【２６】

おいおい、俺は停止線に先頭で信号待ちしているんだよ。

その前に割り込んでくるなんて、どう言うことだい。

いわゆる、多勢に無勢ってやつですかね。

 

せっかくの楽しかったツーリングも、この若者たちのおかげで気分が悪くなりました。

しかし、彼らには悪気はないようです。

信号が変わるときに一番後ろの若者が、文吉にペコリとして発進していきました。

若者と思っていたら40代前半くらいです。

さいわい、彼らは文吉と反対方向へ行ったので、喧嘩にはなりませんでしたけど。

まあ、同じ方向だったとしても、仲間と思われないように車間距離を100mは開けますけどね。

なにせ、文吉は大人ですから。しかも、極度の小心者ですから。

 

17:21(3109)

今朝と同じスタンド到着。二度目の給油です。

228Km走って、8.16L　燃費は27.9Km/Ｌ

まあ、まあ、良いですね。

仮にも大型バイクですから上出来ですかね。

 

17:31(3110)

無事に自宅に到着しました。

 

バイバイ

 

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