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091010【番外編】長崎旅行 <その3>

2009-10-18 | ツーリング
2009年10月10日(土)晴れ

いよいよ長崎旅行も最終日です。あとは帰るだけって思うでしょ。でも、飛行機の時間は19:00。できるだけ貪欲にいろんなところ見て回りたいですよね。

そんなわけで、朝食が済んでから移動したのがホテルから150mのところにある「崇福寺」。
九州に五つしかない国宝のうち、三つが長崎にあるそうで、そのうちの二つがこの「崇福寺」にあるとか。

http://www.nagasaki.web-saito.net/sofukuji.html

http://tencoo.fc2web.com/jinja/xns-sofuku.htm


長崎っ子には中国風の赤い門から「赤寺(アカデラ)」呼ばれて親しまれているお寺です。
歴史好きの妻も喜んでくれました。





09:30
母と妹、甥っ子がホテルに迎えに来てくれました。
今日は母方、父方のお墓参りをします。

まずは妹の運転する車に乗り込んで、実家に行きます。
妹に借りていたバイクは甥が運転して後ろからついてきます。

実家に戻ると父に帰京の挨拶をして、母方のお墓に行きます。
文吉の実家のとなりが母方の本家のため、車で5分のところにお墓はあります。

その後、車で20分ほど移動して、父方のお墓に参ります。
父方の墓は原爆の爆心地から2kmほどのところにあるため、原爆で亡くなった方のお墓も数多くあります。



墓参りが済むと、長崎県で一番有名な温泉地「雲仙」を目指して出発します。

途中でお昼に立ち寄ったお店は、鹿児島産の芋で作ったうどんのお店「ろくべえ茶屋」です。
見た目は蕎麦色のうどんですが、味はしっかり「芋」でした。美味しかったです。





やがて、車は山道を登りきったところにある雲仙へ到着。

ここは日本で最初の国立公園に指定されただけあって、みごとな温泉場と見晴らしの良い場所が一緒になっています。
文吉が思い描く「理想的な温泉地」のイメージはここで作られたといっても過言ではりません。

駐車場のそばに「足湯」の施設があったので、みんなで足を入れてみましたが、ヌルイ。ほとんど体温と変わらないくらいの温度です。
興ざめして次へ進みます。

雲仙はイオウ臭のたちこめる温泉場で、源泉が噴き出す場所はさながら地獄のようです。
鼠色の泥地からボコボコ噴き出してくる泡と煙。みただけで相当な温度なのはわかります。
ちなみに湯気に手をかざしてみたら瞬間で引っ込めてしまいました。
温泉の最高温度は98℃ということですから、もう熱湯ですね。
生きたままここへ投げ込まれたら5分と持たないのではないでしょうか。
そこで付いた名前が「叫喚地獄」。ほんと強烈ですね。

<雲仙地獄>


一回りして、女性陣3名が近くのホテルのロビーでお茶している間に、文吉と甥っ子は共同浴場へ入ります。
たったの100円ですから、入らない手はないですね。

ここは硫酸性の硫黄泉で、強い酸性なのが特徴です。
殺菌効果があり、皮膚病全般に効果があるとのこと。
温度は42度くらいでしょうか。
いかにも「温泉」って雰囲気満載で良かったです。

<雲仙大衆浴場>


こうして二人でお風呂に入るのは初めてですが、やはり身内というものは良いものですね。
今度は一度関東に来てほしいものです。
群馬県や栃木県、長野県、山梨県、静岡県などこちらにも一杯素晴らしい温泉がありますから、全部連れて行ってやりたくなります。

ひと風呂あびたら、ついでだから仁田峠に登ってみます。
ここは雲仙に来たら必ず登ってみるだけの価値ある峠です。
今年の4月から無料になったという「雲仙仁田峠循環道路」は現在拡張工事中。
狭い一車線の道をヒヤヒヤしながらも甥っ子の運転する車は快適に登っていきます。

峠の展望台からは熊本、天草が一望できます。
土石流で一躍有名になった普賢岳の当時の爪痕がいまだにきっちり残っています。
http://museum.sci.kyushu-u.ac.jp/Museum/Museum.html

売店で懐かしいものを発見しました。
メダルの販売機です。
300円で購入したメダルにさらに30円追加して、刻印ができます。
昭和の香りが漂ってきます。
昔はどこの観光地に行ってもこの手の販売機があって、アルファベットや数字が書かれたダイヤルを回しながら、一文字づつ刻印できるやつです。
写真を撮らなかったのが残念です。

<普賢岳>



本当はここは紅葉狩りのメッカなのですが、まだ少し色づくのは早かったですね。
あと二週間後くらいが見ものでしょうか。

飛行機の時間は19:00なので、少し不安になってきました。
文吉の計算では、ここから長崎空港(大村)まではまだ二時間くらいかかると思います。
比較的、道中は混雑もなく快適に進みます。

17:40
途中で島原城を瞬間垣間見てから諫早から高速を利用して空港に着きました。
空港の土産店で買い忘れていた土産をいくつか購入して、時間までレストランで休憩。
夕食代わりのパスタを大急ぎで食べます。

18:30
母、妹、甥っ子に見送られて搭乗ゲートへ。
ピンポーン!!

文吉のもとに女性の係員がやってきて、蠅たたきのような機械を身体のあちこちにかざして検査します。
上着のポケットには携帯電話が、ジーンズの後ろポケットには財布が入っていましたので、もちろん取り出します。
でも、それでも機械は納得してくれません。

特にこの女性係員は文吉の股間ばかり調べています。
「そこには金属はありませんよ、キン○マは金属ではありません」と思った瞬間、原因がわかりました。
ジーンズの右ポケットに仁田峠で買ったメダルが入っていました。

これで、一件落着。無事に無罪放免となりました。

19:00
飛行機は定刻通り離陸し、これまた定刻通りに20:50に羽田空港へ到着。

22:35
自宅に帰って来ましたとさ。
お疲れ様でした。


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8 コメント

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1ゲット (oz131)
2009-10-18 21:55:19
今日はどこにも行かなかったのでしょうか?
文吉おじちゃんならそんなはずはないでしょうね。
私もここしばらく東京方面へは行ってないので
行ってみたいですね。
そのときはよろしくお願いしマンモス。(^^)
返信する
大事な時間(^^) (おぶちゃん)
2009-10-18 22:16:24
5人でめったの作れない、思い出の時を過ごしましたね。

お墓参りはご先祖さまが喜んでいたでしょう(^^)「来たか~文チャン」なんて

100円温泉甥っ子さんとツーショット
なかったですね
返信する
お疲れ様でした。 (文吉)
2009-10-18 22:48:56
oz131さん
その節は大変お世話になりました。
またお疲れ様でした。
東京方面へ来ることがあったら遠慮なく、連絡してください。

どこでも好きなところへ連れて行ってやりますよ。
返信する
たまには墓参り (文吉)
2009-10-18 22:52:45
おぶちゃん
たまにはご先祖様にも挨拶しないと忘れられてしまいますからね。

ご先祖様がいたからこそ、今日の文吉がいるわけですから、お墓は大切にしないとね。

甥っ子とのお風呂でのツーショットは他のお客の迷惑になるので、撮りませんでした。

みんな揃っての記念写真は撮っていますが、ここに載せるのは控えさせていただきます。
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Unknown (SLOWLEFE)
2009-10-19 15:34:49
いや、長崎はいいですね。雲仙の温泉、島原城、いや通過しただけでした。来年は再度キャンプツーリングで攻めましょう。文吉さんの後追いで。
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長崎でキャンプと言えば (文吉)
2009-10-20 05:42:47
Slowlifeさん
長崎でキャンプと言えば、文吉は子供のころから「轟峡キャンプ場」に良く行きました。
諫早にあるのですが、轟の滝という大きな滝があって、良いところでした。

今は大きく変わったみたいで、バンガローなどが中心の「轟峡キャンプ村」になっているようです。

http://www.isahaya-kankou.com/takaki/camp.htm
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長崎サイコー (chikatetsu)
2009-10-21 19:49:58
文吉兄い
長崎サイコーっすね。
ひさしぶりっす。

俺も高校のとき修学旅行で行ったっすよ。
グラバー亭の近くで龍を見たけど、すごい迫力っすね。
今度はバイクで行きたいです。
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修学旅行 (文吉)
2009-10-22 05:34:18
chikatetsuさん
久しぶりですね。
修学旅行で長崎に行ったんですか。
文吉は奈良、京都、大阪でした。
めまぐるしくあちこち移動させられて、おまけに文吉の高校は工業高校なので、社会見学の一つとして、日産自動車の工場見学がありました。

あんまり楽しい思い出が無い修学旅行でした。
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