
長崎くんちの最終日、文吉夫婦は大波止からお諏訪さんまで出し物を追いかけて移動しました。おかげで、腹いっぱい堪能することができました。
これも日頃の行いが良いからでしょうか。
2009年10月09日(土)晴れ
06:30
起床しました。
清々しい朝です。かすかに笛や太鼓の音がもう、聞こえています。
ホテルの近くに今年の踊り町である鍛冶屋町の待合があって、すでに今日の練習をしています。
08:30
朝食のバイキングをすませたらすぐに外出します。今日はおくんち見物をしてから父の見舞いに行く予定です。
文吉の止まっているホテルのフロントでチンチン電車の一日乗り放題券500円を購入して、「お旅所」のある大波止まで出かけます。
電車一日券

長崎市内ではこのチンチン電車が一番便利な乗り物です。
どこまで乗っても一回120円で行けますし、5分間隔くらいですぐにやってきます。
大波止ではすでに今日の出し物の一部が終わっていましたが、メインの「龍踊り(ジャオドリ)」はまだ出番が先なので待機しています。
そろいの中華服を着て、銅鑼や太鼓、笛をにぎやかにならしながら、次々に舞台へ繰り出す踊り町の人たち。
なかには可愛い子どもたちもたくさん混じっています。
<出番待ち>



山高帽を被った町の世話役さん達も大忙しです。

いざ、本番の舞台です。みなさんそれぞれの役割を、一生懸命汗を流して頑張って演じます。
<川船>



まだまだ、次の出し物はあるのですが、ここで予期せぬハプニングが発生しました。
文吉この日のためにデジカメを新調していたのですが、調子に乗ってバンバン写真や動画を撮りまくったために、2Gのメモリチップでは足りなくなってしまいました。
しかたがないので、一旦ホテルに戻って、PCのハードディスクにデータをコピーしてメモリチップを空にしました。
大波止での出し物は、おおむね満足したので、今度は諏訪神社へ向かいます。
「おくんち」をかいつまんで説明しますと、毎年10月の7,8,9日の3日間のお祭りです。
「諏訪神社」にある「ご神体」を「お旅所」のある大波止(オオハト)というところまで運んで、また諏訪神社へ戻すという行事です。
その間に各町内会に割り当てられた出し物を披露します。
今年の出し物は次の通りです。
元船町・・・ 傘鉾、唐船祭
上町・・・・ 傘鉾、本踊り
油屋町・・・ 傘鉾、川船
筑後町・・・ 傘鉾、龍踊り
今籠町・・・ 傘鉾、本踊り
鍛冶屋町・・ 傘鉾、宝船、七福神
それぞれの出し物を3日間とおして、踊り続けるわけですから、相当の体力と人とお金がかかります。
しかし、お祭り好きの長崎っ子たちですから、年々派手になっているようです。
今年は龍が三匹になっていました。どうやら、二匹の間に子供ができたという筋書きのようです。
諏訪神社(長崎っ子は「お諏訪さん」と呼んで親しんでいます)の境内は桟敷席が設けてあって、相当前に予約しないと入れません。
普通の人たちは山門や階段の踊り場などから覗き込んでいます。






文吉夫婦も初めは踊り場にいましたが、立ち見席の券がまだ残っていると聞いて、あわてて購入しました。500円
<諏訪神社立ち見券>

しかし、桟敷席の両側を挟むようにしつらえた立ち見席から舞台までは相当の距離があります。
人の頭越しにかろうじて見える程度でしたが、それでも演者のお尻だけ見るよりは堪能することができました。
お昼ころ、おくんち見物が終わると、少し市内見物でもしようと歩き始めます。
妻の要望で「亀山社中」跡を見物しようと思いましたが、どこで間違えたか大きく離れた場所にきてしまいました。
そのうちに履きなれない靴で足が痛くなり、断念しました。
仕方がないので、チンチン電車で出島まで行って、「出島和蘭商館跡」に入りました。500円
<出島入場券>

ここは江戸時代にオランダ商人の居住区を扇子の形に作った人口の島に集めて、外へ出られないようにしていたところです。
当時の様子を完全復元する事業の最中ですが、ミニチュアの出島はすでに何年か前にできております。
ここに立つと、自分が「小人の国に来たガリバー」になったような気分になれます。

その後はお腹もすいたので、新地の中華街でお昼にします。
ここでは本場のちゃんぽん、皿うどんに舌鼓を打ちます。美味しいですよ。



そのままホテルにもどって、しばらく休憩します。
なにしろ足が痛くて、お風呂に入って、やっとリラックスできました。
夕方からは実家にバイクで行って、父の見舞いです。

入院先から一時的に自宅へ戻ってきており、19日からまた退屈な入院生活がはじまるので、文吉夫婦の見舞いを喜んでくれました。
そのまま宴会となり、親戚や文吉の幼馴染の友人がやってきて楽しいひと時を過ごしました。
文吉はバイクの運転があるので、今日はお酒を飲みません。もともと下戸なのでバイクは口実・・・
22:30
ホテルに戻って来ました。
続く・・・
【文吉からの願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
文吉もランキングに参加しています。クリックしていただければ嬉しいです。
10月12日のランキング51位でした。
上がったり下がったりですが、何とか50位以内にはいりたいものです。
念願の20位以内を目指して、皆様のあたたかい一票をよろしくお願いします。
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これも日頃の行いが良いからでしょうか。
2009年10月09日(土)晴れ
06:30
起床しました。
清々しい朝です。かすかに笛や太鼓の音がもう、聞こえています。
ホテルの近くに今年の踊り町である鍛冶屋町の待合があって、すでに今日の練習をしています。
08:30
朝食のバイキングをすませたらすぐに外出します。今日はおくんち見物をしてから父の見舞いに行く予定です。
文吉の止まっているホテルのフロントでチンチン電車の一日乗り放題券500円を購入して、「お旅所」のある大波止まで出かけます。
電車一日券

長崎市内ではこのチンチン電車が一番便利な乗り物です。
どこまで乗っても一回120円で行けますし、5分間隔くらいですぐにやってきます。
大波止ではすでに今日の出し物の一部が終わっていましたが、メインの「龍踊り(ジャオドリ)」はまだ出番が先なので待機しています。
そろいの中華服を着て、銅鑼や太鼓、笛をにぎやかにならしながら、次々に舞台へ繰り出す踊り町の人たち。
なかには可愛い子どもたちもたくさん混じっています。
<出番待ち>



山高帽を被った町の世話役さん達も大忙しです。

いざ、本番の舞台です。みなさんそれぞれの役割を、一生懸命汗を流して頑張って演じます。
<川船>



まだまだ、次の出し物はあるのですが、ここで予期せぬハプニングが発生しました。
文吉この日のためにデジカメを新調していたのですが、調子に乗ってバンバン写真や動画を撮りまくったために、2Gのメモリチップでは足りなくなってしまいました。
しかたがないので、一旦ホテルに戻って、PCのハードディスクにデータをコピーしてメモリチップを空にしました。
大波止での出し物は、おおむね満足したので、今度は諏訪神社へ向かいます。
「おくんち」をかいつまんで説明しますと、毎年10月の7,8,9日の3日間のお祭りです。
「諏訪神社」にある「ご神体」を「お旅所」のある大波止(オオハト)というところまで運んで、また諏訪神社へ戻すという行事です。
その間に各町内会に割り当てられた出し物を披露します。
今年の出し物は次の通りです。
元船町・・・ 傘鉾、唐船祭
上町・・・・ 傘鉾、本踊り
油屋町・・・ 傘鉾、川船
筑後町・・・ 傘鉾、龍踊り
今籠町・・・ 傘鉾、本踊り
鍛冶屋町・・ 傘鉾、宝船、七福神
それぞれの出し物を3日間とおして、踊り続けるわけですから、相当の体力と人とお金がかかります。
しかし、お祭り好きの長崎っ子たちですから、年々派手になっているようです。
今年は龍が三匹になっていました。どうやら、二匹の間に子供ができたという筋書きのようです。
諏訪神社(長崎っ子は「お諏訪さん」と呼んで親しんでいます)の境内は桟敷席が設けてあって、相当前に予約しないと入れません。
普通の人たちは山門や階段の踊り場などから覗き込んでいます。






文吉夫婦も初めは踊り場にいましたが、立ち見席の券がまだ残っていると聞いて、あわてて購入しました。500円
<諏訪神社立ち見券>

しかし、桟敷席の両側を挟むようにしつらえた立ち見席から舞台までは相当の距離があります。
人の頭越しにかろうじて見える程度でしたが、それでも演者のお尻だけ見るよりは堪能することができました。
お昼ころ、おくんち見物が終わると、少し市内見物でもしようと歩き始めます。
妻の要望で「亀山社中」跡を見物しようと思いましたが、どこで間違えたか大きく離れた場所にきてしまいました。
そのうちに履きなれない靴で足が痛くなり、断念しました。
仕方がないので、チンチン電車で出島まで行って、「出島和蘭商館跡」に入りました。500円
<出島入場券>

ここは江戸時代にオランダ商人の居住区を扇子の形に作った人口の島に集めて、外へ出られないようにしていたところです。
当時の様子を完全復元する事業の最中ですが、ミニチュアの出島はすでに何年か前にできております。
ここに立つと、自分が「小人の国に来たガリバー」になったような気分になれます。

その後はお腹もすいたので、新地の中華街でお昼にします。
ここでは本場のちゃんぽん、皿うどんに舌鼓を打ちます。美味しいですよ。



そのままホテルにもどって、しばらく休憩します。
なにしろ足が痛くて、お風呂に入って、やっとリラックスできました。
夕方からは実家にバイクで行って、父の見舞いです。

入院先から一時的に自宅へ戻ってきており、19日からまた退屈な入院生活がはじまるので、文吉夫婦の見舞いを喜んでくれました。
そのまま宴会となり、親戚や文吉の幼馴染の友人がやってきて楽しいひと時を過ごしました。
文吉はバイクの運転があるので、今日はお酒を飲みません。もともと下戸なのでバイクは口実・・・
22:30
ホテルに戻って来ました。
続く・・・
【文吉からの願い】

バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
文吉もランキングに参加しています。クリックしていただければ嬉しいです。
10月12日のランキング51位でした。
上がったり下がったりですが、何とか50位以内にはいりたいものです。
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長崎にいってきたんですね!
長崎のお祭も迫力ありますねぇ@p@;
もう時期は過ぎてしまいましたが、
私の住んでいる沖縄のお祭もとてもいいですよw
いつか奥様とエイサーを観に来てください♪
バイクで走るなら沖縄は北部がお奨め!
海も綺麗だし、やんばるの森がとても気持ちいいですよ^^
また次の旅の報告を楽しみにしています(´∀`*)
って、ミポリンじゃないですか。
ご結婚されたそうで、おめでとうございます。
沖縄でもダンナの後ろにまたがって走り回っていますか?
「文吉のバイクってます」は世界中どこからでも覗くことができますから、ちょいちょい顔出ししてください。
沖縄には行ったこと無いので、ぜひいつか乗り込んでみたいと思っています。
そのときは、道案内お願いしますね。
おいしい皿うどんの食べ方ご教授ありがとうございます。
田舎者の文吉はソースをかけるだけですね。
胡椒はもともとブラックペッパーがかなりかかっていたし、酢とからしはあまり好きじゃないです。
まあ、本当においしいものは何も手をかけずに食べてもおいしいですけどね。
竜も迫力ありますね。
子どもも可愛い
ちゃんぽんのお皿がかわいい(^^)
おみやげやさんもかわいい物がありそで・・・いつか行ってみたいな~
やっぱりじかに見「るおくんち」は迫力ありますよ。
鳥肌が立ちますから。
階段の踊り場で見ている幼稚園児の写真がありますが、中には泣き出す子もいるくらいです。
テレビで怪獣を見慣れていても、本物の龍が近くを通ると相当インパクトがあったみたいです。
出し物はほかにも色々あり、載せきれなかった写真もたくさんあります。
来年の「おくんち」にはぜひ、ご自身で行って見られることをお勧めします。
応援ポチッ!!
いつも応援ありがとうございます。
長崎くんちは子供の頃から高校卒業までは毎年大波止あたりで楽しんでいましたが、当時は出店が楽しみで、出し物にはほとんど興味がありませんでした。
でも、今回初めて龍踊りをフルで見て本当に感動しました。
ケンジさんにもその感動が少しでも伝われば幸いです。