080531【番外編】飛騨白川郷ドライブ ＜前半＞

前から、妻が行きたがっていた飛騨高山へ行ってきました。
バイクではなく、車ですけどね。だから今回はツーリングではなくドライブです。

長いので前半、後半の二部構成です。

2008年5月31日（土）雨

03:45
小雨降る中を出発します。
今回はＳｈａｄｏｗ750ではなくて日産のセレナです。
以前から、妻が飛騨高山に行きたがっていたのですが、なかなか二人の休みが重なるときがなくて、ＧＷ中は働き詰だった妻のために今日という日を設定していました。
だから、雨という理由では変更できません。

関越自動車道の所沢ICから高速に乗ります。
土曜のこの時間でも走っている車は結構います。
みなさん、高速のETC割引目当てなのでしょうか。

5:53
更埴JCTを左折して松本方面へ向かいます。

6:24-44
梓川SAで最初の休憩をします。
小腹が空いたので、朝食代わりにうどんを食べます。



6:48
松本ICを降ります。3300円
国道１５８線を西へずんずん進みます。
本来なら景色の良い上高地、穂高なども雨のために霞んでいます。

7:53
安房トンネルを抜けると料金所。750円
ここを右に曲がると平湯温泉街にでますが、トイレ休憩だけしてすぐに出発。
簡単な足湯の設備がありましたが、今は休まず高山までひた走ります。

8:46
高山到着。
なんとか、目的地の朝市見物に間に合いました。
有料駐車場を探して止めます。
１日１０００円と1時間３００円で迷いましたが、ここに長居する気はないので時間貸しの駐車場にセレナを止めました。

高山といったら朝市ですよね。
冷やかしながら市内を散策します。

『飛騨高山朝市公式サイト』

みたらし団子が美味しそうなので２本づつ賞味しました。






途中で見つけたお祭り会館には興味をそそられましたが、実際には本物の山車を展示しているわけではなくて、ビデオで祭りの映像を観るのが主なのに600円は高いと思い、パスしました。














陣屋の朝市を見る頃にはお腹もすいたので、名物の飛騨ラーメンと飛騨牛の串焼きを食べて満喫しました。


＜ねぎラーメン７５０円＞


＜飛騨ラーメン７００円＞


＜飛騨牛串焼き５００円＞


駐車場にもどる頃にはとっくに３時間くらいたっていたので、それでも９００円だからまだ１０００円より安いと思っていたら、おじさんからは２時間分の６００円請求されました。
ラッキー。

この頃には雨もやんでいて、快適に次の目的地までドライブできます。

11:32
東海北陸自動車道清川ICから高速道路に乗ります。
わずか一区間ですが、時間短縮にはなります。

12:04
荘川ICで降ります。650円
あとは御母衣湖（みぼろこ）に沿って北上します。

13:15-16:05
白川郷到着。駐車代500円

『世界遺産白川郷観光情報』

文吉は３度目ですが、妻は初めてなのでワクワクドキドキです。
重要文化財の民家がこれだけ一同に集まったところはおそらく他にはないと思います。全部見て回るわけには行かないので、取りあえず「和田家」という中でも一番大きな民家を見学させてもらいました。300円

昔の農具や囲炉裏、屋根裏部屋には鷹の爪などの乾燥品などが今も生きています。
部屋によっては和田家の人々のプライベートな部屋もあります。

この集落が世界遺産として登録される一番の理由は昔の生活を今も継続して受け継がれているところにあると思います。















白川郷を見物していたときはほとんど降っていなかった雨ですが、帰り道ではまた降り出してきました。

行きと同じく帰りも高速を一区間だけ利用して１５８号を戻ります。

16:56
国道沿いに「長寿の水」という湧水の前を通りかかります。
せっかくだからコップで一口飲んで出発。



17:12
「銚子の滝」につきました。
誰もいない中で雨だか滝の飛沫だかわかないような水を全身に浴びながら記念写真をとりましたが、カメラに水滴がついて出来栄えはご覧のとおりです。



17:45
「赤かぶの里」に到着。
ここは道の駅みたいなところで、お土産をいっぱい売っています。
店員さんによると１８：００閉店とのこと。大急ぎで土産を見て試食して、買いました。
店員さんも文吉夫婦が出るまでドアの施錠を待ってくれました。
それにしても閉まるのが早い。都会では考えられない時間です。
だって、今日は土曜日ですよ。カキイレ時じゃないですか。

その後は、どこで道を間違えたのか旧道っぽい山道をクネクネ登って降りてガソリンが残り少ないのでヒヤヒヤものでした。

18:20
平湯キャンプ場到着。
管理事務所で料金を払います。
駐車代１０００円
大人　６００円ｘ２
お風呂割引券　４００円ｘ２

『平湯キャンプ場』

キャンプ場へはゲートを通らないと入れないので、日付入りの入場パスを発行してもらいます。
これをゲート横の機会に通すと遮断機が上がって中に入れるので、非常にセキュリティ面の整ったキャンプ場です。

辺りは薄暗くなっていましたが、適当な場所を見つけて本日の野営地を確保しました。
予定ではテントを張るつもりでしたが、暗くなってきたことと、雨がまた降り出したので止めました。

今夜は車の中で過ごすことにします。
セレナの後部座席を左右にたたんで空間を作ります。
妻は２列目シートで、文吉は後部のスペースで寝ることにしました。
邪魔な荷物は運転席と助手席に片して、上から膝掛けをかけてカムフラージュします。

寝場所が決定したので、夕食とお風呂に行きます。
雨はこの頃から本降りになりました。スニーカーから水が染み込んできます。

平湯温泉街を適当な食堂を求めて歩きましたが、たいした店が無く、雨もだんだん激しくなってきました。
しかたが無いので、「平湯の森」という温泉施設に転がり込みます。

『平湯の森』

ここに併設してあるレストランで夕食をとります。
飛騨といったらやっぱり「飛騨牛」ということで「飛騨牛の焼肉定食」１９００円を２人分。
肉の量が少ないけど、柔らかくてとても美味しい肉でございました。





お腹がふくれたらお風呂です。
ここの温泉は露天が売り物ですが、外は激しい雨。
だれも露天風呂に入る人はいません。
文吉は勇気を出して一旦外へ出てみましたが、冷たい雨が頭からシャワー状態で、２分と持ちませんでした。

お風呂から上がったときを見計らったように雨が小ぶりになりました。
街路灯の無い暗い道を懐中電灯ひとつで車までもどります。

しかし、ここで大きな事件が発生しました。
方向音痴では一、二を争う文吉夫婦はキャンプ場の中のセレナの位置を見失ってしまいました。

歩けども歩けどもセレナが見つかりません。
「嘘だろう」、「盗まれたのかも」

２人の醜い罵り合いの末に管理事務所に電話して盗難届けをだそうかと話していたところで、発見しました。
真っ暗な中では数十メートル先の車が見えないもんですねえ。

それでは、オヤスミナサイ。



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