文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

20170517野沢、尻焼温泉キャンプツーリング<その1>

2017-05-26 | ツーリング
Turing 339/455

ゴールデンウイーク中にキャンプに行ったばかりなのに、もう次のキャンプができるなんて本当に夢のようです。
いったい、今までのあの忙しかった日々は何だったんでしょうかね。
まあ、いただけるものは何でも拒まない文吉ですから、喜んで行っちゃいますけどね。
そのぶん、稼ぎが減るのでここは目いっぱい節約ツーリングですけどね。

本当は24時間勤務のはずだったんですけど、スケジュールのはざまというか、ポッカリ休みになってしまいました。
もともと19日は休みだったので、なんと三連休になってしまったんですよ。
これは普段一生懸命働いている文吉への神様からのご褒美に違いありません。
神様、ありがとう。でも、なんの神様なのかな。
実家は浄土真宗だから、文吉もたぶんそうなんだろうけど、あんまり信心したことないんですよね。

とにかく、三連休なんて今後いつとれるか分からないから、前日からどこへ行こうかと悩みました。
なにしろ、本来もらえる稼ぎをふいにしてまで行くんだから、そうとう節約しないといけません。
そして、出した答えが「無料の温泉めぐりをしよう」ということになりました。

PCX150にしてから、ガソリン代はそれほど気にならなくなりました。
仮に300Km走ったとしても6Lですから、750円くらいで済んじゃいます。
Shadow750JRだったら2000円近くしましたからね。
これだけで2食分くらい浮きますよね。

当然、高速も使わなければ寝床もテントで野宿するしね。
今回は3日間で5000円くらいの予算を立てました。

バイク乗りというものは3つの自慢話をするそうです。
1、スピード自慢
2、事故自慢
3、ビンボー自慢

そのなかでも文吉は3番目の自慢話が大好きなんですよ。


2017年05月17日(水)霧雨のち快晴
03:00
行くと決めたらとことん早起きするのが文吉流です。
昨夜は21:00に寝たので睡眠は十分とれています。
ほとんど、これからツーリングの準備をします。

04:49(1498)
自宅を出発します。
曇り空だけど、カッパを着るほどではないようです。

【01】妻撮影


国道17号をひたすら北に向かいます。
とにかく、早朝の空いている時間に埼玉県を抜け出したいですから、自然とスピードも高めです。

曇っていた空も、深谷あたりで霧みたいな雨が降っているようなそうでないような。
スクーターなので、ジーンズの足元より少し上のところだけが濡れています。
つまりは股のところが少しお漏らししたような状況になってきました。

06:09(1555)-06:45
サンクス深谷バイパス店で雨宿りすることにします。
店に入る前に軒下でカッパを着て、お漏らしがばれないようにします。
お腹が冷えたせいか、ちょっとグルグルってなるんですよ。
ここはひとつトイレを拝借して大きいのを流すというダイエットをします。
約300gくらい体重がへったので、ペットボトルの暖かいお茶を購入してその場で飲んでから出発します。

07:40(1584)
群馬県高崎市に入りました。ほぼ予定通りです。

08:12(1593)-08:35
雨が止みそうだけど止まないので、体も冷えてきます。
ちょうど「すき家」を見つけたので入ります。
出がけに軽く朝食をとって来たのですが、3時間以上も走り続けてお腹がぺちゃんこです。
メニューを開いてすぐに「失敗したな」と思いました。
なんと、この店には「朝食定食」が無いのです。
仕方ないので、牛丼+玉子セットにお新香を別オーダーして540円。

【02】


先ほどまでダイエットしていたのに、元に戻ってしまいました。

09:49(1635)-10:09
沼田の手前でトイレを探しながら国道17号をずっと走っていたら、道の駅「なかやま盆地」の看板がありました。

【03】


先ほどリバウンドしたためか、小雨のせいかわかりませんが、ちょっとお腹が本調子ではありません。
この道の駅は新しくできたばかりで、全然知りませんでした。
でも、新しいということはいいことですね。トイレはウォシュレットで快適でした。
このころには雨もすっかり止んで、向こうには晴れ間も見えています。

ここから先はちょっと不慣れな道のために、スマホでカーナビアプリを立ち上げて道案内を頼みます。
いつの間にか、群馬県のかなり北の方まで来ています。

猿ヶ京温泉の看板を見て驚きました。ちょっと違うかなあ。
赤谷湖を「こいのぼり」が横断しています。

【04】


この先は三国街道ですが、カーナビは全然方向を変えようとしていません。

11:19
カーナビ様の言う通りに走っていたら、新潟県の苗場まで来てしまいました。
目的地は長野県だというのに、絶対間違っているよ。
PCX150を停めて地図を開いてみました。

そしたら、なんとこの方が近道で、あと1時間40分くらいで野沢温泉につきそうです。
カーナビ様、疑ったりしてごめんなさい。

苗場→湯沢→塩沢石打
新潟県には似合わないと思えるようなビル群を横目で見ながら走ります。
こんな近代的なビルがこんなところにあるのはスキー場とユーミンのおかげですね。

【05】


国道17号→国道353号→国道117号
山道をくねくねと登り始めました。
津南町までくると、これが本来の新潟県の姿ですね。
本当に鄙びた山村風景になってきます。

12:17(1734)
道の駅「信越さかえ」到着。
ここから長野県に入ります。
トイレだけしてすぐに出発します。

13:02(1760)
北竜湖キャンプ場到着。今日の宿泊地です。
受付で700円支払うと、「キャンプは他には誰もいないからどこにテントを張ってもいいですよ」と言われました。


【06】


でも、高校生の団体が「文化センター」にいました。
せっかく、一人で静かに過ごそうと思っていたのに、うるさいなあ。

湖畔のボート置き場の横にテントを設営しました。
この時です。PCX150にとって、最大の悲劇が起きました。
文吉がちょっと下りになっているところでサイドスタンドをたてて、バイクを降りました。
何かズズズッとずれたような音がしたので振り向くと、PCX150がバタンと倒れてしまいました。
ああああああああ!

かわいそうにフロントに少しかすり傷が、左のミラーにも。
パッと見ではわからないかもしれないけど、購入して2ヶ月。初ゴケです。

少し遅くなりましたが、昼食にします。
今日は妻におにぎりを作ってもらっています。
ありがとうね。おいしかったよ。


【07】


テントを張り終わったら、早速、野沢温泉まで繰り出します。

【08 中尾の湯】

野沢温泉の外湯では一番大きなお風呂です。

中に入ると誰もいませんでした。
しめ、しめ、独り占めですね。
でも、熱くてとても入れません。
仕方ないので、水道の蛇口を一杯に開いて湯船にホースで流します。
そのうえに洗面器で何回も汲んでは流して、かきまわして・・・
やっと入れるようになったころに、一人のおじさんがフラッとやって来ました。
まさに「漁夫の利」というやつですね。
おじさんは何食わぬ顔をしてお湯につかっています。

まあ、心の広い文吉はおじさんに向かってニッコリ微笑んで一緒に入りましたけどね。

15:44(1767)
お風呂を堪能してからの戻り道でスタンドを見つけました。
野沢温泉SSで給油します。
6.40L  @138  883円
304.1km走って、燃費は49.1km/Lでした。
燃費は許容範囲ですが、単価が高すぎですね。
埼玉では122円なのに。

15:54(1770)
北竜湖キャンプ場に戻ってきました。

18:00
疲れも少しあるし、高校生たちがうるさいので仮眠でもしますかね。
まったく、人の迷惑も考えてほしいなあ。
それでも文吉は「いつでもどこでもすぐ寝れる」という特技を持っていますから、1分以内には爆睡していました。

19:00
起床しました。
あたりはいつの間にか暗くなっていました。


【09】



【10】


食事の準備にかかります。

【11】


今日のメインディッシュは玉子丼です。

【12】


タッパにレトルトのご飯を移しかえて15分煮込みます。冷たいレトルトの玉子丼を直に入れて、ふたをしてグツグツ10分。
この新しい調理法は特許申請したほうが良いかなあ。
とっても美味しくできました。

食事の後は読書の時間です。
周りはカエルの合唱が聞こえる以外は本当に静かです。
クッキーをパクつきながらテントの中で本を読むのは本当に至福のひと時です。

21:15
いつのまにか眠くなってきたので、おやすみなさい。

22:20
ドイツ語のような話声が聞こえてきたので、目が覚めました。
テントの外に出てみると、いかにもゲルマン民族と思えるような若人3人組が語らっています。
駐車場には軽自動車が停まっているので、あの大きな身体で窮屈に縮こまりながらやってきたのでしょうね。

文吉はすっかり目が覚めたので、読書の続きをします。

23:40
明日のことを考えると、もう、この辺で就寝しておいた方が良いですね。
例によって、1分以内に眠ってしまいました。

グーグーグー。




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決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本願寺派 (Professional)
2017-05-27 08:06:02
文吉さん、尻焼きツーリングお疲れ様でした。予告通り行かれたのですね⁉ ぽんきちさんが一緒じゃなかったのは残念でしたが楽しく読ませて頂きました。 
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面白いです。 (りー)
2017-05-27 12:23:59
文吉さん
本当に面白いですね。
バイクちゃんが転んでかわいそう。
でも、文吉マジックにかかったら、どんな悲劇もどんな体調不良も喜劇のように表現されてしまうんですね。
まるでチャップリンのように、ちゃんと哀愁も漂わせてさっていくのですね。
これは絶対続きも読みたくなりますよ。

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よかったです (文吉)
2017-05-28 03:20:23
プロさん
コメントありがとうございます。
今回は喜んでもらえたようでよかったです。
やっぱり、バイクの楽しさはツーリングですよね。
次号も、もうすぐ出ますので、楽しみにしておいてください。
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転んじゃいました。 (文吉)
2017-05-28 03:23:10
りーさん
コメントありがとうございます。
気をつけていたのに、ついに転んでしまいました。
さいわい、傷は少しだけとはいえ、ショックでした。
文吉がチャップリンですか?
恐れ多いお言葉ですね。
文吉とチャップリンの共通点といったら、「背が低いこと」くらいだと思いますけど。

次は本当にあと数日で出しますので、楽しみにしておいてくださいね。

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懐かしいなあ (もっちゃん)
2017-05-30 10:41:42
北竜湖キャンプ楽しそうだなぁ。
確か初めてお前とキャンプしたのが北竜湖だよな。スワンのボートも北竜観音もなんか懐かしいなぁ。

野沢温泉の外湯もいろいろ思い出があるなあ。
そんなに時間は過ぎてないのに凄い昔のような気がする。
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年より臭い (文吉)
2017-05-30 17:41:10
ポン吉
コメントありがとうございます。
なんか、遠い昔の若かりし頃の思い出を語っているようなコメントだなあ。
たった2,3年前のことなのに。

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