皆様、新しい年をいかにお迎えしましたでしょうか?
文吉は喪中ということもあり、ひかえめの年明けとなりました。
しかも、仕事は人がお休みの時が忙しいという因果な商売です。
暮れから年明けまで本当に働き詰めでした。
なんと、12月29日から1月6日まで休みなしですよ。信じられません。
文吉の62年という長い人生の中で一番休みのなかった年末、年始でした。
そして、やっと待望の連休が9日、10日にやって来ました。
本当に待ち遠しかった。一日千秋とはこんな気持ちだと思いますよ。
よく我慢できたなって?
はい。でもね、バイクの初乗りは5日に済ませていたんです。
妻と近くの水天宮まで午前中にちょこっと行ってきた程度ですけどね。
2020年01月09日(木)快晴
そんな文吉のことをやっぱり神様はちゃんと見ているんですね。
昨日は午前中大雨で、関東の一部では台風並みの風も吹いたと言うのに。
今日と明日は晴れて暖かくなるそうです。
おりしも今年はオリンピック、パラリンピック・イヤーです。
なんで、今日を開会式にしなかったのかと言いたくなるくらいの快晴です。
10:10(8884)
少し荷造りに手をかけすぎて出発が遅くなりました。
でも、今日の目的地は日高市の「巾着田」ですから、2時間もかかりません。
走り出して10分ほどで何気にオドメーターを見たら「8888」になっていました。
なんか末広がりで縁起がよさそうなので、パチリしておきます。
【01】
浦和所沢線を西へ進んでいくと、思っていたより渋滞が続いています。
航空公園の近くは車線を2車線から1車線に減らして狭くなっており、やたらとダンプカーが行きかっています。
その上に、昨日の大風による街路樹の剪定作業まで入って道を塞いでいます。
わずか2kmくらいの距離を30分もかかってしまいました。
12:00
やっと渋滞をぬけだして快適に走りだしたら、右手に面白そうな店を発見しました。
「へえ、文具の専門店がこんなところにあるんだ」
実は文吉は文具大好き中年(老人?)なんです。
休憩がてら、覗いてみることにしました。
【02】
中に入ると割と広い空間にあらゆる文具があります。
専門的な製図関係の道具まであります。
三角スケールは工業高校卒の文吉には懐かしいアイテムのひとつです。
時間があれば、もっとじっくりと見ていきたいところです。
結局、2020年カレンダーと年齢早見表が一体になったシステム手帳用リフィルを購入。
入店してから20分ほどで店を出ました。
12:35
巾着田到着。
しかし、入口の所に「立入禁止」の看板があって、河川は工事中でした。
台風19号の影響だと思いますが、先月のカワセミ川原と同様です。
恐るべし、自然災害。
しかたないので、今回も予定変更で「かんなの湯」に行くことにしました。
カーナビを再設定して、スタートします。
このあたりの地理には少し自信がないので、ナビ様の言う通りに進んでいきました。
でも、なんだかちょっと違和感を覚える文吉でした。
県道30号を北上していくと毛呂山町に入りました。
お腹もすいています。
この先どんなところを走らされるかわからないので、適当なお店を探しながら走ります。
そして、やっと街道沿いに見つけた店は、なんと「すき家」でした。
「ランチ500円」の幟に引き寄せられるように入りました。
【03】
お腹も膨れたし、「あとはどうでも、しておくれ」と半ばやけ気味に走っていると、ナビ様が指示したのは関越高速道路の「鶴ヶ島IC」でした。
【04】
どうも変だと思っていたら、ナビ様は「高速優先」の設定になっていました。
どおりで、少し目的地より逆行しているような気がしていたんです。
高速に乗ると思いっきり横風が吹きまくっています。
これでは飛ばすことができませんが、渋滞ではないので時速90kmくらいでスムーズに流れています。
14:28(8993)
「藤岡IC」で降ります。1310円
あとは穏やかな日差しの中をゆっくりノンビリ進みます。
15:00
ふじマート到着。
少し、食料の調達をします。
今回は事前に妻が色々と食材を用意してくれていましたので、飲み物やお菓子類だけを買います。
あと、焚き火用の薪をさがしたのですが、スーパーには置いていません。
道を隔てたすぐ近くにコメリがありますので、バイクを置いたまま歩いて行きました。
でも、ここにも薪はおいていません。
しかたないので、安い木炭3kgを代用して購入しました。
15:26(9010)
かんなの湯キャンプ場到着。
【05】
実に広々としています。
平日なので、人も少なく文吉のほかには3組ほどのテントがありました。
適当な場所を選び放題なので、駐車場のすぐそばの芝生地に陣地を作ります。
テントが張れたら、早速先ほどの木炭を起こして火の確保をします。
【06】
しばらくテントのなかで横になって時間をつぶしながら夕暮れになるのを待ちました。
17:20
陽が傾いて西日になったころに、お風呂に出かけました。
【07】
キャンプ場に併設されたお風呂というのは、本当に良いですね。
ゆっくりと浸かって身も心も暖まります。
実は、文吉にはここに来るとお風呂のほかにもう一つ楽しみがあります。
勘の良い皆様ならおわかりですよね。
えっ!! わからない人がいるんですか?
そんな人は「今年最後のキャンプ・かんなの湯」を見てきてください。
そんなわけで、藤子F富士夫の「パーマン2」を一冊読破しました。
今回も新しい発見が二つありました。
一つ目は、パーマンには仲間が世界中にいたんですね。
スーパーマンは日本だけでなく、世界中の平和のためにパーマンを次々と任命していたんです。
もう一つは日本のパーマンは4号の「パーやん」までかと思っていたら、5号がいたんですね。
それも、ハイハイしかできない「赤ん坊」です。
とても頭がよくて1号のかわりにドロボーをつかまえたりします。
ああ、おもしろかった。
一冊読み終えて外にでたら、あたりはもう真っ暗でした。
テントに戻って、夕飯の支度をします。
お風呂に行く前に炭をおこしていたので、火を用意するのは簡単です。
段ボールの切れ端を団扇がわりにして風を送ると、眠っていた炭が赤くパチパチ言い出します。
そうなったら、新しい炭を少しづつ足していけば完璧です。
炭というのは薪と違って、一度燃えたら、安定した火力を長時間提供してくれます。
本当にアウトドア料理には最良の熱源ですね。
今日のメイン料理は「鍋」です。
先日妻とスーパーに行ったときに「おひとり様」用の鍋のセットを発見しました。
これって、便利ですよね。材料が全部一人分入っているのです。
「今度キャンプに行くときはこれ買っていくよ」と話していたら、ちゃんと用意してくれていました。
本当に良くできた妻です。ありがたや、ありがたや。
【08】
これには、ちゃんと味付けされた汁もついています。
あとは好みの量だけ水を入れて火に掛けるだけです。
鍋をアルコールストーブでグツグツしている間に横で餅を炭焼きします。
【09】
餅が焼けたら、鍋を炭火に移してさらにグツグツ。
では、いただきます。
【10】
【11】
鍋の具材がなくなってきたら、〆にうどんを入れてグツグツ。
それと持参の海老とイカの天ぷらもトッピングします。
さらに餅をいれたら、ものすごく豪華な「煮込みうどん」ができました。
【12】
お腹がいっぱいになったら、横になってタブレットでユーチューブの動画を見て楽しみます。
23:20
眠くなってきたので、今日はここまで。
オヤスミナサイ。
2020年01月10日(金)快晴
02:30
本当は6時頃までぐっすり寝るはずだったんですよ。
でも、あまりの寒さに目が覚めてしまいました。
前回と同じことを繰り返すなんて、学習能力が無さすぎですね。
ほとんど消えて眠っていた炭火を段ボール団扇でたたき起こして、テントの前室に持って来ました。
炭火って本当は暖かいものなんですね。
これだけで部屋中があったまります。
でも、今回の炭は安物だから煙がすごい。
たちまちテントの中が煙だらけになり、炭臭くなります。
前室のフライカバーを開放して、煙を追い出したら少しはしのげるようになりました。
それから体が冷え切っているので、とっておきの暖かいものを作って食べました。
それはインスタントのお汁粉です。餅が2個も入っているんですよ。
お湯を沸かして注ぐだけで出来上がりです。
なんてね。簡単に言うけど、炭でお湯を沸かすだけで30分ほどかかりました。
【13】
さあ、これからが問題です。
外はマイナスの気温です。炭火を消してテントを密閉したら寒くて眠れません。
かと言って火をつけたままテントの中に持ち込むこともできません。
いったい、どうやって文吉は過ごしたでしょう?
答えは「寝ないで炭火で暖をとることを選択した」です。
仕事柄、徹夜なんてのは苦になりません。
むしろ、この方がアウトドアを楽しめるのです。
炭火にもっと炭を足してガンガン熱くしていきます。
寝袋に体を入れたまま椅子に腰かけ、ひとりタブレットと星空を交互にみています。
これぞ現代流のキャンプの夜じゃないですか。癒されます。
06:20
朝日が昇ってきて一気に外気温が上昇してきました。
今日もものすごく良い天気です。
寒さもほとんど感じなくなってきたので、テントを密閉して少し眠ります。
08:15
よく眠りました。
すがすがしい朝です。
【14】
隣のテントのおじさんは薪の火で朝食を作っています。
文吉に気づいて頭をペコリ、「おはようございます」
文吉もまた炭をおこして朝食の支度にかかります。
文吉は朝はパン派なので、食パンを焼きます。
【15】
本日の朝食ができあがりました。
本日のメニューは焼いた食パンとポテトチップス。
ペヤング焼きそばに、お茶とコーラのペットボトルです。
パン以外は昨日の残り物です。
本当はサラダが欲しかったんですが、買い忘れていました。
妻に電話して10時半ころにここを出発して、まっすぐ帰ると伝えました。
食事がすんだら、後片付けを入念にやります。
なにしろ、テントから服から何もかもに炭の臭いが染みこんでしまいました。
【16】
あらゆる蓋を開けて、炭臭さを放出している流星号。
逆行がハレーションを起こしてなかなかカッコいいのでお気に入りの一枚になりました。
【17】
食器を洗うために流し場に行きます。
途中で見つけたのが軽トラックの荷台に小さな家をのっけたキャンパーです。
昨夜三名で焚き火を囲んで談笑していた人たちですね。
二台の軽トラにそれぞれ形の違う家を積んでいるので、同好の趣味の人たちでしょうか。
これって、究極の一戸建てですね。
玄関部分が開きっぱなしになっていたので、中が丸見えです。
一畳ほどの寝床にキッチンまで着いていました。
トイレはわかりませんが、風呂はないですね。
【18】
【19】
食器洗い場に行くとユニークな看板が立っていました。
そうですね。自分の出したゴミはきちんと自分で始末しないといけません。
【20】
【21】
11:16
妻に電話した予定よりかなり遅くなりましたが、やっと片付けが終了しました。
天気も昨日より良くなって、少し汗ばむくらいです。
陽が沈むまでは時間はたっぷりあるので、ゆっくりと下道で帰ろうと思います。
ナビ様に目的地を自宅にセットします。
今度は高速を使わない設定を間違いなくやりました。
ナビ様によると14:20到着予定です。
国道254号をただひたすら登っていけばよいので、楽ですね。
あっという間に東松山まで着きました。
12:30
流星号は腹減って死にそうです。
荷物もいっぱい積んでいるので、お腹がすくのも仕方ないですね。
ガソリンスタンドを見つけたので、給油しました。
8.19L @143円 燃費29.6Km/L まあまあですね。
13:53(9087)
無事に自宅へ到着。
なんと30分くらい早くついたんですね。
家に入ったら、妻が玄関先でむかえてくれました。
しかし、ここから思わぬ修羅場が待ち受けていたのです。
毎回、キャンプの後は小汚い格好になる文吉ですが、今回はプラス炭臭い。
普通の人よりきれい好きで、臭いにも敏感な妻がカンカンになっています。
着ているものを全部洗濯機に放り投げられ、荷物は全部ビニールシートの上に広げられます。
洗えるものは一から洗います。
それだけなら、良いのですが小言が三日ほど続きました。
でも、文吉には「馬耳東風」、すでに次の予定を検討中なのでした。
まあ、毎度のことではありますけど。
バイバイ
******************************
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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文吉はいつも勝手に行きたいところへ行っております。
本当に自由にのびのびとやらせてもらっています。
でも、その陰には妻の献身的な努力と協力があるのです。
決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。
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文吉は喪中ということもあり、ひかえめの年明けとなりました。
しかも、仕事は人がお休みの時が忙しいという因果な商売です。
暮れから年明けまで本当に働き詰めでした。
なんと、12月29日から1月6日まで休みなしですよ。信じられません。
文吉の62年という長い人生の中で一番休みのなかった年末、年始でした。
そして、やっと待望の連休が9日、10日にやって来ました。
本当に待ち遠しかった。一日千秋とはこんな気持ちだと思いますよ。
よく我慢できたなって?
はい。でもね、バイクの初乗りは5日に済ませていたんです。
妻と近くの水天宮まで午前中にちょこっと行ってきた程度ですけどね。
2020年01月09日(木)快晴
そんな文吉のことをやっぱり神様はちゃんと見ているんですね。
昨日は午前中大雨で、関東の一部では台風並みの風も吹いたと言うのに。
今日と明日は晴れて暖かくなるそうです。
おりしも今年はオリンピック、パラリンピック・イヤーです。
なんで、今日を開会式にしなかったのかと言いたくなるくらいの快晴です。
10:10(8884)
少し荷造りに手をかけすぎて出発が遅くなりました。
でも、今日の目的地は日高市の「巾着田」ですから、2時間もかかりません。
走り出して10分ほどで何気にオドメーターを見たら「8888」になっていました。
なんか末広がりで縁起がよさそうなので、パチリしておきます。
【01】
浦和所沢線を西へ進んでいくと、思っていたより渋滞が続いています。
航空公園の近くは車線を2車線から1車線に減らして狭くなっており、やたらとダンプカーが行きかっています。
その上に、昨日の大風による街路樹の剪定作業まで入って道を塞いでいます。
わずか2kmくらいの距離を30分もかかってしまいました。
12:00
やっと渋滞をぬけだして快適に走りだしたら、右手に面白そうな店を発見しました。
「へえ、文具の専門店がこんなところにあるんだ」
実は文吉は文具大好き中年(老人?)なんです。
休憩がてら、覗いてみることにしました。
【02】
中に入ると割と広い空間にあらゆる文具があります。
専門的な製図関係の道具まであります。
三角スケールは工業高校卒の文吉には懐かしいアイテムのひとつです。
時間があれば、もっとじっくりと見ていきたいところです。
結局、2020年カレンダーと年齢早見表が一体になったシステム手帳用リフィルを購入。
入店してから20分ほどで店を出ました。
12:35
巾着田到着。
しかし、入口の所に「立入禁止」の看板があって、河川は工事中でした。
台風19号の影響だと思いますが、先月のカワセミ川原と同様です。
恐るべし、自然災害。
しかたないので、今回も予定変更で「かんなの湯」に行くことにしました。
カーナビを再設定して、スタートします。
このあたりの地理には少し自信がないので、ナビ様の言う通りに進んでいきました。
でも、なんだかちょっと違和感を覚える文吉でした。
県道30号を北上していくと毛呂山町に入りました。
お腹もすいています。
この先どんなところを走らされるかわからないので、適当なお店を探しながら走ります。
そして、やっと街道沿いに見つけた店は、なんと「すき家」でした。
「ランチ500円」の幟に引き寄せられるように入りました。
【03】
お腹も膨れたし、「あとはどうでも、しておくれ」と半ばやけ気味に走っていると、ナビ様が指示したのは関越高速道路の「鶴ヶ島IC」でした。
【04】
どうも変だと思っていたら、ナビ様は「高速優先」の設定になっていました。
どおりで、少し目的地より逆行しているような気がしていたんです。
高速に乗ると思いっきり横風が吹きまくっています。
これでは飛ばすことができませんが、渋滞ではないので時速90kmくらいでスムーズに流れています。
14:28(8993)
「藤岡IC」で降ります。1310円
あとは穏やかな日差しの中をゆっくりノンビリ進みます。
15:00
ふじマート到着。
少し、食料の調達をします。
今回は事前に妻が色々と食材を用意してくれていましたので、飲み物やお菓子類だけを買います。
あと、焚き火用の薪をさがしたのですが、スーパーには置いていません。
道を隔てたすぐ近くにコメリがありますので、バイクを置いたまま歩いて行きました。
でも、ここにも薪はおいていません。
しかたないので、安い木炭3kgを代用して購入しました。
15:26(9010)
かんなの湯キャンプ場到着。
【05】
実に広々としています。
平日なので、人も少なく文吉のほかには3組ほどのテントがありました。
適当な場所を選び放題なので、駐車場のすぐそばの芝生地に陣地を作ります。
テントが張れたら、早速先ほどの木炭を起こして火の確保をします。
【06】
しばらくテントのなかで横になって時間をつぶしながら夕暮れになるのを待ちました。
17:20
陽が傾いて西日になったころに、お風呂に出かけました。
【07】
キャンプ場に併設されたお風呂というのは、本当に良いですね。
ゆっくりと浸かって身も心も暖まります。
実は、文吉にはここに来るとお風呂のほかにもう一つ楽しみがあります。
勘の良い皆様ならおわかりですよね。
えっ!! わからない人がいるんですか?
そんな人は「今年最後のキャンプ・かんなの湯」を見てきてください。
そんなわけで、藤子F富士夫の「パーマン2」を一冊読破しました。
今回も新しい発見が二つありました。
一つ目は、パーマンには仲間が世界中にいたんですね。
スーパーマンは日本だけでなく、世界中の平和のためにパーマンを次々と任命していたんです。
もう一つは日本のパーマンは4号の「パーやん」までかと思っていたら、5号がいたんですね。
それも、ハイハイしかできない「赤ん坊」です。
とても頭がよくて1号のかわりにドロボーをつかまえたりします。
ああ、おもしろかった。
一冊読み終えて外にでたら、あたりはもう真っ暗でした。
テントに戻って、夕飯の支度をします。
お風呂に行く前に炭をおこしていたので、火を用意するのは簡単です。
段ボールの切れ端を団扇がわりにして風を送ると、眠っていた炭が赤くパチパチ言い出します。
そうなったら、新しい炭を少しづつ足していけば完璧です。
炭というのは薪と違って、一度燃えたら、安定した火力を長時間提供してくれます。
本当にアウトドア料理には最良の熱源ですね。
今日のメイン料理は「鍋」です。
先日妻とスーパーに行ったときに「おひとり様」用の鍋のセットを発見しました。
これって、便利ですよね。材料が全部一人分入っているのです。
「今度キャンプに行くときはこれ買っていくよ」と話していたら、ちゃんと用意してくれていました。
本当に良くできた妻です。ありがたや、ありがたや。
【08】
これには、ちゃんと味付けされた汁もついています。
あとは好みの量だけ水を入れて火に掛けるだけです。
鍋をアルコールストーブでグツグツしている間に横で餅を炭焼きします。
【09】
餅が焼けたら、鍋を炭火に移してさらにグツグツ。
では、いただきます。
【10】
【11】
鍋の具材がなくなってきたら、〆にうどんを入れてグツグツ。
それと持参の海老とイカの天ぷらもトッピングします。
さらに餅をいれたら、ものすごく豪華な「煮込みうどん」ができました。
【12】
お腹がいっぱいになったら、横になってタブレットでユーチューブの動画を見て楽しみます。
23:20
眠くなってきたので、今日はここまで。
オヤスミナサイ。
2020年01月10日(金)快晴
02:30
本当は6時頃までぐっすり寝るはずだったんですよ。
でも、あまりの寒さに目が覚めてしまいました。
前回と同じことを繰り返すなんて、学習能力が無さすぎですね。
ほとんど消えて眠っていた炭火を段ボール団扇でたたき起こして、テントの前室に持って来ました。
炭火って本当は暖かいものなんですね。
これだけで部屋中があったまります。
でも、今回の炭は安物だから煙がすごい。
たちまちテントの中が煙だらけになり、炭臭くなります。
前室のフライカバーを開放して、煙を追い出したら少しはしのげるようになりました。
それから体が冷え切っているので、とっておきの暖かいものを作って食べました。
それはインスタントのお汁粉です。餅が2個も入っているんですよ。
お湯を沸かして注ぐだけで出来上がりです。
なんてね。簡単に言うけど、炭でお湯を沸かすだけで30分ほどかかりました。
【13】
さあ、これからが問題です。
外はマイナスの気温です。炭火を消してテントを密閉したら寒くて眠れません。
かと言って火をつけたままテントの中に持ち込むこともできません。
いったい、どうやって文吉は過ごしたでしょう?
答えは「寝ないで炭火で暖をとることを選択した」です。
仕事柄、徹夜なんてのは苦になりません。
むしろ、この方がアウトドアを楽しめるのです。
炭火にもっと炭を足してガンガン熱くしていきます。
寝袋に体を入れたまま椅子に腰かけ、ひとりタブレットと星空を交互にみています。
これぞ現代流のキャンプの夜じゃないですか。癒されます。
06:20
朝日が昇ってきて一気に外気温が上昇してきました。
今日もものすごく良い天気です。
寒さもほとんど感じなくなってきたので、テントを密閉して少し眠ります。
08:15
よく眠りました。
すがすがしい朝です。
【14】
隣のテントのおじさんは薪の火で朝食を作っています。
文吉に気づいて頭をペコリ、「おはようございます」
文吉もまた炭をおこして朝食の支度にかかります。
文吉は朝はパン派なので、食パンを焼きます。
【15】
本日の朝食ができあがりました。
本日のメニューは焼いた食パンとポテトチップス。
ペヤング焼きそばに、お茶とコーラのペットボトルです。
パン以外は昨日の残り物です。
本当はサラダが欲しかったんですが、買い忘れていました。
妻に電話して10時半ころにここを出発して、まっすぐ帰ると伝えました。
食事がすんだら、後片付けを入念にやります。
なにしろ、テントから服から何もかもに炭の臭いが染みこんでしまいました。
【16】
あらゆる蓋を開けて、炭臭さを放出している流星号。
逆行がハレーションを起こしてなかなかカッコいいのでお気に入りの一枚になりました。
【17】
食器を洗うために流し場に行きます。
途中で見つけたのが軽トラックの荷台に小さな家をのっけたキャンパーです。
昨夜三名で焚き火を囲んで談笑していた人たちですね。
二台の軽トラにそれぞれ形の違う家を積んでいるので、同好の趣味の人たちでしょうか。
これって、究極の一戸建てですね。
玄関部分が開きっぱなしになっていたので、中が丸見えです。
一畳ほどの寝床にキッチンまで着いていました。
トイレはわかりませんが、風呂はないですね。
【18】
【19】
食器洗い場に行くとユニークな看板が立っていました。
そうですね。自分の出したゴミはきちんと自分で始末しないといけません。
【20】
【21】
11:16
妻に電話した予定よりかなり遅くなりましたが、やっと片付けが終了しました。
天気も昨日より良くなって、少し汗ばむくらいです。
陽が沈むまでは時間はたっぷりあるので、ゆっくりと下道で帰ろうと思います。
ナビ様に目的地を自宅にセットします。
今度は高速を使わない設定を間違いなくやりました。
ナビ様によると14:20到着予定です。
国道254号をただひたすら登っていけばよいので、楽ですね。
あっという間に東松山まで着きました。
12:30
流星号は腹減って死にそうです。
荷物もいっぱい積んでいるので、お腹がすくのも仕方ないですね。
ガソリンスタンドを見つけたので、給油しました。
8.19L @143円 燃費29.6Km/L まあまあですね。
13:53(9087)
無事に自宅へ到着。
なんと30分くらい早くついたんですね。
家に入ったら、妻が玄関先でむかえてくれました。
しかし、ここから思わぬ修羅場が待ち受けていたのです。
毎回、キャンプの後は小汚い格好になる文吉ですが、今回はプラス炭臭い。
普通の人よりきれい好きで、臭いにも敏感な妻がカンカンになっています。
着ているものを全部洗濯機に放り投げられ、荷物は全部ビニールシートの上に広げられます。
洗えるものは一から洗います。
それだけなら、良いのですが小言が三日ほど続きました。
でも、文吉には「馬耳東風」、すでに次の予定を検討中なのでした。
まあ、毎度のことではありますけど。
バイバイ
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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文吉はいつも勝手に行きたいところへ行っております。
本当に自由にのびのびとやらせてもらっています。
でも、その陰には妻の献身的な努力と協力があるのです。
決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。
******************************
(年末年始何かしたいなぁ…って思いながら結局何もしないまま終わってしまったダメ人間です。)
にしても軽トラが古そうで私よりも長生きなんじゃないかな❓
キャンプですね、まってました。文吉さんのキャンプはほんとうにおもしろおい
今回はおでんじゃなくて鍋をつくったんですね、〆のうどんもおいしそうです。
私はごく一般的な平社員なのできっちりと休んでました。
人は他の動物と違って火を操ることができます。文吉さんもキャンプで上手に夜中も暖を取ってますし、満喫してるのがよくわかります。
息抜きって大事ですよね。
コメントありがとうございます。
初めての方ですよね。よろしくお願いいたします。
キャンプの醍醐味は人それぞれで違うと思いますけど、日常と違うことをするという
一言で言い表せるんじゃないかと思います。
どうしても寒い季節は家の中で炬燵にでも入ってテレビを見ていたいものです。
でも、一歩外へ出てみると非日常に巡り合えますよね。
だから、アウトドアなんです。
楽しいですよ。
文吉は意外と料理上手です。
今回も美味しいものを食べることができました。
アウトドアではお湯を沸かすだけでも、かなりの努力が必要です。
今回もお汁粉を食べるために、500ccのお湯を沸かすのに30分以上もかかってしまいました。
だから、どんな料理でも美味しく感じるのです。
それが読者にも伝わっているのなら、こんなにうれしいことはありません。
今年もよろしくお願います。
コメントありがとうございます。
ごく一般的な平社員ってのが良いですね。
なんか、サザエさんのマスオさんを思い浮かべていました。
苦も無く可もなく日々家族のために働いて、たまに同僚と一杯飲みにいくのが楽しみの人生も悪くないですね。
でも、いつか、一緒にキャンプしようね。
今回のブログは私にとって最高の出来だとおもいます。
文章の端々に文吉さん独特の観察力を一番分かりやすい表現しています。
特に
>おりしも今年はオリンピック、パラリンピック・イヤーです。
なんで、今日を開会式にしなかったのかと言いたくなるくらいの快晴です。<
と言うのは抜群のひょうげんですね。
あと、
>寝袋に体を入れたまま椅子に腰かけ、ひとりタブレットと星空を交互にみています。<
なんて素敵な夜なんでしょう。
写真も本当に良く撮れていますね。
17番はどうやって撮るんですか?
逆光といったら、ただ被写体が真っ黒になるもんだと思っていたので、流石はプロは違うなあと思いました。
コメントありがとうございます。
りーさんにかかると何でも誉め言葉になるんですね。
悪い気はしませんが、文吉はいつから、プロになったのでしょう。
17番につきましては、誰でも簡単に撮れるんですよ。
まず、画面のどこかに太陽を直接入れると、ハレーションを起こして、写真のようにラインが入ります。
その状態で、被写体(今回はバイク)の出来るだけ下の方にピントを合わせます。
スマホだったら、指でタップするだけです。
オートで露出も合いますから、あとはシャッターを押すだけです。
相変わらずキャンプを楽しんでますね。
テントの中は寒くて、冷たすぎて寝れそうも無いのに。って言うか一人が寂しくてとてもじゃ無いけど私には無理です。自由な時間はとても大事だけど、好きな事が出来るのも奥さんの理解が有ってですよね。
仲良くて、小言を言いながらでもちゃんと世話してくれる奥さんで良かったね!
コメントありがとうございます。
うちの妻は良くできた妻です。
本当にいつも感謝しています。
こんな妻がいるからこそ、文吉は好き勝手なことを自由にやれるのです。
そして、今度は富士山を間近に見る旅を企てています。
さすがにキャンプは無理だと思うのでどこかに宿を取るつもりです。
良くできた妻に打診したら「自分の小遣いで行って来い」とさ。
だから、いかに安い宿はないか探しています。
乞うご期待。