131208秩父三峰神社タンデムツーリング

秋が終わって冬になりました。もう、紅葉なんてどこ行っても見られず枯葉ばかりです。
でも、雪が降っているわけでも、路面が凍っているわけでもないのですから文吉は走りますよ。
文吉だけではありません。今回は久しぶりに妻とのタンデムツーリングに出かけました。

2013年12月08日（日）晴れ

久しぶりに朝寝をゆっくり楽しみました。とはいっても6:15には起きているのが文吉流。
早寝、早起きは年取った証拠でしょうか。

起きてみたら天気は良いのに寒いんです。いつものように窓を開けて深呼吸してみたら肺の中に冷たい空気が流れ込んできました。
昨日は暖かったので、いわゆる「放射冷却」と言うやつでしょうか。完全に冬型の天気です。
それでもズボン下をはいてダウンのジャンバーを着て寒さ対策をすれば大丈夫でしょう。

09:07（5804）
自宅を出発します。最初の予定では遅くても08:30には出発するつもりでいましたから、30分も遅刻です。

関越自動車道「所沢IC」から高速に乗り込みます。
関越は空いていますが、風が強く、油断するとSHADOW750jrが右へ左へと流されます。
いつもよりスピードを控えめにして、タイヤがしっかりと路面をつかむような走り方が必要ですね。

09:55
花園ICで高速を降ります。750円
高速を走っているときは少し緊張もしていたのでしょうか。降りたら急に尿意がしてきました。

10:05
道の駅「はなぞの」でちょっとトイレ休憩します。
思っていたより、バイク乗りが多く、ハーレーの集団がベンチでだべっています。

トイレから出たらすぐに出発しましたが、しばらく行くと寄居から長瀞へと続く国道140号は軽い渋滞状態です。
このあたりはいつもそうですね。

やがて長瀞の駅前を通過して、少しクネクネしだしたら道の駅「おおたき」が左下に見えてきました。でも、ここはスルーします。
大滝を通過するとすぐに二股に分かれる交差点があります。
ここを左に折れてさらにすすむと二瀬ダムがあります。その少し手前に休憩所があります。
ここをすぎると終点までトイレがないので、むりしてでも入っておいた方がよさそうですね。

秩父湖には水が少なく、ほとんど湖底が見えています。
湖を横切るように渡るダムの上を走り抜けて対岸へ行くと、そこから先はグニャグニャの急な登りが続きます。
先月はポン吉とここを昇っている途中で大渋滞になってやむなく引き返しましたが、今回は逆にほとんど車がいません。
一気に登り切りました。
でも、先月は色づき始めた山の葉が秋の訪れを感じさせてくれましたが、今はもうほとんど枯葉ばかり。
寒い冬の到来を予測させる景色ばかりです。

12:00(5929)
三峰神社の駐車場に到着。バイクは200円です。
駐車場には20台くらい止まっていますが、敷地が広いのでほとんどガラガラ状態に見えます。
これだけでもう観光シーズンは終わったなと思わせるには十分でしょう。

Shadow750jrから降りてもとにかく寒くて、手先がかじかんでいます。
早いところ温かいものを胃袋に流し込まないと凍死しそうです。
ちょうどお昼のころあいでもあることですし、見物より先に食事をすることにしました。
土産屋と食堂が一緒になったような店が二軒ありますが、日当たりの良さそうな方を選びました。

店の前に自家製の漬物にするために大根やミカンの皮などを干しています。



妻は店の外で売っている「イモデンガク」を食べたそうにしていますが、文吉はちゃんとしたものが食べたいのでわき目も振らずに中に入ります。
文吉が「蕎麦定食」1000円を頼むと「蕎麦はカケにしますか、モリにしますか」とおばさんが問うのです。
いつもの文吉なら「モリ」と即答するところですが、何度も言うように今は寒いので「カケ」にしました。
だって、定食と言いながらも「みそ汁」がついていないんだもん。



ちなみに妻は「山菜うどん」700円を頼みました。



ここは「手打ち」とうたっているだけにとても美味しい蕎麦でした。ちょうど「新蕎麦」の時期に食べれたのもラッキーでしたね。
うどんも美味しそうでしたが、やっぱり蕎麦にして正解でした。今度来る機会があったら「モリ」を食べてみたいものです。

それにしてもおかずが「こんにゃくのデンガク」、「大根の煮付け」、「ナマス」に「漬物」・・・
まるで精進料理ですね。肉の類は一切ありません。これじゃあ、文吉はともかく若い人には物足りないでしょうね。
肉といえばお土産のコーナーに熊野剥製がデンと居座っていましたが、この肉は食べられませんね。



とりあえずお腹が膨れたところで散策をしに行きますか。

この「三峰神社」はちょっとネットでググると「関東一のパワースポット」として有名です。
ご神木の樹齢800年以上の杉の木が放つ香りやマイナスイオンが、その源でしょうか。たしかに厳かながらも凜とした「気」が伝わってくるみたいです。


建造物も多く、見ごたえがあります。






奥に行くと温泉施設もあるんですね。

文吉一人だったらついでに入るんでしょうけど、今日は妻がいるのでパスします。

それにしても、見事な杉の木がいっぱいあります。大人が10人くらいで囲んでも囲みきれないような神木ですね。
この木のパワーを直に触れることによって分けてもらえるそうです。



ちなみに神社にはつきものの「狛犬」ですが、ここのは「獅子」ではなくて本当に「犬」なんですね。


由緒書きを見て納得しました。

今は絶滅してしまった「ニホンオオカミ」ですが、昔はこの辺にも生息していたんでしょうね。今は絶滅しているのが残念です。

ひととおり見て回ったら、妻のご希望の「イモデンガク」を買いにいってみます。
先ほどの店にもどってみたら、本日は売り切れとなっていました。残念。

14:00
それでは、帰ることにします。
駐車場で留守番していたSHADOW750jrを祈念にパチリ。



帰りの道は急な下り坂ですが、今度はそれほど寒さを感じなくなっています。
あっという間に二瀬ダムを通過しました。

14:35(5945)
道の駅「おおたき」でトイレ休憩してすぐに出発します。

国道140号は少し渋滞していますが、さほどのことはなくどんどん先へ進みます。

道の駅「はなぞの」はスルーして、関越の入り口の前で給油をしておきます。
セルフの店だったけど、現金払いのため千円分だけいれました。

関越に乗るとさすがに寒さがこたえます。でも、我慢して三芳SAで降りました。700円

17:30(6055)
いつものスタンドで最後の給油をします。
7.06L　＠146　1030円

17:32(6056)
無事に自宅へ着きました。

おしまい。

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