踏み外すリトモス

リトモス１曲目はほっとけば踏み外す振り。久々
に徹底的にエアロビクス的振り付けですね。気持
ち悪いんで、カウントを数えたら解りました。

１小節目【１２３４】２小節目【５６７８】と楽
曲の基本リズムは小節単位で作られ、繰り返され
ます。この大原則の中でさまざまなリズムが作ら
れます。そしてメロも他楽器もアドリブもこの循
環リズムの中で行われます。
（１２３４の間隔が揺れたり、強弱が違ったり、
４と５の繋がりを強くするため４エン強調やシン
コペーションを多用したりがブラックミュージッ
ク）

エアロビクスは「小節」の大原則を超越します。

リトモス１曲目【１２３４】２でボールチェンジ
はいいんですが、続けて５６も歩く。
【７８、１２】で腰振り。
【３４５】【６７８】でスパイダー。

４小節を曲のリズムをバラバラに解体しています。

四つ打ちドラムキックの４分音符だけを聴いて、
カッカッカッカッと均質に軍隊行進のように動け
ばいいんでしょう。

しかし、四つ打ちの強いこの曲にだって、小節も
キック以外の音によるリズムの循環もあります。
今もって音楽で踊ろうとすると完全に踏み外しそ
うになります。しゃーない、「いちにさんし」と
唱えて動いてます。
この手の振りって、音楽を聴かず、無限均質拍子
で動くことを良しとしてしまうような。ダンスに
は毒だよね、罪だよねなんて。