春先に花をつけ夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称を「 スプリング・エフェメラル 」といいます。
「 春のはかない命 」と直訳されますが、「 春の妖精 」とも呼ばれます。
カタクリ・福寿草・イチゲ類・セツブンソウなどの植物になります。
スプリング エフェメラルは虫媒花なので、春先に姿を現し媒介を行う昆虫たちも同じく「 スプリング・ エフェメラル 」と呼ばれます。
代表的なのが「 ギフチョウ 」で「 春の女神 」と呼ばれます。
カタクリの見頃がやや過ぎた頃、羽化して間もないギフチョウに出会いました。
この後、翅がしっかりしてきたのでしょう。高く舞い上がっていきました。
しばらくカタクリを撮影しながら待っていると、ひらひらとギフチョウが飛び始めました。
あの羽化したチョウが混ざっていたのか分かりませんが、4頭ほどが目の前であっちに行ったりこっちに来たり・・・・
見失わないように目で追うのが精いっぱい。
この子はちょっと分かりづらいかもしれませんが、左の尾状突起が欠けています。
そんな所にギフチョウが4頭も飛んでるなんて
羨ましい光景です
今季ギフチョウが撮れたのはミツバツツジにとまったところでした
それでも見れて撮れただけでラッキーと思わなくてはね
私が見た所では2頭いましたが
同じところでは見れませんでした(山頂とちょっと下りた所)
片方のコは、翅がかけていました
が、4月の平日には30頭ほどが飛び回っていたんですって。
産卵のためにゆっくり飛んでいたので数えることができたそうですが、
その時の卵が今年羽化してるということです。
わたしが見る時はいつもカタクリばかりなので、違う花で吸蜜している姿はいいですね。
ギフチョウは紫の花がお気に入りなんですよ。